その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2025/5/17 土曜日::

■[ラノベ]愛の重さは三者三様「10年ぶりに再会したクソガキは清純美少女JKに成長していた」6巻

眞昼と朝華。
10年振りに再会した妹分の二人から同時に想いを寄せられた勇は、
親友同士の二人が恋で仲違いしないかで胃を痛くしていた。
そんな勇の誕生日イベントで事態が大きく動きそうで…?

うーん、朝華さん…
やらかしてしまいましたなぁ…

いや、勇の誕生日に温泉旅行をプレゼントするのは良いんですよ。
未夜が付いてきてしまったのは仕方ないし、
むしろ玉突き事故的に押しのけられた朝華パパが可哀想なくらいです。

勇と二人きりになるための策も悪くはなかったんですが、
あそこは眞昼の方が一枚上手…
というか、眞昼の愛が粘着質すぎただけなので…
色々と惜しかったね!

ただ、独りだけ遠距離なのを憂いて未夜を使ったのは明確に悪手でしたね~…
眠っていた獅子を起こしちゃったというか。
ただのポンコツ幼馴染みだったのに、これはもう超弩級の重い恋が目覚めちゃいましたよ。
これはヤバイ。

迷うことなく既成事実を作ろうとする朝華に、
いつまでも待つからと、指輪ケースをプレゼントする眞昼に、
死ぬときは一緒という約束を信じ続ける未夜…

それぞれ別ベクトルに愛が重い美少女にモテモテの勇は大変ですね!
誰を選んでも大変なことになりそうなので、
これはもう未夜を正妻に、眞昼と朝華を愛人にするのが正解だと思いますよ。
もしくは5年ごとに離婚と結婚を繰り返すとか…w

次巻からはラブコメ具合が加速すると思うんだけど、
Web版も止まっているので予想が付かないですね…
はたしてどうなるのか…
楽しみだけど、愛の重さを知っているだけに怖さもありますw

:: 2025/1/3 金曜日::

■[ラノベ]激重の恋心を君に「ギャルの自転車を直したら懐かれた」2巻

読モをやってるギャルの溝口星架は初恋相手のモノ作り系陰キャの沓澤康生にメロメロ。
学校の体育祭やプライベートな関わりで二人の仲は縮まってきたけれど、
康生が陰キャぼっちだったのには事情があるらしく、
まずは友達と言える関係になろうと星架さんは奮闘するんだけど…?

意外と早く康生の事情が明らかにされましたね。
ギャル二人との会話が盛り上がる程度にはコミュ力あるのに、
何故ぼっちだったのかという理由が判明するんですが…
こりゃ星架さんじゃなくても怒るよなぁ…

クリエイターの成果物にフリーライドして上前をはねる輩は大人の世界では沢山見るけど、
それを多感な中学生時代に経験するのは、流石にちょっと早すぎだよね…
そりゃトラウマになるくらいに傷付くのも仕方ないと思いますよ。
友達という立場へのハードルが高くなるのも当然でしょう。

でも、星架さんはそのハードルを乗り越えるだけじゃなくて、
明らかなオーバーランをして激突してますね…!w
恋心が溢れすぎて暴走しまくりな星架さんは本人はテンパってアップアップでしょうが、
そのお陰で康生の心は癒されることができたんだと思いますよ!

星架さん視点で語られる恋心がとても魅力的なんですよね。
康生の可愛さも伝わってくるし、
胸キュンどころかギュンギュンとした重さも響いてくるし、
ヒロイン視点のラブコメっていうのは、とても良いモノだと思います。

しかしラッキースケベやモールデートのリベンジといったイベントだけでなく、
一気に王手に近いところまで突き進んだのにはビックリですよ。
はたして二人は次巻でどのような一手を指すのか…
とても楽しみです!

:: 2024/9/28 土曜日::

■[ラノベ]覚悟完了するバレー少女「10年ぶりに再会したクソガキは清純美少女JKに成長していた」5巻

ヤンデレの気がある朝華に夜這いを掛けられた勇だけど、
非通知で掛かってきた電話のお陰でギリギリ一線は越えなかった。
それでも虎視眈々と既成事実を狙う朝華に対して、
眞昼は心中穏やかじゃなくて…

今回は眞昼のターン!
という訳で眞昼が覚悟完了するまでを丁寧に綴られております。
朝華は結構攻めてるんだけど、夜這いするほど大胆には攻めてないですね。
着実に距離を縮めている、という感じでしょうか?

それに対して眞昼は親友の恋路を邪魔してしまった罪悪感や、
抑えきれなかった恋心と、バレーのスカウトで当惑して、
かなり参っている状態でしたが…
先輩にあたる小春選手と、後輩の夕陽ちゃんのお陰で吹っ切れましたね!
その… とても粘着質な方向に…w

懸念だった朝華との仲に関しても、
ちゃんと話して親友であることは継続してるし、
わりと良い覚悟完了ではないでしょうか。
まぁ、二人の妹分から恋心を寄せられる勇は大変でしょうけども。

それにしても未夜だけは天然ポンコツというか、
油断しまくって恋愛戦線にも立ってないんですよねー…
さっさと三つ巴のラブコメを見せてくれても良いのに。

しかし一体誰が勝つのか…
眞昼は二号さんでもOKな気配がするけど、ご両親が何と言うか…
どのご両親も娘さんたちの本気の恋心を知ると大変でしょうね。
三人の妹分だけでなく、その保護者達への気遣いが必要な勇は大変だと思います。
ブラック企業時代とはまた別なベクトルでストレスがマッハだね!
頑張れ! 有月勇!

:: 2024/9/17 火曜日::

■[ラノベ]初恋のリスタート「ギャルの自転車を直したら懐かれた」1巻

クラスメイトのギャル、溝口星架が自転車で転倒しそうなところを咄嗟に助けた沓澤康生は、
物作りが大好きで、休み時間はぼっちで過ごす陰キャ男子。
チェーンが外れたのも直したら何故か星架さんにストーキングされるんだけど、
それというのも、星架さんは小学生の頃にフィギュアを作ってくれた初恋の男の子を探していて…

誤解を恐れずに言うと「着せ恋」が好きな人ならハマる作品だと思います。
康生くんは木工がメインとはいえぬいぐるみからジオラマまで何でも作るし、
陰キャとはいえ会話は面白いし、努力家だし、良い子なんですよ。
星架さんは行動力があるというか、初恋への執念が凄まじく、
念願叶って初恋の男の子=康生くんだとわかってからは青春が暴走しまくりで、
読んでてとってもニヤニヤできるんですよね。

康生くんへの初恋が再開してからの星架さんの乙女っぷりが最高に可愛いんですよね~
もうね、「好き」が溢れすぎだろう、と。
康生くんが好きな色に髪の毛を少し染めるとか、可愛すぎだし!
褒められてメチャクチャに喜んでるのを見てると頬が綻んじゃいますよ。

それに会話のノリも一々面白いんですよねw
何故か会話の流れで織田信長とか今川義元とか武将が頻繁に出てくるし、
それを搦めた二人の掛け合いがかなり笑えるんですよね。
これが教養というものなのであるなぁ…w

今の所は星架さんの熱量が過多な感じだけど、
康生くんも悪くは思ってないみたいだし、微笑ましく見守りたいですね。
クラス内ではキノコが良い当て馬になってくれたお陰で公認カップルみたいになってるけど、
はたしてどのようにして康生くんの心を解きほぐせるのか…
続きも楽しみですね。

それはそうと、体育祭でバスケや野球をやる所なんてあるんですかね…?
球技大会兼体育祭みたいな地方もあるのかな…?
私の所ではなかっただけにちょっと驚きました。

:: 2024/4/30 火曜日::

■[ラノベ]正妻戦争の幕開け「10年ぶりに再会したクソガキは清純美少女JKに成長していた」4巻

10年振りに再会した妹分とその友人たちに懐かれる有月勇は、
実家の喫茶店を手伝いながらブラック企業勤めで負った心の傷を少しずつ癒やしていた。
しかしそんな勇のことが大好きな3人のJKたちのうち、
ヤンデレ気質な朝華は勇との仲を深めるために虎視眈々と機会を伺っていて…

この4巻で勇と3人の少女たちの関係が大きく変わります。
勇の従妹である夕陽ちゃんが登場しますが、こちらは親戚なこともあって、
未夜ちゃん以上に妹ポジですね。
それに勇の好みである巨乳属性ではないので、フラグはおそらく立たないでしょう。

3人のJKたちもそれぞれ初恋を拗らせていますが、
クソガキパートで過去の話を読んでいると、
そりゃ勇のことが大好きになるのも当然かなぁ、と思っちゃいますよね。
調理実習で作った蒸しパンを押し潰しちゃってしまった眞昼に気付いて、
当然のようにフォローしちゃうとか、勇ってば良い男すぎでしょう。

それに朝華に対しても細々とフォローしてて、
これは惚れられるのも仕方ないよなぁ、とも思いますね。
まぁ、10年も放置した結果ヤンデレになってしまって、
別荘でのお泊まりで既成事実を作ろうと夜這いを掛けられるわけですが…
いやはや、本当に拗らせてるなぁ…w

今のところ朝華が一歩抜きんでていて、眞昼が何とか追いつこうとしているけれど、
未夜だけは天然ポンコツっぷりを発揮していますね。
とはいえ赤ちゃんの頃からの思い出という強力な武器があるので、
未夜が一番正妻ポジションに近いとは思うのですが…
はたして勇の正妻の座を誰が勝ち取るのか…!?
とても気になりますね…!

:: 2024/3/4 月曜日::

■[ラノベ]最後の戦い!「死神に育てられた少女は漆黒の剣を胸に抱く VII 下」

死神ゼーニエと組んで世界に亡者の軍勢を差し向けた新皇帝ダルメス。
ファーネスト王国は精神的支柱となっていたコルネリアスやパウルだけでなく、
アシュトンまで失ってしまい崩壊の瀬戸際へと陥っていた。
また、サザーランドやメキアも亡者の軍の対処で忙しくしており…

長かった物語もついに完結です。
ラストはどうなるかと思ったんですが、多少ご都合主義でもこれはアリだと思います。
ゼットが死神という存在だったから可能性としては考えてましたけどね。
ハッピーエンドなのは良かったです。

バラバラだった国々を纏めたのがオリビアというのは面白いけれど、
ファーネスト王国の愚王が倒れて副王が立ったのも一因ではあると思うのですよね。
今回の戦争の傷跡はどこの国も大きいと思いますけれど、
それでもこれからの復興と成長が信じられる程度には希望が残っているように思えます。

あとがきにも書かれているように全ての謎が解けているわけではありませんが、
それでも英雄オリビアの物語としては過不足なく綴られているように思えます。
しかし最後にクラウディアを選ぶとは思わなかったなぁ…
それだけはちょっと意外かもしれません。

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