その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2022/5/16 月曜日::

■[ラノベ]USNAを征く者「続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー」4巻

メイジアンカンパニーとFEHRとの提携のために渡米した真由美さん。
FEHR代表のレナとの会談は順調だったんだけど、
USNA内の政治問題とFAIRが企むレリック盗掘の問題があり、
達也が出張る必要が出てきて…?

真由美のフォローを影からフォローするだけでなく、
深雪の影武者をしたりと今回はリーナが裏方として大活躍でしたね。
確かにパレードを駆使できるリーナは使い勝手が良いと言っては失礼ですが、
とても頼り甲斐のある仲間ですよね。
彼女の性格の明るさは場を和ませるものがあるのも私は好きです。

今回のFAIRの盗掘騒動ですが…
古代遺跡の遺物というアイテムを表に出してきたというのが一番の注目点ですね。
達也だからこそ早急に解析&対処できたけど、
達也以外だと世界トップレベルの頭脳と才能を駆使しても解決にかなり時間が掛かりそうです。
やはり属人的な能力に依るところが大きすぎるのがネックだよなぁ。

それにしてもこの物語の次の方向性がシャンバラとは…
まさか近未来魔法SFとも言えるこの作品で、
古代文明を探索することになるとは思いませんでした。
予想が出来ないだけに楽しみです。

:: 2021/11/13 土曜日::

■[ラノベ]魔法師の自由とラブコメ「続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー」3巻

FEHRとの提携のため、渡米することになった真由美と遼介。
暗黙の了解であった優秀な魔法師の海外渡航の自粛に正面から喧嘩を売ることになり、
面子が大事な国防軍の情報部が元老院の力を借りて、達也への脅しを画策する。
しかし、達也がそんな脅しを甘んじて受けるはずがなく…

今回は本編が半分、残り半分は一条とほのか、それぞれの短編という構成でしたね。
あとがきにもありましたが、高校時代の友人が全員出てくるわけではないので、
こういった構成はありがたいです。
特にレオとか、全く絡まなくなったしなぁ…
私の好きなキャラだし、いつか出てきて欲しいです。

達也のデモンストレーションですが、国防軍も衝撃的でしたでしょうね。
確かにマテリアル・バーストの強すぎる破壊力が有効に使えるやり方はこれくらいでしょうね…
力の桁が違いすぎるから、宇宙規模の話になっちゃうというか。
他に使えるとしたら軌道上のデブリ除去とかかなぁ…

一条の短編はラブコメでしたね。
相変わらず吉祥寺という親友が頼もしいですが、
まさか恋の鞘当てにまでその頼もしさを発揮するとは…
もう一条は吉祥寺と結ばれた方が良いんじゃないかな…

そしてほのかはちょっと切なかったですね。
報われない恋をずっと続けるのはツラいとは思うけれど、
ほのかならずっと想い続けそうかな、と思っていたのでちょっと意外ではありました。
ほのかも幸せになって欲しくはあるけれど…
七宝はまだ貫目が足らない気がするかな…w

そして真由美さんの渡米の話はまさかの次巻ですか。
ちょっと肩透かしでしたが、わりとボリュームがありそうですし仕方ないですね。
それほど刊行ペースは悪くないのでゆっくり待とうと思います。

:: 2021/4/24 土曜日::

■[ラノベ]レリックを巡る戦い「続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー」2巻

魔法科高校の劣等生の続編の2冊目です。
大学生であり会社経営者であり技術者である達也が主役ではあるんですが、
続編からは光宣も準主役なのでは? というくらい動いてます。

それにしても疑似瞬間移動の魔法は本当に反則だよね…
というか魔法そのものが反則だよなぁ、としみじみと思いました。
ロケット打ち上げに莫大なリソースを注ぎ込んで宇宙進出するのがアホらしくなるというか…
わりと気軽に宇宙を行き来している上に、
魔法で宇宙線を防いで空気を維持できるからって生身で宇宙空間に出たりと、
やりたい放題すぎる…!

それも深雪やリーナといった世界トップレベルの属人的なスキルに依るのが問題なんでしょうが…
それにしたって魔法の有用性と低コストさには感嘆させられますね。
レイモンド・クラークが宇宙進出に積極的だったのも理解できてしまいますよ。
達也は属人的になりすぎて縛られるを嫌ってカンパニーを立ち上げたんでしょうけど、
今回出てきた元老院の人とかみたいに、属人的なスキルは手軽で使い勝手が良いからこそ、
代替案とか出すこともせず使っちゃうんだろうなぁ、と感じました。

しかし今回は真由美さんがちょっと可哀想でしたね。
達也のポリシーが理解できない父に使われた上に、
今回はテロリストに狙われるとか悲惨すぎる…
達也も遠隔では助けてくれたけど、囮として使われたようにも思えて…
うーむ、真由美さんが報われる日は来るのだろうか…
真由美さんのことは結構好きなので何とか報われて欲しいなぁ、と思いますが…
達也には深雪がいるから、色々と無謀ですよね…w

:: 2020/10/15 木曜日::

■[ラノベ]新シリーズ開始!「続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー」1巻

軍事的な能力未満の魔法資質保持者たちメイジアンの権利保護のために、
達也がIPUと協調して設立したメイジアン・ソサエティー
そして国内では恒星炉を基軸とした事業も本格稼働する中で、
達也は深雪とともにメイジアン・カンパニーを立ち上げて…

先月シリーズが完結したと思ったら新シリーズが早速開始です。
舞台が高校から、達也と深雪が立ち上げた会社になったので、
タイトルに高校という文字が入っているのはおかしいですしね。
表紙が前シリーズ1巻と同じ構図なので、二人の成長がわかります。

続編とはいえ新シリーズなので登場人物も入れ替わりが多くて、
前シリーズからはほのかと雫は出てきますがエリカとレオとかは出てきません。
逆に七草先輩が久しぶりに本格再登場してきたのには驚きましたね。
達也より年上なのに翻弄される可愛いところが好きなので、
七草先輩が主要登場人物として出演してくれるのは嬉しい誤算です。

そして相変わらずリーナは良いキャラですよね…
酔いつぶれるところも可愛いし、良いツッコミ要員ですし…w
USNA上層部の思惑もあるんでしょうが、本人は結構人生楽しんでるっぽいので、
そのままのリーナで居て欲しいものです。

そして新キャラの遠上くんですが、
戦力としては有能だけど、わりとめんどくさい狂信者なのが不安ではあるのですが、
崇拝の対象である聖女さんがわりとまともな感性を持ってそうなので、
そこは少しは安心できますね。

当面の敵も見えてきましたが、光宣が対処するとはちょっと予想外でした。
彼女と二人で宇宙生活とか響子さんも羨む環境ですが、
仕事はきっちりとやってくれそうですし、安心できそうですね。

それにしてもあとがきによるとまだまだ続きそうですが…
電撃文庫にありがちな超長編シリーズになりそうだなぁ…
どこまで追えるのかわかりませんが、面白いと思ううちは読んでいこうと思います。

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