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:: 2017/2/15 水曜日::

■[漫画]メイド!「それでも町は廻っている」16巻

それでも町は廻っている 16巻 (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:石黒 正数
出版社:少年画報社( 2017-02-14 )

作者サイト:おかんの家4
作者twitter:石黒正数(@masakazuishi)さん | Twitter
Kindle版:それでも町は廻っている(16)
Kindle版まとめ買い:それでも町は廻っている
DMM電子書籍:それでも町は廻っている(16)

まさかそれ町が終わるだなんて…

と、いう意見もあるけれど、去年はこち亀が終わったくらいですからね。
いつまでも続けることができるかもしれないけれど、
綺麗に畳める内に畳むのも有りなんじゃないかな、と思います。

とはいえ、あの終わり方で良かったのか…?
と、雑誌で読んだ時は思ったんだけど、
単行本を読んでこれもまたそれ町らしいと思い直しましたし、
何より描き下ろしエピローグを読んで感慨深くなりましたからね。
あんな風に逃げ出した歩鳥がついに追いくほどに…
静ねーちゃん程じゃないけど、読んでる私も感無量になりました。

というかですね。
このラストの正しい解釈というか「作者の気持ちを答えなさい」の作者側からの正答は、
「それでも町は廻っている 廻覧板」に載っているわけですよ!

それでも町は廻っている 公式ガイドブック廻覧板 (ヤングキングコミックス)

これはそれ町ファンなら是非とも読んで欲しいですね!
最終巻の巻末に載る予定だった年表も廻覧板に収録されてますし、
何より単行本に未収録の話も載っているので!
画集並みにデカいし、そこそこのお値段はしますが買って損はないと思います。

この16巻だけでも面白いですが、正直言ってこの16巻を読んでからが始まりです。
1巻から読み返して自分のお気に入りの最終回を探したり、
廻覧板の作者コメントを読みながら読み返したり、
読み返すことで気付く細かい所に気付いたり、
もうね、何度も1巻から読み返してループしちゃう訳なんですよ。
多分、1週間や1ヶ月読み返してもまだ飽きることはないと思います。

連載は終わりましたが、タイトルの通りこの物語は廻っています。
何度も1巻から読み返していつまでも楽しんでいきたいですね。

:: 2016/4/30 土曜日::

■[漫画]さよなら紺先輩「それでも町は廻っている」15巻

それでも町は廻っている 15巻 (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:石黒 正数
出版社:少年画報社( 2016-04-30 )

作者サイト:おかんの家4
作者twitter:石黒正数(@masakazuishi)さん | Twitter
Kindle版:それでも町は廻っている (15)
Kindle版まとめ買い:[まとめ買い] それでも町は廻っている

今回のそれ町のテーマは「友達」でしょうか。
歩鳥の友達だけでなく、妹の雪子や真田の友達のエピソードを集めた一冊になっています。
そんな中でも最後の話はやはり紺先輩で締められているのですが、
まるで最終回のような話になっています。
ですが、最終回ではないのでご安心ください。
それ町はまだまだ続くんじゃよ。

そして今回は歩鳥たちが修学旅行にいっているんですが…
まさかまさかの浅井(趣味:筋トレ)の恋物語が…!
一番モテそうな真田を置いてけぼりに、
行動力がある男ばかりが彼女をゲットしていくという、
とてもリアルな展開に青春を感じましたね!
真田もタッツンも顔は良いのにね…
やっぱり行動力がないとどうしようもないよね…

soremachi15_01

坊やだからさ…

歩鳥は何だかんだで女子同士で恋の後押ししたり、
女の子っぽいところはあるから大丈夫な気がするけど…
いや、実際どうなるんだろうね…?

そして妹の雪子の初恋だけど…
うん…、確かに血は争えないなぁ、と思いましたよ。
歩鳥は何だかんだで長女で姉なのでしっかりしているように見えるけど、
歩鳥がもし末妹だったらと思うと、
雪子は歩鳥のifの姿なのかなぁ、とも思います。
それでも小学3年生でこのアホっぷりは少々心配ではありますが。
でも歩鳥の家系だもんね…
兄の猛に頭の良さを全部持って行かれたかのようだ…
ドラえもんとドラミちゃんの逆っぽい感じでしょうか?(笑

紺先輩のエピソードも幾つかありましたけど、
やはり最後の第121話「立つ鳥」が印象的ですね。
直前の第120話で「いいたいことの2割もいわない人」と、
歩鳥自身が紺先輩のことをしっかりと把握しているのに、
ヒントは色々とあったのに気が動転して気付かないとか、
やっぱり歩鳥にとって紺先輩は特別な友達なんだなぁ。

他にも1巻を読み返してたらこの15巻との関係が色々あるのに気付いて面白かったです。
歩鳥と紺先輩が出会った時に男の子だと勘違いしたのも雪子と一緒だし、
出会った時に歩鳥が人参と玉葱をお使いに行ってた時だし、
海老州さんも1巻の頃から名前だけ出てたりしてますしね!

それにしいても歩鳥の子供の頃と今の雪子って見た目がよく似てるなぁ。
それでもまだ歩鳥の方がバレンタインのチョコを用意してたりと、
まだ乙女度は高い気がしますけどね。
歩鳥の乙女っぷりが花開くことはこの先あるのかなー
望みは薄そうだけどちょっと楽しみかもしれない。

:: 2015/6/3 水曜日::

■[漫画]似非と相似「それでも町は廻っている」14巻

「それ町」は1冊ごとに何かしらのテーマがあることで有名ですが、
この14巻は似て非なるものとか相似性がテーマです。
友達の彼氏のドッペルゲンガー的な人とか身近な笑い話から、
静ねーちゃんと歩鳥の相似性の謎に迫ったりとか色々です。

特に興味深かったのが第108話「夢現小説」と第111話「夢幻小説」ですね。
静ねーちゃんが歩鳥と出会った「夢現小説」と、
ミス研での気付きが何をもたらしたのか、
そしてそれが無かったら何が起こらなかったのかが、
第111話「夢幻小説」でif的なパラレルワールドで描かれているんですよ。

私は歩鳥が居なかったら一番変化があるのは紺先輩だと思ってたんですが、
まさか静ねーちゃんが一番影響を受けていたとはなぁ…
多分、このifの世界では紺先輩にとって歩鳥の代わりは針原さんなんだろうけど、
静ねーちゃんにとっての歩鳥は誰も代わりにならなかったんだなぁ。
そして真田はむしろ歩鳥が居ない方が青春を謳歌できているのが面白い。(笑
いや、歩鳥がいる状況の方が自分から恋してるからそうでもないのかも!
歩鳥には全然恋心が伝わってないんだけどね!

でも歩鳥は真田の恋心に気付かないだけで、
歩鳥自身も恋をするし、何だかんだで女の子なんだよなぁ。
例えばこの場面。

soremachi14_01

女の子だから下品なことを思わず口にしてしまって恥ずかしがる。
ごく当然のことなんだけど、歩鳥には性を感じないから意外ではあるんですよね。
でも今月のアワーズでもそうだけど、普通の女の子らしさはちゃんとあるんですよ。
真田の恋心に全然気付いてないだけで。
それが真田にとっては致命的なんですけどね。(笑

ちなみに今回一番共感したのはタケルが友達とプールに行った場面です。

soremachi14_02

あるなー、これ。
ガキ同士でテンション上がりまくってアホな叫びをしちゃうこと。
わかる…、わかるわぁ…

それとこの14巻でのエビちゃんですが、
出番は少なかったけど相変わらず可愛かったです。
手を握られて紅潮するエビちゃんがとても可愛い。
そんな14巻でした。

:: 2014/10/6 月曜日::

■[漫画]小学生ラブコメ事件から廃村事件まで!「それでも町は廻っている」13巻

12巻が一巻完結っぽい構成だったのに比べて、今回は謎事件怪事件集っぽくなってます。
タケルのエビちゃんの事件をダシにした小学生のラブコメから、
静ねーちゃん主導の嵐山歩鳥&紺双葉を助手にした廃村の謎事件まで、
多岐に渡る事件が収録されているのです!

今回一番心に来たのは冒頭のタケルとエビちゃん回ですね!
お前らなー! 小学生なのになー! 付き合うとかそうでないとかなー!

soremachi13_01

小学生なのにちょっと当て馬を使って相手の動向を伺うとか、
エビちゃんは流石にちょっと早熟なんじゃぜ…
しかし、現役モデルよりもタケルを取るとか、
見る目があるというか、ある意味子供らしいというか。
この二人、将来は別れたりくっついたりを繰り返しながら結局は結婚しそうな気がする。

他にも真田の友人であるゴリマッチョな浅井が女の子にスキンシップされまくりな謎とか、
妙に親近感が湧くネタがあったりしつつ、
静ねーちゃんの廃村探検とか非日常を感じられるドキワクモノがあったりと、
「事件」カテゴリーとはいえ、バラエティーに富んだ心躍る面白さに溢れています。

紺先輩の過去の話は事件と言うより、紺先輩の謎を解く的な感じでしょうか?
もちろん、あれはあれで面白かったです。
紺先輩の心を覆っているナイフをモノともしないおかん属性の歩鳥か、
するりとすり抜けてくる座成先輩だけが紺先輩の隣りに居ることが出来るんでしょうね。
座成先輩は今後出たりするのかな?
もしかして、既に出たりするのかな?
あとでじっくりと読み返して確認してみたいです。

:: 2013/12/27 金曜日::

■[漫画]まだまだ廻るよ、それ町は。「それでも町は廻っている」12巻

それでも町は廻っている 12 (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:石黒 正数
出版社:少年画報社( 2013-12-26 )
コミック ( 195 ページ )
作者サイト:おかんの家4
作者twitter:石黒正数 (masakazuishi)さんはTwitterを使っています

第17回文化庁メディア芸術祭 マンガ部門優秀賞受賞!

いやはや本当にめでたいですね。
どうやら石黒正数さんご本人にも受賞が発表されるまで知らされなかったみたいですが。(笑

もうTVアニメ化もやって12巻という単行本2桁の大台にもとっくに乗ってる作品だけど、
それでもこうやって盛り上がることが出来るイベントがあるってのは喜ばしいことだと思います。
もうちょっと「それ町」が流行っても良いと思うんだよね。
面白いよ!

さて、この12巻ですけど結構面白い構成になってます。
具体的にはこの1冊で1巻完結モノっぽい構成なんですよね。
巻頭カラーは歩鳥が入学して、シーサイドでメイドになるエピソードで、
巻末に収録されているのはなんちゃって最終回っぽいお話なのです。
色々なギミックを埋め込むのが得意な石黒正数さんですから、
これは全部狙ってやっているんでしょうね。

今回収録されてる話は相変わらずどれも面白いんですけど、
個人的に共感を呼んだのは第92話「ナイトストーカー」ですね。
タッツンが弟にストーキングされてるっぽいという話なんですけど、
この話における、タッツンの弟への理不尽さが身に染みるというか…
兄や姉というのは「弟妹のモノは自分のモノ、私のモノに勝手に触れるとぶっ殺す」
という遺伝子でも埋め込まれているのでしょうか…
兄のジャンプを勝手に読んで何度鉄拳制裁を食らって泣かされたことか…(´Д`)

それにしてもさり気なくやってますけど、
キャラクター造形がリアルでありながら個性的って凄いよなぁ。
商店街のおっちゃんとか、年末年始の酔っ払い方とか妙にリアルだし、
妹のユキコの奇抜すぎる発想とルールがよく判ってないけど元気が有り余ってるとことか、
何とも子供らしくてとても好きです。

ちなみにあとがきでも書かれている通り、最終回っぽいラストですが終わってません。
もうちょっとだけ続くんじゃ。
あ、それとあとがきにCDのデータ化云々とありましたが、漫画もデータ化の波が来てますね。
既にKindle版も発売中です。
それでも町は廻っている(12) (ヤングキングコミックス)

うーん、時代がどんどん電子書籍化に流れていってる気がする…

:: 2013/3/2 土曜日::

■[漫画]マルコ商店街の事件手帖「それでも町は廻っている」11巻

それでも町は廻っている 11 (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:石黒 正数
出版社:少年画報社( 2013-02-28 )
コミック ( 184 ページ )
作者サイト:おかんの家4

帯に「恐怖それ町」とあるように11巻のそれ町は怖い話ばかり!
怖い話といっても色々ありますが、収録ジャンルは正に色々取り揃えてます。
小野寺浩二さんと組んで恐怖スポットに行く新作をやってる事から分かる通り、
オカルト的な事が好きな石黒正数さんですから、そういった超常的な話がありつつ、
歩鳥の迷探偵っぷりが拝めるミステリー仕立てな作風も収録されています。

石黒正数さんのミステリーと言えば「外天楼」ですが、
流石にああいった雰囲気の作風が集まっている訳ではありませんが、
巧みに配置された伏線が10巻までの内容とリンクしている構成は流石と言えましょう。
あとがきに書かれている通り、それ町は時系列がシャッフルされているので、
そこら辺お繋がりを含めて考えると凄く面白いと思います。
(参考:「それでも町は廻っている」心の家訓、一つ紺先輩は見た目も中身も可愛い!:ヤマカム

今までにもたまにあった超常的な話もそれはそれで良いですけど、
やはり探偵に憧れていながら、そのへっぽこさを発揮する歩鳥の事件手帖が面白いです。
歩鳥の姉貴分である静ねーちゃんはあっさりと事件を解決するんだけど…

シャフト角度

むしろ歩鳥の場合だと自分自身が事件の原因になっている場合が多いという…(笑

迷探偵嵐山歩鳥
似た台詞なのに全然違うこの貫禄たるや!(笑

それと11巻は「恐怖それ町」ということでしたけど、
紺先輩の可愛らしさがよく出ていた11巻でもあったなぁ、と思います。
というか歩鳥のことが本当に好きですよね、紺先輩。
丸子商店街にロケに来ていた俳優さんのサインを嵐山名義で手に入れた時のこの表情!

紺先輩可愛い

「歩鳥がこのサインで喜ぶこと」を心の底から喜んでいますよね!
歩鳥のことが好きな紺先輩は本当に可愛いなぁ。
歩鳥には是非とも紺先輩と卒業後も密に連絡を取ってあげて欲しいです。
まぁ、歩鳥の事だから心配いらないだろうけど。(笑

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