■[漫画]さよなら紺先輩「それでも町は廻っている」15巻
それでも町は廻っている 15巻 (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:石黒 正数
出版社:少年画報社( 2016-04-30 )
作者サイト:おかんの家4
作者twitter:石黒正数(@masakazuishi)さん | Twitter
Kindle版:それでも町は廻っている (15)
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今回のそれ町のテーマは「友達」でしょうか。
歩鳥の友達だけでなく、妹の雪子や真田の友達のエピソードを集めた一冊になっています。
そんな中でも最後の話はやはり紺先輩で締められているのですが、
まるで最終回のような話になっています。
ですが、最終回ではないのでご安心ください。
それ町はまだまだ続くんじゃよ。
そして今回は歩鳥たちが修学旅行にいっているんですが…
まさかまさかの浅井(趣味:筋トレ)の恋物語が…!
一番モテそうな真田を置いてけぼりに、
行動力がある男ばかりが彼女をゲットしていくという、
とてもリアルな展開に青春を感じましたね!
真田もタッツンも顔は良いのにね…
やっぱり行動力がないとどうしようもないよね…
坊やだからさ…
歩鳥は何だかんだで女子同士で恋の後押ししたり、
女の子っぽいところはあるから大丈夫な気がするけど…
いや、実際どうなるんだろうね…?
そして妹の雪子の初恋だけど…
うん…、確かに血は争えないなぁ、と思いましたよ。
歩鳥は何だかんだで長女で姉なのでしっかりしているように見えるけど、
歩鳥がもし末妹だったらと思うと、
雪子は歩鳥のifの姿なのかなぁ、とも思います。
それでも小学3年生でこのアホっぷりは少々心配ではありますが。
でも歩鳥の家系だもんね…
兄の猛に頭の良さを全部持って行かれたかのようだ…
ドラえもんとドラミちゃんの逆っぽい感じでしょうか?(笑
紺先輩のエピソードも幾つかありましたけど、
やはり最後の第121話「立つ鳥」が印象的ですね。
直前の第120話で「いいたいことの2割もいわない人」と、
歩鳥自身が紺先輩のことをしっかりと把握しているのに、
ヒントは色々とあったのに気が動転して気付かないとか、
やっぱり歩鳥にとって紺先輩は特別な友達なんだなぁ。
他にも1巻を読み返してたらこの15巻との関係が色々あるのに気付いて面白かったです。
歩鳥と紺先輩が出会った時に男の子だと勘違いしたのも雪子と一緒だし、
出会った時に歩鳥が人参と玉葱をお使いに行ってた時だし、
海老州さんも1巻の頃から名前だけ出てたりしてますしね!
それにしいても歩鳥の子供の頃と今の雪子って見た目がよく似てるなぁ。
それでもまだ歩鳥の方がバレンタインのチョコを用意してたりと、
まだ乙女度は高い気がしますけどね。
歩鳥の乙女っぷりが花開くことはこの先あるのかなー
望みは薄そうだけどちょっと楽しみかもしれない。
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