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:: 2014/3/26 水曜日::

■[漫画]人類の救済か親友の救出か「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ」4巻

エインズワース家のエリカお嬢様の歪な純粋さで拐かされたイリヤ。
しかも精神を人形に置換されどうしようもないかと思ったけど、
そこは「魔法少女って飛ぶものでしょ?」という頼もしい思い込みをしていた少女ですよ。
人形が動かないと誰が決めた! と言わんばかりに動きまくり、
遂にはサファイアと合流して人形の姿で魔法少女になる活躍を見せてくれます。

それにしても凛とルヴィアの使えないコンビは本当にもう…
イリヤと同じく何かと精神を置換されたんだろうけど、
役に立たないだけじゃなく、脚を引っ張るとか保護者失格でしょう!
まぁ、ルヴィアはお色気要員としては役立ってるみたいですが。(笑

そしてここにきてエインズワース家の行動目的が遂に判明。
それはまさかの聖杯たる美遊を用いての人類の救済…!

iriya_drei04_01

エインズワースの当主がやってたのは聖杯を用いての、
人造神話の創造による人類から新人類への置換とかなんでしょうか。
壮大なスケールになってきたなぁ…!

かつて「魔法先生ネギま!」で未来の火星から来た超鈴音の策動を、
夕映は「全人類の存亡に関わるものなら協力せざるをえないが、それ以外なら止める」
という主旨の会話をネギ先生としてましたが、
この並行世界におけるエインズワースの策動は正にその「全人類の存亡」で、
それと親友を天秤に懸けさせられるイリヤはロリなのに過酷すぎる。
でも、ロリだからこそ我が儘な選択をしてしまう。
父は子を取り、別の世界の兄は恋人を選んだけど、イリヤは両方を取ろうとする。
その子供らしさが「魔法少女って飛ぶものでしょ?」
と言っていた時から変わらない魔法少女の頼もしさとなっているんだと思います。

巻末には恒例の番外編が載っているんですが、
一体この娘さんたちはどこへ行こうというのか…!
ちなみに今月のコンプエースには続きが載ってます。
ええ、この単行本の続きですよ!
間違いなくね!(笑

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