フラン☆Skin

地球から10光年先の暗黒超新星爆発による磁気嵐の影響で、
世界中の若い世代で高熱が続く奇病が流行ってしまう。
その高熱を乗り越えた子供だちは超能力を使えるようになった。
その中でも高校生の姉と二人暮らしの小学生の喜崎杏は生活を便利にすることや、
貧乏を理由にいじめてくる相手にちょっとした仕返しをするくらいしかしてなかったんだけど、
姉の真莉愛は妹を養うために売りをしていたことと、
女衒が妹にも手を伸ばそうとしていることを知って臨界点を超えてしまい…

アキリさんが新作を描いていることに気付いてませんでした。
サンデーGXとか今では扱ってる書店や漫画喫茶を見付けることが困難ですからね…
我ながらアンテナが低くなってしまったものだと思います。

物語は失踪した姉・真莉愛を探す杏の視点で動き出します。
残された僅かな手掛かりから動き出した杏が、
姉の捜索中に出会った同じ能力者の江波るなと、
同世代のハッカー、神太郎と組むことで徒党を組んで、
超能力の謎の解明と真莉愛の捜索をしていくことになるという、わかりやすいストーリーです。

超能力を持つ少年少女達が組んで動くとか、とてもジュブナイルでエモいんですよね。
神太郎は素直になれないところがとても思春期だなぁ、と思うし、
傷にコンプレックスがある江波さんも年頃の女の子だなぁ、と思います。
そして、姉のことを探している杏は愛らしいんですよね…

何も知らない純真な杏にはそのままで居て欲しいけど、
同時に姉の真莉愛が負ってしまった業を知って欲しくもあるというか…
うーん、複雑だ…

真莉愛は真莉愛で、このクソみたいな世の中を少しでも良くしようと動いていると思うんですよね。
妹が女衒に狙われたりしないような優しい世界を創ろうとしているような気がするんですが、
そんな純真な願いすらも老獪な大人達は食い物にしてそうに見えるのが怖いです。

何とかみんな幸せになって欲しいものなんですけどね…
どうなるのかなぁ…

金山海尋は漆芸家を目指す高校三年生。
祖父にして師匠からの課題に悩んで神社を散歩してたらケガしたところを年上の女性に助けられ、
その後も年上の女性こと、旅館で働く深谷紬さんと縁が有って関わることになるんだけど、
海尋はどんどん紬さんに惹かれていき…

チャンピオンクロスで見付けて読み始めたと同時に連載が終わってしまい、
今夏のDMMブックスのセールでまとめ買いした次第であります。

良いですね…　年上の女性に恋した少年が背伸びしながら頑張る恋物語というものは…

一度目の出会いは偶然だけど、それが二度、三度と続いたらそりゃ気になりますよね。
狭い街だし、今までもすれ違ってたんだろうけど、
一度気になりだしたら目で追ってしまう、というのもあるのかも？
どちらにしろ運命的なものを感じてしまうでしょうね。

助けてくれたお礼に自分が出来ること、ということで漆のかんざしを作ろうとか、
ちょっと重い気がするけれど、それもまた若さですよねぇ…
色々と暴走することもあるんだけど、
恋心が漆芸家としての海尋を成長させているので、
紬さんの包容力もあってか、全体的に上手くいっているのがほのぼのします。

従姉の葵ちゃんがお節介を焼いてくれることもあり、
少しずつ交流が深まって、お互いのことを知っていき、
紬さんの方も海尋のことを意識し始めていく展開がとても胸キュンなんですよ…
それもこれも、海尋も真剣に漆芸家としての道を歩んでいるからこそ、というのはあるでしょうね。

それに最終話も良かったですね。

二人とかんざしのその後が描かれてて、見たかったものが見られたし、
描き下ろしでの二人の幼少期の出会いも良かったですね。
神社の前に、家の中でも転んだ海尋を紬さんは助けてあげてたんだなぁ…ｗ
大人になったら抱っこする立場が逆になる見せ方も良かったです。

とても良い物語なだけに全三巻で終わってしまうのは勿体なかったけれど、
ハンカチのお礼にかんざしを作ってプレゼントして、
受け取って終わるのはとてもシンプルでわかりやすくて面白かったです。

エルフ帝国の第七皇女にして天才魔法使いのアナスタシアと竜族最強の竜王ナガ。
巨大マナ結晶エターナルハートを巡る両者の戦いで最強の必殺技同士がぶつかり、
その衝撃でアナスタシアは無人島に流れ着いたら、
そこには高校教師を名乗る蛮族のような男、シオウデンが居たのであった…！

DMMブックスが夏のセールを始めたので気になってた作品をポチったんですが、面白かったです。
サバイバル要素もあるけれど「ソウナンですか？」ほどガチではなく、
エロ＆ラブ要素がある、お馬鹿なコメディ作品ですね！

これは脚をケガして発熱した竜王ナガを治療するために、
アナスタシアが押さえつけ、シオウデンが消毒液を掛けているだけなので健全です！
ただ、絵面がエロいだけで健全です！
わりとバカをやってるけど健全なのです！

アナスタシアは賢いんだけどわりとチョロくて、
シオウデンが大人として子供を守ろうとしているだけなのに、
魔力の多寡ではなく、純粋に大切にしてくれてることにドキドキしちゃうんですよね。
でも、今まで恋したことがない148歳は自分の気持ちに気付かないのです。
うーん、可愛いじゃないか…
というか見た目は子供だけど148歳ならシオウデンの方が年下だから立場が逆なような…
でもまぁ、王宮で引きこもってたアナスタシアは社会経験値が著しく低そうだから、
この関係が妥当なのかも？

そしてナガはシオウデンに負けたら孕む気マンマンで、
何よりエロい身体をしてるから煩悩を刺激してくるのですよ。
いきなり生乳を押し付けられたらシオウデンも動揺しちゃうよね。
わかる。
登場初期から全裸なのもエロすぎると思います。
でも、絶妙に隠される構図ばかりなんですよね…
それがまた笑えるんですけど…ｗ

50年間も敵対していた二人も、マナが薄く本気を出せないこともあり、
シオウデンが仲立ちすることで協力して凶暴な猪退治をすることになる2巻の展開は面白かったです。

三人それぞれの長所を活かしながら、
予想外のトラブルを乗り越えて仕留める流れはバカエロコメディなのにわりと熱いんですよ。
心臓を止める呪いのナイフが伏線だったのは上手いと思いますね。
その心臓も美味しく頂かれたんだろうなぁ…

2巻ラストでは魔族の新キャラが出てきましたけど…

このミレアちゃんは色仕掛けもする策士なんだけど、
シオウデンには微妙に効いていないっぽいですね。
…ナガの巨乳で免疫が出来ていたのかな？

それにしてもペットボトルが流れ着く無人島でありながら、
クエイクホグという魔物が出るとか、謎な環境設定ですね。
そこら辺の謎も今後明らかになるのでしょうけど、
当面はシオウデンの貞操がどうなるのかが一番気になりますね。
3巻も楽しみです。

刻は村上天皇の御世、今で言う平安時代。
四十近くでありながら未だ天文得業生の身であった陰陽師・安倍晴明。
彼が呪詛祓をしているところに出会ったのは、
陸奥から野見宿禰の子孫を訪ねてきた桃李という名の青年で…

酒呑童子編で繋がりが示唆されていて、予告がされていた安倍晴明編が開始です。
この23巻はまだ序章も序章っていう感じです。
何しろ桃李が本気で戦ってすらいませんからね。
むしろ本気を出せそうな相手が出てきたところで終わっているので、
単行本派の人はとてもヤキモキしてそうです。

しかしまぁ、安倍晴明と言えば陰陽師として有名すぎですが、
オカルトとは無縁の修羅の刻シリーズで式神をどうするのかという答えが豪快というか…
2000年以降の修羅の刻は史実を綿密に調べた上で作られている印象が強いですけど、
今回はそれでいて大胆な解釈を交えてきましたねぇ…ｗ
いや、まぁ、私としてはアリなんですけどもｗ

今回の陸奥が立ち向かうのが當麻蹴速の子孫というのは面白いですね。
日本書紀で語られる血筋というだけでも凄いのに、
しかも野見宿禰の血も混じっているとか、
平安時代らしい外連味のある設定で素晴らしいですよ。

陸奥の血としては桃李の親父が修羅と言われる祖のようですが、
次の巻では圓明流の名前の祖が示唆されると思いますのでお楽しみに…！

ただの釣り好きな陰キャな出向社員の釣谷くんは何故か社長令嬢ギャルの春澤さんに懐かれて、
釣りを教えているだけなのに総務の小桜さんには邪推されるわ、
何故か社内で噂になるわで散々な目に遭うんだけど、
過保護な社長は旧友の人事部長に素行調査を依頼して…！

釣谷くんは散々な目に遭ってますね…
ギャル澤さんが社内放送で否定する、というのは大胆な手法だけど有りだと思うんだけど、
そこで明確に否定しなかったために更にあらぬ噂が立つとか可哀想すぎる…
でも、そのお陰（？）で初めから諦めて壁を作っていた社内の同僚と、
趣味の釣り話をできる機会を得られたのは怪我の功名だと思うんですよね。

コミュ障でも、勇気を持って話かければ意外とはずむ話があると思うんですよね。
まぁ、その勇気を持って、というのが陰キャコミュ障には難しいんだけど、
今回はギャル澤さんの陽キャなノリが良い方向に作用して良かったですよ。

釣谷くんも自称コミュ障だけど趣味の釣りでは初対面の人とも気さくにやり取りできるし、
言う程コミュ障って訳ではないと思うんですが…
まぁ、昔何かしらあったんだろうなぁ…

それはともかく私がこの漫画に求めているエロコメ成分は健在です。
今回もタコ釣りをしてたら触手が良い仕事をしてくれましたよ。
触手プレイ的な意味では無く、おっぱいポロリ的な意味で。
ポロリと恥じらい、どちらも楽しませてくれて、ナイスタコでした。

そしてギャル澤さんのお泊まり回でもありましたね…！

一人暮らしの男の家に泊まるとか、
さすがにちょっと危機感がなさ過ぎると思ってたけど、
ギャル澤さんはギャル友と勘違いしてたのなら仕方ないっちゃ仕方ないのか…？
でも社長が過保護になるのも理解できる脇の甘さだなぁ…ｗ

今回は釣谷くんの誠実さに貞操が守られましたけれど、
ギャル澤さんは本当に気を付けないといけませんよ。
まぁ、次からは発足した社内の釣り部としての活動になるため、
釣りにハマった人事部長がお目付役になるっぽいので大丈夫かもしれませんが…
隙あらばエロコメはやって欲しいところですね…！

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　　　　　原作・nonco先生
アニメ化お祝い描き下ろしイラスト公開！
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📝nonco先生(@nonco331)コメント
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アニメ化本当にあリがとうございます！
動いてるカナン達が見れるの嬉しいです！
　　　　　　　　　　　　　　　　　—-

🩷HPhttps://t.co/v9NAyxxusC pic.twitter.com/ZffXOWCGN9

— 週マガ『カナン様はあくまでチョロい』公式《最新🔟巻発売中＆2026年TVアニメ化決定❤️》 (@Kanan_Choroi) April 15, 2025

TVアニメ化決定、おめでとうございます！
この人気の高さならやるとは思っていましたけれど、
JカップJKをアニメ化とか大丈夫なのか心配ではありました。
とはいえ、お色気ラブコメのアニメ化なんて今更ですしね。
だったら大丈夫か！

供犠くんを出汁にされてミスコンに出ることになったカナン様ですが、
妹達だけでなく、ジャンヌちゃんに鉄花さんも出たりと、
供犠くんを巡る乙女の戦いも勃発中です！
その中心にいるべき供犠くんは実行委員長の御花畑ちゃんが倒れたから保健室に運んだりと、
カナン様ばかり見ていなかったのでカナン様は拗ねちゃって…

カナン様、自分が何を言っているのかわかっているのかな…？
それはもう、下手な告白よりもクリティカルな発言ではないでしょうか？
だが、それもまた良し！

ミスコンの裏で動いていたリリイの策謀も暴きつつ、
ちゃんと自分の望みをしっかりと叶えるカナン様は最高に艶やかな姿を見せてくれましたね…
あれは是非綺麗な見開きで読んで欲しいので、
できれば電子媒体で読んで欲しいものです。

それと鉄花さんの花魁Jカップも素晴らしかったと思います！

胸が入りきらなくてお色気花魁になってしまった鉄花さんですが、
さすがに恥じらいはある様子で…
その恥じらいっぷりがとても良いですね…
ライバルヒロインとしてはジャンヌちゃんよりも上ではないでしょうか？

いやはや、それにしても10巻まで続いてTVアニメ化とかめでたいですね～
マガポケでのデビュー作は、悪くはなかったけど伸びなかったからね…
noncoさんの艦これ同人誌を読んでいた頃が懐かしいな…ｗ