僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!

:: 2012/2/28 火曜日::

■[漫画]エルサ編、スタート「狼と香辛料」7巻

狼と香辛料 7 (電撃コミックス)
著者/訳者:小梅 けいと 支倉 凍砂
出版社:アスキー・メディアワークス( 2012-02-27 )
コミック ( ページ )
作者サイト:小梅けいとの原典皆既
作者twitter:小梅けいと (koumekeito) on Twitter

キング・クリムゾン!

アマーティ編をショートカットしていきなり原作4巻のエピソードに突入した小梅けいと版「狼と香辛料」
原作は既に完結したのである程度はショートカットするのは賢い選択だと思います。
まぁ、アマーティ編での黄鉄鉱の相場の変動で手に汗握る展開は割りと好きだっただけに、
ちょっと残念、という気持ちもなきにしもあらずですが、エルサ編でのエルサの可愛さで帳消しということで。

で、そんなテレオ村でのエルサ編ですが、ロレンスとホロはむしろ脇役というか、
物語の主人公は完全にエルサであるような描かれ方がされていて原作読者としても新鮮です。
ノーラ編の時も思ったけど、小梅けいとさんは各話毎のヒロインの掘り下げ方が巧みなので、
ヒロインの魅力の再発見が出来るし、何より面白いのでこれは良いと思います。

話の流れは原作の通りで、フランツ司祭が亡くなったことでエンベルクの町がテレオ村相手に強気に出てきて、
エルサが頑張ろうとするんだけど、それをあざ笑うかのような酷い策を仕掛けてくる。
しかしたまたまホロとロレンスがフランツ司祭が蒐集した異教の神々の書物を目当てに訪れていて、
エルサとその恋人であるエヴァンを自分たちのついでに助けようとするんだけど…

という訳で今回はエルサが主人公なのでいつもより駆け足で展開していますが、
話を理解するのには充分ですし、何より苦悩しながらも前に進もうとする姿は見ていて好感が持てます。
また、エルサの視点からホロとロレンスの連れ合いを見ることで、
二人の魅力がより分かる、というのもありますしね。
なんにせよ、これはこれで面白かったです。

関連エントリー


狼と香辛料 8 (電撃コミックス)著者/訳者:小梅 けいと 支倉 凍砂 出版社:アスキー・メディアワークス( 2012…

狼と香辛料16巻 出版社:KADOKAWA 原作者名:支倉凍砂 原作者サイト:すぱイしー ているず 原作者twitte…

狼と香辛料 (11) (電撃コミックス)著者/訳者:小梅けいと出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( …

狼と香辛料 (9) (電撃コミックス)著者/訳者:小梅けいと出版社:アスキー・メディアワークス( 2013-08-27…

狼と香辛料(14) (電撃コミックス)著者/訳者:小梅 けいと 文倉 十 出版社:KADOKAWA( 2016-09-…


 Comments (0)

コメントはまだありません »

No comments yet.

RSS feed for comments on this post. TrackBack URL

Leave a comment

HTML convert time: 0.566 sec. Powered by WordPress