「轟世剣ダイ・ソード」「クロノアイズ」に出ていた金子良雄。
そのぽっちゃりした眼鏡はビジュアル的にインパクトがあり、
愛すべきキャラクターで笑いを振りまいてくれました。
そして本作に登場する金子二輝はそっくりで(兄弟?)ここでも活躍。
ある意味長谷川裕一作品で一番活躍しているキャラクターかも知れません。
そんな金子が主役級の活躍を見せてくれるのがこの4巻。
折角宇宙で冒険で仲良くなろうとした京お姉様にサクっと振られ、
傷心の金子は出家、もとい中性化して宇宙大学に潜入するんですが、
煩悩が取り払われた金子は正に別人。
そのストイックにして万人に対して平等、且つ聡明な姿は「誰だお前」状態。
見開きで金子の賢者風の顔が出てきた時はリアルで噴いてしましました。
しかし京お姉様は予想通りとはいえ萌えポジションですね。
血の繋がらない姉で、七勇太の為に宇宙に付いて行くという最強設定。
やはりマップスシリーズは主人公にはリープタイプと普通人の彼女が居てこそですよね!
しかし心配して貰いたいとかいじらしいなぁ、京お姉様。
それにしても2つめのコンパスを勝ち取る為の重要な冒険なのに、
ハチャメチャな展開でその面白さは正にフリーダム。
シリアスなだけでなくコメディにも定評がある長谷川先生ですが、
今回はそれに磨きが掛かりまくった展開だったように思えます。(笑
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