その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2025/12/8 月曜日::

■[ラノベ]選べぬ天秤「濁る瞳で何を願う ハイセルク戦記」5巻

不適合を起こした魔眼が腐るのを防ぐため、
全てを癒すと言われる真紅草を求めて迷宮深部を目指すウォルムは、
何だかんだあって迷宮制覇に一番近いと言われる三魔撃のパーティーに参加することに。
頼れる仲間と共に魔物を倒せることに自然と笑みを浮かべるウォルムだったけど…

久しぶりの刊行ですが、打ち切りでなくて安心しました。
とはいえ作者さんが入院していたという事態はあまり安心できませんが…
取りあえず今はご無事なようなのは不幸中の幸いですね。

Web版から加筆修正はあれど大筋が変わらないので…
100年前の戦争の敗残者達が起こした大規模テロは変わらないし、
その犠牲者も変わらないのが… ツラい…
というか、わざわざ挿し絵をつけるとか編集さんは人の心がないんか…?

陰惨なテロの結果の中で、それでも戦う者たちのお陰で、
助かった者は多いであろうことは救いではありますね。
無聊をかこっていた侯爵家の三男も活躍していたり、
それぞれが自分の最善を行った結果、そこには絶望だけではなかったのは…
ハイセルクが滅亡した時よりは、だいぶマシじゃないでしょうか?

ラストでウォルムが魔眼を癒すという目的はあれど、
ハイセルクに帰還することになったのは良かったのか悪かったのか…
これからも酷い戦いが何度も繰り広げられることになるんだけど、
ウォルムに平穏な日々は来るのかなぁ…
来て欲しいものですね…

:: 2025/12/5 金曜日::

■[ラノベ]約束された勝利の告白「ギャルの自転車を直したら懐かれた」3巻

康生のトラウマを癒すために恋心がオーバーランした星架さん。
だけど日本の高校生カップルには”告白”という儀式が必要なため、
それを行うために康生は星架さんを花火デートに誘うことになって…

いやはや… 良かったですね!
成功することがわかりきっているとはいえ、
やはり告白イベントはドキドキしますよ!
ちゃんとキスまでしてくれて、読者であるわたくしはニッコニコです。
うんうん、これでこそ青春ラブコメだよね!

星架さんは美人なギャルだけど激重ヤンデレ彼女でもあるので、
取り扱いには注意が必要だろうけど、康生なら大丈夫でしょう。
康生もちょっと独占欲が強いみたいだし、
お似合いの二人だとも思えます。

しかし康生のトラウマ克服のために復讐までやるとは思わなかったなぁ…
でも、復讐っていうのは大事ですからね。
特に康生のように理不尽な目に遭ったのならやり返すべきだと思いますよ。
そのやり方が現代風であり、斜め上の展開になったのにはちょっとポカーンとしましたけれど、
康生の気が晴れたのならオッケーだと思いますw

復讐のお陰で康生は人間的に成長できたと思うし、
宮坂相手にも粛々と諭すことができたと思うんですよね。
ただ、ラストの星架さんの家の事情が大きすぎるので、
ちょっと大丈夫か心配になりますね…

次の4巻が心配ですが、待ちたいと思います。

:: 2025/12/2 火曜日::

■[ラノベ]その後のフツメンとローズも読めるよ!「西野 ~学内カースト最下位にして異能世界最強の少年~ SS集 ある日の出来事」

既に完結済みの西野シリーズですが、
佐々木とピーちゃんが好評なためか、店舗特典SSを集めた短編集が出ました。
しかも本編その後の書き下ろしSSも収録されているので、
とてもオトクになっております。

昨今は人気ラノベの店舗特典SSを集めた短編集が多くなってきましたが、
珍しいことにこの西野では大量の描き下ろしの挿し絵があります。
またのんきさんがとても良い仕事をしてくださっているのです。
とてもありがたいことですよ…!

何がありがたいって、やっぱり委員長のパンチラでしょうか。
本編では負けヒロインになってしまった委員長ですが、
エロ要員としてはとても優秀な子でしたからね。
もっとエロエロな目に遭って欲しかったものです。

しかしこうしてまとめて読むと、
大半のSSの舞台になっているマーキスのバーは大変そうですねw
仕事だから仕方が無いとは言え、
厄介な客ばかりが集まるバーとか、マーキスの胃が心配になりましたよ。

そんなマーキスも本編終了後でも良い仕事をしてくれてて、人徳の高さが窺えますね。
お陰で西野も良い旅行をできているみたいですが、
ローズとの二人きりのラブラブ旅行というのはまだまだ難しそうですねw
早く二人がしっぽりと汗だくになれる夜を迎えられると良いね…!

:: 2025/11/28 金曜日::

■[ラノベ]魔法少女マジカルブラック、TSで爆誕!「佐々木とピーちゃん 妖精界からの落とし物は、変態! 変態! 大変態! ~長きにわたるアップの末、魔法少女たちが活動を開始するようです~」12巻

大人の事情で国外追放になった佐々木とピーちゃんだけど、
そのお陰で星間旅行をしたりと、わりとSFなスローライフな生活を満喫できることに。
それはそれとして異世界ではトンネル工事が古代都市を掘り当てたせいで、
結構な事件が起きたけれど、何だかんだで上手く収まってまたもや佐々木の手柄が増えることに。
そして地球世界ではついに魔法少女案件を進めることになるんだけど…?

表紙の黒髪おかっぱ魔法少女が新キャラかと思ってたんですが、
まさか佐々木がTSした姿とは思いもしませんでしたよ!
フェアリードロップスのお陰とはいえ、とてもファンタジーですね!
星崎さんやお隣さんも変身しちゃってますし、
ギミック自体は魔法少女っぽいけど、リアルに考えるとわりとエグめではあります。
まぁ、佐々木がTS美少女になるのはTS好きにとってはご褒美以外の何者ではないですが!

それにしても魔法少女案件がメインの話とはいえ、
まさかはとビームが飛び出してくるとは思いませんでしたよ。
あんなアフタヌーンのマイナー漫画のネタが出てくるとは、油断ができませんな!
それにやられてしまった十二式さんは溜まったもんではないでしょうが。
十二式さんは魔法少女と相性が悪すぎるな…w

しかしまぁ、フェアリードロップスの影響は本当にえげつないですね。
まさか核戦争一歩手前の状況が誘発されちゃうとはね…
瀬戸際で食い止めた佐々木とピーちゃんはマジファインプレイじゃよ…
カントクさんが描いてくれた絵面が最高すぎてマジ感動でしたわ…w

それと今回は家族でそれぞれ小説サイトで連載を始めてましたが、
ディテールの詳しさはさすがでしたねw
しかしお隣さんはVtuber件ラノベ作家なJCになるのか…
十二式さんのサポートが有ってこそとはいえ才女すぎるな…
こりゃ星崎さんはかなわないのではなかろうか…w

次巻でも佐々木はTSのままみたいですが、
できればこのままずっとTSしててくれないかな…w
もしくは定期的にマジカルブラックになってくれるのでも可。
だって可愛いだもん…!

:: 2025/11/25 火曜日::

■[ラノベ]フルメタの女神降臨!「フルメタル・パニック! Family」3巻

フルメタの女神、テッサたんことテレサ・テスタロッサが登場!

まぁ、ぶっちゃけフルメタではテッサたんが一番人気でしたからね。
かなめは暴力系ヒロインだったというマイナス面が有ったのもあるけど…
単純にテッサたんのオタク受けが滅茶苦茶良かったんですよ。
フルメタ読者は話の内容を忘れても、テッサたん萌えは忘れていません。
そう…、私のように…!

ただ、テッサたんの現状を知るのはちょっと怖かったのは確かなんですよね…
これで誰かと結婚してたらこのシリーズはそこで読むのを止めてましたよ!
ちゃんと独身で居てくれて、我らがアイドルで居てくれたのには安心しました。
正直、宗介の遺伝子採取してiPS細胞から処女懐胎とかやってる可能性まで考えてましたけど、
さすがにそこまでぶっ飛んでは無かったか…w

とはいえぶっ飛んだ仕事を持ち込んでくるのはテッサたんらしいとは思いますね!
面が割れてるかなめに変わって、テッサたんが宗介の妻を演じて潜入工作とか、
とても美味しいお仕事でしたよ! 読者的な意味で!
かなめと宗介を取り合っていた頃を思い出のように語ってるけど…
まぁ、その、まだ未練がありそうな気がするんだよね…
だが、それが良い。

そして用務員の大貫さんに関するエピソードですが…
こちらは娘の夏美の意外すぎる一面に驚かされましたね。
というか、一番驚いているのは宗介な気がします。
あの宗介が娘のことで気が動転しまくりになるとはなぁ…
私にとっては対テロリストの戦闘要員も、
娘を持つパパという立場も、どちらもファンタジーですよ。
ただ、後者を共感できる読者がそれなりの数がいるのかと思うと…
ちょっと寂しいものですね…

それと、巻末の夏美がアラスカでクマと戦う短編はある意味時事ネタすぎると思いました。
いや、偶然なんでしょうけどね…
タイミングが良いのか悪いのか…
そう言えばフルメタってアニメ放映時にも何か色々あったような…
もう、そういった運命なんじゃないかな…w

:: 2025/11/22 土曜日::

■[ラノベ]勝利の雄叫び「ロメリア戦記 ~魔王を倒した後も人類やばそうだから軍隊組織した~」6巻

グラナの長城での戦いでは戦略的にギャミに敗北したロメリアだったが、
ギャミが味方に裏切られたため、ガリオスともども敗走する異常事態に発展。
もちろんロメリアはこの千載一遇の事態を利用してギャミとの決着を目論むが、
ギャミはこの窮地でも乾坤一擲の策を弄してきて…

アニメ化決定済みのロメリア戦記もこれにて完結です。
勿体無い気もしますが、面白さが凝縮されているので、これで良い気がします。

ギャミとガリオスという好敵手との戦いも最後まで手に汗握る展開でしたね。
戦術家としてはロメリアも認めていたように、ギャミの方が上でしょう。
それでも命の奪い合いではロメリアが勝てたのは、
ギャミの状況が悪すぎたという一言に尽きるでしょう。
事実、目的を達成できたのはギャミの方なのですから。

そしてガリオスも命は尽きても、本人が欲しかった強さを体現できたし、
悔いはない生涯だったことは間違いないでしょう。
何というか、勝ち逃げされたっていう気分です。
でもまぁ、それがガリオスらしいよなぁ…

その後のエピローグもしっかり書いてくれたのは嬉しかったですね。
ロメリアに恩寵を授けた神という存在や、前代の魔王がどれだけ優秀だったかとか、
色々と知りたかった設定や、残されたイザークたちのその後や、
ギャミが次代に残せた希望とか、色々と知ることができたので…

ただまぁ、ロメリアがレイとアル、どちらを選んだかについては、
読者の想像の余地に任されたのは… まぁ、そうなるよなぁ、と思いましたw
女性主人公だし、どうしてもそうならざるを得ないですよね。
ギャミとアザレアのように、次代を残してくれてたら嬉しいんだけど…
まぁ、そこもわからないのが良いのかもしれませんね。
でも、できれば残しておいて欲しいものだなぁ…

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