よつばと! 16巻は2月26日発売!
今回のよつばは高尾山に登山!
:: 2025/5/4 日曜日::

■[ラノベ]やはり力…! 力は全てを解決するんですの…!「【悲報】お嬢様系底辺ダンジョン配信者、配信切り忘れに気づかず同業者をボコってしまう: けど相手が若手最強の迷惑系配信者だったらしくアホ程バズって伝説になってますわ!?」3巻

ダンジョン下層でも被弾ゼロ&拳一つでボスを粉砕する戦闘力を持ちながら、
ダンジョンの素材を高度に加工できるユニークスキル「神匠」でアイテムボックスまで作れる上に、
ダンジョン崩壊で数多のモンスターが溢れる中、犠牲者ゼロを成し遂げる殲滅力を持ち、
アニメ「ダンジョンアライブ」の鬼龍院セツナ様への深すぎる愛を持つお嬢様、山田カリン16歳。
さーて、今回のビックリドッキリな実力は~?

1,2巻でポンコツな常識とダントツな実力を見せてきたカリンですが、
この3巻では超絶回避力を支える感知能力と、神匠が大暴れです。

カリンが神匠の有用性の高さを実証してしまったがために、
ピタゴラスイッチの如くブラッククランが潰されるのは草なんですよねw
カリンに救われた穂乃花ちゃんもスクスクと育ってるんだけど、
その育成方法がトンデモすぎるんだよなぁ…
いや、的確ではあるんですけども!

それもこれもカリンの感知能力の高さと、化物のような戦闘力ありきなんだよね…
やはり力…! 力は全てを解決するんですの…!

でもカリンは頭がポンコツなので、頭脳担当の真冬が苦労するのはおハーブなんよ。
古巣への根回しをしながら恩を売るのは勿論のこと、
とち狂った国内最強クランのブラックタイガーの対処もするという、
カリンの親友は本当に頼れる存在ですよ。

今回登場した穂乃花ちゃんや光姫様も良いキャラだけど、
カリンが一番頼りにしているのはやっぱり親友の真冬ですよね。
カップリング的にはカリンと真冬が固定ですよ!
この後もドンドンとカリン大好き女子が出てくるけれど、
真冬こそが一番ですから…!(カリン×真冬過激派)

それにしてもカリンの能力を飛躍的に伸ばせるのは神匠のお陰だけど、
全てを支えているベースとなっているのは、化物級の感知能力の高さでしょう。
敵の気配や弱点の把握だけでなく、
完璧な見切りをしたり、一瞬で技術をコピーできるのも、
全ては感知能力ありきだなぁ、と思います。

その感知能力を鍛え上げた理由も、憧れのセツナ様に近付くため…
というあたり、やはり全ては鬼龍院セツナ様への憧憬があってこそなんでしょうね。
そう考えると、カリンお嬢様を化物に育てたのは、
「ダンジョンアライブ」の原作者であるもちもちたまご先生なのは間違いないと思います。
たまご先生… 恐ろしい子…!

:: 2025/5/3 土曜日::

■[ラノベ]常識はポンコツ、良識はピカイチ、目指す姿はセツナ様!「【悲報】お嬢様系底辺ダンジョン配信者、配信切り忘れに気づかず同業者をボコってしまう: けど相手が若手最強の迷惑系配信者だったらしくアホ程バズって伝説になってますわ!?」2巻

少年漫画「ダンジョンアライブ」の鬼龍院セツナ様に憧れてダンジョン配信者になった山田カリン16歳。
常識がフィクション基準なので自分がトンデモな実力なことに気付いてなかったけど、
ある日バズって世間に見付かったことで、その実力の片鱗が知られて大騒動に。
しかしカリン本人はポンコツなので色々とやらかしまくってしまい…

1巻ではそのトンデモな戦闘力の片鱗だけで大騒ぎになっていましたが、
2巻ではカリンのトンデモな加工適性とユニークスキル「神匠」の凄さが判明します。
俺TUEEEでは、そのトンデモな強さの引き出しが多ければ多い程面白くなるんですけど、
カリンはその引き出しがメチャクチャ多い上に、どんどん増えていくんですよね~
まぁ、16歳で成長期の真っ最中なんで、当然なんですが…!w

カリンの加工職としての適性の高さを如実に見せつつ、
それをコミカルに描写するダンジョン内加工のトンデモさには笑ったし、
法律の穴の設定の構築力には感心しましたね。
専門家しか知り得ない法律の穴をポンコツお嬢様なカリンが知ることになった理由も、
ちゃんと納得のいく説明がされているのも良かったです。

しかしまぁ、カリンのトンデモ具合に驚かされるコメント欄の面々が愉快ですねw
ネットスラングがメインなので、ネットジャンキーな私にはスラスラ読めるし、
ニュアンスもめちゃくちゃ伝わってくるので、読んでて楽しいのです。

そしてカリンのセツナ様への愛が原作者のもちもちたまご先生に届いて、
ファンアートを描いて貰うとかファン冥利に尽きますよ…!
そりゃ感動してむせび泣くよ…! わかる…!
その原作者もカリンのトンデモな偉業に影響されてモチベーションMAXになるあたり、
まるで永久機関みたいだな、と思いましたw

それにしても1巻で見事なヤラレ役になっていた影狼ですが…
2巻でも完全にヤラレ役として最高の見せ場が有って笑いましたねw
それでいて最後にはカリンの偉業を目の当たりにして、
何だかんだで吹っ切れたのは良い傾向だと思いますよ。
まぁ、一度カリンに関わったせいで今後も大変なことになるんですけども。

巻末にカリンが親友の真冬と出会った短編が収録されていますが、
麗しい友情と、カリンのトンデモさが加速するキッカケが書かれているんですけど…
ピュアッピュアなカリンに絆された真冬が尊いんですよねぇ~…
そしてカリンを守る為に気苦労が多くなりそうな真冬を応援してあげたくなりました。

ちなみにカリンのレベルは未だに詳細が語られてませんが…
そのうち「わたくしのレベルは530000です」とか言いそうだな、と思いましたw

:: 2025/5/2 金曜日::

■[ラノベ]性根はチンピラ、心はお優雅、戦う姿はお嬢様!「【悲報】お嬢様系底辺ダンジョン配信者、配信切り忘れに気づかず同業者をボコってしまう: けど相手が若手最強の迷惑系配信者だったらしくアホ程バズって伝説になってますわ!?」1巻

ダンジョンが地球に現われて数十年。
技術の進歩もあり、法整備やダンジョン配信といった業種が進んだ世界で、
幼い頃に見たアニメ「ダンジョンアライブ」の鬼龍院セツナ様に憧れて、
ダンジョン配信者として一年頑張るも、一向に芽が出ない山田カリン16歳JK…
そんなカリンがある日、迷惑系配信者をボコってしまったことでバズってしまい…

冬コミで友人に勧められたラノベでして、とてもドハマリしている作品です。
今流行りのダンジョン配信モノはコメントが俺TUEEEの驚き要員として最適だし、
リアルのVtuberでもお嬢様モノが大人気なので、それを組み合わせた感じですね。
そういった要素以上に面白さが凝縮されているのが本作の面白さだと思います。

山田カリンはアニメのキャラに憧れてダンジョン探索者になる、というのはわかるんですが…
戦闘スタイルや強さも同じになるように努力を重ねた結果、
アニメ基準のありえない強さを身に付けつつある、というのが頭がおかしいw
それにAIのフェイク動画だと思われて永遠の同接ゼロを一年間やっていたという設定が面白いし、
少しずつ山田カリンのトンデモな実力が見えることで、
コメント欄が阿鼻叫喚になっていくのが面白いんですよね。

冒頭で見せているように、迷惑配信者の影狼をボコった時のチンピラ具合を見る限り、
この子の性根はチンピラだと思うんですよ。
でも、セツナ様に憧れてお金がないのにお優雅なお嬢様キャラをロールプレイしている様子から、
お嬢様を目指しているのは間違いないんですよね。

ただ、アニメキャラ基準のお優雅なので、
ドレス姿で被弾ゼロ&拳一つでモンスターを瞬殺、というスタイルなんですよねぇ…
リアルなお嬢様とは一線を画しているんですけど…
まぁ、本人が望んでいる方向性なら、これが正解なんでしょう…!w

カクヨムで最新話まで読む限り、かなり念入りに設定が練られていますし、
それを少しずつ開示していくことで俺TUEEEの面白さをじっくりと味わうことができますので、
2巻以降もめっちゃ面白くなっていきます。
これはアニメ化待ったなしの面白さですよ…!
GW中に一気読みすることをオススメします!

:: 2025/3/30 日曜日::

■[ラノベ]愛したいし、愛されたい「君に恋をするのは、いけないことですか」

君に恋をするのは、いけないことですか君に恋をするのは、いけないことですか
出版社:宝島社
作者名:筏田かつら
作者twitter:筏田かつらさん(@ysk1120e) / Twitter
絵師名:U35
絵師サイト:amaon
絵師twitter:U35さん(@umiko35) / Twitter
紙書籍通販:君に恋をするのは、いけないことですか
Kindle版まとめ買い:君恋 シリーズ
DMM電子書籍:君に恋をするのは、いけないことですか

君に恋をしただけじゃ、何も変わらないはずだった」に出てきたイケメン医学生の滝沢冬吾。
ドルオタだった彼が久美子への失恋後にGWに出会ったお節介な女の子と、
その女の子に瓜二つで同じドルオタで、イベントで出会った少女八木このみ。
イケメンだけど粗忽者な冬吾と、お人好しだけど心に傷があるくるみの、
運命的だけど、ちょっと波瀾万丈な恋物語です。

まさかの冬吾の主役抜擢に驚きましたが、面白かったです。
イケメンなのにADHDっぽいコミュ障な上に、
母親が毒親気味という、中々にヘヴィーな冬吾が気の毒でしたが、
最後には良い方向に物語が転がってくれてホッとしました。

というか、母親には愛されてはいるんだろうけど、
その愛が冬吾と相性がすこぶる悪い状態で育ったのに、
それでも誰かを思いやれるとか、冬吾は本当に良い子だなぁ…
とはいえ、やはり愛されることに飢えているのは間違いないので、
それを埋めて上げられるくるみに出会えたことは僥倖でしたよ。

可哀想なのはこのみちゃんだなぁ…
冬吾に何度も助けられ、命まで救われたんだから、
そりゃ運命的なものを感じるのも当然ですよ。
でも、冬吾が見ているのはあくまでもくるみだったわけで…
これはツラい…

それでも最後には姉のくるみの背中を押してあげるとか、
良い姉妹だなぁ、と思いました。
お互いを想い合うからこそギクシャクしてしまった双子姉妹が、
もう一度仲良くなってくれることを願っています。

それにしても物語上必要だったとはいえ、
冬吾に降りかかる苦難が半端なさ過ぎてマジで同情しましたよ。
もうちょっとこう、手加減をしてあげて欲しいと思いましたね…w
これからは実父やくるみが助けてくれるだろうけど、
冬吾も少しは成長していって欲しいものです。
毒親に育てられると精神が歪みがちだけど…
何とか三十路までには矯正できれば良いですね。

あと、巻末に君恋シリーズの原点である、
飯島と恵麻の二人の短編が収録されています。
ベスパの二人乗りデートとか、ローマの休日かよ…!
ただ、雪国でバイクはかなり危ないし、
秋田から千葉は長距離すぎるので気を付けるんだぞ…!

:: 2025/3/24 月曜日::

■[ラノベ]我々は六年半待った…!「東京レイヴンズ 17 REsiSTANCE」

東京レイヴンズ17 REsiSTANCE東京レイヴンズ17 REsiSTANCE
出版社:KADOKAWA
作者名:あざの耕平
作者サイト:あざログ
作者twitter:あざの耕平さん(@k_aza) / Twitter
絵師名:すみ兵
絵師サイト:—マッチョリ—
絵師twitter:すみ兵さん(@suminiku) / Twitter
紙書籍通販:東京レイヴンズ17 REsiSTANCE
Kindle版まとめ買い:東京レイヴンズ
DMM電子書籍:東京レイヴンズ17 REsiSTANCE

飛車丸と夏目。
同じ魂を持つ者が同じ時代に存在している矛盾を解決するため、
春虎は夏目の魂を過去に送り、飛車丸の前身である土御門混へと転生させた。
混は夜光と出会い、一緒に戦時下を駆け抜け、夜光が生まれ変わる時を待ち、
遂には春虎と巡り会い、そして、今に戻るのだった…

2,3年は待つつもりでしたが、まさか6年半待つとは思いませんでした。
でも、待たされた甲斐もあってか、物語の中には思いっきり没入しましたね。
この17巻を読むために14~16巻を読み返していたのも大きいです。

時系列的には14巻の直後、多軌子に神霊、平将門が降臨したことで、
春虎たちにとっては既に負けが確定した状態です。
夏目は目覚めたし、仲間は誰一人欠けていないけれど、
それでも既に敵は目的を達成済みなんですよね。
この盤面をひっくり返す鬼手なんかないですし、
そもそもが転生前の夜光が見た通りの状況です。

そのような絶望的な中でも、
やれることをやって踏み留まっている天海たちは頼りになると大人だと思います。
天馬たちも頑張っているけれど、それも大人の組織力があってことですし…
でも、そんな大人たちがまず立ち向かわなければならないのが、
当代最強である炎魔の宮地なんですが…
これがまた、反則なほどに強いんですねぇ…

今まで話には聞いていたし、味方だった時は頼り甲斐があったけれど、
春虎たちからは見えないところで本領を発揮していたし、
14巻では春虎に封殺されていたので具体的な強さがわからなかったんだけど、
今回は嫌という程わかりましたよ。
木暮と鏡だけじゃなく、他の十二神将総掛かりでやっと互角とか強すぎでしょう。

木暮と言えば、彼も旧友二人と話し合うことで過去のわだかまりが解消されたようだけど…
彼らにも彼らの物語が有ったんだなぁ、というのがヒシヒシと伝わってきますね。
木暮が主人公のスピンオフとか出来そうだけど、
その前に本編を完結させないとですね…w

本編主人公である春虎も、夜光の前世が覚醒したとはいえ、春虎なんですよね。
育ての父である鷹寛、実父である泰純と再会し、
前世からの式神である夏目と一緒に戦えるようになったけれど、
最後の一押しが冬児というのが、やっぱり年頃の男の子なんだなって思います。
もちろん、夏目(コン)の思い出もかなり重要なキーだったけど、
悪友である冬児の影響が大きいのは間違いないわけで…
それに嫉妬する夏目がとても可愛かったですw

それにしても次巻で完結って… まとまるのかな…?
夏目が夜光の今際の言葉を思い出して、何とかハッピーエンドにして欲しいけれど…
この状態から何とかなるのかなぁ…?

取りあえず次巻までは6年も待ちたくないので、早めにお願いしたいところです。
できれば年内を希望…!

:: 2025/3/22 土曜日::

■[ラノベ]あの懐かしのキャラ達が久々に登場!「スレイヤーズ すぴりっと。 『王子と王女とドラゴンと』」

待望の第三部の続編ではないけれど、懐かしのキャラ達が登場する短編ばかりの短編集です!
ナーガが出てくる話があるだけでなく、
アメリア視点ではグレイシアお姉様が出てきますからね!
そう! どこぞの白蛇そっくりな笑い声で出てきますから!
わかってはいたけれど、挿し絵はないんですねぇ…w

そのアメリア視点ですが、本を読みたいががために貸し出しを延滞していた貴族に凸したら、
暗殺者と間違われて撃退するとか、とてもアメリアらしいです。
聖王都の跡目争いの影響が色濃く残っているという設定は骨太なのに、
やってることがコメディというのがスレイヤーズらしいですw

それとガウリィの魔力剣探しの時の短編も有ったんですが、
確かに既存の魔力剣を探すのではなく、打つという手もありますよね。
そしてエルフの鍛冶師という、魔力剣を作るのに最適な種族には納得感があったし、
どう考えても後に手に入れる斬妖剣の製作者っぽいしで、
一粒で二度美味しかったです。

ゼルガディス視点の短編は…
まさかヌンサが再登場するとは思いませんでした…w
種族毎の文化習俗をしっかりと設定しておきながら、
それをコメディに落とし込むところがスレイヤーズですよね!
第一部の頃を懐かしく読みましたよ。

どれもがとても面白かったけど…
やっぱり第三部の続きも気になるので、早めにお願いしたいところです。

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