■[漫画]穢れた耳をすませば「歌い手のバラッド」下巻
歌い手のバラッド 下巻
出版社：茜新社
作者名：クジラックス
作者twitter：クジラックスさん(@quzilaxxxx) / Twitter
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JCとのラブラブ和姦が大好きな歌い手の聖亜。
しかし、堕としたJCの扱いをおざなりにしてしまったがため、
その絶頂期は唐突に終わり、どん底へとたたき落とされることになって…
「歌い手のバラッド」の完結巻です。
収録の半分は同人誌版なので、知らない内容が多いという人もいるかと思います。
ここら辺の経緯はあとがきにあるので、そちらで確認していただけたらと思います。
さて、この同人誌版では聖亜の過去編が描かれてるんですが…
これがもう、中々にエグいBSSなんですよねぇ…
中学時代の聖亜こと、小谷聖司は普通に青春をしていたんですよ。
気になる女の子と一緒に音楽をやって、
お互いのことを話しながら一緒に下校して…
ただそれだけで満足しちゃう、中学生らしい恋をしていたんですよ。
でも、思春期を拗らせている少女、月島雫ちゃんはそれじゃ満足できなかったのです。
そこをインターネットの負の側面に触れてしまった雫ちゃんが、
その未熟なところを突かれて、自ら処女を散らしてしまったんですよねぇ…
ずっと大事にしてきた、甘酸っぱくて青い恋の果実が、
いつの間にか別のおっさんに食い散らかされていたという、
「耳をすませば」のバッドエンドルートのようなエグいBSSが凄い！
長年ずっと大切にしてきた恋が、残酷なまでに穢されて、
でも、その痴態に下半身はどうしても反応してしまい、
自慰を止められない聖司を責めることなんて出来ない…！
雫ちゃん本人は幸せそうにハメ撮りしてるんだけど、
それが裏ビデオとして使われ、インターネットに流れてしまったせいで、
聖司の性癖をねじ曲げてしまったんだなぁ…
結果としてJCにしか興奮しない、聖亜という存在が生まれてしまったのである…！
その聖亜も逮捕されることでJC達がショックを受けて、
群像劇のような展開になるのは面白かったけれど、
エロさという意味ではちょっと物足りないかもしれませんね。
上巻で聖亜を冷遇した他の歌い手達も量産型JCで乱交してたり、
エロシーンはちゃんとあるんですけどね…
描き下ろしでは出所後の聖亜が描かれているんですが…
これはこれで良い味が出ているんですが、
エロさという意味ではちょっと不完全燃焼かもしれません。
それもまたクジラックスさんらしいな、とも思うのですが。
エロ漫画としての使用感は充分に果たしているのですが、
それ以外の、漫画としての面白さも詰まっています。
頭空っぽにして、エロシーンだけ読むのも良いし、
じっくりと物語を楽しむのも、それはそれで良いと思います。
…それにしても完結まで長かったなぁ。
次はもうちょっと気軽なエロでお願いしたいですねｗ
クジラックスさんはラブラブ和姦も全然アリだと実感したので、
そっち方面での活躍も期待しております。
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