僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2019/12/14 土曜日::

■[ラノベ]再会、そして再会「ソードアート・オンライン 23 ユナイタル・リングII」

一度死んだら再ログインできないユナイタル・リングへと強制コンバートされたキリトたち。
何とか自宅を再建し、PK集団を返り討ちにすることができたけれど謎も多ければやることも多い。
そんなキリトが学校で出会ったのはアインクラッドで何度も顔を会わせていた鼠のアルゴで…

面白かったけど、作中時間で1日しか経っていない…!

SAOは丁寧に面白さを書いてくれるので仕方ないのですが、
刊行期間1年に対して作中時間1日というのは中々にもどかしいですね。
早く… 早く続きが読みたい…!

キリトがリアルでアルゴに連絡しなかったのはSAO初期の構想では出番がなかったからでは?
というメタ的なツッコミを入れたいところですが、
作中で語られていたように、死亡確定情報が怖かったという理由にも説得力があると思います。
まぁ、仲が良かったアスナなら勇気を出して聞きそうな気がしないでもないですが。

アルゴのことも気になりますが、
GGOで単独行動を取っていたシノンがどうなったのかも気になってただけに、
この23巻でのシノンの動静には興味津々でした。
キリトたちと違って選択ミスが多かったのは、
GGO以外のゲームをほぼやってなさそうだし仕方ないかな、とも思います。
それでも意外なコミュ力を発揮して何とかするあたり、シノンさんカッケー、とも思うのです。

ただシード規格のゲームが繋がったオープンワールド的な世界っぽいので、
それなりに広いマップだと思っていただけに、
シノンとの合流が案外早かったのにはちょっと驚きましたね。
まぁ、シノンとの合流に次の巻まで待たされるのも困るので、
これくらいのご都合主義は問題ないでしょう。

それにしてもわからないのがキリトたちが襲われる理由なんですよね。
「先生」とやらの暗躍が気になるところですが、
キリトが言う通り「PoH」の手口ではなさそうだし、
一体どんなやつが相手なのか気になるところです。

次の24巻が待たれるところですが…
できれば半年以内に出て欲しいな、と切に願うばかりです。

:: 2019/10/15 火曜日::

■[ラノベ]在りし日の記憶「ソードアート・オンライン 22 キス・アンド・フライ」

SAOは短編集でもナンバリングが続くのでわかりにくいんですが、
このキス・アンド・フライはBD/DVD特典小説をまとめた短編集です。

アインクラッド編でのキリトとアスナのプロポーズ短編「ザ・デイ・ビフォア」
フェアリィ・ダンス編でのアスナが原因不明の離脱現象を経験した短編「ザ・デイ・アフター」
キャリバー編の壮大なクエストの序章の雰囲気を匂わせる短編「虹の橋」
マザーズ・ロザリオ編前日譚になるスリーピング・ナイツ結成前夜の短編「Sister’s Prayer」

「虹の橋」以外は初見だったので新鮮で面白かったけれど、
時系列的に仕方ないとはいえ、シノンが出てこないのは残念でしたね。
私、何だかんだで結構シノンが好きなので…

シノンの出番はなかったけれど裏表紙のMORE DEBANの二人には出番がありましたよ。
まぁ、メインヒロインであるアスナに比べると出番はかなり少ないですけども。
というか、「Sister’s Prayer」以外ではキリトの正妻としての存在感が半端なくて、
流石としか言えませんでしたね。
「ザ・デイ・アフター」では凄い理屈で前妻のサチさんの想いまで引き継いじゃって、
正妻ポジションがもはや不動の位置であることを痛感させられましたよ…

「Sister’s Prayer」はユウキの姉である藍子が出てましたけど、
確かにユウキとはちょっと性格的に似てないかな? と思いました。
むしろ、ユウキが勘違いするのも当然かな?
と思えるくらいにアスナに近い性格でしたね。
悲しいのは登場人物がみんなSAOでは故人になることですが…
それでもみんなの想いがちゃんと引き継がれているのは嬉しいことかな、と思います。

次の23巻ではユナイタル・リング編に戻るみたいですね。
12月発売みたいなので21巻を読んで復習しつつアニメ版を見て待ちたいと思います。

:: 2018/12/12 水曜日::

■[ラノベ]新たな世界へ「ソードアート・オンライン 21 ユナイタル・リングI」

現在TVアニメ放映中のアリシゼーション編のその後の話です。
てっきりあのまま宇宙世紀に突入したアンダーワールド編が始まると思ってたんですが、
結局キリト、アスナ、アリスの3人はすぐにリアルワールドに戻っていたらしく…
ラースが落ち着くまでALOでアインクラッド攻略に勤しんでいたみたいなんだけど、
突如アインクラッドが崩壊した上に、他のシードを元にしたVRMMOも不具合が起こり、
いきなりサバイバルゲーム、ユナイタル・リングに放り出されて…

今度のSAOは鉄腕DASHだ!

もっとも、ゲームなので多少簡素化はされていますけれど、
石器から鉄器、そして衣服も素材集めから始めてスキルを上げていくとか、
わりとマゾい仕様のゲームみたいですね。
しかも一回ゲーム内で死んだらもうログインできないとか、
記憶が消えるアクセル・ワールドほどではないけど、わりとシビアというか。
まぁ、本当に死ぬSAOよりはマシですね。

それにしてもキリトさんたちの、推測力、洞察力、実行力、どれもが半端ないですね。
私がこの事態に巻き込まれたら右往左往しているうちに猶予期間終わる自信ありますよ。
猶予期間と言えば、高レベル装備をLv.1で装備できないから脱ぐ必要があるということは、
大多数が集まった場所だと女性プレイヤーたちが下着姿を披露しまくりということですね…
うーん、もしアニメ化したらそのシーンを是非お願いしたいところですね!(ゲス顔

それにしても今回はリーファの出番が多くて大変よろしいかと。
寝ているキリトに馬乗りして起こす妹らしい行動も最高でしたし、
時間がないからと同じベッドに寝てログインとかもすんばらしいです。
まぁ、どうしても正妻力ではアスナとアリスには負けますけどね…
キリトを甘やかすアスナとキリトに厳しいアリス…
すごく… 第一夫人と第二夫人感があります…

物語的には半壊したみんなの家が崩壊のタイムリミットが迫る中、
様々なトラブルが舞い込みつつもそれらを乗り越え、
みんなで協力して復旧するだけの内容なんですけど、
キリトの機転、アスナの知識、アリスの信頼、リズ&シリカの活躍と、
見所が多くて盛り上がりましたね。
ちょっと装備がマシなだけのPKなんてキリトさんたちにやられても当然なのである!

これはこれでとても面白いし、続きは早く読みたいです。
シノンも早く出て欲しいところですし、
何だかんだでクラインが結構好きなので彼にも頑張ってほしいです。
そして、今回新たに登場した新キャラはアクセル・ワールドを連想するし、
プログレッシブからついに出てきたあの娘がどんな役割を見せてくれるのか…!
いやー、楽しみですね!

:: 2018/5/16 水曜日::

■[ラノベ]AIの進化「ソードアート・オンライン プログレッシブ」6巻

ソードアート・オンライン プログレッシブ6巻ソードアート・オンライン プログレッシブ6巻
出版社:KADOKAWA
作者名:川原礫
作者サイト:
作者twitter:川原礫 (@kunori) | Twitter
絵師名:abec
絵師サイト:-アベシバ- abecのイラストブログ
絵師twitter:BUNBUN (@BUNBUN922) | Twitter
Kindle版:SAOP 6
DMM電子書籍:SAOP 6

パズルギミックに支配されたアインクラッド六層を攻略するキリトとアスナだけど、
”スタキオンの呪い”クエスト中にPK集団の襲撃を受けてしまう。
その際に領主NPCが殺されてしまいクエストが中断してしまうが、
実際はクエスト内容が変質しながらも続いており…

アスナさんが優秀すぎて怖い…!
名探偵コナンばりの博識と頭の回転の速さで謎を攻略していて、
アスナさんがいないと間違いなく全滅するのでは? と思いますね。
しかし、PK集団の悪意によってクエスト内容が変質したせいなのかもしれませんが、
ボス攻略の難易度が鬼畜すぎて、茅場さんってばプレイヤーを全滅させるつもりとしか思えません。
これ、実際にあったら全滅を繰り返しながら攻略に1週間以上掛かるヤツなのでは…

それにしても覚醒スキルとか、主人公らしいものを習得しましたね、キリトさん。
あんなイレギュラーな方法で手に入るスキルがないと生き残れないとか、
PK集団の悪意とか含めても運命が苛酷すぎるでぇ…!
ちなみにこの覚醒スキルですが、先日のコミティアで出された同人誌を読む限り、
終盤のシーンだけでなく別な意味でも今後必要になってくるみたいですね。

しかし新登場したキューザックの皆さん…
結果として事態を悪化させるだけの存在となってしまって割りと不憫というか…
次回以降で再登場するかもしれませんが、今後彼らが役立つことはあるのだろうか…
できれば成長してキリトさんたちを助ける存在となって欲しいんですが。
あと、クラインの再登場も待ち遠しいですね。

それにしてもAIの進化っぷりがヤバイですね。
昨今の現実を取り入れているんでしょうけども、
これによって本編のアスナさんの過去の言動と整合性が更に取れなくなってきたのが心配です。
やはり、何かAIに絶望するシーンとかあるのだろうか…
それとも無かったことにして別世界線であると押し通すのか…
うーん、ヤキモキするなぁ。

:: 2018/2/16 金曜日::

■[ラノベ]パズル&トラップズ「ソードアート・オンライン プログレッシブ」5巻

ソードアート・オンライン プログレッシブ5巻ソードアート・オンライン プログレッシブ5巻
出版社:KADOKAWA
作者名:川原礫
作者サイト:wordgear
作者twitter:川原礫 (@kunori) on Twitter
絵師名:abec
絵師サイト:-アベシバ- abecのイラストブログ
絵師twitter:BUNBUN (@BUNBUN922) on Twitter

PoHとの邂逅でPK集団の危うさに具体性が出てきた中、
辿り着いたアインクラッド六層はパズルギミックだらけの街。
アスナとパートナーを組むキリトは領主のクエストをこなし、
攻略を進めるつもりだったけれど既に罠が張られていて…

まさか2年以上も待たされるとは思わなかったよ…!
流石に前巻の内容がうろ覚え状態ですが5巻も面白かったです。
ツン期のアスナが見せてくれる無自覚なデレは、
今のデレ期100%のそれとは一味違っていてこれはこれで良いモノです。

それにしてもPK集団のモルテは本当に頭が良いというか…
倫理に縛られない自由な発想による悪辣さは本当に凄いよなぁ。
そこに思い至れないあたりはまだまだキリトさんも中二ですよね。
中二でそこまで頭が回ったらむしろ怖いレベルですが。

しかしお風呂場でバッタリとかベタベタにもほどがあるけれど、
そこからオレンジカーソルにならないためという理由を付けて、
押し倒すまでいくとか凄いとしか言い様がないですね!
やはり川原礫さんはプロ作家だなぁ、と感心しました。(そこで?

まぁ、何にしても面白かったけれど六層は上下巻構成だとは…
次巻は早めに出るみたいだけど…
これ、完結まで何十年掛かるんだろう…(笑

:: 2017/9/13 水曜日::

■[ラノベ]見習いたちの成長「ソードアート・オンライン 20 ムーン・クレイドル」

ソードアート・オンライン20巻ソードアート・オンライン20巻
出版社:KADOKAWA
作者名:川原礫
作者サイト:
作者twitter:川原礫;SAO19巻発売中 (@kunori) on Twitter
絵師名:abec
絵師サイト:-アベシバ- abecのイラストブログ
絵師twitter:BUNBUN (@BUNBUN922) on Twitter

アンダーワールドに取り残され、ここで生きていくことになったキリトとアスナ。
人界と暗黒界の安寧のために尽力する二人とその仲間たち。
四帝国の大乱から1年、少しずつ成果が見えてきた矢先の暗黒界人による人界人の殺害事件。
事件の真相と真犯人を突き止めようとロニエとティーぜも含めて奔走するが…

終わってないじゃないですかー!

いや、一応事件の真犯人は判って、倒してはいるんですが、
事件の黒幕とかそこらへんはまだまだ謎なままじゃないですか!
しかもあとがきによると、この事件は解決までに100年掛かるとか!
もうね、どこまで長期スパンの物語を書くつもりなんですか…
ワンピースもビックリの大長編だよ!

まぁ、それはともかくロニエとティーぜが可愛かったですね。
二人とも忘れられない想いを胸に、それでも頑張る姿が健気でしたよ。
騎士としてあろうとするだけでなく、
キリトやユージオの影響を色濃く受けて、
自ら成長していこうという意思も含めて尊かったです。

それにしても相変わらず悪役のゲスさというか外道さというか…
こう、胸くそ悪くなるクズっぷりが半端なかったですね!
川原礫作品の真骨頂はこの悪役のクズっぷりにあるのではなかろうか。
そう、思えるほどのアレっぷりでした。

次は現実世界のキリトたちが主人公の、正真正銘の続きみたいですね。
まぁ、この「ムーン・クレイドル」の続きはプログレッシブシリーズよろしく、
別シリーズで書いて欲しいかな、と思います。
まぁ… 完結は10年以上先になるでしょうけどね…(笑

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