その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2014/8/14 木曜日::

■[漫画]真打ちは遅れてやってくる「戦国妖狐」13巻

戦国妖狐 13 (BLADE COMICS)
著者/訳者:水上 悟志
出版社:マッグガーデン( 2014-08-09 )
作者サイト:続・みずかみ小屋
作者twitter:水上悟志 (nekogaeru)さんはTwitterを使っています

Kindle版:戦国妖狐 (1)
Kindle版:戦国妖狐 (2)
Kindle版:戦国妖狐 (3)

Kindle版:戦国妖狐 (10)
Kindle版:戦国妖狐 (11)
Kindle版:戦国妖狐 (12)

無の民との最終決戦ということで、
各勢力が合流したり、乱入したりしている中、
ついにあの灼岩が登場して読者やかつての仲間の涙腺を刺激してきますが、
無の民は容赦なく操ってきて…

熱いですね!
千夜が可能な限り全員救うために助っ人の断怪衆すら敵に回して、
遂にはあの形になるとか熱い!
そして何よりみんなの窮地に駆けつける真介が熱い!
もう、こいつら少年漫画しすぎだろ!

そしてもう一つ熱いのが神雲と道錬の二人!
幼い頃からのライバル(道錬が一方的にライバル視してただけっぽいけど)が、
戦うにあたって無の民のコントロールから抜け出すとか熱いね!
魔人ブウ編の悟空とベジータを思い出しますね。

そんな熱い展開ですが、ブレイド本誌はこれで終わりです。
来月からコミックブレイドがWEB雑誌化されます。
取りあえずちゃんと続くみたいだし、このまま完結まで突っ走って欲しいですね。
早いところ灼岩の救済が行われるように祈っております。

:: 2014/4/7 月曜日::

■[漫画]魂に刻まれた友情「スピリットサークル」3巻

スピリットサークル 03―魂環 (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:水上 悟志
出版社:少年画報社( 2014-04-03 )
コミック ( 188 ページ )
作者サイト:続・みずかみ小屋
作者twitter:水上悟志 (nekogaeru)さんはTwitterを使っています

14歳の少年、桶屋風太の魂に刻まれた過去生に纏わる物語は、
回を増す毎に盛り上がってきています!
この3巻では四度目の過去生である研師・梶間方太朗の生涯が描かれているんですが、
日本人で時代が比較的近いこともあり、今までより風太に対する影響も大きくなってます。

水上悟志作品ですから伏線を活かしてどんどん面白くなってくると思ってましたけど、
この3巻でついにその片鱗を見せてきましたよ!
方太朗を狙う暗殺者を相手に出会って間もない護衛の刃九狼が何の打ち合わせもなしに、
見事な連携技を合わせてきた所は、
生まれ変わってもヴァンとスティールの絆が変わっていない事を感じて熱かった!

spiritcircle03_01

刃九狼はヴァンの時もフロウの時も風太に大きな影響を与えた友人なだけに、
現世の鉄馬も何かしら大きな役割を与えられているのではないかと考えてしまいますね!

それにしても1巻で出てきた鎧武者の地縛霊がまさか伏線だったとは…

spiritcircle03_02

しかし大林先生、この特徴的な鼻は鉱子のお父さんに似てると思うんだけど、
もしかして同じ魂なんでしょうか…?
いや、でも現世で地縛霊をやりながらその時代に輪廻転生って出来るものなのだろうか…
うーん、謎がまた生まれてしまった…

現時点でこれだけ面白いのにまだ過去生が残っているので、
今後の盛り上がりに大期待ですよ!
それに現世での鉱子ちゃんの14歳の思春期らしい所も可愛らしいので、
そっち方面でも期待です。
デートと言われて赤面する鉱子ちゃん超プリティーだったでござる。

余談ですけど表紙になっている鉱子ちゃんの過去生の岩菜が使っている刀がちゃんと忍者刀ですね。
刀の鍔まできちんと作り込まれてて、忍たま知識をくすぐられました。(笑

:: 2013/12/16 月曜日::

■[漫画]真介と百鬼町「戦国妖狐」12巻

戦国妖狐(12) (ブレイドコミックス) (BLADE COMICS)
著者/訳者:水上悟志
出版社:マッグガーデン( 2013-12-10 )
コミック ( 171 ページ )
作者サイト:続・みずかみ小屋
作者twitter:水上悟志 (nekogaeru) on Twitter

やはり水上悟志さんの作品は巻を追うごとに面白くなっていくなぁ。
気が付けば水上悟志作品の中では最長記録を樹立中ですね。
クライマックスも近そうですが、少なくとももう2,3巻は続きそうな気がします。

千夜が父・神雲の封印を解いてもらい、拳で説得しているさなか、
突如乱入してきた無の民に神雲の中に眠る竜・ナガレを支配され、
山神すらも凌駕するナガレを連れ去られたのが前巻までのあらすじ。
この12巻では神雲を助ける千夜と迅火を助けるたまに分かれて行動するんだけど…

いやー、ラストで遂に出ましたね! 灼岩!
真介がかつて思いを通わせた闇と融合した少女!
でも、復活するも無の民の尖兵として支配されるとか、
真介もまだまだ本懐を遂げるための道のりは遠そうです。

真介と言えば、今まで真介が過ごしていた村が百鬼町になるんでしょうね。
水上悟志作品は出版社が違えどもリンクしているのが知られていますが、
まさか戦国時代を舞台にした作品とリンクするとは思いませんでした。
そうかー、真介の子孫が夜明けで、斬蔵の子孫がきららちゃんかー

それはそうと、道錬とムドの師弟関係はその成立の過程からして面白いですね!
脳筋たちが通じる瞬間とか、体感は出来そうになりけど、清々しさが感じられて良かったです。(笑

:: 2013/8/2 金曜日::

■[漫画]過去生への旅「スピリットサークル」2巻

スピリットサークル 02―魂環 (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:水上 悟志
出版社:少年画報社( 2013-07-30 )
コミック ( 185 ページ )
作者サイト:続・みずかみ小屋
作者twitter:水上悟志 (nekogaeru) on Twitter

小原愼司さんが居なければ今の石黒正数さんは居なかったと思いますが、
石黒正数さんが居なければ今の水上悟志さんも居なかったのではないかと思います。
そこら辺はアワーズで1ページ連載している「おれのまんが道」を読めば判ると思うので、
是非ともそちらも読んで欲しいです。

人の輪廻転生をテーマにした水上悟志さんの「スピリットサークル」2巻ですが、
風太が過去生を次々と見ていく中で人と人の縁も繋がっていることを実感しつつ、
自我が曖昧になっていくようになって…

輪廻転生モノと言えば「ぼくたま」ですが、あの作品でも一番幼かった輪くんが、
強い自我を持つ紫苑に引きずられて自我が曖昧になっていく内容でしたが、
風太の場合は過去生を一回だけでなく何度も見ることになるから、
そちらに引っ張られるのも致し方ないよなぁ、と。

しかし騎士ヴァンは呪いを受けたとは言え、その後の人生は友人もでき、
最期は愛娘に看取られた幸せなモノだったけど、
今回のフロウは長く生きたし、他人からしたら社会的成功を収めながらも、
納得ができない仕事だったからこそいつまでも後悔しつづけ、
その結果家族に恵まれない孤独の中での終焉と、物悲しいものがありましたねー

対して鉱子ちゃんの方は必ず非業の死を遂げてしまう、
輪廻転生が呪われているとしか思えないモノで、
それこそが風太を付け狙う理由になってるんだろうけど…
うーん、鉱子ちゃんも過去生の影響を多大に受けているのかなぁ。
とはいえ、パンツを見られて泣いちゃうとか普通の女の子らしいトコもあるし、
鉱子ちゃんらしさもちゃんと持っているのは確かなんですけどね。

まだ過去生は3人目とはいえ、謎の人物が記憶の中で登場したりと、
更に面白くなっていきそうな要素が出てきたので今後も楽しみです!

:: 2013/6/14 金曜日::

■[漫画]今、父を乗り越える時「戦国妖狐」11巻

戦国妖狐 11 (ブレイドコミックス)
著者/訳者:水上 悟志
出版社:マッグガーデン( 2013-06-10 )
コミック ( 140 ページ )
作者サイト:続・みずかみ小屋
作者twitter:水上悟志 (nekogaeru)さんはTwitterを使っています

戦国時代の妖怪ファンタジーなんだけど、戦国時代要素が薄れまくり、
専ら妖怪だらけの百鬼夜行な要素が多めになってきた11巻。
今回は親切にも冒頭で今までの大まかなあらすじがあるので、
表紙の月湖のおっぱいに魅せられてこの11巻だけ手に取った人も安心です!

途中でネズミの闇の騒動に巻き込まれつつも、
やっとこさオオヤマミツチヒメの元に辿り着くことが出来た千夜たち。
しかし相手は曲がりなりにも神の一柱だけあって気紛れな性格で、
たまはその願いを叶えるのが難しく、
されど千夜の願いは簡単に叶えて貰えて8年ぶりに父・神雲と対面できたんだけど…

色々な出会いと別れを経て成長した千夜が父という偉大な壁を乗り越える為に、
拳で語るという展開は男の成長を感じさせてくれて熱かったですね。
そもそも息子を霊力改造人間にした理由が、少々歪ながらも父の思いやりがあったことが意外でしたが、
父の愛も人それぞれかな、と思うと妙に納得もしたり。

しかし無の民は毎度良い所を邪魔するよなぁ…
今回は妖精眼の無の民というイレギュラーが邪魔をしてくれた為に、
向こうに強力な手札が渡ってしまったけれど、
ヒキを見る限りではこちらも道錬とムドの師弟に野禅といった、
ちょっと面白い手札が加わりそうで面白くなりそうですね。

第一部では敵だった面子が第二部では味方となって事に当たるとか、
次の12巻も楽しみであります。

:: 2012/12/13 木曜日::

■[漫画]中学二年生、輪廻転生の旅。「スピリットサークル」1巻

スピリットサークル 01 (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:水上 悟志
出版社:少年画報社( 2012-12-10 )
コミック ( 185 ページ )
作者サイト:続・みずかみ小屋
作者twitter:水上悟志 (nekogaeru) on Twitter

水上悟志さん、待望のアワーズ長編新連載!
ギンガサンダーみたいな短編も勿論面白いのですが、
やはり水上悟志さんは伏線の巧みな使い方が活かされる長編こそが真骨頂とも言えるので、
アワーズで新連載が始まるのを首を長くして待っていましたよ!

作品の内容はタイトルから推測出来るように輪廻転生がテーマになっています。
前作「惑星のさみだれ」でも輪廻転生が一部で使われていましたし、
何より帯びのコメントにもあるように前世で霊能で主人公が中二とかワクワクせざるをえないですよ!
中学二年生だということで青春も期待できそうですしね!

物語は桶屋風太のクラスに額に傷がある少女、石神鉱子が転入する所から始まります。

石神鉱子

イケメン背後霊のイーストがいるし、何より第一印象がアレだったので、
仲良くなれるか不安だったけど、風太の人の良さが伝わって一歩前進かと思いきや、
前世の因縁を確信した鉱子に唐突に真後ろにぶっ飛ばされて階段を転げ落ちて前世の記憶を見るハメに。

まずは古代アステカっぽい所で好きな女の子と平和に暮らしていたフォンの人生。

フォンの人生

ある日恋人のレイが生け贄に選ばれて何とか救いだそうとするも一歩届かず目の前で殺され、
その殺した神官ストナが鉱子の前世みたいだけど、それと認識する前に首を刎ねられて…

もうね、目まぐるしく進む展開に翻弄されまくりです。
しかも前世がその一回だけではなくまだまだ続くといのがまた凄い。

風太と鉱子の離れがたい縁が強く感じられるんですが…
鉱子は幾つもの前世を体験しているからこその考えがあるのも分かるんですが、
そして風太は先入観がないからこそ”鉱子”と向き合おうとするのもまた青春かな、と。
プールで女子の身体を見て色々悪友と意見を述べ合って、それがバレて叩かれてと、
そういったのも貴重な経験ですよ。

でも鉱子と風太の間には前世という断ちがたきものがあるわけで。
フォンの恨みを受け継いでいるのもまた確かなんですよね。
そういった前世のしがらみを知るためにさらに追体験することになるんですが、
二度目の前世は中世ヨーロッパっぽい時代で騎士をしていたヴァンの人生。

ヴァンの人生

フォンから続くストナへの恨み、風太にまで続く魔女の呪い、
生まれ変わったレイとの再会、波瀾万丈だけど幸せだった人生。
そして現代で鉱子の口から明かされる魔女の正体とまたもや畳み掛けるかのような展開がまた凄い!

既にこの1巻の中でも前世の因縁という名の伏線が巧みに配置されていて、
服に歌に前世の靴の贈り物と、読めば読むほど気付いていきハッとさせられます。
これが更に2巻以降でどんな展開を見せてくれるのかと思うと今から期待が高まります。
「スピリットサークル」はこれから要チェックな作品ですよ!

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