その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2008/3/26 水曜日::

■[漫画]お嬢さんの急下降ツンデレを見よ!「ストライプブルー」4巻

ストライプブルー 4 (4) (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:森高 夕次
出版社:秋田書店( 2008-03-07 )
定価:¥ 420
コミック
ISBN-10 : 4253213448
ISBN-13 : 9784253213448

前回やさぐれてるお嬢さんの頬をひっぱたいてしまったアー坊。
一体どうなるかと思ったら、急転直下の展開を見せてくれました。
つまり、お嬢さんツン→デレへの恐ろしいまでの豹変。
いやー、ここまで変わると衝撃でポカーンとしてしまいます。

兎に角お嬢さんのデレっぷりが凄いんですよ。
何ですかあのたこ焼きをアーンって。
しかも後輩たちに見せつけるかのように。
更にスコアブックのアー坊の箇所にハートマークを落書きですよ。
もうどんだけー

しかしそんなお嬢さんにもまだ敵はいます。
子供の頃からの幼馴染みの1号と2号です。
とりわけのりっぺは物語冒頭から腹黒いトコを見せてくれたので、
スコアブック落書き事件を目撃したのりっぺの活躍に期待せざるを得ない。
主に腹黒い意味で。

それはそれとして野球もちゃんとやってますよ。
紅白戦で左右投げ投手としての手腕を見せて、
活躍する様は正に快刀乱麻。
野球的な意味でも面白いのは忘れてはダメですね。
まぁ、個人的にはお嬢さんの動向が一番気になるんですけどね。(笑

:: 2008/3/25 火曜日::

■[漫画]SFと幻想的な物語「碧水惑星年代記」

碧水惑星年代記 (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:大石 まさる
出版社:少年画報社( 2008-03-29 )
定価:¥ 800
コミック
ISBN-10 : 4785929294
ISBN-13 : 9784785929299
 
作者サイト:大石工画店

その名の通り「水の惑星」をテーマにした本作ですが、
この碧で実に5冊目になるんですよね。
海を連想する漢字一文字を頭に冠する「水惑星年代記」
あおい海原という意味の碧海という言葉が指し示すように、
壮大な世界観と透き通るような面白さを感じさせてくれます。

短編は時系列がバラバラでSF短編にファンタジー短編と種類もバラバラながら、
間違いなく同じ作品だと感じさせてくれるんですよね。
何というかどの作品も流れる空気が同じなんですよ。
それがこの作品の魅力なんだと思います。

個人的にはSF関連の話が好きで、特に「どってん☆」が良いですね。
義理の姉と妹を持つヨウが実家に戻ってきてのお話なんですが、
姉の澪への想いを捨てきれないヨウが告白し、明確に目的を定めてからの行動力。
更に最後に明らかになる目的ってのが呆れるくらいに馬鹿らしく、
それでいて清々しくなるほどに微笑ましくて参ってしまいます。

「どってん☆」でも出てきましたけど、ブラック家はこのシリーズの定番ですね。
本誌で連載している方でも更に出てきてるし、この作品のお約束なのかも。
短編連作ということでこの巻だけ買っても問題ないということもありますし、
他の作品もどれも暖かくなるようなものばかりなので、
シリーズ作品ということを気にせず手にとって欲しいと思います。

:: 2008/3/24 月曜日::

■[漫画]ロリと巨乳のダブルヒロインを堪能せよ「神様ドォルズ」2巻

神様ドォルズ 2 (2) (サンデーGXコミックス)
著者/訳者:やまむら はじめ
出版社:小学館( 2008-03-19 )
定価:¥ 560
コミック
ISBN-10 : 4091571263
ISBN-13 : 9784091571267

神々の抜け殻と呼ばれる「案山子」を操る狂気の「隻」阿幾。
匡平の前に舞い戻った阿幾とそれを追う日向家の「隻」匂司朗。
阿幾と匂司朗、それに詩緒と詩緒に瓜二つの謎の少年との「案山子」同士の超常バトル。
物語の背景も少しずつ浮き彫りになる中、ストーリーは進んでいきます。

しかしながらこの漫画で一番楽しみにしているのがヒロインの動向でして。
匡平の妹である詩緒のブラコンっぷりが愛らしいんですよ。
レディ扱いして欲しくて精一杯背伸びしようとするも軽くあしらわれて。
結構ドジなトコまた手の掛かる妹っぽくて可愛いんですよね。

それと匡平の憧れの相手にして同居することになった巨乳の日々乃。
本人の思惑はどうあれ、次々と外堀が埋まっていく様はニヤニヤしてしまいます。
風呂イベントとか同居モノとしては欠かせないハプニングから、
匡平の過去を垣間見て徐々に気になってきたりと王道なんだけど、そこがまた良いんですよ。

空張久羽子が予想以上に変態だったりと他にも色々見所が沢山あります。
見所といえば帯のコメントが安彦良和さんなんですが、そのコメントに余談として、
「『夢のアトサキ』の方がもっと好き」というぶっちゃけすぎなのが。(笑
まぁ、私も現時点では「夢のアトサキ」の方が好きですが、
長編の評価が辛めなやまむらはじめ作品としてはしては良い感じに進行してますし、
「神様ドォルズ」も充分お勧めできる作品だと思いますよ。(フォロー

:: 2008/3/22 土曜日::

■[漫画]TVアニメ放送間近!「絶対可憐チルドレン」12巻

絶対可憐チルドレン 12 (12) (少年サンデーコミックス)
著者/訳者:椎名 高志
出版社:小学館( 2008-03-18 )
定価:¥ 410
コミック
ISBN-10 : 4091213022
ISBN-13 : 9784091213020
 
作者サイト:椎名百貨店the web

来月から遂に絶チルのアニメが開始ですよ。
GS美神の頃からファンだった身としては嬉しい限りです。
アニメをどこまでやるのかは判りませんが、
純粋に楽しみですし、これを切っ掛けに原作ファンが増えることに期待したいです。

ノーマルの集団「普通の人々」やエスパーの集団「パンドラ」とも違う、
エスパーを利用するノーマルの闇の組織「黒い幽霊」とのバトルの序盤戦が収録。
チルドレンが対峙しなくてはならない、所謂「悪の大ボス」が提示されたことで、
物語が大きく動いていくことが感じられます。

しかし執拗な葵のパンチラっぷりには椎名先生の偏執的な愛が感じられます。
いつものチルドレンの制服は当然として幼稚園のスモック姿まで!
他にも薫に唇を奪われたりといじられまくり。
葵愛されてるなぁ。

それと12巻収録の分から遂に扉ページの4コマ漫画「サプリメント」が始まりました。
椎名百貨店ののんぽり魂とか好きな人には嬉しい変更ではないでしょうか。
椎名先生的にはいつもネタ出しに非常に困っているみたいですが。(笑
頑張れ椎名先生。

:: 2008/3/21 金曜日::

■[漫画]案外伏線とか凝りまくってます「それでも町は廻っている」4巻

それ町4巻それでも町は廻っている 4 (4) (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:石黒 正数
出版社:少年画報社( 2008-03-19 )
定価:¥ 560
コミック
ISBN-10 : 478592926X
ISBN-13 : 9784785929268
 
作者サイト:おかんの家

この漫画のヒロインにして主人公の歩鳥はアホの子です。
朝にやったことを昼には忘れているなんて当たり前。
口笛も満足に出来ないけど、そんな歩鳥が好きです。
大ファンの作家のサインを貰って感動に震える姿とか、
純粋さの塊なんですよね。
馬鹿な子ほど可愛いとか、そんな感じ。

下町人情、メイドだけどメイド萌えでは決してない。
休みを利用して宝の地図を持って田舎町に財宝探索したり、
滑って転んで前進水浸しになったりと今日もどこかでアホ三昧。
でもそんな歩鳥だからこそ可愛いし親しみ易いのです。

勿論歩鳥だけじゃなく、周りの脇キャラも良いんですよね。
今回は警官の松田さんが色々な意味で美味しかったし、
幼なじみの真田とは良い雰囲気だったと思う。
1巻からずっと出ているたっつんは中学生の頃から胸が大きかったのが判明。
そんなたっつんの躍動感溢れる姿に真田が注目するのは致し方あるまい。
だって、男の子だもん!

それとこの漫画って適当なようで凄く凝ってるんですよね。
糸井重里ネタで歩鳥と真田が同じリアクションをするなんて序の口で、
針原が弱点のフットワークを克服したことが今回判明したけど、
これはメイズのバンド練習でドラムやってたのが伏線なんですよね。
他にも色々と細かいトコロで伏線が張られているし、
巻頭カラーでは地味に歩鳥が縞ぱんのパンチラとかしています。
のんびりとしているようで案外凝りまくってるのでじっくり読むのもお勧めです。

:: 2008/3/20 木曜日::

■[漫画]センパイとコウハイの青春のアトサキ「ネムルバカ」

ネムルバカネムルバカ (リュウコミックス)
著者/訳者:石黒 正数
出版社:徳間書店( 2008-03-19 )
定価:¥ 580
コミック
ISBN-10 : 4199500758
ISBN-13 : 9784199500756
 
作者サイト:おかんの家

大学の女子寮でルームシェアしている先輩と後輩。
初めは自分を律しようとしていたものの酒で堕落したり、
バイト先に生理的にダメな人が居たり、将来とか人生とか考えたり。
何というか等身大の若者の姿がここにあるんですよね。

「それ町」のような明らかなエンターテイメント作品ではないですが、
間違いなくこれも石黒正数先生流のエンターテイメントを有しています。
それでいて若者へのメッセージ性であったり、30代に共感を呼んだりと、
心に響いてくるものがあるんですよね。

この作品で特に心にズシンと来るのが駄サイクルという言葉。
この作品内での造語なんですが、身内だけの閉じた小さなサイクルのこと。
自分もそれに陥ってなってないかといつもヒヤヒヤしています。

他にも先輩がデビューする際のプロデューサーの言葉って嘘がないんですよね。
音楽ではなく漫画の世界でもそれは同じで、
同人誌ってどれだけ売れても万の単位だけど、商業だと桁が2,3個違いますからね。
(ゲームだと稀に「月姫」や「ひぐらし」や「東方」といった化け物が存在しますが…)
作品が壊れない範囲で現実というものを描くだけでなく、
最後にそれに立ち向かうトコを描いているのがこの作品の魅力だと思います。
うーん、正に青春だ。

それはそうと電車吊り広告でナゲナワマン見た時は笑いました。
細かいトコにセルフパロを仕掛けるなぁ。(笑

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