その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2009/8/23 日曜日::

■[漫画]地球人類の命運を賭けて80年代で友達作り「友達100人できるかな」1巻

友達100人できるかな 1 (アフタヌーンKC)
著者/訳者:とよ田 みのる
出版社:講談社( 2009-08-21 )
定価:¥ 630
Amazon価格:¥ 630
コミック ( ページ )
ISBN-10 : 4063145786
ISBN-13 : 9784063145786
作者サイト:NETトキワ荘(仮)

とよ田みのるさんの新連載ということで俄然期待していた本作ですが、
その期待に十二分に応えてくれた面白さがありましたよ。
「ラブロマ」「FLIP-FLAP」と快作を次々と出してくれましたが、
この「友達100人できるかな」も代表作の一つになる作品だと思います。

愛する妻の出産を間近に控えた36歳小学校教師の直行が、
突如現れた宇宙人に「愛の存在」を証明しない限り、
地球を侵略すると言われて、まだ小学生の頃だった80年代の過去で、
愛を証明する為に友達を100人作るというお話。

これがですね、30代の人間直撃な訳ですよ。
当時を思い出して郷愁に浸ったり、子供時代を凄く思い出すんですよねぇ…
身体は子供、頭脳は大人な直行が子供相手に四苦八苦したり、
昔を思い出しながらも友情を育んでいく姿を見てると、
どこか童心に返るような気にさせてくれるんですよね。

設定自体は突拍子もないものですけど、
まぁ、過去には地球侵略阻止の為に鬼ごっこする作品もあったくらいだし、
全然アリなんじゃないかなー、と。(笑
友達100人まではまだまだ道のりが長いけど、
じっくりと連載を続けてくれればな、と思います。

:: 2009/8/22 土曜日::

■[漫画]好きな女の子と好きだった女の子の裸が目隠しの向こうに…「謎の彼女X」5巻

謎の彼女X 5 (アフタヌーンKC)
著者/訳者:植芝 理一
出版社:講談社( 2009-08-21 )
定価:¥ 600
Amazon価格:¥ 600
コミック ( ページ )
ISBN-10 : 4063145832
ISBN-13 : 9784063145830

アフタヌーンを毎月買っているのは正にこの作品の為で、
切り抜き保存してるんだけど、それでも単行本が楽しみで。
読んでると人には見せられない程にニヤけてしまって、
布団の上で萌え転がってしまうラブコメ作品がこの「謎の彼女X」なのです。

椿の中学時代に好きだった早川が、付き合ってた彼氏と別れた反動で、
積極的にアタックを始めて、女の嘘と演技にタジタジな椿。
そして早川の作戦で彼女の学校の文化祭で椿、早川、卜部の三人が集まるんだけど、
そこはこの変態とフェチの漫画、一筋縄な修羅場ではありません。
まさかの女の子二人が全裸で目隠しをする椿によだれを舐めさせる展開に…!

いやー、もうね、結構トンデモな展開だったんだけど、そこがまたね!
終始ニヤニヤしっぱなしの話の転がり方に私も転がりまくりですよ。
あぁ…、赤面した女の子二人に頬を張り飛ばされたい…!
卜部のおっぱいに顔を埋める形で抱きしめられたい…!
卜部…、可愛すぎるよ卜部…!

そして単行本恒例のオマケ漫画ですが、本編でもそうだけど丘さん良いですよね。
読者的には良いポジションに居てくれてると思いますよ!
本人がロリ巨乳というのもそうだけど、卜部の可愛さを引き出してくれるのが特に良い。
これからも丘さんの活躍に期待しています。

:: 2009/8/21 金曜日::

■[漫画]加賀愛の枕営業…!「さよなら絶望先生」第18集

さよなら絶望先生 第18集 (少年マガジンコミックス)著者/訳者:久米田 康治
出版社:講談社( 2009-08-17 )
定価:¥ 440
Amazon価格:¥ 440
コミック ( ページ )
ISBN-10 : 4063841707
ISBN-13 : 9784063841701

ご存知の方も多いと思いますが、最近ゴルカムで絶望先生本を出したのですが、
そこで私は絶望先生のキャラ語りを担当した訳でして、
当然全巻読み返した訳ですが、何というか絶望先生のモテっぷりを再認識しまして。
流石はネギまが載っているマガジンの主人公だな、と。

18巻でもモテっぷりは健在ですよ。
女子生徒の安心毛布としてモテモテ。
多少猟奇的なのはご愛敬。
加賀愛には枕営業的なことされるし、どんだけ。

ヒロインもやっぱり可愛いんですよね。
マガジンに移籍してから一番変わったのはヒロインの可愛さだと思う訳です!
パンチラするし!
個人的にはカエレより霧ちゃんのパンチラが良いです。

ちなみに紙ブログには畑先生との文通が続いております。
どんだけ仲が良いんだこの師弟は…
畑先生のBACKSTAGEの更新が待ち遠しいですね。(笑

:: 2009/8/19 水曜日::

■[漫画]おしまい。「あずまんが大王 3年生」

あずまんが大王 3年生 (少年サンデーコミックススペシャル)
著者/訳者:あずま きよひこ
出版社:小学館 (2009/8/18)
定価:¥ 650
コミック
ISBN-10 : 4091216978
ISBN-13 : 978-4091216977
作者サイト:あずまきよひこ.com

毎月恒例だった「あずまんが大王」の新装版もこれにて最後。
寂しいような「よつばと!」連載再開が嬉しいような、そんな心境です。

流石に3冊目となると描き直しもかなり減りましたが、
扉ページの全身図や普通のコマ割りの漫画は全部修正されています。
榊さんの元に西表島で出会ったヤママヤーが訪ねてくるとこは、
前シリーズで私が一番好きな回なんですよ。

それが今回はコマ割だけでなく、台詞も変わっているんですよね。
最後の榊さんのニュアンスがマヤーと一緒に島に行く、的なものになっているのは、
特別天然記念物と街中で過ごす困難さと倫理的問題なのかなー、と。
何しろ小学館発行になったし、読者層も広くなるのを前提ですからね。
そこら辺の配慮は必要なのかも知れません。

今回は補習編が夏休みの旅行編を補完するような内容になっている為、
最後の余韻は以前と同じようになっています。
やはりあずまんが大王のラストは昔と一緒が良いです。

それと装丁ですが、カバー下もそうですけど裏表紙も帯に微妙に隠れてマヤーが居たり、
帯に書いているコピーが文字が小さいながら挑戦的な内容だったりと、
最後まで楽しませてくれました。
電撃大王版を持っていても買って損はないシリーズでした。
もし電撃大王版を持っているから、と買ってない人は是非買うべきだと思いますよ。

:: 2009/8/18 火曜日::

■[漫画]おがきちか初期作品「ハニー・クレイ・マイハニー」

ハニー・クレイ・マイハニー (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:おがき ちか
出版社: 少年画報社 (2001/11)
定価:¥ 520
コミック
ISBN-10 : 4785921455
ISBN-13 : 978-4785921453
作者サイト:
作者サイト:SWS

おがきちか初期作品というのは流石に手に入れるのが難しく、
一応Amazonでも買えるのですが、昔の作品は稀に日焼けが酷いものがあるので、
できるだけ綺麗なの欲しいという我が儘でずるずると過ごしていた訳ですが、
先日コミケ遠征で秋葉原行った時にCOMIC ZINで状態の良いモノを見付けまして。
品揃えがマニアックだと聞いてはいましたがまさかこれほどとは…
ちなみに後日、ZINの塚本さんと偶然お会いしたのでどうやって注文したのかお聞きしたのですが、
具体的な手法は紹介できませんが、かなりワイルドなやり方でした。(笑
お陰様で新品を手に入れることが出来たので大変感謝しております。
一応まだ1冊残ってたので、秋葉原店に行けば新品がまだ手に入るかも知れません。

で、本の内容なのですが全5話の表題作と1話完結の短編で出来た短編集で、
今までおがきちか作品は長編作品しか触れてこなかったので割と新鮮でした。
2000年の作品なのに、約10年前に描かれたものとは思えない面白さがあり、
今でも充分通じる作品だと思います。

「ハニー・クレイ・マイハニー」は考古学者が偶然発掘したヘンテコな埴輪に、
転んだ拍子に口付けしたら埴輪が女の子になって、ご主人様として慕ってくれるように…
といった風で「空から人外の女の子」系のよくある設定なんですけど、
ハニちゃんの可愛さに主人公ともどもメロメロになり、大変楽しめました。
それと「仔羊は迷わない。」も一途で良いですよねぇ。
割とバイオレンス系ですけど、それはそれで。

短編はボーイミーツガールだったりラブコメだったりがメインでしたが、
そういうのが好きな私には大変ツボな1冊でした。
Landreaallはまだまだ終わりそうにないけど、
たまにはこういった短編を描いてもう一冊短編集出してくれないかなぁ。
どうやらまだ単行本未収録の作品もあるようですし、ね?

:: 2009/8/13 木曜日::

■[漫画]若人よ、どんどん藻掻け!「3月のライオン」3巻

3月のライオン 3 (ジェッツコミックス)
著者/訳者:羽海野 チカ
出版社:白泉社( 2009-08-12 )
定価:¥ 510
コミック
ISBN-10 : 4592145135
ISBN-13 : 9784592145134
作者サイト:羽海野チカ________umino*chika

ほっこりするんだよなぁ…
この漫画を読むと凄くほっこりするんですよ。
こう、具体的にこの面白さを言葉で表せないのが凄くもどかしいんですけど、
兎に角面白いんですよね。

この漫画では将棋は重要なテーマの一つなんですけど、
「ヒカルの碁」や「月下の棋士」といった作品とは違い、
主人公の桐山零という人物のドラマを描こうとして、
桐山くんが棋士だから将棋を描いている、という感じがします。

風邪で倒れた時に触れた川本家のこたつのような暖かさに癒される。
そして、どうしても勝ちたい相手を前に全力を出そうとし、
視野狭窄に陥り、そこに気付いて恥ずかしくて堪らないとか若さだよなぁ。
今回は多くの大人たちに支えられ、僅かながら桐山くんは一歩前進したように思えます。

そして今回一番良いと思ったのは桐山くんの学校の先生の言葉。

「一人じゃどうにもならなくなったら 誰かに頼れ
 ―でないと実は 誰も お前にも 頼れないんだ

出席日数の計算間違ってることもあるけれど、重要なことを教えてくれる良い先生だと思います。

良いなぁ…
ほっこりする。

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