その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2025/10/18 土曜日::

■[ラノベ]スパイ・ファミリア「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ファミリアクロニクル episode アスフィ」

オラリオ屈指の苦労人であり、魔道具作りの天才であり、
ヘルメス・ファミリアの現団長であるアスフィ・アル・アンドロメダ。
彼女が本編開始二年前に課されたクエストはメレン沖に出るという幽霊船の調査。
そこにはオラリオを巡る各国の陰謀と、アスフィの故郷に関することがあって…

ダンまち同時発売三冊目は久しぶりのファミリアクロニクルです。
ただ、以前から言われていた春姫編ではなくてアスフィ編です!
いや、アスフィの過去も気になってたから読めて嬉しいんですけどね!
あと、執筆協力ということで西島ふみかるさんが参加されてます。
…ダンメモのシナリオライターさんみたいなもんだと考えれば良いのかな?

本編時点でヘルメスに振り回されて苦労していたアスフィですが、
本編の二年前の時点でもそれが変わらないのが可哀想ですねw
まぁ、後編に書かれていた彼女の生い立ちから考えると、
自由を手に入れて、それに付随して苦労を背負い込んだんでしょうね…
自由には責任がセットで付いてくるものですからね… 仕方ないね…
ヘルメスのせいで苦労と責任が倍加している気もするけど…w

今回意外だったのが、ヘルメス・ファミリアの行動指針というか信条ですね。
ヘルメスが軽薄だから自然とアスフィ以外の団員もそういうものだと思ってましたが…
防諜と諜報と潜入工作に長けたファミリアだったとは思いませんでした。
いわゆるスパイ・ファミリアですね!(上手いこと言ったつもり

今回オラリオにちょっかいかけてきたのはアルテナですが、
ラキアのように主神がバカではなく、オーディンというのが厄介そうですね。
というか主神の名前からしてロキとフレイヤよりもかなり面倒そうですよ…
考えなしにオラリオに手を出そうとしてないあたり、本当に面倒そうだなぁ…

そして後編で語られているアスフィの生い立ちですが…
元王女だとは聞いていましたが…
予想よりもかなり悲惨な運命に翻弄されてきたんですね。
王子様の如く王女様を攫うだなんてヘルメスのイメージじゃなかっただけに、
わりと納得のいく真相ではありました。
だから名前がアンドロメダで二つ名がペルセウスなんだなぁ…

残念なのが当時団長だったリディスが本編開始時には故人になっていることですね。
彼女が亡くなったエピソードはアストレア・レコードで少し触れられてましたが、
彼女のキャラがどのようなものかはあまり語られてませんでしたからね。
ここで彼女の人となりを知ることができたのは嬉しかったです。
もう居ないということには寂しさも感じますけどね…

あと余談になりますがカラー口絵のアスフィのおっぱいが大きくて驚きましたね!
ヘルメスと出会った頃はあんなにツルペタだったのにね…
本当に成長したんだね…(色々と

:: 2025/10/17 金曜日::

■[ラノベ]魂の絆「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 外伝 ソード・オラトリア」16巻

「ロキ・ファミリア」敗北…!
驚愕の凶報を届けたラウルたちは救援を求め、
オラリオは一致団結してドリームパーティーを結成する。
その中にはもちろんレフィーヤを含む帰還したロキ・ファミリアのメンバーも居て…

本編21巻が表とするならば、この外伝16巻は裏です。
本編で出番が無かったフィンたちに出番が薄かったラウル、
それと途中から居なくなっていたアレンたちフレイヤ・ファミリアの面々が、
ベルたちに負けず劣らずの絶望的な戦いを繰り広げていたことが綴られています。

フィンたちが落ちた先が千蒼の氷園だというのは予想通りでしたが、
氷園のヤバさが予想以上でしたね…
あの椿ですらかなりのピンチに陥っていたのにも驚きましたが、
リヴェリアのようなハイエルフが居ないと詰むエリアとか、滅茶苦茶すぎますよ。
一体古代に何が有ったと言うんだ…

そして本編で語られなかったベルと分断されてからのレフィーヤの冒険ですが、
幾つかの偶然に助けられたとはいえ、フィンたちに合流できたのは良かったけど、
そこからの死闘がマジでヤバかったですね。
特に盤面的に詰みになっていた状態には恐怖しましたが、
そこから詠唱を始めた魔法の正体に気付いてからは戦慄しましたよ…!
まさかその魔法を使うとは思わなかったし、
そこからの見開きの挿し絵にはマジで興奮しました!
なるほど、だから特装版の表紙はそうだったんだ…!

フィンが奇跡だと認めるほどのことを成し遂げたレフィーヤは、
確かにダンまちのもう一人の主人公と言われても納得の貫禄がありました。
ここに至るまでに辿った道程はかなりツラく悲しいものでしたが、
それでも得られたものは確かにあったんだ…
そう感じることが出来ました。

しっかし、ラウルには本当に驚かされっぱなしでしたね。
冴えに冴え渡っての活躍にも驚かされたけれど、
みんなの窮地でのアレにも魂が抜けるかと思うくらいに驚かされたし、
ラストの展開にはずっこけるかと思いましたよ。
ダイの大冒険でラストのミストバーン戦が終わったあとのドタバタ展開を思い出しましたね…w

それにしてもエピローグを読む限り、
次巻あたりからアイズの秘密が語られそうですね。
今回も色々とヒントが出てきたので少しは想像は付くけれど…
正解がお出しされるのを楽しみに待ちたいと思います。

:: 2025/10/16 木曜日::

■[ラノベ]英雄への階「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」21巻

ロキ・ファミリアの遠征失敗…
派閥連合から多数の死傷者を出しただけでなく、
フィン団長を含めた幹部全員が60階層に取り残されたという絶望の中、
憧憬のアイズを助けるため、当然ベルは救出作戦に参加することになるんだけど…?

待望の21巻が出ましたが…、めっちゃ分厚いですね!
しかも外伝2冊と同時発売で読者の読書時間を壮絶に奪ってきてますよ!
お陰様で私はこの一週間睡眠不足です!w
でもその分、滅茶苦茶面白いです!

本編にもやっと本格的に登場した外伝主人公のレフィーヤは同日発売の外伝でも大暴れですが、
今まで本編に出番が無かったとは思えないほどにこちらでも暴れまくりです。
はぐれたベルを助けるというリューさんのお株を奪う活躍だけでなく、
ベルと協力してラスボスを倒すとか非常に美味しい所を持っていってくれましたからね!
まるでメインヒロインかのような活躍っぷりでした。
まぁ、前世ではベルくんと兄妹だったしなぁ…

しっかし、今回は色々と驚かされまくりでしたね。
特にベルくんのスキルがまさかここまでハマるとは思いませんでしたよ。
確かに外伝で光粉の効果については語られていたけど、
このような副次効果があるとは迂闊にも気付きませんでした。
ベルくんがいくらレベル5になり、レオン先生に鍛えられたとはいえ、
60階層は荷が重すぎるのではと危惧していましたが、
まさかこのような手で活躍するとは…!

それに外伝で生存が絶望しされてたティオナを捨て身で救出するとか、
本当にベルくんってば主人公すぎて驚きまくりでしたよ!
まだまだ少年だからこその我が儘さと無謀さがあるからこそなんでしょうけど、
よくもまぁ、救い出せたものだと思います。

そして、まさか1巻でベートがベルくんを嘲ったことが、ここに来て伏線回収されるとは…!
これも最高に熱かったなぁ…
今回の展開はツンデレのベートがついにデレたとも言えますね!
やはりベルくんはモテモテ街道を驀進中なのであるなぁ…w

あと、ベルたち主人公組だけでなく、それを支える裏方組もお疲れ様でしたよ。
特に地上で指揮を執らされるリリとか、胃が心配になるレベルでしたし、
ヘイズは本人が言う通りに過労死レベルで酷使されてて、
ベルとは違ったベクトルで大変そうでしたね…
なんもかんもヘディンが悪い。
でも、ヘディンが作戦を立てなければ成功しなかっただろうし、痛し痒しですね。

アイズの意識が戻ったらどうなるのか気になるところですが、
それ以前にラストのフィンの言葉がまた不穏というか…
え…? また派閥大戦でもしたいんです?
というかベルくんが強くなるために必要とはいえ試練が課されすぎではないでしょうか…
もうちょっと学園ラブコメしてても良いと思うんだよね…
そう… 特装版の小冊子みたいなのをもう一冊くらいやっても良いと思うんだ…!w

:: 2025/1/30 木曜日::

■[ラノベ]絶望への道標「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 外伝 ソード・オラトリア」15巻

学区が帰還し、レフィーヤが精神的に復帰した頃、
アイズの後遺症も癒え、態勢を万全に整えたロキ・ファミリアは遠征へと赴く…
派閥の垣根を越えた派閥連合で諸悪の根源である穢れた精霊を打倒するため、
60階層を目指すのだけれど…

本編20巻ラストで、どのような結末になるのかが示唆されていたので、
正直読むのがメチャクチャ怖かったんですよ!
四章を読むのが怖くて一週間以上放置してたんですが、
気合いを入れて読んでみたら案の定だったよ!
全部読んだ後に通常版の表紙を見たら心が抉られちゃったよ!
誰だよ! この表紙にしようって言い出したの!
きっと…、いや、絶対に大森藤ノさんだよ!(偏見

私がこの遠征の参加メンバーだったなら、
アリシアたちがあんなヤバイ目に遭った段階で撤退を決めてましたね。
私はダンメモではアリシアを一時期重宝してただけに絶望感が半端なかったけど、
四章ではそれ以上の衝撃が襲い掛かってきて吐きそうでした。
やばいよ… 絶望感が半端ないよ…!
だって、本編と違ってベルくんが主人公じゃないんだもの!
希望が見えてこないよ!

本編20巻ラストで声を張り上げてたのはラウルだと思ってたけれど、やっぱりでしたね。
フィンに頼られる、前世での絆があるんですよ。(ダンメモにはそのエピソードがあります)
臆病者の誹りを受けようとも、最善を尽くすラウルは間違ってないよ…
希望を繋ぐには最善をやったと思うよ…

しかしまぁ、今回の遠征失敗の遠因は何だったかと考えると…
やっぱりロイマンの馬鹿じゃないかなぁ…
アレがなければベルくんとレオンが遠征メンバーに入ってたかもだし…
いや、でも、そうするとベルが残光を習得できずに詰む可能性もあるのかな…?

どちらにしろこれからの展開が気になって仕方が無いというか…
ヤバすぎる展開なので、本当にどう決着をつけるつもりなのか…
レナの死亡を食い止めた編集長がいるので、何とか大森藤ノさんの暴挙を止めていただきたいところ。
まだアミッドが… アミッドが意識を取り戻せば何とかしてくれる可能性はゼロではない…!

あぁ、もう、ホントどうなるんだ…!
気になって夜しか眠れそうにないよ!
続きはよ!

:: 2024/12/16 月曜日::

■[ラノベ]受け継がれる残光「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」20巻

学区のニイナがヘスティア・ファミリアに派閥体験(インターン)にやってきた!
姉妹揃って恋に落としたベルくんの主人公気質のお陰(?)で念願のヒーラーも確保でき、
下層での遠征も余裕を持って達成できて、これからの展望も開けていたというのに、
ギルドの豚、ロイマンが学区の反感を買ってしまったがために学生運動が起こってしまい、
インターンも強制打ち切りを食らうのだった…!

冒頭はラブコメ模様が色々と炸裂しまくって最高にニヤニヤできましたね!
一周回って怖い物なしになっているシルさんが面白いし、
お姉さんぶってるけど、実のところ初恋に翻弄されまくりなリューさんが可愛いし、
ライバルの多さに戦慄するニイナと、諦観のエイナのチュール姉妹が楽しかったです。

そして学生運動から始まり、娯楽好きの神々提案の都市競技祭典ですが、
意外なほどに強い学区の面々を通すことで、
北の地で封印されている世界の絶望が見えてきて興奮しますね。
今までも何度か情報が出ていたけれど、ついにその全貌が見えてきた感じがします。

しかし、かつてのゼウスとヘラの眷属が敗れたっていうのが絶望感半端ないんですよね…
レベル9の団員が居ても敗れる相手に
「レベル7が何人居ても無理ゲーじゃない?」って思えてしまいます。
ヘルメスが急成長するベルくんに期待するのもわかるんだけど…
それでも足りるかどうか、わかったもんじゃないです。

レオン先生もベルくんに期待して、鍛えてくれるのもありがたいとは思うんだけど、
やり方がとてもスパルタすぎる…
でもまぁ、フレイヤ・ファミリアのアレに比べれば、
理由も明確に説明してくれるし、指南もしてくれてるし、
優しい部類なんでしょうね。

そしてリューさんやヘディンだけじゃなく、レオン先生にも教わったことで、
アイズとしてはNTR感半端ないでしょうが…
エピローグがかなり衝撃的すぎるので、それどころではないというか。
次巻から最終章ということですが、
それまで待てないので、来月発売のロキ・ファミリア視点で語られる、
ソード・オラトリア15巻を早く読みたいですね…!

今から戦々恐々としちゃうけど…
取りあえずラウルは生きてるみたいなので…

:: 2024/3/30 土曜日::

■[漫画]それぞれの歩む道「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ファミリアクロニクル episodeフレイヤ」5巻

ワルサの軍勢8万人をフレイヤ・ファミリア幹部8人で殲滅する…
そんな馬鹿げた戦術とも呼べないモノを有言実行する各人。
ある者は搦め手を真っ向から打ち破り殲滅し、
ある者は相手の隠し球を一刀両断して戦意を挫くのだった…

いやはや、戦いは数だよ兄貴! と申しますが、
ダンまちのようにレベル差と戦力差が圧倒的すぎる世界だと、
戦いは質だよ女神! という結論に達してしまうのですね。

まぁ、ワルサで好き勝手やってたラシャプも、
相手がフレイヤ・ファミリアだとわかった瞬間に逃げ出してるし、
神々もそういった認識なんでしょうね。
やっぱり舐めプして情報収集を疎かにするとダメですね!

ワルサの軍勢を退けたアリィが出した…
というかフレイヤが出した結論を飲んだアリィですが…
彼女がこれから歩む道は決して平坦ではないでしょう。
ですが、美の女神との出会いで得られた経験を糧にして、
これから真っ直ぐに進んで行くことが感じられる別れでしたね。
寂しい気持ちもあるけれど、これで正しいんだ、と感じました。

ちなみに「砂の海のミラージュ」もコミカライズされてます。

ダンまち本編を読んでいたら少し齟齬が感じられると思いますが、
ミラージュという名前の通り、蜃気楼のようなものですからね。
それでもアリィの今後が感じられて嬉しいです。
この短編もコミカライズして、この5巻に収録したのは英断だと思いますよ。

ちなみにファミリアクロニクルシリーズはもう一冊あるんですが、
そちらは時系列的にかなり先の話になりますからね。
ダンまちアニメ5期のネタバレが満載になってしまうので、
そちらが終わってからコミカライズが始まるんじゃないかな、と予想しております。
今から楽しみにしておきます!

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