その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2025/7/8 火曜日::

■[漫画]俺たちの伝説のフィナーレ「すべての人類を破壊する。それらは再生できない。」18巻

MtGの千年大祝祭の決勝で戦うことになった慧美とはじめ。
はじめの将来を決めることになる運命の戦い。
二人の戦いの行方と、2011年の悲劇のその後、
二人がどうなったかの結末がついに描かれる…!

1999年を舞台にしたMtGの物語もついに完結です!
2011年の東日本大震災が物語の結末に関わってくるのが示唆されていましたが、
あの震災で登場人物の誰かが亡くなったのではないかと心配してましたよ…
でも、そこはご都合主義が有ったのでご安心下さい。

決勝での戦いはMtGを知らない私は何となくでしか理解できなかったけど、
はじめが隠し持った手で勝ったということは理解しました。
ここら辺の盛り上がりはMtGを知っていれば納得度も高く、もっと面白かったんだろうな…
でも碁を知らずに「ヒカルの碁」も楽しんでたし、同じようなもんでしょう、うん。

慧美とはじめが別れて連絡を取らなかった理由はわかりました。
まぁ、子供だからそこら辺は青臭いし、難しいですよね。
逆に簡単なことを難しく考えてた大人は何だかんだで復縁してるし…

慧美とはじめがMtGで向き合わなかったら、
おそらくこの二人もあのまま離婚してたんだろうなぁ…
MtGでの出会いが人の運命を大きく変えていますよね。

そして慧美にとっての原風景の再生事業からの、
二人の再会と、伝説の続きが良かったですね…!

良いんですよ、伝説はご都合主義で。
盛り上がって楽しんで、笑顔で溢れるエンディングで最高じゃないですか。

まぁ、気になってるところもあるといえばあるというか。
社長はあのまま出家して諦めてるみたいだけど、
女王様にもう一度アタックとかすれば良いのに、とか。
あ、でも慧美とはじめの結婚式で再会して再燃するという可能性もあるのか…
そうなったら面白いかなぁ…!

1999年が舞台というアラフォー読者としては当時の原風景が理解できるだけに、
色々と思い出せて楽しい物語でした。
またこの二人のタッグで面白い物語に出会えることを楽しみにしています。

:: 2025/1/25 土曜日::

■[漫画]今こそ天才の心の壁を壊す時…!「すべての人類を破壊する。それらは再生できない。」17巻

MtGの千年大祝祭に参加しているはじめ達。
それぞれの勝敗に悲喜交々な少年少女の近くで、
爆弾テロという未曾有の問題が起こっていた。
はじめの兄はその首謀者を見つけ出すのだけれど、
ルーがそのテロに巻き込まれて…?

ついにはじめと久遠の勝敗が決する時が来ましたよ…!

魔法の時間を会得したことで同じ土俵に立つことができて、
やっと対等の戦いができる感じでしょうか?
正直なところ、MtGはサッパリでして雰囲気でしか分からないのですが、
はじめがギリギリの戦いを制したことはわかりました。

久遠も同世代で自分と同等以上の才能の持ち主と出会ったこと。
そして、ルーの一途すぎる愛が有ったことで心の壁が破壊されたことで、
久遠も少しはデレてくれる可能性が出てきましたね。
まぁ、キャラが崩壊しない程度にデレてくれる分には歓迎しますよ!w

ルーと久遠のカップルがスタートラインに立ったくらいだとすると、
はじめと慧美の主人公カップルは同衾までいきましたよ…!

お互いの気持ちを正直に話し合うとか、
中学生にしてはしっかりとした男女交際をしていると思います。
しかし、お互いの進路の決着をMtGに託すとか、
本当にMtGに心の底からハマってるなぁ…w

二人の決着がどうなるのか?
そして2011年にどうなっているのか?
気になって仕方がありません。
次巻も楽しみです。

:: 2024/10/3 木曜日::

■[漫画]黒歴史と失恋の痛みを乗り越えて…「すべての人類を破壊する。それらは再生できない。」16巻

2011年に被災することになる神河市。
1999年は色々有ったけど何とか皆無事に過ごせたけれど、
はじめや慧美の進路のことなど、
考えることは色々あるのだ…!

厨二病をやり切った八雲ちゃんがどうなるのか心配でしたが、
恥ずかしいけど、ちゃんと和解できたのは良かったですね…
とはいえ、失恋の痛さには泣いちゃうみたいだけど…
それもまた青春だよ…

そして2000年になってからのMtGだけど、
まさか慧美と八雲ちゃんの対戦があるとは…

はじめを巡る女の戦いでは既に勝敗が決定したけど、
MtGでは負けられないんですよ、八雲ちゃんは。
負けヒロインだけど、MtGでもそうとは限らないんだよ!

とか思ってた時もありました…
魔法の時間も使えるけれど…
慧美の執念と戦略が勝った感じなのかな?
MtGわからないから、流れはサッパリですが!

しかし爆弾テロとか史実には全くないイベントも入れてますが、
それが彼等の青春模様にどう絡んでくるのか。
2011年の震災後のことも含めて気になりますね。

:: 2024/5/3 金曜日::

■[漫画]はじめの選択「すべての人類を破壊する。それらは再生できない。」15巻

2011年3月11日。
東日本を襲った大震災で慧美は心の故郷である神河市を失う…
しかし1999年の慧美たちはそんな未来の悲劇を知らず、
残り少ない神河市での青春を満喫しようと奮闘していて…

受験生だけど恋も勉強もMtGも全部頑張るはじめだけど、
慧美の看病イベントでは簡単に翻弄されちゃうんだよなぁ…

病気で寝込んでいるのにはじめには可愛い姿を見て貰いたいからと、
気合いの入った服を着る慧美といい、
二人とも全力で恋してて眩しいですよ…!
これが… 青春…!

恋と言えば社長も恋に落ちたっぽいのが意外と言えば意外でした。

しかもその相手がMtGの女王とはなぁ…
金欠ポンコツ腐女子な燐さんだけど、
社長なら適切にフォローしてくれそうだし、
腐女子にも理解があるだろうからお似合いだとは思うのですが…
問題は社長は恋にはポンコツみたいだから、第三者がフォローしないと進みそうにないことですね。
うーん、誰か手助けしてあげられないのかな?

そしてレイモンドのおっさんが来日しての勧誘だけど、
はじめはどういった選択の結果を見せてくれるのか。
そして2011年以降、無事でいるのかどうか…
とても気になります。

:: 2024/1/13 土曜日::

■[漫画]嵐の中で輝いて「すべての人類を破壊する。それらは再生できない。」14巻

1999、七の月。
人工衛星が日本本土に墜落する直前に動き出した少年少女。
MtGを愛する二人は約束通り、世界が終わる日に会うことが出来るのか…

はじめへの初恋が破れ、暗黒面に堕ちた†アンゴルモア†もとい八雲だけど、
彼女の過去回想を読んでると同情してしまいますね…
趣味が男の子なため女子からは迫害され、
身体が女の子だから男子からも入れて貰えない。
平成初期だとどこにでも見られた悲しい光景ですよ…

そんな時に偏見なしで自分と向き合ってくれた初めての異性がはじめなんですね。
そりゃ好きになるし、執着しちゃいますよ。
八雲の気持ちも痛いほどにわかるんだけど、
はじめも大切な恋のために動いているだけに、やるせない気持ちになりましたね…

そして大人たちの努力で人工衛星落下は阻止され、
慧美も両親と話し合って引っ越しは延期になったことで、
八月の夏を友達と彼氏と一緒に過ごすことになるんですが…

慧美ちゃんってば小悪魔ね!
これは引っ越す前に素敵な初体験もしそう。

そんな青春を送る少年少女たちに感化されたのか、
慧美パパも考えを改めたようですね。
というか一族に反対されてまで学生結婚したくせに、
こんな大切な情熱を見失ってたとか何やってんの慧美パパ…
それは忘れてはいけない、一番大切なモノじゃないですか…!

そしてこのまま素敵な日々が過ごせるんだと思ったら、
311の現実を見せてくるとか、本当にえげつないな…
そうか… 未来の慧美が見ていたのはそういうことか…
これはまた… キツイことになりそうだ…

:: 2023/10/6 金曜日::

■[雑記]好きな人に会いに行きます。「すべての人類を破壊する。それらは再生できない。」13巻

ノストラダムスの予言の通りに人工衛星が落ちてくる世界線で、
マジックアワー習得のためにM:TGの女王と戦うはじめ。
その戦いの中で、友の言葉を得たことで、
マジックアワーの片鱗に触れることができたのだけど…?

好きな人に会いに行くために駆け出す慧美も良いし、
好きな人に会いに行くために仲間の力を借りるはじめも良いよね。

慧美パパは、そんなシンプルなことにも気付けないあたり、
ちゃんと慧美のことを見ていなかったのが一番の敗因ですよ。
慧美のためだと言いながら、慧美の本心を聞き取らず、
自分の勝手な親の思い込みを押し付けてるだけなんだから。
そりゃ想いがすれ違うってなもんですよ。

もう一人、想いがすれ違っている子がいるんですよね…
想いがすれ違ったせいで闇堕ちしてしまった、八雲…

いや、†アンゴルモア†ちゃん…!

次の14巻で語られることになると思うんですが、
八雲にとってはじめは人生の全てみたいなところがあるので、
想いが届かず踏みにじられたと勘違いした八雲が闇堕ちするのは、
仕方ないかな、とも思うんですよ。

ただ、それでもはじめは自分の気持ちに嘘はつけないから、
八雲とデュエルするしかないわけで…
そこで覚醒してマジックアワーを見事に使いこなしているのは、
かなり格好いいな、と思いました。

話の流れから考えると次の14巻か、
もしくはその次の15巻で完結しそうですね。
はたして、どのようなエンディングを迎えることになるのか…
今から楽しみです。

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