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:: 2018/3/14 水曜日::

■[ラノベ]脳筋たちと王子の恋「本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第四部「貴族院の自称図書委員II」」

最速で講義を合格して図書館生活に突入したローゼマイン。
しかしエーレンフェストがシュバルツとヴァイスの主となったことで他領地から反感を買い、
主の座を巡って他領地から因縁を付けられて騒動を起こしてしまう。
また、アナスタージウス王子とエグランティーヌの恋物語にも巻き込まれて…

今後何かと関わることになる大領地ダンケルフェルガーといい、
リヒャルダの孫だからと側近にしたトラウゴットといい、
脳筋な人たちに悩まされる巻でしたね!
この時のレスティラウトは大領地としての誇りが驕りに近く感じられて、
あまり好きにはなれないんですけど、
この後のあれこれを考えると、ツンデレのツンの時期だったのかな、と思います。

トラウゴットに関しては… まぁ、中学生男子だなぁ、という。
自分のことしか考えられないのは親の教育の失敗ですよねぇ…
そういった意味でも身内のリヒャルダは激怒していたのでしょう。

そんなトラウゴットを切り捨てたローゼマインはただ甘いのではなく、
身内だけに甘いという性格がよくわかりますね。
まぁ、その身内判定が緩いのがローゼマインらしいのかもしれませんが。

教育と言えば書き下ろしの短編でヴィルフリートの教育が足りてないのが分かりましたね。
かなり更正したと思ってたんですけど、まだまだヴェローニカの教育の残滓があるんですね…
まぁ、あの血族に刻まれたDNAのせいかもしれませんけども。

もう一つの書き下ろしのアナスタージウス王子とエグランティーヌの恋物語は良かったですね。
貴族的で遠回しな言い方ではなく、率直な恋の言葉ってのは良いモノです。
王族というのは困った人が多いけれど、アナスタージウスは恋の人なので憎めないんですよね。
ローゼマインが巻き起こす騒動の被害者の一人だからなのかも知れませんが。(笑

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