フラン☆Skin

念願だった元飼い主に会うことができて燃え尽き症候群になったジュエルくんだけど、
イタリアへの長期出張という新たな仕事に燃え上がることに！
でもそれはラーメン赤猫からジュエルくんという頼りになる面子が抜けるということで、
新人、もとい新猫のゆずちゃんも頑張るのであった…！

ジュエルくんは初期メンバーじゃないけれど、
いつの間にかラーメン赤猫に欠かせない猫になってたよねぇ…
初めは危うく感じていたのに、今となっては安心感すらあって…
だからこそ旅立つのは寂しかったですね…

そりゃ一番仲が良かったサブちゃんも走り出しちゃうよ。
正直ちょっと泣きそうになりましたね。
猫同士の、同僚同士の友情が感じられたので！

ただジュエルくんが抜けた穴は大きくて、
ハナちゃんに負担が掛かって体調を崩しちゃったりもするんだけど、
佐々木さんも店長も人間よりもしっかりと管理職をしているので、
彼等が考えることで、ラーメン赤猫が上手く回ることになると思います。

それはそうと常連さん同士にも新たな春の兆しがあって良いですね！
婚活デートでラーメン赤猫に連れてきてダメ出しされたお兄さんが、
その相談に乗って貰ってるうちにって感じか…
少なくとも食と動物の好みは同じみたいだし、良いんじゃないかな？

もし二人が結婚したりしたら…
やっぱり猫を飼うことになるんだろうか…
なるんだろうなぁ…ｗ

組長選挙も終わり、八雷神との戦いに備えている魔防隊。
そんな中で七番組に復帰した遙乃の能力検証や、
東家の招待を受けたり優希は守られながらも忙しくしていたけれど、
ついに八雷神の長姉、太極が動いて…

遙乃さんは回復特化な上に年上のお姉さんなので、
とてもバブみがありますね…

京香さんと一緒に成長してきたから思い出もあるし、
優希とは違ったベクトルで京香さんを支えてくれると思います。

ただ今回のメインは遙乃さんや東家ではなく八雷神なんですよね…
太極の強さは山城恋に通じるものがありますが、
この二人が戦ったらどういった結果になるのか読めませんね。
お互いが自分が勝つと思っていますが…
山城恋は京香さんに一度敗北したことで勝利フラグを掴める気がします。

八雷神に攫われた朱々と優希ですが、
優希はどこでも誰でもやることが一緒ですよねｗ

宿っている八雷神を刺激するためという理由があるため、
とてもねちっこくキスするとかハレンチすぎます！

それに魔防隊の時と同じく家事を含めて奉仕しまくりで、
姉の薫陶がここでも活きているのであるなぁ…

八雷神の母という存在も提示されましたが、
名前からして日本書紀とかにも関係する感じなのでしょうか？
どちらにしても魔都への侵略者である人間とは相容れないと思うので、
雌雄を決することになるんだろうけど…
どういった結末になるんだろうなぁ…
色々と心配です。

偶然プロ野球観戦をすることになった理系大学生の高次くんは、
野球観戦の意外な面白さに興奮し、隣りに座っていた女の子と思わずハイタッチ。

その隣りに座っていた女の子、にいなさんと知り合い、お付き合いすることになったんだけど、
にいなさんは重度の野球好きだった！
影響されて野球にハマっていく高次くんはデート先も球場だったりするんだけど、
偶然二人は空に浮かんだワームホールに吸い込まれて異星に飛ばされて…

「全部ぶっ壊す」のコンビの新連載は野球特化のDr.STONEです。
異星人のヤルルと協力して、地球に帰る方法を探りつつ、
にいなさんの心の栄養のためにヤルルたちに野球を教えるために、
文明発展していくという、何とも変わった物語です。

高次くんの文明発展のモチベーションが恋人のにいなさんの心のためというのが面白いですね。
シリアスになりすぎない、ラブコメ的動機ですよ。
そしてDr.STONEと違って異星が舞台なので、
単位系の制定から始めないといけないので、まずはメートル原器作りをするんですが…

にいなさんにわかりやすいように説明する高次くんが尊いし、
それにキュンとくるにいなさんが可愛いですね。

メートル原器から振り子と腕時計を使って重力加速度を調べたりと、
高次くんの実践的理系知識無双っぷりも素晴らしいです。
罠漁の道具を作ったり、アルカリから石鹸や紙を作ったり、
高次くんは実験もしっかりやる理系大学生だったんでしょうね。

私は野球ネタはさっぱりわからないのですが、
ジャンプ＋のコメント欄を読む限り、かなり散りばめられているようですね。
そういった楽しみ方もあるのだなぁ、と感心しました。
そんなズブの野球素人の私でもわかるように、
変化球の説明があるのはありがたかったです。

ヤルルは原始的な生活をしていたけれど、
知能はとても高くて、基本的に温和なので、
すぐに野球に馴染んで、勉強も進んでするし、
マジで異星文明のめざましい発展が見込めそうな予感がしますね。
とはいえ外敵もいるようなので、一筋縄ではいかなさそうですが…
そこは野球と文明、二つを合わせて乗り越えていくのでしょう。

ちなみに巻末描き下ろし漫画を読む限り、
「全部ぶっ壊す」と同じ世界っぽいですね。
ということはあのワームホールもその影響の可能性が…？
案外地球側からの救助が来る可能性もあったりするのかな？

スタイリストを目指して丁稚奉公してたのに、突然の閉店で元の木阿弥になったミナト。
社会人をお休みしてたところに、親戚の小学生ランちゃんのお世話係が必要だということで立候補。
しかしちゃらんぽらんなミナトよりも、ランちゃんの方がしっかり者で…

岡山の田舎を舞台にしたほんわかコメディです。
全3巻なのでサクッと読めるし、かなり楽しい上にラストがグッとくるのでオススメです。

ランちゃんは小学生なのにしっかり者でクールなところがあるんですよね。

大人のミナトよりもしっかりしているところがあるんだけど、
ミナトの行動力のお陰で色々と体験できることも多い夏休みになるのです。

ただ、夏の夜空を楽しむことができるのはミナトのお陰だけど、
そのせいで虫に刺されまくっちゃうのもミナトのせいではあるんですよねｗ
ミナトはランちゃんよりも子供っぽいところがあるんだけど、
そこもまたミナトの魅力なんだと思います。

ランちゃんの友達の双葉ちゃんはミナトと気が合うお転婆っぷりで、
双葉ちゃんとミナトのダブルで振り回されることになってるんだけど、
それでも何だかんだで子供らしく楽しんでるのは良いですね。

それに何だかんだでミナトは大人なので、色々と連れ出して経験させてくれるんですよ。
焼肉に連れてってカルビ初体験したり、
電車に乗って隣町に行って散策したり、
朝から遊園地に行って遊び倒したりと、
ミナト本人も楽しんでいるけれど、ランちゃんも楽しんでいるのが良いのです。

母親ではできない思い切った行動力で連れ回すのは、
ミナトだからこそできる楽しませ方だと思うんですよね。
ちょっと散財しすぎだとは思いますが、
ランちゃんのために身銭を切るところは良いお姉さんしてると思います。

一番良かったのはやっぱり最終回だなぁ…
ランちゃんの母親が帰国したことで、ミナトとの二人暮らしも終わり、
ミナトが東京に戻ることになるんだけど…
ミナトが電車に乗るシーンが実に良いんですよ。

あのランちゃんがこんな表情をするようになるなんてねぇ…
それに電車が動き出してからの表情と、その後のシーンがね…
とてもグッとくるんですよ。

来年もミナトはランちゃんがいる岡山にきっと行くでしょう。
そのうちランちゃんが成長したら、ミナトがいる東京へ行くこともあるかもしれません。
どのような形であれ、この二人の縁はずっと続いていって欲しいなぁ、と思いました。

思わぬ形で奏良に「治験の王子様」の正体がバレてしまった凉風先輩。
何とか誤魔化そうとするんだけど、
察しの良い奏良に確信を持たれてしまって…

冒頭から凉風先輩の赤面顔の連続で、ごちそうさまです！
やはり美少女の赤面顔は良いですね…！

良いと言えば水着回ですよね！
大人数が必要な夏休み中の治験を一気に済ませるという名目の元、
全ヒロインの水着姿を見せてくれるのは読者的に大変にありがたいことです。

うーむ、眼福眼福。
というかみんなスタイル良いなぁ…

そして夜の肝試しでの奏良の選択ですが、
真昼が言っている通り、恋する男子以前に優しい男ですからね、奏良って。
みんなもそれが理解できるくらいに奏良のことをわかっているんだけど、
真昼の理解度が一番高かったのに関しては、「正妻」と称されるのもむべなるかな、と思いました。

その真昼が正ヒロインの可能性に凉風先輩は気付いちゃったけど…
はたして三角関係だけでなく、更なる多角関係に発展したりするのでしょうか？
ピルヴィちゃんも運命的なものを持っているみたいだしなぁ…
これは油断が出来ませんよ…！

満月の夜、妖精島に現われたグリフィス。
ガッツは即座に斬りかかるも、何をしてもかすりもせず、キャスカを奪われてしまう…
さらにグリフィスが顕現したことを引き金に妖精島は崩壊し、現世から退去してしまい、
取り残された魔女たちは船に乗ってからくも脱出するも、クシャーンに襲われて…

クシャーンが船を強襲した理由は納得できるものではありましたが、
それに託けてダイバがガッツを捕らえたのは不穏ですね。
シラットは因縁があるけれど、私情で拘束する人には見えないんですよね。
だからシラットがガッツを幽閉している理由は本当に言葉通りなんだろうな、と思います。

ただ、拘束された際にガッツが無抵抗なのはショックなんですよね…
イシドロの気持ちが痛いほどわかりますよ。
ガッツは不屈な精神を持っていると信じていただけに…

ただ、ガッツの絶望も理解できるんですよね…
やっと手繰り寄せることができたと思っていたキャスカとの絆が、
あっという間に奪われた上に、
今までずっと信じてきた剣が役に立たなかった絶望で完全に心が折れるのはわかるんだけど…
それでも、ずっと読んできた読者の一人としてショックでした…

そんなガッツの心を救う鍵となりそうなのは、やっぱりシールケではないでしょうか？
この巻ではずっと眠っていたシールケがキャスカを見つけ出すことで事態が開けるのか？
それともガッツの幽体がどこかに囚われているように見えるので、それを救い出すのか…
うーん、まだわからないなぁ。

それにガッツもガッツですよ。
ガッツが今まで培ってきた剣だけではグリフィスに届かなかったかもだけど、
ガッツが今まで築き上げてきた縁を束ねることができるなら、
或いは届かせることができるんじゃないかな？　と思うのですよ。
ガッツは今まで以上に周りに頼った方が良いんじゃないかなぁ？

今は絶望の底にいるからこそ、
そこから這い上がってきてくれることを願っています。