本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第五部「女神の化身Ⅻ」 12/9発売!
遂にシリーズ完結!
:: 2019/3/3 日曜日::

■[漫画]末永くお幸せに「みらいのふうふですけど?」2巻

子供っぽく見られたくないちさきちゃんと、
大人になりたいほのりちゃんのほんわか百合漫画です。
どうやらこの2巻で完結みたいなのは残念ですが、
最後まで居心地のいい雰囲気が醸し出されていた良い漫画でした。

ちさきちゃんの子供らしさはとても微笑ましいんだけど、
本人は子供っぽく見られたくないから、
微笑ましく思っちゃダメなんだろうけど、
子供っぽく見られたくないのも含めて微笑ましいんですよね。

無理に背伸びして大人っぽくしようとしているんだけど、
一周回って子供っぽいところが微笑ましいというか。

このね、衣替えの時のこの流れとかね。
とってもちさきちゃんらしいと思うんですよ。
ちさきちゃん可愛い。

そんなちさきちゃんのことが大好きなほのりちゃんも可愛かったです。
ちさきちゃんよりも先に大人の感性を持っちゃったから、
色々と恥じらいとかがあるのも魅力的ですね。

ちさきちゃんのほのりちゃんの二人はとても尊かったです。
友情以上百合未満の絶妙な雰囲気が居心地が良かったです。
2巻で完結は少し寂しいものがありますけど、
末永い幸せが約束されているみたいなので、
読後感としては満足の一言でした。

:: 2018/6/18 月曜日::

■[漫画]3年ぶりの幼馴染み「みらいのふうふですけど?」1巻

みらいのふうふですけど?1巻みらいのふうふですけど?1巻
出版社:一迅社
作者名:野中友
作者サイト:UnisonBell
作者twitter:野中友 (@u_nonaka) | Twitter
Kindle版:みらいのふうふですけど? (1)
DMM電子書籍:みらいのふうふですけど? (1)

私が昔から同人誌を読んでいる野中友さんの商業新作です。
同人誌では友達以上百合未満な創作が多かった印象がありますが、
この作品も百合姫掲載ということからわかるようにほんのり百合作品です。
可愛いJCたちの日常に癒やされます。

ちさきとほのりは3年ぶりに再会した女子中学生。

背伸びしたいお年頃のちさきちゃんと、
大人になりかけのほのりちゃん。
幼馴染みなんだけど三年会ってなかったので、
昔の思い出と今の姿にギャップを感じて軽く喧嘩しつつ、
仲良く生活している姿にほんわかします。

ちさきちゃんは子供に見られたくないんだけど、子供っぽくて可愛く、
ほのりちゃんはそんなちさきちゃんのことが好きだけど、
それを言えない葛藤があるみたいで、ちょっと大人っぽい。
そんな二人がとても愛おしくなる漫画です。

1話あたりが短いのでサクサク読める上に、
ウェットな感じではなく、かといってドライでもない、
良い塩梅の百合具合なので日常モノとしても楽しめます。
二人の可愛いJCを愛でるだけでも充分面白いと思うので、
百合好きにもそうでない人にも読んで欲しいです。

:: 2017/7/18 火曜日::

■[漫画]百合いろいろ「ときめく、はじめての。」

ときめく、はじめての。ときめく、はじめての。
出版社:一迅社
作者名:野中友
作者サイト:UnisonBell
作者twitter:野中友 (@u_nonaka) on Twitter
Kindle版:ときめく、はじめての。
DMM電子書籍:ときめく、はじめての。

百合漫画に定評のある(個人調べ)野中友さんの百合単行本です!
私は特別に百合モノが好きというわけではないのですが、
野中友さんの漫画はとても好きなのでこの単行本は楽しみにしてました。
予想よりもちょっとエロ成分があったのには驚いたけど面白かったです。

収録作の中で一番のお気に入りは小悪魔な後輩と、
一見悪ぶってそうだけど純情な先輩との百合「いじわるのすすめ」ですね。
やはり何と言っても先輩が可愛いのが素晴らしい。

後輩に翻弄される先輩女子とか最高じゃないか…!
自分でも知らなかった性癖でしたね。

もちろん他のエピソードも面白かったです。
結構エロいことに積極的なカップルの話だったり、
自分から家に誘って欲しいと言いだせない女子だったり、
私のツボを刺激してきてキュンキュンしました。
やっぱり野中友さんの百合漫画は良いなぁ…

とかなんとか言いながら野中友さんの読み方が「のなかゆう」だと今回初めて気づいたのでした…
いやー、だって野中晴は「のなかはる」と訓読みじゃないですか…
だからてっきり「のなかとも」と訓読みなもんだと…
うん… ごめん…

:: 2014/10/20 月曜日::

■[漫画]かわいい×かわいい「ハミングガール」

ハミングガール (IDコミックス 百合姫コミックス)
著者/訳者:野中 友
出版社:一迅社( 2014-10-18 )

作者サイト:UnisonBell
作者twitter:野中友(@u_nonaka)さん | Twitter

Kindle版:ハミングガール

創作系同人誌をメインに活動されている野中友さんの、
百合系同人誌をまとめた単行本がこの「ハミングガール」になります。

野中友さんの作品はそれぞれにコンセプトが異なっているので、
収録作は同じ百合作品でも性格が異なっています。

まずは「Lalala Melody」
タイプが違う可愛い女の子二人の姦しい系の百合漫画で、
読んでて普通にニヤニヤ出来る内容です。

2作目は「カラフルワード」
素直になれない小越さんと、地味系美人のの宮上さんのカップリング。
小越さんのツンからデレへの落差にはキュンときましたね!
ラストの宮上さんのにはもっとキュンときたけど!

3作目は「スイッチングノイズ」
女の子同士っていうのは一つ大きなハードルがあるだけじゃなく、
実は感情とか他にもハードルがたくさんある、というのはなるほどと思いました。

そして連作なのが「あのエーデルワイスは私のように」「ウソユキパズル」
更に巻末に描き下ろされている「花咲かキュートガール」
前の2作に関しては同人誌の頃に感想を書いてます。(COMITIA100同人誌感想(健全2)COMITIA102同人誌感想
それにしても描き下ろしのニヤニヤ度の高さってば!
告白チキンレースがたまらんです、ハイ。

そしてもう一作「まいにち! ブランニューデイズ」
女の子たちがいっぱい出てくる4コマですね。
キャラクターの濃さに対して短すぎるのが勿体無かったかなー
もうちょっと読んでいたかった、という読後感でした。

野中友さんの同人誌が好きな人だけではなく、
普通に百合作品が好きな人にも手にとって欲しいです。

余談ですが、あとがきにもあったようにこの単行本は野中友さんにとって2冊目です。
1冊目は石黒正数さんにおけるアガペみたいなもんじゃないかな、と思うので、
探すにしても無理しない程度で一つ。

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