フラン☆Skin

6巻から7巻にかけては色々なことが起こりましたね。
八神さんが渡仏したり、PECOが発売されたり…
キャラクターデザイナーになるという目標もひとまず達成した青葉だけど、
燃え尽きるなんてことはなく、更に精進を重ねていくことになり…

今回は青葉ちゃんよりもツバメちゃんとはじめちゃんの二人がメインでしたね。
ツバメちゃんは実家のお母さんとのやり取りとか、
自分の夢と両親の思いの間で揺れててとってもホームドラマでしたね…
はじめちゃんは自分がやりたいことを全力でやって、
周りも巻き込んで頑張る姿は社会人ドラマしてましたよ。
私はこういった熱意、いつの間にか失くしちゃってたなぁ…

もちろん青葉ちゃんも良かったですよ。
ねねっちへのサインという伏線回収とかとても良かったし、
北海道で搾乳しているシーンとか妙に見応えがあったし！

ひふみんもリーダーらしく頑張ろうとしてたのは良かったなぁ。
まぁ、その後のみんなのファッションショーが最高すぎましたけど。
ひふみんはおっぱいが大きいのが凄いよね…
まぁ、紅葉ちゃんのおっぱいも負けず劣らずの大きさでしたが…！

しかし遠山さん、案の定長期休暇を利用して八神さんに会いに行ってましたね。（笑
自分から帰国しないのは八神さんらしいし、
それを察して会いに行く遠山さんも彼女らしいですよね。
それにしても天然でジゴロってる八神さん…　恐ろしい子…！

あと余談ですが、八神さんがホームステイしている部屋って、
ほたるんが留学していた時に使っていた部屋っぽいですね。
今後そのネタで何か話が転がったりするのかな？

デカい…！

思わずそう言ってしまうほどにデカいおっぱいの持ち主である望月紅葉ちゃんが登場する6巻です！
幼馴染みの鳴海ツバメちゃんと二人でインターンでイーグルジャンプにやってきて、
青葉たちの後輩になる新キャラなんですが…
いや…　マジでデカいな…！

アニメの2期ももうすぐ始まりますけど、番宣見る限り紅葉ちゃんたちも登場しそうですね。
だとすると5巻の内容はすっ飛ばすことになりそうですね。
まぁ、早めに紅葉ちゃんのおっぱいがTVに出てくるならそれはそれで…！

ただ、6巻では紅葉ちゃんよりもツバメちゃんの方が印象に残ってますね。
ねねっちと同期なんだけど、本気で取り組んでいるからこそちゃらんぽらんに見えるねねっちを目の敵にして、
色々とイベントを起こしているので、どうしても印象に残っちゃうんですよね。

もちろん紅葉ちゃんも魅力的なキャラです。
しっかりしているように見えて世話焼きのツバメちゃんがいないとダメダメな所とか、
遠山さんに頼りっきりの八神さんとある意味で似てると思いますし、
何より良いスタイルしているので大食いなところがユーモラスでした。（笑

しかし八神さんがまさかあんな選択をするとはなぁ…
大丈夫なんでしょうかね、こう、言葉とか御飯とか！
見える…　私には見えるぞ…！
遠山さんが長期休暇を取って会いに行く姿が…！

というか遠山さんの涙のシーンとか最高にラブコメしてましたよね。
やっぱり遠山さんと八神さんの二人は最高のカップルだと思いました。
末永く社会人百合でいてください。

4巻と同時発売の「NEW GAME!」の5巻ですがこちらはスピンオフになります。
しかも全ページ描き下ろしという豪気っぷりですよ！
ただでさえ本編も2話同時掲載とかやってたのに仕事しすぎでは…
まぁ、読者としては嬉しい限りなんですけどね！

1巻の時点で高卒入社という思い切った行動を取っていた青葉ですが、
彼女が初めから積極的だったかといとそういう訳でないことがわかる、
青葉たちが女子高生だった頃のスピンオフになります。
本編でもちょくちょく出てくる幼馴染のねねっちだけではなく、
少しだけ出てきたほたるんに新登場の美術部顧問のちなつ先生と、
出てくるキャラは少ないですが見所がたくさんある5巻です。

この5巻を読むと分かるのが友達の得がたさですね。
本気でイラストレーターを目指し、美大受験をするほたるんに感化され、
小学生の頃からの夢だったキャラクターデザイナーを本気で目指し、
ねねっちの後押しもあって高卒入社という手段を青葉は選んだんですねぇ…
そしてこの約1年後にねねっちが青葉の姿を見て夢を見付けて頑張るとか、
友達って良いなぁ、と思っちゃいますよ。

きらら系萌え4コマらしい女の子たちの可愛さがありながら、
本編同様にしっかりとしたストーリーの芯があって面白かったです。
しかし、これを読んじゃうとほたるんが結構気に入ってしまったので、
本編でもっと読みたくなりますね。
ちなつ先生も登場して欲しくなっちゃうし、そういった意味では悩ましいかもしれません。（笑

憧れの八神コウと一緒にキャラデザをすることになった青葉。
一生懸命に仕事を進めているともうすぐ入社して一年が経とうとしていて、
イーグルジャンプでは青葉以外も色々と成長していて、
更に青葉の友達のねねっちも頑張っていて…

TVアニメも絶好調でがんばるぞい！ な「NEW GAME!」の4巻ですが、
全ページ描き下ろしのスピンオフ5巻と同日発売です。
しかもTVアニメ放映中に単行本を出すためにこの半年毎号2話掲載してたんですよね。
モノを売る商売的にはとても正しいと思うのですが、凄い仕事量だなぁ…

そして本編でもモノを売る商売としては正しいけれど、
青葉には厳しい現実が突きつけられて読んでて胸を締め付けられましたね。
名前が売れている八神さんを前面に出そうとする上層部と、
初のメイン仕事なのに裏方にさせられる青葉の立場が辛い。
それでも腐らずに無駄になることがわかっているキービジュアルを仕上げ用と、
ひたむきに頑張る青葉の姿は応援したくなるものでしたし、
キャリアに裏打ちされた八神さんとの実力差を目の当たりにして、
悔し涙を流す青葉は本当に成長したなぁ、と感動しちゃいます。

成長といえばねねっちもコツコツ頑張って成長していてビックリですね。
青葉の頑張りに感化されたんだろうけど、
プログラマーとして実力を付けてまだまだ未熟ながら現場に飛び込もうとするとか、
登場初期のあのお気楽さからは考えられない気概ですよ。

そういった社会人成長モノとしての芯がある上で、
萌え4コマらしいエピソードを交えながら、
重くなり過ぎないように話が進むのはとても良かったです。
カラーピンナップがみんなのネグリジェ姿でしたしね！（笑

春にアニメ放映が始まる「NEW GAME!」の3巻！
何度も言ってますがこの漫画はゆるふわ4コマ誌のきららキャラットには珍しく、
その根底にはしっかりとした職業モノとしての物語があります。
「SHIROBAKO」や「なれる！ SE」ほど修羅場がある訳では無いですが、
きらら系4コマだと思い込んで読み始めたら痛い目を見るかもですよ？

特にこの3巻では主人公の青葉が、
憧れの八神と同じキャラデザとして競い合うことになり、
ちょっとした諍いが起こってしまうところには心にダメージが来ますね。
まぁ、その後にちゃんと上手くまとまるあたりは、
良い意味できらら系だなぁ、と思っちゃいますけども。

それにしても今時の会社って社員旅行ってやるんでしょうか。
私はやったことないんですけど、
まぁ、女性社員だらけの温泉旅行ってのは素晴らしいと思います！
もちろん、肌色的な意味で！
これは是非アニメで見たいものですなぁ！

ちなみに何故女性社員ばかりなのかというのは、
読者だけではなく、青葉も思っていた事らしくて、
その理由を作中で尋ねていますね。（笑
まぁ、全ては上司の葉月さんのワガママみたいですが、
社内でのメイド喫茶ごっこといい、良い仕事をしていると思いますよ！
アニメでの活躍にも期待したいです。（笑

青葉たちが手掛ける「フェアリーズストーリー３」も開発終盤！
夏休みを後ろ倒しにして学生バイトも導入してデバッグ作業も行い、
遂に発売日を迎えることになって…

今回の新キャラはプログラムチームの阿波根（アハゴン）もとい、うみこさん。
第一印象はちょっと厳しい人かな？　って感じだったんですが、
あっという間に意外と気遣いが出来るミリタリーオタクさんというものに。
学生バイトのねねちゃんとのコンビも良い感じで面白かったです。

しかし開発終盤だというのにしっかり健康診断もするとは良い会社だなぁ。
しかも検査用の服まである健康診断ということは20代なのに人間ドックなんでしょうか。
まぁ、お陰で青葉たちの着替えイベントを拝めることが出来ましたけどね！
やはり青葉は胸のサイズまでロリだなぁ。
そして着替えにおけるひふみんの堂々とした振る舞いはコスプレで鍛えた度胸なんでしょうか。（笑

それに東京ゲーム展に関係者日に出席したりと新人にもちゃんと経験を積ませてますね。
そう言えば名刺交換の仕方とか私も先輩に習ったことなかったな…
表舞台に出にくい開発系の現場だとそんなもんだよね。
とはいえ、八神さんのレベルだとインタビューまであるみたいですけど。
というか、普段はガサツなのに遠山さんのコーディネートでドレスアップする八神さんかわいい！
いつもこれくらい女子力高めな服装すれば良いのになぁ…
いや、ギャップ萌えのためにも普段はあのガサツが良いのかもしれない…

今回で一応ゲーム開発に区切りは付いたみたいだけど、
人気があったお陰で無事に続きが読めるみたいです。
きらら系4コマは2巻で打ち切られることが多いだけに一安心ですね。
このままアニメ化まで頑張って欲しいものです。