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夏! 海! 青春!
:: 2017/9/9 土曜日::

■[ラノベ]女神を巡る戦い「魔弾の王と戦姫」17巻

魔弾の王と戦姫17巻魔弾の王と戦姫17巻
出版社:KADOKAWA
作者名:川口士
作者サイト:一〇八(仮)
作者twitter:川口士 (@kawaguchi_tsu) on Twitter
絵師名:片桐雛太
絵師サイト:ひなだまりweb
絵師twitter:片桐雛太 (@hinatanya) on Twitter
Kindle版:魔弾の王と戦姫 17
Kindle版まとめ買い:魔弾の王と戦姫
DMM電子書籍:魔弾の王と戦姫 17

最終巻だと思ってたけどもう一巻だけ続くんじゃ。

ジスタートの王位を巡るヴァレンティナの陰謀と戦姫たちの対立は継続していますが、
この巻のメインは魔物たちを食ったガヌロンと、
ティグルと戦姫たちの女神を巡る攻防がメインとなっています。

もちろん戦姫同士の戦い…
特にフィグネリアとエレンの死闘も決着です。
お互いの自分自身の夢を賭けた戦いはかなり熱いモノがありましたよ。
もちろん熱いだけでなく、窮地のエレンが思い出したヴィッサリオンとサーシャの願いとか、
良い意味で肩の力が抜けたのは緩急がついて良かったと思います。

そしてティグル&戦姫たちとガヌロンとの死闘ですが、
これもまた壮大というか苛烈というか…
ティグルを想う戦姫たちが各地から示し合わすことなく集い、
みんなでティグルを助けるという展開は定番で王道だけど良かったなぁ…
しかしガヌロン…
始まりは純粋だったんだろうけど、永い時で徐々に歪んでいったんだろうなぁ…
Fate/stay nightの間桐臓硯を思い出すなぁ…

さて、次巻こそ完結になりそうですね!
フィグネリアの野望を阻止することができるのか。
ジスタートの王位は誰のモノとなるのか。
レギン王女の動きがどう出てくるのか。
そして、ティグルはエレンと結ばれることができるのか。
今からとても気になります…!

:: 2017/2/28 火曜日::

■[ラノベ]ミラの告白とヴァレンティナの策謀「魔弾の王と戦姫」16巻

魔弾の王と戦姫< ヴァナディース>16 (MF文庫J)
著者/訳者:川口 士 よし☆ヲ
出版社:KADOKAWA( 2017-01-25 )

作者サイト:一〇八(仮)
絵師サイト:ひなだまりweb
絵師twitter:片桐 雛太(@hinatanya)さん | Twitter
Kindle版:魔弾の王と戦姫 16
Kindle版まとめ買い:魔弾の王と戦姫
DMM電子書籍:魔弾の王と戦姫 16

心を病んでいた王子の帰還と有力貴族の不可解な死。
そして先王の崩御という事態に揺れるジスタート。
次期王位に指名されたルスラン王子と、
次期王位だったユーディットの関係がギクシャクしている中、
ヴァレンティナはフィグネリアと組んで野望を表してきて…

次巻完結、ということなので物語がかなり盛り上がってきましたね!
ただ、これだけ風呂敷を広げて1冊で畳めるのか疑問なんですよね…
完結するにしても結構分厚いことになりそうな気がします。
まぁ、Kindle版だとあまり気にしなくて大丈夫なんですが。

ティグルのお陰で王子と伯爵の仲が取り持たれそうだったのに、
ヴァレンティナの野望のために全てが台無しになりそうなのが辛い…
何年も前から幾つもの策も打ってきているっぽいし、
ヴァレンティナは一筋縄ではいかない強みがありますよね。

それとエレンとフィグネリアの対決ですが…
まさかあそこまで追い詰められるとは…
というか、単純にフィグネリアが強いんですよね。
一番遅く戦姫になったのにアレだけ使いこなすとは…
これ、どう勝てば良いんだろう…

そしてラブコメ的にはミラがやってくれましたね!
いやー、次巻完結なのにいつ告るのかとハラハラしてましたが、
ちゃんと自分の口から言うことができるとは!
可愛すぎやろー
まぁ、可愛さを言えばティッタとオルガのロリ組も負けてないですけどね!
ティグルってばモテモテすぎてヤバイ。
リーザ相手にもピンチに駆けつけるとか王子様してるのに、
どんだけフラグを立てれば気が済むんだ…!

さて、繰り返しになりますが次巻完結ということでどうなるのか気になりますね。
魔物の件もあるし大変な事態が起こりそうですが、
ティグルと彼を支える戦姫たちなら乗り越えられると信じてますよ!
ラブコメ的にも納得できるラストになるとも信じてます!!!

:: 2017/2/24 金曜日::

■[ラノベ]伝説の終演「ゼロの使い魔 22 ゼロの神話」

ゼロの使い魔22 ゼロの神話 (MF文庫J)
著者/訳者:ヤマグチノボル
出版社:KADOKAWA( 2017-02-25 )

作者サイト:hexagon
作者twitter:ヤマグチノボル (hexagonzero) on Twitter
絵師サイト:DO-RAKU7 ~道楽っぽいブログ的な何か~:So-netブログ
絵師twitter:エイジ(@usatsukaeiji)さん | Twitter
Kindle版:ゼロの使い魔 22 ゼロの神話
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DMM電子書籍:ゼロの使い魔 22 ゼロの神話

ついに… 完結…!

ヤマグチノボルさんが亡くなった時は絶望に沈みましたし、
今もヤマグチノボルさんの新作が読めないのは辛いですが、
それでも「ゼロの使い魔」が完結できたことは喜ばしいと思います。
作者が亡くなっても普通は未完のままになることが多いんですけどね。
それだけ「ゼロの使い魔」という作品が多くの人から愛されていたのでしょう。

ハルケギニアを救う為に教皇が開いたゲートの先は、
始祖ブリミルたちの故郷と言われる聖地だった。
しかし才人にとってはそこは自分の故郷である地球でしかなく…
ここに全ての伝説の真実が明らかに…!

いやー…、終わってしまったなぁ…
物語は綺麗に畳まれたし、納まる所に納まったと思います。
ヤマグチノボルさんの遺したプロット通りに、
ヤマグチノボルさんっぽい筆致で最後まで貫き通せてたと思います。

でも… もし未練があるとすれば…
ヤマグチノボルさんが書いたらキャラが動き出して、
プロットとは別のラストに辿り着いた可能性があるんじゃないかな…
ということでしょうか。

恐らくこの22巻はこの世に遺されたただ一つの正解なのでしょう。
100%に近い内容だと思いますし、充分に面白かったです。
でも、ヤマグチノボルさんなら120%の物語が書けたかもしれない。
あの不世出の天才なら、200%の正解を見付けたかも知れない。
どうしても、そう思ってしまうんですよね。

「ゼロの使い魔」という物語はこれで完結です。
シリーズを追っていた一人として満足できた内容でした。
でも、ヤマグチノボルさんが書いていたらあり得たかもしれないif…
そんなラストを考える余地は残されている気もします。

:: 2016/9/25 日曜日::

■[ラノベ]ヴァレンティナ暗躍「魔弾の王と戦姫」15巻

魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉15 (MF文庫J)
著者/訳者:川口 士
出版社:KADOKAWA/メディアファクトリー( 2016-08-25 )

作者サイト:一〇八(仮)
絵師サイト:ひなだまりweb
絵師twitter:片桐 雛太(@hinatanya)さん | Twitter
Kindle版:魔弾の王と戦姫 15
Kindle版まとめ買い:魔弾の王と戦姫

みんなの力を結集してムオジネル軍を撃退したティグルたち。
戦争が終わり祝杯を上げる中でティグルはレギンから求愛される。
しかしティグルはエレンや魔物たちのこともあり一年の猶予を貰い先延ばしにする。
そしてジスタートではヴァレンティナの野望がついに形となって現れ…

このシリーズも残り2冊ということで俄然盛り上がってきましたね。
戦記モノとしても魔物とのバトルとしても、ラブコメとしても!
いやはやレギンの真っ向からの告白は実に良いモノでした。
誤解のしようがないようにストレートに告白するってのは素晴らしいと思いますよ。
しかし、そんなレギンの可憐さにも揺るがない誠実さを持つティグルも凄いですけどね。
うーん、ティグルの理性は割りと強靭だな…

そんなレギンとは違って素直になれないヒロイン筆頭のミラがもどかしいですね。
もうYou! 告っちゃいなYO! とか思いながら読んでたんですが、
そんなのほほんとした雰囲気が許されそうにない空気になってきましたね。
平和だったのに風雲急を告げる展開になってどうなることやら…
レギンが心配しているようなことにならないと良いのだけれど…

それはそうとティッタはエロいですね。
肉体的にもハプニング的にもエロさはリムが最高でしたけど、
何というか、ベッドinしてからのティッタがとてもエロくてですね。
あんなティッタを見てしまったら枯れるまで頑張りそうですわ。
ティッタ… 恐ろしい子…!

:: 2016/5/4 水曜日::

■[ラノベ]王都攻防「魔弾の王と戦姫」14巻

魔弾の王と戦姫(ヴァナディース) (14) (MF文庫J)
著者/訳者:川口 士
出版社:KADOKAWA/メディアファクトリー( 2016-03-25 )

作者サイト:一〇八(仮)
絵師サイト:ひなだまりweb
絵師twitter:片桐 雛太(@hinatanya)さん | Twitter
Kindle版:魔弾の王と戦姫 14
Kindle版まとめ買い:魔弾の王と戦姫

ザクスタンを退け、内乱をまたもや平定し、
グレアストに攫われたエレンも救出して結ばれたティグル。
しかし南からはムオジネルの王弟クレイシュ率いる15万の軍勢が、
王都へと迫ってきて…

今回は魔物が出ない、人と人との戦いでしたが、
ティグルの主人公としての輝きは陰るどころか、
より一層に光り輝いてましたね!
窮地において覚醒するとかラノベ主人公らしいといえばらしいけど、
ティグルの場合は今まで培ってきたモノを土台にした上で、
更なる飛躍に結びついたという感じがするのが良いですよね。

ラブコメ的にもティグルがある意味潔い決断をしてくれたのも好感を持ちましたね。
下手に自分の気持ちをごまかさずに真っ正面から突っ込むという、
戦争の時の戦略とは正反対な姿もティグルらしいと言いましょうか。
ティッタもエレンもそれを判っているから受け入れているんだろうなぁ。

ミラはまだ踏ん切りがつかないかもしれないけれど、
ソフィーはもう覚悟完了してるっぽいですね。
レギンは立場上どうするのか判りませんが…
ヴァレンティナが巻き起こしそうな騒動によって、
ティグルの立場が変わるかもしれないので、
それによって何がどうなるのか未知数でわかりませんね。

まだ魔物たちも生き残ってますし、
彼らの狙いも明確に判明していないので続きが気になります。

:: 2016/2/24 水曜日::

■[ラノベ]ゼロの再会「ゼロの使い魔 21 六千年の真実」

ゼロの使い魔 (21) 六千年の真実 (MF文庫J)
著者/訳者:ヤマグチノボル
出版社:KADOKAWA/メディアファクトリー( 2016-02-25 )

作者サイト:hexagon
作者twitter:ヤマグチノボル (hexagonzero) on Twitter
絵師サイト:DO-RAKU7 ~道楽っぽいブログ的な何か~:So-netブログ
絵師twitter:エイジ(@usatsukaeiji)さん | Twitter
Kindle版:ゼロの使い魔 21 六千年の真実
Kindle版まとめ買い:[まとめ買い] ゼロの使い魔

私には3つの特別なライトノベルがあります。
1つ目は私にライトノベルの何たるかを教えてくれた「スレイヤーズ」
2つ目は狂おしいほどの心の情動を教えてくれた「イリヤの空 UFOの夏」
そして3つ目がハーレムラブコメの素晴らしさを教えてくれた「ゼロの使い魔」です!

しかしながらこの3作品の中で「ゼロの使い魔」だけは未完でした。
何故なら作者のヤマグチノボルさんが2013年4月4日に永眠されたからです。
完結まで残り2冊だっただけにその訃報はファンとしては非常にショックでしたし、
3年近く経つ今でも喪失感が拭いきれません。

そんな中、遺されたプロットから続刊が出るという話じゃないですか。
その話を聞いた時は嬉しく思いましたけれど、
正直言って半分くらいは不安で仕方なかったんですよね。
何しろヤマグチノボルさんは不世出の天才と言っていいほどに文体が飛び抜けていたし、
バストレボリューションだとかレモンちゃんだとか、
頭がとち狂ってるような言語の地平を切り拓いてましたもの。

で、いざ覚悟を持って21巻を読んだわけですが…
凄く「ゼロの使い魔」じゃないですか!
驚くほどに「ゼロの使い魔」じゃないですか!!!
読み進めれば読み進めるほどに作者が誰なのかといった細かいことを考えずに、
ただひたすらに作品世界に没頭して読み耽ってましたよ。
あぁ…、確かにここにルイズがいるし才人がいるしシエスタがいるよ!
ギーシュにマリコルヌにデルフにテファにアンリエッタがいるんだよ!
彼ら彼女らは確かにここに生きているよ!

もうね、本当に面白かったんですよ。
「ゼロの使い魔」という作品の面白さを再認識させられたし、
ルイズの可愛さにくんかくんかしたり、
テファやシエスタといったハーレムラブコメ要員に萌え転がったし、
始祖ブリミルの過去には想いを馳せましたね。

これなら安心して完結巻である22巻を待てます。
存分に「ゼロの使い魔」という作品を味わい尽くせます。
ルイズと才人の二人がラストどうなるのか。
そしてハーレムラブコメがどういった結末を迎えるのか。
今から気になってたまりませんが、楽しみに待ちたいと思います。

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