フラン☆Skin

夏休み中も雪比良さんと遊べて充実していた有馬くん。
しかし相変わらず宮原さんとも仲良くしていたので、
記憶のフォルダには宮原さんが多め…
そんな有馬くんが二学期の体育祭で…？

…残念ながらこの5巻で完結です。
とても良い所というか、これから更に面白くなる所だったのに…！
いや、でも三人のピュアな所だけ見せてくれたと捉えるべきなのか…？
でもでも、やっぱりもっと読んでいたかったなぁ…

二学期になってからも雪比良さんは綺麗だし、
有馬くんのことを気に掛けてくれてると思うんだけど…

自分のことよりも、宮原さんとの仲を応援してくれてるのがもどかしい…！
有馬くんなりにアピールしてるんだけど、通じてないんだよねぇ…
本人も考えてるように、誤解しようがないストレートな告白をすればいけると思うけど…
まぁ、難しいよねぇ…ｗ

体育祭の二人三脚の練習を通して、
宮原さんへの好意も芽生えてしまった有馬くんが苦悩し始めるんだけど…

もっとこういうのが見たかったし、
雪比良さんが自分の気持ちを優先する展開も見たかったし、
宮原さんに恋愛感情が芽生える展開も見たかったんだよなぁ…

やっぱり終わってしまったのは残念ですね…
お二人の次回作に期待です…！

夏休み中は会えないかもと思っていた雪比良さんと一緒に海に出かけられた有馬くん。
好きな子の水着姿とか、生涯忘れられない青春メモリアルを得られたけれど、
ドキドキするのは雪比良さんに対してだけではなく、
ただの幼馴染みであるはずの宮原さんの水着姿にも不意に胸がときめいて…

宮原さんは幼馴染みであるからこそ距離感が近すぎるんですよね。
スキンシップも多めだし、思わずときめいてしまうのも仕方が無いと思うのですよ。
有馬くんも思春期男子ですし！

というか、水着でこの密着具合とか、そりゃドキドキしますよ。
しないはずがありませんよ。
むしろ、なんで宮原さんは平気なの…？

それでも有馬くんは雪比良さんにちゃんと自分の気持ちを伝えてたり、
頑張ってはいるんだけどね…
雪比良さん本人は有馬くんは宮原さんのことを好きだと思い込んでいるのが、
三人の恋模様を厄介なものにしているのだと思うのですよ。

夏休み中にデートに誘われているというのに、
この認識なんだもんなぁ…
有馬くん、君の恋はかなり厄介みたいだよ…？

有馬くんが雪比良さんに恋しているのは間違いないと思うんだけど、
宮原さんのことも幼馴染みにプラスした何かを感じていると思うので、
有馬くんがその気持ちを自覚するか、
宮原さんが思春期を迎えれば何かしらが動きそうな予感がしますね。

林間学校に来た有馬くんと宮原さんたちだけど、
宮原さんが近道をしようとして迷子になってしまうのだった。
巻き込まれた有馬くんは喧嘩して別れようとしたけれど、
やっぱり心配になって…

有馬くんと一番距離が近いのは宮原さんだけど、
彼が恋している相手は雪比良さんなんですよね。
中学生だし、思春期だと中々アプローチ出来ないだろうと思ってたんですが…

頑張った！　有馬くんは頑張ったよ！
偉い！　一歩踏み出せた有馬くんは偉いよ！

まぁ、結局は宮原さんを切り捨てられなくて甘酸っぱい雰囲気にはならないんですけどね。
とはいえ、そこで切り捨てられる男だったら雪比良さんが惹かれるとは思えないので、
取りあえずはそれで合ってると思うよ。
でも、運命力は宮原さんの方が強そうだからなぁ…
有馬くんの恋路は色々な意味で前途多難だね！

夏休み中だと気軽に会えない雪比良さんと違って、
宮原さんは小学生の頃と同じようなノリでほぼ毎日来ちゃうくらいだもの。
このまま宮原さんとだけイベントを積み重ねるかと思いきや…

まさかのみんなで海イベント発生！
これは…　待望の甘酸っぱい青春だー！

好きな女の子のプライベートな水着姿とか、
それは生涯記憶に焼き付いてしまう美しいメモリー…
あぁ…、何て美味しいイベントなんだ…！

でも水着なのは雪比良さんだけではないのです。
宮原さんも水着だし、可愛いのです！
これはまさかのトキメキ発生ですかぁ…！？

次巻では井出ちゃんのラブコメも入ってくるので、
別アングルからのお楽しみもありますよ！
甘酸っぱい青春はまだ始まったばかりだ…！

有馬くんはクール系だけど可愛いところも多い雪比良さんのことが好きな男子中学生。
いつも雪比良さんとの接点が出来ないか考えているのだ！
そんな時に幼馴染みにして雪比良さんの友人の宮原さんが小学生のノリで遊びに誘ってきて、
何だかんだで楽しく過ごしてしまうのだった…！

腕相撲だろうと、好きな子に格好いいところを見せたくなって頑張っちゃうとか、
有馬くんはとっても恋する男の子だよなぁ、と思っちゃいますね。
微笑ましくて可愛いよ、有馬くん！
雪比良さんの好感度もちょっと上がった気がするよ！
それ以上に宮原さんとの仲が強固になった気がしないでもないけど！

有馬くん…、宮原さんの可愛さにも気付いてあげて欲しい…
でもまぁ、現時点でお互いに恋心がないのがね…
相性は抜群に良いと思うんだけどね。

有馬くんは雪比良さんと仲良くなりたくて、一緒に二人だけで下校するチャンスもあるんだけど、
妄想通りのシミュレーションがうまく行くはずもなく、
会話が弾まないっていうのはあるあるだよねー
二人の共通の話題が必要なんだけど、それって全部宮原さんなんだよね。
有馬くんは宮原さんにもっと感謝すべきだと思うんだ！

とはいえ、有馬くんが雪比良さんに恋しているのは本物なんだよなぁ…

好きな子が無邪気に指相撲の審判をしてくるとか、
そりゃ気が気じゃないし、そっちに全集中をしちゃうよね。
距離が近いし、手が触れちゃってるし。
これは仕方がない。

そんな雪比良さんと相合い傘をしたくなる気持ちもわかるんだけど、
そのために雪比良さんを濡らせてしまうことに思い至らないあたり、
とても中学生の浅知恵だなぁ、とも思います。
ちゃんと自分の過ちに気付けるあたり、見込みはあると思いますので、
有馬くんのこれからに期待だね！

次巻では林間学校編ですね！
有馬くんがちょっとだけ勇気を出しますよ！
お楽しみに！

有馬くんは黒髪ロングで涼やかで美しい雪比良さんのことが好きな普通の中学生。
今日も今日とて何とか雪比良さんと交流を持とうと奮闘するけど、
何故かそこに現れるのが幼馴染みの宮原で…

となりのヤングジャンプで短期集中から本格連載になった「ちがう宮原おまえじゃない！」の単行本が発売！
私がイチオシしている初々しさと可愛らしさが詰まった中学生ラブコメです！

有馬くんが雪比良さんのことが好きになるのはわかるんですよ。
クールビューティーな見た目で優しくされたら、そりゃ恋に落ちますよ。
そこから色々と奮闘する有馬くんを見ていると痛くて痒い気持ちになりますが、
中学生男子ってこういうもんだから仕方が無い…ｗ

そんな有馬くんにとって幼馴染みの宮原さんは良い点も悪い点もあるんですよね。
宮原さんと雪比良さんは仲が良いから、宮原さんを介して交流が持てるけど、
そこには必ず宮原さんが入ってくるんですよね。
しかも宮原さんは中身が小学生のまんまだから、恋のサポートなんて考えが浮かぶこともない…ｗ

それでも幼い頃からずっと一緒に育ってきたから、
邪険にすることなんてできないんですよね。
何だかんだと世話を焼いているところが微笑ましいのです…！

それと私が好きな子は、有馬くんの妹の風花ちゃんですね。
宮原さんとも当然幼馴染みなんだけど、
宮原さんよりも精神的に成長しているようで、
一目で兄が雪比良さんのことが好きなのに気付くわけですよ。

まぁ、わかりやすいもんね…
気付かない宮原さんが天然すぎると思うの…ｗ

それじゃ、想いを寄せられる雪比良さん本人が有馬くんの気持ちに気付いてないの？
とは疑問に思うんですけど…
雪比良さんは見た目が大人っぽいけど、中身がわりとお子様なところがありますからね。
たとえば姉に揶揄われて無理して苦い珈琲を飲もうとしてたり…

こういったまだまだ子供なところを見てたら、
有馬くんの恋心にも気付いていない可能性が高いかな、と思うのです。
何だったら、宮原さんとはそういった子供らしいところが気が合うから、
仲良くしてるんじゃないかな？　とも思えるほどですからねｗ

中学生らしい初々しいラブコメ具合と、
幼馴染みの距離感が保たれている微笑ましさの相乗効果で、
とても良い作品に仕上がっているので、是非とも読んで欲しい作品です。
面白いよ！

いつもいい所で現れる女の子（1/6） pic.twitter.com/1HflvZSuSR

— 帯屋ミドリ@『今日おさ』＆『ちが宮』 (@obiyamidori) October 19, 2023