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:: 2024/4/23 火曜日::

■[漫画]押し付けられた偶像「【推しの子】」14巻

【推しの子】14巻【推しの子】14巻
出版社:集英社
原作者名:赤坂アカ
原作者twitter:赤坂アカさん(@akasaka_aka) / Twitter
作者名:横槍メンゴ
作者twitter:横槍メンゴさん(@yorimen) / Twitter
紙書籍通販:【推しの子】 (14)
Kindle版まとめ買い:【推しの子】
DMM電子書籍:【推しの子】 (14)

映画の撮影が進んで行く中で次々と明らかになる真実。
重曹ちゃんはどこまで真実なのかいぶかしんでいるけれど、
あかねちゃんはかなりの確度で正しいと察して、
別れたけれどアクアの心を救おうと傍らに居ようとしてくれるのだった…

意外というか、意表を突かれたというか…

そりゃそうだよね、存命なはずですよ。
アイがアクアたちを産んだ年を考えると、生きてて当然ですよね。
もちろんアイが実母と死別した可能性も考えられるけれど、
アイの性格から考えて、虐待からの逃避っていうのが一番可能性が高いよねぇ…
なるほど、とても納得です。

そして映画で重曹ちゃんが演じるB小町のアイ以外のメンバーですが、
これまた濃い上に不穏なんですよね。
あの楽曲「アイドル」の歌詞もセリフに取り入れてたり、
とても上手いなぁ、と思わせられます。

そして重奏ちゃんが言葉でルビーの心をぶっ叩いたことで、
ルビーが導き出したアイの真実というのが興味深いですね。

読者の私もアイはずっと嘘をつき続けていた偶像という認識だったけれど、
それはアイがそうならざるを得なかったんだ。
ということを実の娘だからこそ突きつけることができた訳ですね。
うーん、重い…
でも、とても大切なことですよね…

そしてもう一つ大切なことが、アクアたちの父親であるカミキヒカル。
彼が歩んできた芸能界の闇の部分がクローズアップされているわけですが…

そう言えば最近、話題がしぼんできたけれど、吉本のジジイとかジャニーズとかね。
今でも厳然としてあるだろうことが見えてきてるし、
だからこそTVは観なくなっている今日この頃です。

まぁ、それはそれとして次巻ではアクアとルビーのキスシーンですよ!
アクア=先生だと気付いたことで一気に感情が炸裂したルビーの、
恋愛感情100%なキスシーン!
楽しみだなぁ!

:: 2023/11/26 日曜日::

■[漫画]前世からずっと大好きな人「【推しの子】」13巻

【推しの子】13巻【推しの子】13巻
出版社:集英社
原作者名:赤坂アカ
原作者twitter:赤坂アカさん(@akasaka_aka) / Twitter
作者名:横槍メンゴ
作者twitter:横槍メンゴさん(@yorimen) / Twitter
紙書籍通販:【推しの子】 (13)
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演技ができなくてドツボにハマるルビー
今世の母を亡くし、前世の母は自分を忘れて幸せそうにして、
愛されていなかったというツラい現実と、
ずっと好きだった先生も亡くなっているという絶望で心が壊れそうな時に、
アクアはついに重い決断をすることになって…

唐突ですが、オタク男子が好きなヒロインはどのような属性があるとお思いでしょうか?
銀髪? 貧乳? 巨乳? ポニテ? アイドル? それとも女神?
好きな属性は人それぞれですが、多くのオタク男子に嫌われる要素はあります。
それがかつて下級生2でたまきん事件を引き起こした尻軽ビッチ非処女です。

逆… というか対偶で考えると前世から一途に一人の男性を想い続ける処女ヒロインというのは、
それだけでオタク男子のハートを撃ち抜く強烈な個性なのです。

ルビー…
君は金輪際現れない完璧で究極のアイドルだよ…!

ただまぁ、ルビーとアクアは実の兄妹なので、
結ばれるとすればかなりの障害があるわけで…
そう考えるとこれからのルビーの人生を考えるとすっごくモヤモヤするんですよね…
ホント、幸せになって欲しいんだけど、難しい気がするなぁ…

闇堕ちしていたルビーもアクアの献身で光に戻ったし、
ミヤコさんも旦那が復帰したことで苺プロが立て直せたし、
これでしっかりと映画作りの態勢が整ったので制作開始なんだけど…

カツラを被ったらルビーがマジでアイそっくりで驚きですよ。
しかも監督のやり方のお陰でルビーがアイの心情を理解し、
よりアイらしさを出していくのが面白いです。

ただ、アクアが言うようにアイとルビーは根本的に違う人間ですからね。
闇を抱え込んだ光のアイドルと、闇が似合わない光のアイドルというか…
映画を通してルビーがアイの理解を深めるのは良いんだけど、
飲み込まれないように気を付けて欲しいかな?

巻末には赤坂アカさんが不調の時に横槍メンゴさん単独で描かれた番外編が収録されてますが、
確かに赤坂アカさんらしいところが感じられないので、二次創作みたいなもんですね。
ただ、ルビーとアクアの番外編は解像度が非常に高かったですね。
これは良いアクルビ…

:: 2023/7/30 日曜日::

■[漫画]15年の嘘「【推しの子】」12巻

【推しの子】12巻【推しの子】12巻
出版社:集英社
原作者名:赤坂アカ
原作者twitter:赤坂アカさん(@akasaka_aka) / Twitter
作者名:横槍メンゴ
作者twitter:横槍メンゴさん(@yorimen) / Twitter
紙書籍通販:【推しの子】 (12)
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DMM電子書籍:【推しの子】 (12)

アイの仇を討つために本格的に動き出したアクア。
恩師の監督も巻き込んでアイを題材にした映画制作に入り、
アイ役を決めることになるんだけど、
候補者にはフリル、あかね、そしてルビーが居て…

映画制作がどのような段取りで進んでいくのか、
制作サイドから追っていくので分かりやすいんですけど…

まぁ、私も言わんとしていることはわからんではないんだけど、
クソみたいな棒声優をヒロイン役に押し込まれて、
作品の質を下げまくった神原作のクソ映画を何度も観せられてきたので、
「プロなら作品の質を確保した上で作れよ」とか思ってしまうのです。
マジでゴミ作るなよ、ホント。(怒りが再燃してきた

それに対してフリルちゃんが反旗を翻して、
あかねとルビーを巻き込んでセルフオーディションやってくれるんだけど、
脚本を読んだフリルはアクアの意図を正確に看破してるんだよね。

ただ、そう言われたらルビーが引くはずがないんですよ。
アクアのことは許せないんだけど、
それでも愛する母を演じるのは自分で居たいから、
一念発起したいのもわかるんですよ。

ただ、それはルビーにとって茨の道なんですよね。
アイの実子だからそりゃ間違いなく適役なんだけど、
演技は囓ったことしかないから実力はあかねたちより明らかに低い。
その差を埋めるために過密スケジュールの中で演技の練習をしなければならない。
重曹ちゃんという先輩が指導してくれるけれど、
ルビーにはさりなちゃんという前世の記憶が枷になって、
伸び悩んでいるのが可哀想なんですよ…

その苦悩が解き放たれるのは次巻になりますが…
これは中々に危険な解放になるので要注目ですよ!
お楽しみに!

:: 2023/3/20 月曜日::

■[漫画]愛のスキャンダル「【推しの子】」11巻

【推しの子】11巻【推しの子】11巻
出版社:集英社
原作者名:赤坂アカ
原作者twitter:赤坂アカさん(@akasaka_aka) / Twitter
作者名:横槍メンゴ
作者twitter:横槍メンゴさん(@yorimen) / Twitter
紙書籍通販:【推しの子】 (11)
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DMM電子書籍:【推しの子】 (11)

勝手にフラレ女感が出まくりの重曹ちゃんこと有馬かなはヤリチンにとっては格好の獲物な訳で。
あっさりとお持ち帰りされてしまい、ギリギリで逃れるんだけど、
それをスッパ抜かれてしまった脇の甘さから窮地に立たされてしまうのだった…!

うーん、こういっちゃなんだけど、重曹ちゃんはオタクが一番嫌いなことをしちゃいましたね。(私調べ
オタクにとってもっとも優先される属性とは一途さなんですよね。
「異能バトルは日常系のなかで」で相模がキモく主張してたけど、
「自分はワンクールごとに嫁が変わるくせに、ヒロインには一途であることを強要する。」んですよ。
だからこそジャンプラのコメント欄でも炎上しまくりなんだと思うのです。

そんな重曹ちゃんのためにアクアたちが泥を被るように見えてたから尚更ねぇ…

アクアはアクアで、実父にして母を殺した相手を追い詰めるための一手なんでしょうけど、
少なくともルビーには心底嫌われちゃったし、
明らかに面倒なことになっているだけに、相対的に重曹ちゃんへのヘイトが溜まってしまうのです。
特に、アクアとルビーの闇に気付かず、脳天気に恋愛脳してるからなぁ…
まさか、闇に堕ちないアイドル役がルビーじゃなくて、重曹ちゃんになるとは思わなかったよ…

そしてアクアが壱護元社長に協力を求めることで始まった復讐の仕上げですが…

ただ映画を作るだけじゃ終わりそうにないんだよね。
作中で犯人が誰なのか示唆するだけで終わりそうにないというか。
どこまでアクアが地獄へ堕ちていくのか心配でならないし、
ルビーも、心底嫌った兄が誰よりもアイのことを愛していたのか。
初恋のお医者様の生まれ変わりがアクアだったと知った時にどう思うのか。
そういったことを考えていると、切なくなってきますね。

それにしても真犯人のカミキヒカルのサイコパスっぷりが酷いですね。
たった一人のサイコパスのせいでみんな悲惨な目に遭ってるよ…
芸能界って怖いね…

:: 2023/1/25 水曜日::

■[漫画]暗黒面に堕ちた兄妹「【推しの子】」10巻

【推しの子】10巻【推しの子】10巻
出版社:集英社
原作者名:赤坂アカ
原作者twitter:赤坂アカさん(@akasaka_aka) / Twitter
作者名:横槍メンゴ
作者twitter:横槍メンゴさん(@yorimen) / Twitter
紙書籍通販:【推しの子】 (10)
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DMM電子書籍:【推しの子】 (10)

ルビーちゃんが参加した番組で勃発しちゃった炎上騒動。
それを鎮火するためにルビーちゃんが企画を持ち込み、
コスプレイヤーとディレクターとの間のわだかまりを解消しようとするけど…?

ルビーちゃんは自分が1ミリも悪くないと言ってたけど、
暖炉の近くに灯油缶を置くようなことはしているわけでして。
まぁ、炎上しても綺麗に鎮火して雨降って地固まらせてはいるので結果オーライだけど、
やっぱりマッチポンプなんだよねぇ…

アクアは何故妹が暗黒面に堕ちたのか知らないから、
何とか思いとどまらせようとしているんだけれど、
最愛の母と初恋の人を殺されて復讐鬼となったルビーには届かないんだよね…

そしてやっと上を向いて歩き出したアクアに、
壱護元社長が余計な気付きを与えてしまったものだから、
アクアまで再び暗黒面に堕ちてしまったのが悲しい…

兄妹揃って暗黒面に堕ちるとか、アイも望まないだろうに…

あかねは真相には迫れても、
二人を救うことが出来ないのがツラいですね。
もしかしたらそれが出来るかもしれないのは有馬かなちゃんかもしれない…

でもなぁ…
アクアにこっぴどく振られた勘違いして自暴自棄気味な彼女はにはなー
ちょっと荷が重いというか…
うん… しんどいね…
どんどんしんどくなりそうだね…
本当に赤坂アカさんは地獄を描き出すのが好きだなぁ…
もうちょっと若い子たちに救いを与えて欲しいものです。

:: 2022/12/21 水曜日::

■[漫画]大団円!「かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~」28巻

前巻から続いたエピローグ編ですが、この28巻で本当に最終巻!
圭や早坂といったキャラまでみんながしっかりとエピローグを締めてくれて、
とても満足の出来る最終回に仕上がってくれましたよ!

とても反抗期な圭ちゃんですが、
彼女が母親のところから逃げてきた動機とか、
わりとありきたりではあったけれど、納得が出来るモノがありましたね。
しかし、母親のイメージが予想外というか…
白銀パパ、よくこんな人に惚れたなぁ、とは思います。

ちなみに一番驚いたのは柏木さんですね。

てっきり気付いた上でマキちゃんの目の前でイチャツイてるんだと思ってました。
ごめんね、大好きな親友を傷付けて喜んじゃう腐れど外道だと勘違いしててごめんね。
でも、あれだけ執拗に目の前で惚気てたら勘違いしちゃうのも仕方ないと思うんだ。
まぁ、妊娠してたのは完全に予想の範囲内でしたけどね!

ミコちゃんも成長していたけれど、
成長度で言えば石上が一番だと感じましたね…!

自分がイジメられていたからこそ、
イジメられる側の気持ちがわかって優しくできるし、
自分が救われたからこそ、次は自分が救いにいこうとするとか見ると、
とても成長したなぁ、と思いますよ。

一番嬉しかったのは、そういった所に気付いた女性たちがいる上に、
そんな石上のことを好きになってくれることですね。
現実の場合、気付くのは同性ばかり、というのを多々見掛けてきたので…

かぐや様と白銀会長の二人のエピローグもとても良くて、
満足感が半端ない最終回でしたね!
唯一消化不良なのが圭ちゃんがかぐや様と出会ったエピソードですが…
どこかで描かれることがあるのかなぁ…
ちょっとだけ期待しております。

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