僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2021/8/26 木曜日::

■[漫画]弱火でコトコト、ラブコメランチ「土曜日のランチメイト」2巻

これから面白くなると思ったんだけど、残念ながらこの2巻で完結です。
ラブコメ+料理というわりと王道な組み合わせで、
内容も外れのない王道的な面白さがあったんですが…
うーん、世知辛い世の中やで…

90年代の中学校での半ドンの二人ランチはどれも良いモノがあります。
野球を頑張る宮森くんのためにカツサンド作ってあげるとか、
母親というよりも恋人のすることだと思うんだけど、
真穂ちゃんはあんまり自覚ないんだろうなぁ…
成長して、振り返ってみたら甘い青春だったと気付くような思い出ですよ。

そしていつも料理をして貰ってばかりで、自分からリクエストも出さないという、
昭和のお父さんみたいなことをしている宮森くんですが、
魚を捌くことができない真穂ちゃんの代わりにサクっと捌いてあげたのは、
これまた昭和のお父さんって感じで良かったですね。

普段は家事とかしないのに、
たまに見せる男らしい家事スキルはギャップがあってカッコイイわけですよ。
真穂ちゃんの好感度も上がってましたしね。

真穂ちゃんの体調が悪い時は気付いてあげて、
看病までは出来ないけれど気遣ってあげたり、
ちゃんと良いところを見せてくれてて良かったんですよね。
このままじっくりと弱火でコトコトと温めるのかと思っていただけに、
唐突な最終回には驚かされ、悲しまされましたけども…

とはいえ、最終回はとても良かったと思います。

二人らしい気持ちの伝え合い方だったし、
ラブコメ、というにはまだちょっと甘酸っぱいくらいの若さだけど、
二人のこれからが容易に想像できるようでした。

良い作品なのでお勧めです。

:: 2021/5/25 火曜日::

■[漫画]高尾じんぐのラブコメ盛り合わせ「土曜日のランチメイト」1巻

時はまだ昭和の香りが色濃く残る90年代。
学校ではまだ土曜日に半ドンが有った頃。
優等生の高野真穂(中学二年生)には秘密があった。

それは鍵っ子で寂しい昼食を調理室で勝手に使って調子して食べることだったんだけど、
ある日それがクラスメイトの野球少年、宮森航太にバレてしまい、
口止め料として来週のランチを要求されて…

1巻が出たのは2巻なんですが、当時は気になりつつも買わなくて。
でも、DMM電子書籍半額キャッシュバックを機に買ったんですが大正解でした。
これは普通に1巻出た時に買って、早々に読むべきでしたね…!

高尾じんぐさんは「くーねるまるた」に代表される数々の作品を描かれてますが、
ここまで明確なラブコメ作品って描かれてないと思うんですよ。
しいて挙げれば「んぐるわ会報」くらいかと思うのですが、
あの時もラブコメ成分が少なく、とてももどかしく思ったもんです…

しかし、この作品は違います。
90年代を舞台にした中学生のラブコメです!
初めは名前の記憶すら怪しく、喧々囂々だった二人が、
胃袋を掴まれ、褒め言葉にほだされて仲良くなっていく過程がとても良いのです…!

何だよ、やっぱり高尾じんぐさんってラブコメ描けるじゃん…!
「くーねるまるた」で描き慣れた料理描写と、
新境地のラブコメが上手いこと融合しているんですよ。
ゼノン編集部というマイナーな媒体で連載されているので知名度はイマイチですが、
面白さはピカイチだと自信を持って言えますね!

それにしても真穂さん、中学生にして世のお母さんの苦労を知り、
少女漫画に影響されて一緒に料理をしようとしたりするも、
思春期男子が胸キュンしちゃう距離感を知らないあたり、まだまだ可愛いですね…

この後、近すぎることに気付いてドキドキして気まずくなっちゃうあたり、
最高に尊かったです…

という訳で、とても面白いのでお勧めです!
Web連載なのでもちろん第一話から読めますよ!

土曜日のランチメイト – 高尾じんぐ / 第1話 まほとヒミツの調理室♡ | ゼノン編集部

現在公開されてるのは第3話までと、直近更新の第10話から第12話までですが、
これだけでもこの作品の面白さはわかると思いますので是非読んでみてください。

:: 2017/11/5 日曜日::

■[漫画]幸せの青い瞳「くーねるまるた」13巻

くーねるまるた13巻くーねるまるた13巻
出版社:小学館
作者名:高尾じんぐ
作者サイト:じんぐる(高尾じんぐブログ)
Kindle版:くーねるまるた (13)
Kindle版まとめ買い:くーねるまるた
DMM電子書籍:くーねるまるた (12)

次の14巻で「くーねるまるた」第一部完…!?
そんな次巻予告に驚かされますが、
単行本発売の2月頃に新シリーズが開始ということなので、
マルタさんが読めなくなるということはなさそうなので、
ちょっと安心ですね。

マルタさんの日常は、いつまでも続いていそうなだけに、
安心して読んでいられるっていうのがあると思うんですよね。
お金を稼ぐことに固執せず、日々の幸せを楽しんでいるマルタさんを見てると、
とても幸せになれると思うんですよ。

もちろんマルタさんだけでなく、アパートのみんなも重要です。
姐御肌なんだけど面倒をかけさせられる神永さんは相変わらず面白いですし、
関西からやってきた由佳も良い味出してると思うんですよね。
マルタさんと二人でタコ料理を作ってるところを見てると、
本当に楽しそうですし。

しかしマルタさんの一時帰郷かー
今思えば、由利絵さんのお父さんからの手紙とかも、
ちょっとした伏線だったのかもしれませんね…
帰郷が一時なのか、そのままなのか…
できればまた日本に戻ってきて欲しいんですけどね。
また幸せをわけて欲しいです。

:: 2017/6/5 月曜日::

■[漫画]どっちの雑煮でしょう「くーねるまるた」12巻

くーねるまるた12巻くーねるまるた12巻
出版社:小学館
作者名:高尾じんぐ
作者サイト:じんぐる(高尾じんぐブログ)
Kindle版:くーねるまるた (12)
Kindle版まとめ買い:くーねるまるた

12巻では年末年始のマルタさんたちの日常を見ることができます。
バレンタインといったイベントもあるんですがマルタさんたちは恋バナとは縁遠いまま。
でも、神永さんの姪っ子は小学生ながらラブコメしてるので、
ちょっと甘酸っぱいイベントがありますよ!

そして年末年始といえば忘れてなれない料理、お雑煮。
神永さんが作った関東風のお雑煮は全然馴染みがないですが、
由佳ちゃんが作った関西風のお雑煮は結構私の家庭のお雑煮に近いですね。
私の家庭では白味噌は使わないけど、里芋も入れますし、
丸餅で焼かないあたりはほぼ同じです。
なんか由佳ちゃんには親近感がわくなぁ。

東京近郊の隠れた名所巡りは面白いけど、
以前東北に行った時も面白かったので、
今は由佳ちゃんがいるので関西遠征とかあるんじゃないかなー
とか期待しているんですが、どうなんでしょうね。

しかし笑明館のみんなは結婚とは縁遠いのかなぁ…
由利絵ちゃんの恋バナとか中々面白そうだったんだけど、今はフリーっぽいし…
美緒子ちゃんが結婚するのかと思ったら違ったし…
まぁ、今のままのみんなが好きといえば好きなんですけどね!
多分、誰かが結婚して出ていくとかなったら泣くと思うし。(笑

:: 2017/2/4 土曜日::

■[漫画]新たな住人「くーねるまるた」11巻

くーねるまるた 11 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
著者/訳者:高尾 じんぐ
出版社:小学館( 2017-01-30 )

作者サイト:じんぐる(高尾じんぐブログ)
Kindle版まとめ買い:くーねるまるた

神永さんの提案で免許を取った由利絵さんと三人で日本海に行くことになったマルタは、
途中で寄った店で間違った車に乗ってしまうというハプニングが発生。
どうなるのものかと不安になるけれど、
現代は携帯電話という文明の利器があるから割りと何とかなるもので、
ちょっとしたハプニングも旅の醍醐味になって楽しそうでしたね。

単行本描き下ろしで後日談をやってましたが、
一人だけ置いて行かれてふてくされる美緒子ちゃんが可愛かったです。(笑
笑明館のみんなは仲良しというか連帯感あるよねー
今では珍しい、アパート同士の付き合いというのには憧れがあります。

そんな笑明館にまさか新たな住人が増えることになるとは…!
しかも関西人という騒がしそうな属性にビックリですよ!
フルネームは分からないけど鍼灸師の由佳さんは、
これから話を別ベクトルで盛り上げてくれそうですね。
あと、食事漫画的には関西の味を出してくれそうです。

作中でマルタさんが感心していたように、
日本人は色んな文化を吸収し、変化させてきましたからね。
マルタさんも関西の文化を吸収し、
ポルトガル風に変化させつつ、楽しんでいって欲しいものです。

しかしスイカのステーキか…
次の夏には試してみようかな…

:: 2016/11/8 火曜日::

■[漫画]私を海に連れてって「くーねるまるた」10巻

くーねるまるた 10 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
著者/訳者:高尾 じんぐ
出版社:小学館( 2016-10-28 )

作者サイト:じんぐる(高尾じんぐブログ)
Kindle版:くーねるまるた (10)
Kindle版まとめ買い:くーねるまるた

ポルトガル人のマルタさんが東京の下町で過ごす日常を描いた本作もついに2桁の大台に。
取り立てて大きな出来事があるわけではなく、
テーマである食事も貧乏なマルタさんらしい手作りメインのものなんですが、
だからこそ”手が届く感”があって良いんですよね。

例えば美味しいグルメ漫画では必須の調理教具のオーブンが我が家にはありません。
だから本当に読んで想像するだけなんですが、
マルタさんはオーブンを使うことはあっても必須ではないんですよね。
今回なんてコタツなんてものを使って甘酒や納豆を作ったりしてて、
そういった意味でも手が届きやすいし、試しやすいんですよね。

ちなみに今回一番食べてみたいと思ったのは、
氷出し新茶茶漬けです!
お茶を氷で抽出するという発想がなかったし、
お茶漬けという手軽さも良いですよね。
今晩にでもちょっと試してみたいです。

もちろんグルメ的な要素だけでなく、
マルタさんが過ごす日本での日常描写や、
同じアパートの仲間たちとの朗らかな風景も素敵ですね。
今回も神永さんの思いつきにより遠出をすることになったけど、
まさかの展開ではたしてマルタさんはどうなるのか!?
次の11巻は1月発売とのことなので楽しみに待ちたいと思います。

HTML convert time: 0.125 sec. Powered by WordPress