僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2022/4/25 月曜日::

■[ラノベ]魂の形「りゅうおうのおしごと!」16巻

りゅうおうのおしごと!16巻りゅうおうのおしごと!16巻
出版社:ソフトバンククリエイティブ
作者名:白鳥士郎
作者サイト:のうりんのぶろぐ
作者twitter:白鳥士郎さん(@nankagun) / Twitter
絵師名:しらび
絵師サイト:Life is free
絵師twitter:しらびさん(@shirabii) / Twitter
紙書籍通販:りゅうおうのおしごと! 16
Kindle版まとめ買い:りゅうおうのおしごと!
DMM電子書籍:りゅうおうのおしごと! 16

A級棋士となり名人への道筋が見えた歩夢は師匠である釈迦堂さんにプロポーズ!?
その釈迦堂さんとあいは女流名跡のタイトル戦をすることになり、
壮絶な五番勝負を繰り広げることになるんだけど…

釈迦堂さんの乙女な部分が見えてとても魅力的でした。
かつて清滝師匠に恋に落ちた時のトキメキも伝わってきたし、
それがとても綺麗な思い出として大切にしているのも伝わってきました。
確かに清滝師匠も釈迦堂さんのことを下の名前で呼んでたりと親しそうにしてたけど、
まさかかつて二人にそんなことがあったとまでは読み切れませんでした。

そして釈迦堂さんを想う歩夢はとても一途でいじらしいですね。
初恋を初恋で終わらせず、その想いを成就するためにひたすらに努力し、
脇目も振らず最短経路で突き進む姿はは正に白銀の聖騎士って感じでしたよ。
ただ、そのせいで山刀伐さんがぶった切られたのはちょっと可哀想かな…
15巻で彼の苦悩を知っただけに…

あいちゃんが苦しい時に傍で支えない八一にはヤキモキしましたが、
一緒に暮らし、ずっと指導して身に付けさせてきたことが、
座布団の位置というほんの少しのことであいを復調させたのは美しかったですね…
二人の師弟の絆が感じられてとても感動しました。

それだけに、その師弟の仲が修復されるという絶好の機会を捨てて、
未来の将棋の虜になって駆けだしてしまった八一の業の深さには呆然としちゃいます。
天衣ちゃんってばすっかりラスボスの風格を出してきたなぁ…
財力とコネと棋力を持ち、恋に対しても粘り強さを出してくる天衣ちゃんってばマジ強敵ですよ。
姉妹弟子対決が今から怖いです…

:: 2021/9/20 月曜日::

■[ラノベ]エッチ×温泉旅館=∞「りゅうおうのおしごと!」15巻

りゅうおうのおしごと!15巻りゅうおうのおしごと!15巻
出版社:ソフトバンククリエイティブ
作者名:白鳥士郎
作者サイト:のうりんのぶろぐ
作者twitter:白鳥士郎さん(@nankagun) / Twitter
絵師名:しらび
絵師サイト:Life is free
絵師twitter:しらびさん(@shirabii) / Twitter
紙書籍通販:りゅうおうのおしごと! 15
Kindle版まとめ買い:りゅうおうのおしごと!
DMM電子書籍:りゅうおうのおしごと! 15

姉弟子が入院して行方が知れず、愛弟子のあいは関東に移籍して巣立ち、
一人になった八一の傍に居てくれるのはもう一人の弟子である天衣ちゃんだけでなく、
小学生の頃からずっと八一のことを想い、傍に居続けていた供御飯さんも居るのであった…
そんな供御飯さんから言葉巧みに棋書を出さないか?
と打診された八一は二人で温泉旅館でカンヅメになり…

供御飯さんのifエロ同人誌を読みたい。

そう思った15巻でした。
この15巻は八一の傍にいる供御飯さんと、
あいちゃんの傍にいてくれるたまよんこと鹿路庭さんの物語でしたね。

供御飯さんが八一のことが好きなのは分かりきってましたけれど、
姉弟子という強力すぎるライバルが居たために攻勢に出れなかっただけで、
「本気を出したらこんなにエロ可愛いんだこの人…!?」と感じました。
まぁ、黒髪ロングの巨乳美人という時点でポテンシャルがありすぎるもんなぁ…

八一のことを姉弟子とは別視点でずっと見ていたからこそ理解しており、
年上の女性として甘やかしてくれるとか最高じゃん…
記者としての実力も確かで、しっかりと仕事をしてくれているし、
供御飯さんと結婚したら幸せな人生を歩めそうなのは間違いないんだけど…
姉弟子が存在しているから、頓死しちゃうんだよね…
どれだけ王手を掛けても、姉弟子という手駒がある時点でするりと抜けられちゃうんだわ…
うーん、切ない…

まぁ、それはそうとどう考えてもあの時点で手を出してたら危なかったよね、八一。
間違いなく危険日だったなぁ、と、同窓会の話を読んで思いました。

そして、たまよんこと鹿路庭さんの話ですが…
まさかあいちゃんの世話をあんなに見てくれるとは思いませんでした。
口ではなんやかや言いながら、女流棋士としての心構えを厳しくも教えてあげており、
本当に優しい人だな、と思いました。

それに、山刀伐プロとのなれそめは意外というか…
あいちゃんとかなり似たルートを辿っていたとは思いもよりませんでした。
鹿路庭さんが見た目だけじゃなく、心の中もこんなに可愛かったとはなぁ…
うーん、あざといだけのJDだと思ってて申し訳ありませんでした…!

そんな二人を圧倒的な才能で蹂躙するあいちゃんってばマジ半端ないよね…
周囲のプロ棋士たちも驚愕する、竜王の愛弟子の実力はまだその片鱗を見せただけなので、
これからどのように女流棋士を恐怖を刻み込んでいくのか…
怖いなぁ…

さて、出番が少なかった姉弟子ですが、
小冊子限定版ではかなりの甘々成分を摂取することが出来ました。

イラストレーターが描いた可愛い姉弟子のシチュを書いた短編も良かったけど、
交際報告前のリハーサルをする姉弟子が可愛すぎましたね。
そしてボディタッチしてる姉弟子はエロすぎましたね…

やはりこの作品のメインヒロインは姉弟子なんだなぁ…
そう痛感した小冊子でした…!

:: 2021/9/18 土曜日::

■[ラノベ]ゴブぴょい伝説「ゴブリンスレイヤー」15巻

ゴブリンスレイヤー15巻ゴブリンスレイヤー15巻
出版社:ソフトバンククリエイティブ
作者名:蝸牛くも
絵師名:神奈月昇
絵師サイト:Light Of Night
紙書籍通販:ゴブリンスレイヤー 15
Kindle版まとめ買い:ゴブリンスレイヤー
DMM電子書籍:ゴブリンスレイヤー 15

ある日冒険者ギルドに緊張しつつもやってきたのは、草原に生きる給仕の馬人の妹の馬玲姫。
彼女が姉を頼ってきた理由は冒険者に付いていってしまった姫が音信不通になってしまったので、
その捜索のためだった。
都市探索という小鬼退治とは違った依頼を受けることになったゴブリンスレイヤーだけど、
ゴブリンスレイヤーが行く所には常に小鬼の陰があるわけで…

うーん、これはウマ娘の影響では…?
と邪推してしまう馬人ことケンタウロス系女子回でしたね。
額に一房の銀髪とか、シンボリドルフとかそういったのがモチーフなのかな?
競馬場みたいなところが出てきてるし、わりとあからさまだった気もしますが…
ウマ娘未プレイの私はどこまで影響されているのかわからないのであった…

今回は捜索ということで最寄りの街である水の都にやってきてましたが、
当然のように剣の乙女が出てきたのは嬉しかったですね。
エロい身体を持て余しているのにピュアピュアな恋する乙女なところがとても良かったです。
もっと出番があっても良いと思うんだけどなぁ…

小鬼退治は相変わらずでしたけど、
不死の魔術師相手でも怯まずに普通に倒しているあたりがゴブリンスレイヤーですね。
最後の展開は映画にもなった小鬼聖騎士との結末を思い出しました。
今度は雪じゃなくて石というか土砂というか、そういうのでしたけど。
よく生きてたな、ゴブリンスレイヤーさん…

それはそうと挿し絵の赤毛エルフのバニーガール姿はとても良かったです。
ありがてぇ…

:: 2021/5/5 水曜日::

■[ラノベ]北方の英雄「ゴブリンスレイヤー」14巻

ゴブリンスレイヤー14巻ゴブリンスレイヤー14巻
出版社:ソフトバンククリエイティブ
作者名:蝸牛くも
絵師名:神奈月昇
絵師サイト:Light Of Night
紙書籍通販:ゴブリンスレイヤー 14
Kindle版まとめ買い:ゴブリンスレイヤー
DMM電子書籍:ゴブリンスレイヤー 14

迷宮探検競技から少し変わったように感じるゴブリンスレイヤー
カレが珍しく望んだ先は北の山を越えた向こう側の領域で。
そこへ行くための依頼もあってドワーフの地下都市を経由して着いた所は、
北方の戦士たちが住まう異文化の地で…

今回出てきたのはヴァイキングがモチーフの人々でしたね。
東北なまりで表現してましたが、
ルビが振ってなかったら全く意味がわからなかったですね!w
異文化の嫁取りとかも意味がわかりにくかったけど、
昔だとわりと良くあったことなのかもしれない…

そう言えば作中でゴブリンスレイヤーが火矢の呪文を70発云々とかありましたが、
あれは去年ダンメモであったゴブスレコラボのネタですね。
ダンまちのベルくんが火矢を70発撃てると聞いて驚いていたゴブスレさんが懐かしいです。
ちゃんとコラボネタも逆輸入されてて、
楽しんだ私としてはかなりニヤリと出来ちゃいました!w

そして北海でもゴブリンを殺していたゴブスレさんですが、
ゴブリン以外の海魔とも戦ってましたね。
勇敢な戦士というのは文化の違いを越えて影響を与える者ですから、
ゴブスレさんのお陰で冒険者という職業に一目置かれることは間違いないでしょう。

それはそうと冒険で手に入れた剣と、
北方の地で出来た縁でこしらえて貰った鞘は、
ゴブスレさんの宝物ですね。
ちゃんとゴブスレさんの中にも少年の心が残っているのがわかってほっこりしました。

:: 2021/4/30 金曜日::

■[ラノベ]愛の女神のブロークンハート「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」17巻

女神祭でのシルとのデートはフレイヤ・ファミリアにかき回されたけど、
最後には真剣に想いを告げてきたシルを苦悩の末、憧憬への一途さから振ってしまったベル。
シルと同じくベルも傷付いたんだけど、
どうしてもベルを手に入れたいシルはその「娘」としての役割をかなぐり捨てて、
愛の女神フレイヤとして強引な手段を取ることに…!

私みたいな熱心な大森藤ノファンなら周知のことだと思うのですが、
大森藤ノさんはダイの大冒険の大ファンなので、
この17巻の展開を読んだ時は「ダイの記憶喪失のオマージュか!?」と思ったんですよね。
ただ、よくよく考えればうしとらの婢妖による記憶操作の方が近かったですね。
どちらにしろ、大森藤ノさんが上手くダンまちの世界観に取り込んでいると思います。

しっかし、フレイヤ様の愛が重かった17巻でした…!
ベルくんが手に入らないなら、手に入るように世界そのものをねじ曲げるというやり方は、
「流石は女神様だな!」と妙に感心しましたね…
自らに課していたルールを破ってでも。
かつて天界に送還したイシュタルと同じになってでも。
それでもベルくんを手に入れたかったとか、ある意味純愛モノだな…

そしてフレイヤ様が一度ルールを破ってしまったら、
それ以降はルールを守るのが面倒になるというのがわかるなぁ…
ソシャゲで一度課金してしまうと、ブレーキが効きにくくなるような感じでしょうね…
そういったところは女神様も俗っぽいな、と思いましたが、
一番俗っぽいな、と思ったのは終盤でベルくんに論破されて羞恥で赤面したところですね!
あそこでフレイヤ様はとても可愛いと思ってしまいました…

とはいえ、フレイヤ様の魅了によって記憶を改竄された被害者たちはたまったもんじゃないですよね…
記憶が正常化された時にキレてた面々の怒りは正当なモノですよ。
リリは奇声を上げ、春姫は静かに絶望してましたが、
一番の被害者はベルくんラブラブ日誌を没収された上に熟読されたエイナさんでしょう。
これ、フレイヤ様以外に読まれたら羞恥で死んでしまうのでは…?

それにしても今回のベルくんは深層に落ちた時は別ベクトルの苛酷さですね…
みんなの記憶がねじ曲げられてしまって自分の認識が間違っているのかと信じられなくなり、
大好きだった人たちに冷たくあしらわれるとかツラいにも程があるよ…!
あと、肉体的にも毎日ボコられててツラすぎだと思いました。
ステータスの耐久が抜群に伸びてるのには「さもありなん」と思いましたもん…w

あと、ヘスティア様は流石の処女神でしたね!
まさかヘスティア様の設定がここで活きてくるとは思いませんでした。
アルテミス様は劇場版で天界に戻ってしまっているし、
都市外からの救援とか都合良く来るとは思えなかっただけに、
一体ここからどう巻き返すのかと戦々恐々としてましたが、
まさかヘルメスがあんな良い仕事してくれるとはなぁ…
ループモノ主人公っぽいこと言ってたのには笑っちゃったけど…w

フレイヤ編にしてもシル編も次の1冊でまとまるっぽいですね。
まさかまた「戦争遊戯」をすることになるとは思いませんでしたが、
今回は前回とは規模が違うモノになりそうですね…
どういった展開になるんだろう…
早く続きが読みたいです。

:: 2021/2/24 水曜日::

■[ラノベ]鳳雛の巣立ち「りゅうおうのおしごと!」14巻

りゅうおうのおしごと!14巻りゅうおうのおしごと!14巻
出版社:ソフトバンククリエイティブ
作者名:白鳥士郎
作者サイト:のうりんのぶろぐ
作者twitter:白鳥士郎さん(@nankagun) / Twitter
絵師名:しらび
絵師サイト:Life is free
絵師twitter:しらびさん(@shirabii) / Twitter
紙書籍通販:りゅうおうのおしごと! 14
Kindle版まとめ買い:りゅうおうのおしごと!
DMM電子書籍:りゅうおうのおしごと! 14

最終章、開幕…!

もうね、読む前からしんどいことになるのが分かってたので、
少しずつ読んでたんですが、やっぱりしんどいことになりましたよ。
初めはかなり笑わされる展開で油断を誘ってましたが、
伊達にラノベを20年以上読んでませんよ。
絶対、後半からしんどいことになると見抜いてましたからね!
まぁ、見抜いてたからってしんどくならないわけではないんですが!

あいちゃんは護られて愛されて育ったんだけど、
勝負の世界に生きるんだから、独り立ちする時はいつか来ると思ってましたが、
それが中学生に上がる前に、こんなに早く来るだなんて…
覚悟はしていたつもりですが、それでもキツかったです。

そして姉弟子ですが…
こちらもキツかったなぁ…
前半では八一とのイチャラブコメディをこれでもかというほどに見せていたのに、
後半からの落差が本当にキツかった。
何よりキツかったのが、姉弟子が自分の身体のことを理解していたことですよ。
八一にだけは知られたくないのはわかるけれど、
それでも…、と思ってしまいますよね。

しかし意外だったのが天衣ちゃんですよ。
まさか護りが薄くなったところに颯爽と飛び込んでくるとか、
やはりこのロリは油断がならない、本気の攻めを見せてくれますね。
供御飯さんも攻めに転じるみたいですが、
まずは天衣ちゃんが一手リードって感じでしょうか。

ヒロインの中で一番強いのは姉弟子かあいちゃんかも知れませんが、
一番鋭いのは天衣ちゃんで、一番怖いのは供御飯さんですね。
供御飯さん、油断したら一服盛って既成事実しちゃいそうなんだもん…
絶対、危険日まで計算してやってくるよ…
だって供御飯さんだもん…!
天衣ちゃん、今は君だけが頼りだ…!
頑張ってくれ…!

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