僕の心のヤバイやつ 3巻の特装版が6月8日発売!
山田と市川の両片想いに全力でニヤニヤしよう!
:: 2020/8/4 火曜日::

■[ラノベ]声優ファンのサイレントマジョリティ「声優ラジオのウラオモテ #02 夕陽とやすみは諦めきれない?」

アイドル声優のキャラを捨てることで千佳の声優生命を救った由美子だけど、
それでめでたしめでたしで全部丸っと収まるわけではなく、
事務所や先輩、それにファンなどに迷惑を掛けることになり、
更には予想以上に千佳の母がキレていて…

この2巻は1巻の後始末というか、禊ぎのような内容でしたね。
私はどちらかというと声優さんの素の部分というか、
人間らしさを感じられる放送の方が好きなんで違和感がなかったんですが、
確かにキャラ作ってる方が好きな人もいるだろうなぁ、というのも判る気がします。
だって、アイドルって名詞がくっついてるんですもんね。

それにしても意外だったのが先輩声優のめくるんですよ。
いくら先輩だからって由美子に対してあんなにキツく言うなんてヒドくない!?
と思ってたんですが、まさかの正体というか…
うん… 最後の身を挺した行動といい、憎めないわこの人…

そして前回はキチガイ声豚のせいで印象が悪くなった声優オタクですが、
そんなキチガイばかりじゃない、ちゃんと心ある人もいるんだ…
という、希望が満ちている良い展開だったと思います。
まぁ、実際問題ファンなんだから護ってあげたくなるよね、そりゃ。
サイレントマジョリティはそうであって欲しいですしね。

それはそうと相変わらず千佳は由美子のおっぱいが好きですよね、ホント。
由美子の演技に感じ入っているところも好きですが、
由美子のおっぱいに興味津々なところはとても良いと思います。
できれば3巻にもおっぱい揉みシーンが欲しいですね。
1冊1おっぱい揉みをお願いしたいものです。(真剣

:: 2020/8/3 月曜日::

■[ラノベ]JK声優×百合「声優ラジオのウラオモテ #01 夕陽とやすみは隠しきれない?」

清純派新人声優の歌種やすみこと佐藤由美子は普段はギャルな現役高校二年生。
努力はしているし実力もあると言われているけれどブレイクできない現状に焦りが募るある日、
新人ながらブレイク真っ最中の夕暮夕陽を相方にラジオMCにオファーされるも、
打ち合わせで出会ったのはどこからどう見ても同じクラスの根暗女の渡辺千佳で…

電撃マオウでやっているコミカライズからポロロッカしたんですが、
久しぶりに電撃文庫でハマれそうな作品が出てきたな、と思いました。

私は過去に東京ブギーナイトやうたわれるものラジオとか聞いていたいにしえのオタクで、
最近は月ノ美兎委員長や宝鐘マリン船長とかのVtuberの動画は見るけれど、
アイドル声優のラジオとかはトンと詳しくないのです…
なので実際のラジオがどんなものなのか想像は難しいですが、
この作品が百合であることは容易に察しがつきます…!

性格が正反対で毒舌の応酬が凄まじいJK二人組とか、
もうその時点で美味しすぎるし尊すぎますよ。
アイドル声優という仕事に対するスタンスの違いはあるけれど、
どちらも仕事を真摯で真面目なのは伝わってくるのも良いですよね。

まあ、千佳の方はその真面目さが変に炸裂して、
家風呂に入るわ、由美子のおっぱいを真面目に揉むわと、
何ともエキセントリックな百合っぷりを見せてくれますが、
それもまた良いと思うわけです。

ラストの展開も熱い友情が感じられてとても良かったですね。
お互いに反発しあいながらも、ちゃんと相方の意思はちゃんと察して、
全力で思いやってるとか、尊いにもほどがありますよ。
いやー、青春だねー…

それはそうと一つだけ謝りたいのは、
クラスメイトの声オタの木村くんのことをキモいと思ってたし、
中盤で二人の正体に気付いたところとかキモさがMAXだったんだけど、
二人のためにならないことはせず、むしろ護ろうとしていたのには感心しました。
うん、木村はキモいけどまともなオタクだったんだね…
多分、アニメになって同人誌が出るようになったら、
二人を脅迫してエロいことをする竿役になるも、
木村くんの妄想だったというオチが付きそうだけどな!
と思う吉宗であった…

:: 2020/7/22 水曜日::

■[ラノベ]それぞれの家庭「ビブリア古書堂の事件手帖II ~扉子と空白の時~」

ビブリア古書堂の事件手帖の新シリーズが本格的に開始です。
2030年頃、女子高生になった扉子ちゃんが、
父である大輔が記録した事件手帖を読み解くことで、
過去にあった事件を追体験するという形で物語が進みます。

今回のテーマは日本の探偵の代名詞とも言える金田一耕助を生み出した横溝正史。
そして横溝正史の作品の中でも数十年単行本化されていなかった「雪割草」
その伝説の著作を巡る旧家族の流れを組む鎌倉の旧家の遺産騒動に、
栞子さんが駆り出されてるんだけど、金田一シリーズのような展開になっていきます。

まず「雪割草」のことについては過分にして知らなかったんですけど、
2017年に発見されてニュースになってたんですね。

横溝正史、幻の長編小説「雪割草」見つかる…金田一耕助の“モデル”も登場(1/2ページ) – 産経ニュース

横溝正史作品の中でも異色の家庭小説らしいですが、
それが物語にきちんと落とし込まれた上で面白く仕上げているのは、
流石は「ビブリア古書堂の事件手帖」シリーズだな、と感心させられました。

登場人物たちの人間臭さが相変わらず凄く出てましたね。
孫もいる歳になったのに変に頑固で意地になるだけでなく、
子供の頃の過ちを数十年に渡って謝ってない素直じゃないところとか、
とても人間だなぁ、と思いましたね。

そしてこの作品にとって一番欠かせないのが栞子さんの魅力ですが、
人妻になってもその可愛らしさは相変わらずでしたね…
大輔を夫として紹介するだけであんなに緊張するとか、
結婚して半年経っても可愛らしすぎるし、
子供が出来てもビデオ通話越しにあんなことを伝えてくるとか、
萌え殺しに来ているとしか思えないくらいに可愛かったです…

それにしても家庭小説を綴った「雪割草」を巡る事件では家庭が引き裂かれ、
殺人事件を扱った推理小説の「獄門島」を巡る事件では扉子ちゃんに親友が出来るとか、
何とも皮肉なものだなぁ、と思います。

今後も扉子ちゃんによる追体験による回想という形で進むのか、
それとも扉子ちゃんが謎を解くことになるのか、まだわかりませんが、
IIになっても面白いシリーズだと確信できたので、
続きを読むのがとても楽しみです。

:: 2020/6/24 水曜日::

■[ラノベ]少年少女の淡い青春物語「大嫌いな君に、サヨナラ」

大嫌いな君に、サヨナラ大嫌いな君に、サヨナラ
出版社:PHP研究所
作者名:筏田かつら
作者twitter:筏田かつらさん (@ysk1120e) / Twitter
DMM通販:大嫌いな君に、サヨナラ

筏田かつらさんの新作ですが、名義が「いかだかつら」と平仮名になってますね。
主要人物が小学六年生だし、児童向けの作品だからでしょうか。
それにしても本屋を何件巡っても置いてないしAmazonも送料かかる所しかなかったので、
結局ヨドバシ通販で購入してやっと読んだ次第です。
児童向けだからなのか電子書籍版がないのがちょっと不便でした。

主人公の末長嵐は瀬戸内海を望む愛媛県肱川沿いの田舎町に住む小学六年生。
ちょっと怒りっぽいけど優しいところもある、ちょっと身長の低さが気になる男の子。
5歳の時に海外の交通事故で亡くなった父の月命日の墓参りに行って出会った、
東京から来た転校生の都波かれんとの衝突しまくりの日々の物語です。

舞台が肱川の河口近くということは伊予長浜のあたりですね。
平成の大合併の前ということは2005年以前なので今から20年前くらいでしょうか。
私は松山出身ですが南予方面にはそれほど行く機会はなかったですが、
それでも何度か行ったことがあるので大体の地理はわかります。
ちなみに数日後に新刊が出る「熱帯魚は恋に焦がれる」の舞台もほぼ同じ場所です。

作中に出てきた赤い橋もこの作品でも出てきますので、
舞台が気になった人は読んでみると良いかもしれません。

それと愛媛出身者だと色々とわかる箇所がありましたね。
西日本だと多いらしい学校の標準服の存在とか、
四国山地から吹き下ろす風が強いので、風に強い里芋を作る農家が多いとか。
流石に読みやすくするためか方言は少なめでしたけど。
(実際の長浜のあたりは結構方言が強かった憶えがあります…)

嵐くんとかれんちゃんの衝突っぷりも小学生らしい青臭さでゾクゾクしちゃいましたね。
自分が素直なのと経験値が少ないため言葉の裏を読むことができない嵐くんと、
度重なる転校で傷つきやすくなってるかれんちゃんのツンデレっぷりが、
上手いこと噛み合わなくなってすれ違ってしまうところはモヤモヤしましたが、
それ故に、最後のシーンはグッとくるモノがありましたよ。
うーん、このカタルシスを感じるのが物語の醍醐味だよなぁ。

あと、地味に良いと思ったのは嵐くんの幼馴染みの文人くんですね。
嵐くんにとっての一番の幼馴染みなんだけど、優しいだけの少年ではなく、
見栄を張ることがあるし、独善的なところもあるところが、
とても人間らしく、子供らしくて可愛かったです。
そんな文人くんを責めるのではなく、受け止めることができる嵐くんはイケメンやで…

私のリアルの幼馴染みは数ヶ月だけ一緒だった転校生と20年以上経っても未だにメールで連絡取り合ってるので、
嵐くんはとてもいい子だし、インターネット環境も整ったので、
かれんちゃんとメル友になっていつか会いに行ってくれても良いと思うんだ…!

:: 2020/6/22 月曜日::

■[ラノベ]土豪と王家の恋物語「魔弾の王と凍漣の雪姫」5巻

魔弾の王と凍漣の雪姫5巻魔弾の王と凍漣の雪姫5巻
出版社:集英社
作者名:川口士
作者サイト:一〇八(仮)
作者twitter:川口士さん (@kawaguchi_tsu) / Twitter
絵師名:美弥月いつか
絵師サイト:COLOR GIMMICK – 美弥月いつかの公式サイトです
紙書籍通販:魔弾の王と凍漣の雪姫 5
Kindle版まとめ買い:魔弾の王と凍漣の雪姫
DMM電子書籍:魔弾の王と凍漣の雪姫 5

来月の新刊チェックしてたらいつの間にか5巻のKindle版が出てました。
今までダッシュエックス文庫は新刊が出たらその前の巻のKindle版が出るという、
とても売る気がなさそうなやり方だったのですが、いつの間にか解消していたのでしょうか。
出来れば今後は紙と電子の同時発売が一般化してくれれば良いのですが…

4巻でアスヴァールでの政変がギネヴィア王女の勝利で決着し、
その際に聞いたヴォルン家に関係ありそうな魔弾の王の伝承を調べに、
森と山の国のザクスタン王国に赴くことになったティグルとミラ。
ただ、王家と有力土豪との間に抗争が起きている上に魔物が出てきて…

今回は土豪の女当主ヴァルトラウテと王家の優しい王子様アトリーズの恋が見どころですね。
立場がある男女の恋、という意味ではティグルたちと同じですが、
お互いの家が友好的ではなく、男側の親が非協力的というのが違います。

おそらくティグルたちが来なかったら悲劇的な結末にしかならなかったんでしょうが、
ティグルたちが協力してくれることで魔物の被害も食い止め、
土豪と王家の問題も解決の道筋が見えるという、良い方向に転がったのは良かったです。
ザクスタン王国という、仲が良いわけではない隣国の王家に縁が出来たのは、
ティグルの今後を考えると良い結果を生みそうな気がしますね。

それと表紙にも出ている新しい戦姫のオルガですが、
こちらは原作とほぼ同じキャラですね。
真面目すぎるが故にドツボにハマって広い世界で見聞を広めるというのは同じですが、
ティグルに恋しているからこそなのか、ミラがそんなオルガを暖かく見守り、
オルガが懐くというのは新鮮でしたね。
それにしてもおっぱいを揉むまでの仲になるとは…
これは尊いですよ…

オルガと逆にエリザヴェータはわりと悲惨な目に遭ってそうですね…
死んだのでは…? と思って不安になってましたが、
エピローグでちゃんと生きてるっぽいのがわかって安心しました。
ただ、ヒドイ目に遭ってるのでリーザが好きだった私としては心が痛いところです。

次の6巻での出番があるかは微妙だけど、彼女にも救いがあって欲しいものです…

:: 2020/6/14 日曜日::

■[ラノベ]ダンケルフェルガーの傲慢「本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第五部「女神の化身II」」

3年生となって大領地3つとの共同研究をすることになったローゼマイン。
ダンケルフェルガーとの研究を主導するために何かと交流が多くなり、
毎年のことだから何かしら厄介ごとがあるのは覚悟していたけれど、
まさかのローゼマインを第一夫人として迎えるための強引な手段を用いてきて…

中小領地とのお茶会も嫌味や中傷やデマで辟易としちゃいますが、
ダンケルフェルガーのやりようにはホトホト困らされますよね。
1年生の時は勝手に決めつけて喧嘩売って、負けたら負けたで聖女じゃないと何癖をつけ、
2年生の時は勝手に決めつけて暴走して、フェルディナンド様を敵領地に婿入りさせ、
3年生の時は勝手に大領地の圧力で無理矢理嫁取りディッターをふっかけるとか、
本当にダンケルフェルガーは傲慢だなぁ、と思わされます。

まぁ、それだけ真剣にぶつかり合うからこそ、後にわかり合えることになるわけですが、
それにしたってもう少しディッター以外のことに目を向けたら、
もう少しスムーズに進むと思うんですけよね。
まぁ、これでこそダンケルフェルガーだとも言えるのですが。

ダンケルフェルガーはダンケルフェルガーなりにローゼマインのことを想ってるんだろうけど、
色々と大領地としての先入観に囚われているのが本当に厄介で…
反省会でレスティラウトが言っていたように情報収集が甘すぎなんですよね。
フェルディナンド様にコテンパンにやられていた時の反省がまるで出来ていないわけですよ。
もうちょっと知恵をつけて欲しいものだと、切に願うばかりです。

思い込みという意味では王族も一緒だなぁ、と書き下ろし短編を読んで思いましたね。
ジギスヴァルト視点で語られることで、本当にエーレンフェストの見方が歪んでるなぁ、と。
ラオブルートによる情報を真に受けるなというのは難しいですが、
自分できちんと見てもいないことを勝手に推測して判断するのは、
本当に危険なことだと思い知らされました。

それともう一本の書き下ろしの頭の痛い報告書(三年)には笑ってしまいましたね!w
やはりローゼマインのしでかすことに頭を悩ませる保護者たちを見ていると楽しいです。
好きなシリーズだったんですけど、Web版にはなくてちょっと物足りなかっただけに、
今回の書き下ろしで読めてスッキリしました。
面白かったです!

さて、次はフェルディナンド様との再会と、
ダンケルフェルガーの中でも話が通じる第一夫人とのお話とかですね!
エーレンフェストの現状を正しく把握することができた第一夫人が、
きちんと手綱を引いてくれる書き下ろしがあると嬉しいですね!
次の書き下ろし短編のお題投票では是非そちらに入れないと…!

注:作者の香月美夜さんは書き下ろし短編を活動報告でリクエストを受け付けて、Twitter投票で決める方針を採っています。
第五部Ⅲの短編リクエスト受付|香月 美夜の活動報告

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