僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2009/11/12 木曜日::

■[漫画]希望は絶望の隣にありて…「惑星のさみだれ」8巻

惑星のさみだれ 8 (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:水上 悟志
出版社:少年画報社( 2009-11-10 )
定価:¥ 590
Amazon価格:¥ 590
コミック ( ページ )
ISBN-10 : 4785932627
ISBN-13 : 9784785932626
作者サイト:続・みずかみ小屋

いやー、本当に「惑星のさみだれ」は毎回面白すぎて困りますよ。
敵を含めたキャラクターの魅力が大きいのは勿論、
どんな小さなコマや台詞でも見逃せない面白さがあって、
何度読み返しても飽きないんですよね。
ちなみに8巻での一番要チェックなのはカバー下のさみだれの生脚だと思うのだがどうか。

物語としては11体目との戦いと、夕日の試練(色々な意味で)が大きなイベントだったかな。
前者の場合は風巻さんの泥人形に焦点が当たっていたけど、
個人的には11体目が擬態した9体目に怯まず、
太朗の「荒神」を炸裂させた花子が大きく扱われてなかったけどグッときました。

そして祖父の死を契機に夕日がアニマに課された試練がまた熱い!
連載初期に張られていた伏線が遂に回収されて…、
もうぶっちゃけますが、東雲さんとのバトルですよ!
アニマの力で友情出演的だとしてもあのヒーローが復活した訳ですよ!
これが盛り上がらずに居られましょうか!

また、夕日のもう一つの試練(?)として白道さんのフラグ回収があるのですが、
白道さんがSの悦びに目覚めつつも基本的に乙女脳の持ち主で、
正直赤面している白道さんが超絶に可愛くてたまらん訳ですよ。
しかしアレですね…
白道さんのおっぱいの揺れは是非動画で見たいと思いました…
アニメ化に期待!(おっぱい的な意味で

:: 2009/11/4 水曜日::

■[漫画]コタツ蔵出しメイド殺人事件カレー風味「それでも町は廻っている」6巻

それでも町は廻っている 6 (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:石黒 正数
出版社:少年画報社( 2009-10-30 )
定価:¥ 560
Amazon価格:¥ 560
コミック ( 189 ページ )
ISBN-10 : 4785932562
ISBN-13 : 9784785932565
作者サイト:おかんの家4

それ町は何気ない仕草や台詞だったりが面白く、
そのセンスの神懸かりっぷりに脱帽しまくりな訳ですが、
それというのも歩鳥という主人公が居てこそだと思う次第です。
普通の女子高生は「サンキュー特急修行中ー」とかアホなこと言わないよ…(笑

6巻でもどの話も面白かったけど、歩鳥の弟と妹のそれぞれのエピソードが好きです。
タケルくんが風邪をひいて寝込んだ時に、
エビちゃんがお見舞いに来てくれるトコとかもう最高。
自分の家に女の子が来るドキドキ感や妹のバカっぷりが恥ずかしい所とか、
あの年代の少年の心を見事に描かれていて、ムズ痒さがたまりませんでした。
あと、汗を沢山かいてお母さんに拭いて貰うトコとか妙にお気に入りです。

それと妹のユキコがまた違った意味で面白い。
特撮ヒーローモノが大好きというまだまだ子供なんだけど、
その子供っぷりが、危ない所も含めて微笑ましいんですよ。
将来は一体どんな大人になるのか不安なような楽しみなような…
やっぱり歩鳥みたいになるのかな…(笑

そして肝心の歩鳥ですが、今回は髪の毛がちょっと長めと短めの二つが見られて、
見た目の意外性と中身の相変わらずっぷりのギャップが味わい深かったです。
母の実家で見せた色々と今一つなアホっぷりも楽しかったし、
やっぱり歩鳥は面白い主人公だと思いますよ。
是非ともこのままアホで天然な主人公で居て欲しいです。

:: 2009/5/15 金曜日::

■[漫画]子供たちと大人(ヒーロー)「惑星のさみだれ」7巻

惑星のさみだれ 7 (7) (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:水上 悟志
出版社:少年画報社( 2009-04-30 )
定価:¥ 600
コミック
ISBN-10 : 4785931531
ISBN-13 : 9784785931537
作者サイト:続・みずかみ小屋

7巻の物語の中心となるのは表紙になっているように、
お互いを思い合い、固い絆で結ばれている昴とユキと、
家族から疎遠で一人きりな太陽の年少組の三人。
そして三人の身近な大人である夕日と三日月の二人です。

かつて東雲半月がその背中で夕日に大人とは何かを教え、
弟の三日月には目標であり、越えるべき山となっていたように、
夕日と三日月は子供たちには頼りになる大人として、
半月の意思を継ぎ、ピンチを助けるヒーローとして登場する場面は半端なく格好いいぜ。

そして夕日が自分に似ていると感じた孤独な子供の茜太陽。
かつて半月と知り合ったことで夕日の頑なな心が変わったように、
夕日と触れあうことで太陽の心が変化し、行動に移していくのを見ると、
死してなお影響を及ぼす半月の偉大さと、大人とは何かを考えさせられます。

しかし太陽たちには格好いいとこを見せる夕日だけど、
白道さん相手だとヘタレ主人公というか何というか。
白道さんもアニメ雑誌買う所を見られたりと相変わらず地味にダメージ負ってるし、
色々と報われない人ですね…(笑

ちなみに7巻の帯付いている応募券+5,6,7月号のアワーズいずれかの応募券で、
ドラマCDが実費頒布されるとのことなのでファンの人は買うべきだと思います!
水樹奈々がさみだれで白道さんが桑島法子かー…
どんな内容になるのか今から楽しみです。

:: 2009/1/7 水曜日::

■[漫画]下町が舞台で下町が主人公「それでも町は廻っている」5巻

それでも町は廻っている 5 (5) (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:石黒 正数
出版社:少年画報社( 2008-12-26 )
定価:¥ 560
コミック
ISBN-10 : 4785930861
ISBN-13 : 9784785930868
作者サイト:おかんの家

それ町ってのは不思議な作品で、もの凄く好きなんだけどそれを声高に叫ぶ類の作品でないというか…
必ず読む作品だし毎回楽しみにしてるんだけど、がっつく作品ではないんですよね。
うーん、この作品に対するスタンスを明確な言葉にするのって難しいなぁ。
誤解を恐れずに言うならばそれ町ってのはご飯で言うならお米ですね。
あるのが当たり前で、無かったら凄く物足りないし、何よりも飽きが来ない。
それでいてわざわざ大好きだと主張する必要もないくらい親しんでいるモノ、という意味で似てるかな。

メイドは出てくるけどあからさまな萌えは一切なく、
下町の日常がメインだけど、たまに超常的なことも出たりする。
歩鳥が主人公なんだけど、歩鳥がほとんどでない回もあり、
それでいて作品の雰囲気がガラリと変わるといこともない。
改めて考えてみると本当に不思議な漫画だと思います。

個人的にこの巻で面白かったのは紺先輩のエピソードでしょうか。
いつの間にか仲良くなっていた歩鳥と紺先輩だけど、
二人が仲良くなったエピソードとか、凄く微笑ましいですし、
強がっているけど実は寂しがりな紺先輩が可愛らしいんですよね。

それと歩鳥がユキコに付き合って夜の小学校に出かける話も、
歩鳥の小学生時代の回想とか自身の中で出した卒業という意味とか、
結構心に染み渡ってくるエピソードとかもあるんですよね。
タケルの壁新聞の回に繋がる伏線もあったりで本当に面白いです。
それとタケルといえばエビちゃん可愛いですよねー
小学生の女の子の理不尽とか恋心とか最高じゃないすか。

面白さが判りやすい一種の派手さがないので漫画好き以外に広まる可能性は低いですが、
ライトな層にも読んで欲しい作品でもあります。
少なくとも漫画が好きな人なら外すことが出来ない作品ではないでしょうか。
いやー、良い作品ですよ、ホント。

:: 2008/10/30 木曜日::

■[漫画]勇者 日下部太朗の物語「惑星のさみだれ」6巻

惑星のさみだれ 6 (6) (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:水上 悟志
出版社:少年画報社( 2008-10-29 )
定価:¥ 590
コミック
ISBN-10 : 4785930500
ISBN-13 : 9784785930509
作者サイト:続・みずかみ小屋

太朗が死にました。

料理が好きで、気難しい夕日が気兼ねなく接せられる友人で、
幼馴染みと朝のドッキリイベントをしたり、二人乗りしたりと、
青春まっただ中を生きる日下部太朗が死にました。

地球を守る為、というよりむしろ花子を守る為に力を磨き、
その願いも全て花子の為に捧げ、命すらも捧げた太朗。
騎士の願いで花子が一度致命傷を受けても回復出来ることを知りながら、
それでも咄嗟にかばうという、無駄死にとも取れる最期でしたが、
太朗の死は決して無駄死になんかじゃなかった。

皆に愛され、花子の隣には子供の頃からずっと居続け、
花子との思い出も数え切れないほど持ちながらも逝ってしまった太朗。
皆の心に何かを残し、掛け替えのない穴を穿っていった太朗。
ラストの花子の涙と慟哭がただただ心に響いてきます。

半月の時もそうでしたが、この漫画では容赦なく死を描きます。
読む者に虚脱感と喪失感を味合わせてくれます。
味方をかばって死に、かばわれた相手は騎士として覚醒するという、
残された者に確実に何かを残す死に方なのがせめてもの救いですが…

太朗、やっぱりお前は勇者だと思うよ。

:: 2008/5/26 月曜日::

■[漫画]アニマの覚醒と白道さんの受難「惑星のさみだれ」5巻

惑星のさみだれ 5巻惑星のさみだれ 5 (5) (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:水上 悟志
出版社:少年画報社( 2008-05-26 )
定価:¥ 600
コミック
ISBN-10 : 4785929677
ISBN-13 : 9784785929671
作者サイト:続・みずかみ小屋

アニマ、スカート履いてない!(hollowのカレン的な意味で

獣の騎士団の個別エピソードが一通り終わり、
これから泥人形とのバトルが本格化するか!?
と思ったら初っ端からカラーの水着回。
季節感は無視されてるけど、純粋にサービス回をありがたがる私。

そんな団欒というかほのぼのとした中、さみだれの真意を知ってしまう白道さん。
夕日への恋心を持っていただけに心中複雑だと思います。
そしてそこへ畳み掛けるように七つ眼の泥人形の戦闘に突入。
ぶっちゃけ死亡フラグかと思ってたので戦々恐々でした。

そして最後に残っていた個別エピソード、魔王さみだれの回。
朝日奈家の家庭の事情に悩むさみだれの姿は年相応の女の子で、
そんなさみだれを支える夕日は今までの経験から成長して大人のようでしたね。
さみだれも夕日を男の子として意識しだしたからちょっとそっち方面にも期待。

アニムスも予想だにしてなかったさみだれの行動とアニマの動向。
朝日奈家の問題が解決して覚醒したアニマですが超マイペースというか。
独特の瞳とか結構好みなんですけどね。
しかしマイペースなアニマに被害を受ける白道さんは悲惨。(コスプレ的な意味で
ちなみに裏表紙のカバー下でさみだれを圧倒する戦力を白道さんは見せてくれます。(おっぱい的な意味で

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