その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2017/2/13 月曜日::

■[漫画]愛の思い出と幸せの形「恋とごはんと虹色日和」

恋とごはんと虹色日和 (思い出食堂コミックス)
著者/訳者:浅野 りん
出版社:少年画報社( 2017-02-13 )

作者サイト:浅野ん家
作者twitter:浅野りん(@rin_asano)さん | Twitter
Kindle版:恋とごはんと虹色日和

まいったな… まだ2月なのに2017年で最高の一冊に出会ってしまった…

はある日会社の後輩の付き添いで婚活イベントに参加することになった陽向明日美(32)

そこで出会ったのは緊張すると目元が強面になってしまう大柄男子の雨宮享介(25)
素直でストレートな雨宮くんの想いを受け入れた陽向さんが、
好きな人のことを想いながら料理をして、
二人とも笑顔で幸せになっていく物語です。

元々掲載誌自体が普段漫画を読まない層が読むといこともあってか、
物語自体は非常にオーソドックスで、全く奇を衒ってない内容です。
今流行りのグルメ漫画ではありますが、全く変化球のない家庭料理です。
ですが、それが相乗効果を発揮して最高の面白さを見せてくれているのです…!

浅野りんさんは少年漫画誌で活躍されていた漫画家さんなんですが、
恋愛要素は物語中ではかなり薄味だったんですよね。
唯一恋愛要素が強かったのは平成バンパイアの逆襲の「恋してなんぼ」くらいで、
浅野りんさんのラブコメ漫画好きとしてはずっと残念だったんですよね…

ですが、そんな今までの不満を「恋とごはんと虹色日和」は綺麗に解消してくれました!
先ほどオーソドックスと言いましたが、つまりはそれは王道ということです。
多少のすれ違いや勘違いで不安になることはあったとしても、
それらを乗り越えることができる愛情がもうお腹いっぱいなんですよね。
二人が美味しそうにご飯を食べているシーンだけで心も満たされてしまいます。

はぁ… 幸せだなぁ…

また、恋愛漫画としてだけではなく、家族の愛情も感じられるんですよね。
料理には当然のように家庭の味というものがあるし、
何より思い出が詰まっているんですよね。

こういった細かいエピソードの一つずつが愛おしいんですよねぇ…
そういった思い出を理解し合うだけでなく、
お互いの新しい思い出を積み上げて、
自分たちの幸せの形を作っていこうというところが最高に良いんだ…!

本当に面白いので多くの人に読んで貰いたい漫画です。
1巻完結なので気軽に読めるので未読の人は是非!

:: 2016/12/3 土曜日::

■[漫画]浅野りん最新作!「であいもん」1巻

であいもん (1) (角川コミックス・エース)
著者/訳者:浅野りん
出版社:KADOKAWA( 2016-12-03 )

作者サイト:浅野ん家
作者twitter:浅野りん(@rin_asano)さん | Twitter
Kindle版:であいもん (1)

「CHOKOビースト!!」「PON!とキマイラ」「京洛れぎおん」と、
スクエニとマッグガーデンで活躍されていた浅野りんさんがヤングエースで新連載!
ジャンル的には青年誌なのでいつもと違う方向に行くかと思いきや、
主人公+幼女の組み合わせなのは相変わらずで安心して読めますね。
一応主人公がアラサーなあたりに青年誌っぽさは出してますけど。(笑

家を飛び出して東京で売れないコミックバンドを10年続ける納野和は、
ある日父が入院したという手紙が届き実家の和菓子屋「緑松」を継ぐために京都に戻るも、
そこには元気な父と、跡継ぎだという女子小学生の雪平一果がいて…

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父親に置き去りにされた過去を持つ一果を心配した和の母は、
和に父親代わりになることをお願いして…

今回も京都を舞台にした作品ですがファンタジー成分は皆無で、
家族モノの暖かさがメインの作品になっています。
子供なのに責任感の塊みたいな一果ちゃんを、
コミックバンドをやっていたくらいにちゃらんぽらんな和が気に掛けることで、
少しずつ心が通っていく様子はとても良いモノだと思う訳ですよ。

しかしそんなふんわりした雰囲気だけが浅野りんさんの漫画の持ち味な訳がなく、
普通に見えた「緑松」の従業員たちも色々とドラマを持っていて、
それを見事にコミカルに描いているんですよね。
特に咲季くんの隠れた趣味に関してはかなり意表を突かれましたね!
個人的には大好物なんですけども!

それと青年誌だからなのかいつもよりラブコメ成分が多くなっているのが嬉しいです!
高校生バイトの美弦ちゃんのフラグを見事に立てるだけでなく、
東京の元カノも出てきて1巻から大変にニヤニヤ展開であります!
しかも現在発売中のヤングエース最新号では静かな修羅場が繰り広げられているので、
ラブコメ修羅場スキーの諸氏には是非読んでもらいたいですね!

【電子版】ヤングエース 2017年1月号

Kindel版も出ているので是非!

:: 2013/12/16 月曜日::

■[漫画]唐突ですけど完結巻「京洛れぎおん」5巻

京洛れぎおん(5)(完) (ブレイドコミックス) (BLADE COMICS)
著者/訳者:浅野りん
出版社:マッグガーデン( 2013-12-10 )
コミック ( ページ )
作者twitter:浅野りん (rin_asano)さんはTwitterを使っています

うーん、相変わらず勿体ないなー
というのが率直なこの5巻の感想。
いや、だって、もっと読んでいたいんだもの。
まだまだ面白く出来そうなんだもの。
この5巻で終わっちゃのはやっぱり勿体ないですよ!
もっと読んでいたい!

それでも完結しちゃったのがこの「京洛れぎおん」という作品で。
正直、物語の畳み方が結構唐突感があったので、
本当に終わったのかどうかの実感がイマイチ沸かなかったりします。
うーん、でも終わったんだよなぁ。

時武さんと鉄汰はあの後、もうちょっとラブでコメったのかなー
それとも千鳥が積極的に光源氏されるのかなー
まぁ、紫里ちゃんが掻っ攫うとかないよなー
などとぼんやり想像しちゃう読後感であります。

京都を舞台にした作品というコンセプトは活かせていたと思いますが、
私みたいに京都の地理にそこそこ明るい人以外が楽しめたのかちょっと心配だったり。
それにしてもやはり惜しいと思ってしまうのはラブコメ成分が低いせいなのか…
「恋してなんぼ」という傑作ラブコメを経験してしまったのが問題かもしれない。(笑

:: 2013/3/12 火曜日::

■[漫画]ツインテロリヒロインが新たに参戦!「京洛れぎおん」4巻

京洛れぎおん 4 (BLADE COMICS)
著者/訳者:浅野 りん
出版社:マッグガーデン( 2013-03-09 )
コミック ( 137 ページ )
作者twitter:浅野りん (rin_asano)さんはTwitterを使っています

鉄汰の帰省イベントから始まる「京洛れぎおん」4巻ですけど、
初っ端から鉄汰のおかんのテンションが高くて変にニヤニヤしますね。
相変わらずツンデレというか、愛情の表現が不器用なおかんですけど、
そこもまた萌えポイントというか何というか。
いや、まぁ、主人公のおかんに萌えてどうすんだ、という気もするんですけどね…

そしてもう一人の愛情を素直に伝えられないヒロインである千鳥ですが、
3巻からデレ期に入ってからというもの赤面率が高くなっててやたらめったら可愛いですね!
とはいえ高校1年生と小学5年生という組み合わせなのでラブコメ要素は薄いんですけど…
鉄汰の方が完全にアウトオブ眼中だからなぁ…
というか時武さんも千鳥にライバル視されてるけど鉄汰はそういった対象として見てないし…
何というか、もうちょっと鉄汰も男子高校生らしく性的に飢えろと言いたくなります。(笑

そんな人間模様を見せるこしあんの面々ですけど、そこに一人ヒロインが追加されました。
ドジッ娘ロリツインテな彼女の名前は真城やひろ
血統的に正統後継者と目される一本角の戦女です。
千鳥と同じ一本角の戦女候補ということでどうなることかと思いきや、
千鳥と仲が良い、というか一方的に慕っている感じなんだけど、
何か秘めた力的なモノを感じて中々どうしてどうなるのかな? といった所。

それと千鳥たちが京都市内の嵐山モンキーパークに遠足に行ってましたけど、
まぁ、確かに京都市内は東京ほどじゃないけど割りと複雑な私鉄網ですからね。
そりゃ小学生にとっては、特に宇治から出てきたばかりのやひろちゃんには難しいよなぁ…
ちなみに京都市内は私鉄だけではなく、バスも効率的に使えて一人前です。
個人的には自転車移動が最強だと思ってます。(笑

そんな京都ローカルな話題や情景が魅力の一つの「京洛れぎおん」ですが、
今後の展開にも期待ですね!
出来れば「恋してなんぼ」みたいなラブコメ要素も積極的に入れる感じで!

:: 2012/4/17 火曜日::

■[漫画]千鳥がデレ期入りました!「京洛れぎおん」3巻

京洛れぎおん 3 (BLADE COMICS)
著者/訳者:浅野 りん
出版社:マッグガーデン( 2012-04-10 )
コミック ( ページ )
作者twitter:浅野りん (rin_asano) on Twitter

モンハン関連のネタを扱う作品は数多いですが、
ここまでモンハン(作中ではモンクル)が作品内で重要な位置を占めているのは、
当のモンハンコミカライズ作品以外では他にないんじゃないでしょうか。
というかどんだけ浅野りんさん、モンハン好きなんだろ…

鉄汰が野良PT組んだモンクルプレイヤーが千鳥の元パートナーで、
その千鳥が「先生」と慕っているプレイヤーが実は鉄汰ということが判明と、
物語中にきちんと組み込み、更にそれによって千鳥がデレ期に突入して、
小学生ながらに照れまくってるのが可愛いわけですよ。

そしてモンクルの公式コスプレイヤーとして人気の芸能人と、
ノーテンキ&元気人間な和助が京都でボーイミーツガールして、
テンプレ的展開なんだけど、凄く少女漫画的なノリで良かったですよ。
「恋してなんぼ」は未だに大好きな私です。(キリッ

それとこの作品は京都市内のことがしょっちゅう出てきて、
今回も祇園祭があったりするんですが、見覚えある風景が出てくるとやっぱり嬉しいですね。
祇園祭と言えば今回は殆ど出番がなかった上に、
報われない属性が更に追加された時武さんが不憫でした…
4巻では出番増量でラブコメ展開があると良いんだけど、
今までの浅野りん作品からしてどうなるんだろうなぁ…
ちょっと不安だったり。(笑

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