僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2010/12/26 日曜日::

■[漫画]再開する学園生活と王城でのDX「Landreaall」17巻 限定版

Landreaall 17巻 限定版
著者/訳者:おがき ちか
出版社:一迅社( 2010-12-25 )
コミック ( ページ )
作者サイト:SWS
作者twitter:おがきちか (chikaxavi) on Twitter

私が「Landreaall」ハマった時には既にドラマCDは市場から消えていた訳で、
声優陣がコメンタリーで「久しぶり」という台詞を喋る度に軽く絶望したり。
もっとも、ドラマCD自体は私をハメた皇帝龍さんが責任取ってくれて貸してくれたんですが、
やはり原盤が手元にないのは歯がゆいものがあるよなぁ。
特に今回のドラマCDも声優さんたちが良い演技して面白かっただけに、
歯がゆさが増してくるというジレンマ。(笑

17巻の内容は六甲も生徒として、五十四さんも臨時講師として学園に入るという、
ちょっと新鮮味もプラスしつつの学園編が再開されることになります。
特に新講師として赴任してきたR・ケリーのご息女であるアリス・ケリー女史は、
そのSっぷりを含めてかなり印象に残りますね。(笑

でも一番印象に残っているのはそんなケリー女史をも驚かせるDXですね。
ケリー女史に「スピンドル事件の渦中に居たら指揮官としてどうするか」問われた時の、
DXの着眼点の面白さは元より、その目的の為に対する柔軟すぎる発想が凄い!
そしてそれをして、ティ・ティが「これが彼です」と言ってるのが良いんですよねー
何気ない発言なんだけど、このDXの理解者たるティ・ティの台詞にはグッと来ましたね。

そんな柔軟なDXだけど、王城では公子らしく振る舞うことが出来ることを見せ、
本心ではない演技だと判ってはいても怒った顔も格好良くてシビれちゃうんだよなぁ。
ルーディが思っている通り、騎士であり傭兵であるDXが如実に判る場面がこの17巻では多く、
流石は主人公だと納得させられることしきりでした。

しかしライナスとフィルが色街で見掛けたDX似の女性って、
どう考えても死んだとされている王女だよなぁ…
クエンティンはやっぱり食えん人物だぜ…(上手いこと言ったつもり

:: 2010/5/27 木曜日::

■[漫画]『革命の真実』とDXの選択「Landreaall」16巻

Landreaall 16 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
著者/訳者:おがき ちか
出版社:一迅社( 2010-05-25 )
定価:¥ 580
Amazon価格:¥ 580
コミック ( ページ )
ISBN-10 : 4758055041
ISBN-13 : 9784758055048
作者サイト:SWS

DXの父、リゲインから告げられる「革命の真実」…
王女に望まれて誰よりも騎士であろうとしたリゲインに待っていたのは狂った王からの叱責。
誰よりも王の剣であったのに、王妃と王女の区別が出来なくなる程に錯乱した王が、
王女からの信頼を一身に受けたリゲインを抹殺する為だけに戦争を起こしたという事実を前に、
何よりも剣を捧げた王女の為に王を殺したという事実。

泰然自若としているDXだけど年相応に悩むというのはあるんですよねー
とはいえ、ウルファネアで伊達にリドのお兄さんにボコられてなく、
現在進行形でまだ悩みながらも結局クエンティンの誘いをあっさりはっきりと、
DXの経験に沿って断ってるのは何とも彼らしいな、と思いました。

それとtwitterをやってる人なら知ってるかもだけど、おがきちかさんって「まおゆう」読んでるんですよね。
(参考:Togetter – まとめ「おがきちかさんの『魔王勇者』感想」
「Landreaall」という作品が目指す未来と「まおゆう」が描いた世界が似ているらしいですが、
確かに、例えば今回ライナスが主張していた『関わる人間全てが得をするのが本物の商売』
という商人としての矜持は「まおゆう」の魔王が持つそれに近いように感じましたね。
「Landreaall」が好きな人なら「まおゆう」読んでみるのもアリなんじゃないでしょうか。
もっとも、かなり長いので大変かとは思いますが…(笑

ちなみに私は「Landreaall」ではフィルが一番気に入ってるので、
Extraでの六甲とリドの奇妙な友人関係のエピソードは面白く読んでました。
イオンも言ってたけどDXと六甲の初めての友人が両方ともフィルってのは凄いよなぁ。
次巻からは舞台がまたアカデミーに戻るのでそちらにも期待です。

:: 2009/11/27 金曜日::

■[漫画]エキセントリックなDXのプライベートと衝撃的な革命の真実「Landreaall」15巻

Landreaall 15 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
著者/訳者:おがき ちか
出版社:一迅社( 2009-11-25 )
定価:¥ 580
Amazon価格:¥ 580
コミック ( ページ )
ISBN-10 : 4758054614
ISBN-13 : 9784758054614
作者サイト:SWS

待ちに待った15巻が遂に発売されたので買ったその日に3回くらい読み直してしまいましたよ。
今まで断片的に語られてきた過去に起こった戦争と革命が、
DXの元に訪れた二人目の玉階のクエンティンを呼び水に語られ初めて、
パズルのピースが埋まっていくようで感慨深かったんですが、
同時に「不在の王女」という謎も一つ追加されて更に物語に魅了されることに。

クエンティンのクセモノっぷりもさることながら、DXもやはり掴み所がないんですよね。
フィルの事を話している時の「ニンマァ~」って表情がDXらしさが出てるんだよなぁ。
森の奥での槍熊との話もエキセントリックだったけど、
過去に起こった事件を知ることでDXのことをより知ることが出来た気がします。
DXがこの若さでどこか達観してるような雰囲気なのもちょっと納得できたかな。

しかし友達ってのは良いモンですねー
気兼ねなく軽く喧嘩できる仲というのが特に良い。
ホント馬鹿ばっかなんだけど、馬鹿をやれる友達ってのは貴重なんですよね。
ちゃんと心のどこかで思いやり合ってるのは憧れるなぁ。

それにしてもやっぱりDXのお母さんのファレルさんは面白い人だなぁ…
ライナスたちのお土産が貴重な縁起物の砥石というだけであそこまで喜ぶのもそうだけど、
六甲のことも「息子たち」と自分の家族としてきちんと扱っている懐の大きさと、
娘のイオンを傷つけるものへの容赦のなさっぷりはホント、イカしてると思います。(笑

それとカバー下にはこがわみさき先生デザインの新制服案が!
こういうコラボレーションは面白いなぁ。
今から新学期が楽しみです。

:: 2009/5/26 火曜日::

■[漫画]その後のアカデミー騎士団とエカリープでの夏休み「Landreaall」14巻

Landreaall (14) (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
著者/訳者:おがき ちか
出版社:一迅社( 2009-05-25 )
定価:¥ 580
コミック
ISBN-10 : 4758054142
ISBN-13 : 9784758054140
作者サイト:SWS

DXたちはウルファネアでの騒動を一段落させ、
イオンはアカデミーでのスピンドル襲来事件が収束し、
二人ともやっと故郷のエカリープに戻ることが出来、
竜胆と五十四さんも交え、ちょっと長めの夏休みの日々が始まったばかりの14巻。

一息付けたことでDXは自分の名前が持つ影響力とその行使について考え、
スピンドル事件で指揮を執ったティ・ティは学長相手に述懐したように、
イオンの名前を利用し傷付けてしまった事とかについて悩み、
それでも逃げずに前向きに立ち向かう若者たちの姿はちょっと眩しいくらいでした。

そしてフィルが女子寮内だけとはいえ叙勲されたのが我がことのように嬉しかった。
多分、前巻で騎士団に期待していないフィルにハルが不甲斐なさから涙した事を受け、
ジアが発起人となったんだろうけど、女子生徒の総意となっているのは間違いないだろうし、
やっぱり嬉しいものは嬉しかったなぁ。
たとえフィルがやり遂げた事が王国騎士団には認められなくとも、
身近な人たちには身分の差を超えて認められたのは本当に喜ばしかったです。
ジアが言っていた「自分たちで変えていく」のが有言実行され、
これから彼らが作っていくアトルニアの未来には確かに希望が見えたと思います。

イオンも女子生徒から叙勲されて本心から喜んでいたし、
ティ・ティの言うとおり、お姫様というより騎士に近いんですよね。
エカリープでのミムトンワーム退治でもDXに仕事を任されることが嬉しいみたいだし、
傭兵寄りのDXと違って、イオンはちょっと父親似なのか騎士寄りなのかも知れませんね。

それと巻末描き下ろしのエカリープに帰郷するまでの道中だけど、
ウールン一行の世直し旅の話はちょっと読みたいかも。
番外編とかでやってくれないかなー

:: 2008/11/26 水曜日::

■[漫画]DXの不在とアカデミー騎士団「Landreaall」13巻

Landreaall 13 (13) (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
著者/訳者:おがき ちか
出版社:一迅社( 2008-11-25 )
定価:¥ 580
コミック
ISBN-10 : 4758053758
ISBN-13 : 9784758053754
作者サイト:SWS

DXがリドを連れ戻すため不在の折にアカデミーを襲う災禍。
謎の怪物スピンドルを相手に衝突しながらも結束していく生徒たち。
ティ・ティが指揮を取り、カイルが立ち、フィルが駆け、
そしてイオンが悩みながらも精一杯頑張り成長していく第13巻!

まだ騎士候補生でありながら、最上策ではなく最悪の事態を避ける為、
重傷を負った生徒と子供を逃がすことを優先し奔走するアカデミー騎士団。
皆を守る為に容赦のない指示を出すティ・ティ、騎士道を体現するカイル、
冷静且つ的確に動けるフィルに友人の心の機微を思いやれるルーディー
イオンもDXの代わりを務めようとするもルッカフォートの名と責任の重さに気付き、
そして悩みながらも奮闘する姿はまさにイオンの成長物語を見ているようです。

結果として撃退したのではなく、やり過ごせたにすぎないのですが、
それでも誰一人致命傷を負うことなく守りきれたのは全員が最善を尽くしたからでしょう。
また、災難に見舞われたのも得難い経験であったのも確かで、
例えばフィルが自身が住む外周を正規騎士団が守るはずがないと諦観しているのを知り、
友人として掛ける言葉がない悔しさにハルが涙を流しているのに対して、
ジアが将来自分たちでそれを正し、胸を張って外周も騎士団が守るに決まってると言えるようになろう、
と励ませたのも今回の苦難を皆で乗り切れたからなのは間違いないと思います。

結局主人公であるDXが登場したのは事の顛末をエカリープでイオンから聞くという、
エピローグ的な部分だけであり、今回は脇役があくまでメインを張る物語でした。
(もっとも、皆が「DXがいれば…」と思っていたように物語の中心はやはりDXなのですが)
ただ、それもチョイ役のキャラにまで深く掘り下げた人物設定があり、
身分差や組織といった世界観の重厚な設定があってこそで、それを思うと感嘆の溜息が出ます。
このアカデミー騎士団編ではLandreaallの更なる面白さを知ることが出来た思いです。
いやー、やっぱりLandreaallは面白い!

それはそれとして巻末オマケの未だウルファネア滞在中のアンちゃんですが…
結局アンちゃんはどっちなんでしょうね?(笑)

:: 2008/7/7 月曜日::

■[漫画]全ては友人の為に「Landreaall」8~12巻

Landreaall 8 (8) (IDコミックス ZERO-SUMコミックス) Landreaall 9 (9) (IDコミックス ZERO-SUMコミックス) Landreaall 10 (10) (IDコミックス ZERO-SUMコミックス) Landreaall 11 (11) (IDコミックス ZERO-SUMコミックス) (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
Landreaall 12 (12) (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)


DXのお見合いやフィルの従騎士訓練の話を挟み、舞台はウルファネアへ。
家の事情で長期休暇の直前に帰国することになった竜胆。
彼が帰国することは実はアカデミーが願った結果であり、
結果的に利用されたDXは静かに怒り、竜胆の手助けに向かう―。

お見合い自体は始まったと同時に爆笑の内に破談となったけど、
相手の妹のメイアンディアとはロマンスが始まりそうな伏線があってドキっとしたり、
道楽だけではなく、フィルの訓練に付いていくDXに思慮深さを感じたり、
ライナスのふるちん小話で和んだりと主要エピソード以外も面白いです。

ウルファネアに入ってからも濤家の問題が色々と面倒だったけど、
ウールンの助けもあり八方無事に収まったのは最良の結果だったんじゃないかな。
頑固兄貴の竜葵は言葉が少ないせいで誤解されやすいけど、
竜胆のことを思っていることが伝わってきたし濤家のこれからに不安はないですね。
DXも個人の力だけでなく、立場を行使する事に及んで次のステージに上がったような気がします。
まぁ、それはそれとしてウールンの再登場が素直に嬉しかったです。
何か更に縮んだ気がするけど、それはそれでぷりちー(笑

そんな騒動がウルファネアで繰り広げられている最中、アカデミーでは非常事態が。
イオンが天馬の世話をするのんびりしたエピソードかと思いきや、
DXたちが不在の間に起こるモンスターの襲来に晒される生徒たち。
丁度本誌連載分に追いついた形なので先を楽しみに待っていようと思います。

しかし幼女時代の竜胆って可愛いよなぁ。
目に涙を浮かべて不満顔とかやばいっすよ。
そりゃ弟だと知らされた竜葵がどんな態度取れば良いか判らなくなるのも無理なかろうて…(笑

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