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:: 2014/1/20 月曜日::

■[ラノベ]達哉の勇躍「フルメタル・パニック! アナザー」7巻

殺人という壁を乗り越え、影がある感じになった達哉が表紙の7巻ですが、
表紙になるだけあって、主人公らしい活躍っぷりでしたね!
序盤は人を殺した事を吹っ切るために色々と藻掻いてましたが、
終盤ではケントゥリア2機と互角に戦い、更にはレイヴン1号機改をぶっつけ本番で使いこなし、
ミハイロフを圧倒する才能の煌きを見せてくれたお陰で大いに興奮しましたよ!

それだけにジオ社が進める無人AS計画「カエサル・プロジェクト」が不穏だよなぁ。
中央アジアでロシア相手に繰り広げられる国家戦争にケントゥリアが使われ始めたけど、
もう現時点で充分有用であることが判ってしまいましたからね。
もし成長した今の達哉のデータがコピーされたらと思うと薄ら寒くなります。

それと菊乃ですが、予想通り達哉の側に付いたかー
そこに至るまでにイベントがあったから説得力があったし、
ステンカ小父様ことミハイロフ相手にきっぱりと決別を口にするまでになりましたからね。
これで本格的に達哉の傍に居ることになり、俄然面白くなってきましたね!
達哉への恋心も上手い方向に軌道修正されたから、そちらの意味でも楽しみです。

翻ってリーナの方ですが、達哉相手への気持ちは自覚してないのか素直になれないのか…
扇情的な下着を買うイベントとか凄く萌えるし、何よりビジュアルも最高なんですけど、
下手すりゃこのまま菊乃に出番とかヒロインポジションとか奪われないのかちょっぴり心配です。
ポテンシャルは高いんだけどなぁ、リーナ…

ちなみに今回一番ヒロイン度が高かったのは間違いなくマルヤムですね。
ユースフもマルヤムの為に熱さと冷酷さが同居する状態になったりと、
正に囚われの姫を助けに向かう王子様状態で格好良かったです。
そんな中でも可能な限り達哉への助けの手を打ったりと、
友情と有能さも併せ持っていてマルヤムがべた惚れするのも当然だと思わされますね。

達哉、リーナ、ユースフ、菊乃とそれぞれの個性に合わせたレイヴンも揃ったし、
これからの展開にも期待しております。

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