僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2021/1/9 土曜日::

■[ラノベ]故国の内乱「魔弾の王と凍漣の雪姫」6巻

魔弾の王と凍漣の雪姫6巻魔弾の王と凍漣の雪姫6巻
出版社:集英社
作者名:川口士
作者サイト:一〇八(仮)
作者twitter:川口士さん(@kawaguchi_tsu) / Twitter
絵師名:美弥月いつか
絵師サイト:COLOR GIMMICK – 美弥月いつかの公式サイトです
紙書籍通販:魔弾の王と凍漣の雪姫 6
Kindle版まとめ買い:魔弾の王と凍漣の雪姫
DMM電子書籍:魔弾の王と凍漣の雪姫 6

ザクスタンでの土豪と魔物との戦いが終わって一休みしたかと思えば、
ティグルの故国であるブリューヌでは内乱の兆しがあった。
黒騎士ロランとレグナス王子を討とうと難癖を付けてナヴァール砦に攻め込んだバシュラル王子は、
予想外の強さを見せており…

ダッシュエックス文庫はそろそろ電子書籍版の発売を紙書籍と同時にしていただきたい。
いつ頃出るのかわからないから変な時に買って読むハメになる…

今回は前作にはいなかったバシュラル王子という庶子が出てきましたね。
ガヌロンが裏で暗躍しているというだけでもきな臭い上に、
その手段が非道で容赦ないあたりちょっと好感が持てないですね。
やたら凄い剛力はリーザと同じ腕が原因な気がしますが、どうなんだろう…?

もう一人前作にいなかったキャラとしてリュディがいますね。
レグナス王子の親衛隊とも言える女性ですが、
ティグルの昔馴染みというのが中々に手強いですね。
これはミラはうかうかしてられませんよ。
ティグルのラッキースケベが発動してましたしね…!

バシュラル王子陣営とリュディ率いるベルジュラック遊撃隊の戦いは、
まずはバシュラル王子の勝利となりましたが、
ティグルは諦めない心を持っているのでまだまだ巻き返しが可能でしょう。
ロランやレグナス王子との合流もまだ残ってますしね。

それにしてもレグナス王子は前作と同じ設定みたいですが、
ティグルへの想いも同じなんでしょうか…
だとするとミラのライバルがまた増えるだろうな…w

:: 2020/6/22 月曜日::

■[ラノベ]土豪と王家の恋物語「魔弾の王と凍漣の雪姫」5巻

魔弾の王と凍漣の雪姫5巻魔弾の王と凍漣の雪姫5巻
出版社:集英社
作者名:川口士
作者サイト:一〇八(仮)
作者twitter:川口士さん (@kawaguchi_tsu) / Twitter
絵師名:美弥月いつか
絵師サイト:COLOR GIMMICK – 美弥月いつかの公式サイトです
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Kindle版まとめ買い:魔弾の王と凍漣の雪姫
DMM電子書籍:魔弾の王と凍漣の雪姫 5

来月の新刊チェックしてたらいつの間にか5巻のKindle版が出てました。
今までダッシュエックス文庫は新刊が出たらその前の巻のKindle版が出るという、
とても売る気がなさそうなやり方だったのですが、いつの間にか解消していたのでしょうか。
出来れば今後は紙と電子の同時発売が一般化してくれれば良いのですが…

4巻でアスヴァールでの政変がギネヴィア王女の勝利で決着し、
その際に聞いたヴォルン家に関係ありそうな魔弾の王の伝承を調べに、
森と山の国のザクスタン王国に赴くことになったティグルとミラ。
ただ、王家と有力土豪との間に抗争が起きている上に魔物が出てきて…

今回は土豪の女当主ヴァルトラウテと王家の優しい王子様アトリーズの恋が見どころですね。
立場がある男女の恋、という意味ではティグルたちと同じですが、
お互いの家が友好的ではなく、男側の親が非協力的というのが違います。

おそらくティグルたちが来なかったら悲劇的な結末にしかならなかったんでしょうが、
ティグルたちが協力してくれることで魔物の被害も食い止め、
土豪と王家の問題も解決の道筋が見えるという、良い方向に転がったのは良かったです。
ザクスタン王国という、仲が良いわけではない隣国の王家に縁が出来たのは、
ティグルの今後を考えると良い結果を生みそうな気がしますね。

それと表紙にも出ている新しい戦姫のオルガですが、
こちらは原作とほぼ同じキャラですね。
真面目すぎるが故にドツボにハマって広い世界で見聞を広めるというのは同じですが、
ティグルに恋しているからこそなのか、ミラがそんなオルガを暖かく見守り、
オルガが懐くというのは新鮮でしたね。
それにしてもおっぱいを揉むまでの仲になるとは…
これは尊いですよ…

オルガと逆にエリザヴェータはわりと悲惨な目に遭ってそうですね…
死んだのでは…? と思って不安になってましたが、
エピローグでちゃんと生きてるっぽいのがわかって安心しました。
ただ、ヒドイ目に遭ってるのでリーザが好きだった私としては心が痛いところです。

次の6巻での出番があるかは微妙だけど、彼女にも救いがあって欲しいものです…

:: 2020/2/26 水曜日::

■[ラノベ]黒騎士との信頼「魔弾の王と凍漣の雪姫」4巻

魔弾の王と凍漣の雪姫4巻魔弾の王と凍漣の雪姫4巻
出版社:集英社
作者名:川口士
作者サイト:一〇八(仮)
作者twitter:川口士 (@kawaguchi_tsu) | Twitter
絵師名:美弥月いつか
絵師サイト:COLOR GIMMICK – 美弥月いつかの公式サイトです
紙書籍通販:魔弾の王と凍漣の雪姫 4
DMM電子書籍:魔弾の王と凍漣の雪姫 4

アスヴァール王国の内乱に介入するジスタートとブリューヌ。
その戦闘の中で黒騎士ロラン、戦姫ミラとソフィー、ティグルが魔物トルバランと共闘し、
そこに王女ギネヴィアが宝剣カリバーンを携えて参戦したことで勝利を飾る。
一段落がついたと思ったらジスタート兵が私怨からエリオット王子を殺害したため、
ジスタート側はそれを隠し、ジャーメインに暗殺されたことにしてギネヴィアを支援することに…

前作と結末は似ているけれど、だいぶ違った展開になりましたね。
ジャーメインは猜疑心は強いけれど美点も確かにあって、
何よりも弟妹たちへの情がちゃんとあったんだな、と感じました。
それがボタンの掛け違いで悲劇が始まったのはツラいものがありますが、
エリオットを信じられなかった心の弱さが原因なのでこの結末も仕方ないのかもしれませんね…

それにしてもミラはとてもエロくなりましたね。
ティグルの寝込みを襲うとかエロ漫画みたいだったし、
ティグルと混浴でBまでしちゃうあたり、やはりエロ漫画みたいでした。
独占欲が強そうだから前作みたいにハーレムエンドは難しいかもしれませんが、
ソフィーはわりと本気みたいなので、どうなるのか気になるところですね。

前作と違って黒騎士ロランの出番が多いのが良いですね。
ティグルとロランがお互いに背中を預けて共闘するシーンとか、
前作では見られなかっただけに感慨深いです。
そういった意味では飛竜に乗るザイアンの活躍も目新しいと言いますか…
わりと憎めないキャラになってきただけに、
もうちょっと出番があっても良いかも? と思ってきましたw

総じて前作ではサクっと殺されたり死んでしまったキャラを、
どんどん掘り下げて面白くなっているな、と感じます。
また、次は前作では殆ど出番がなかったザクスタン王国が舞台みたいなので、
世界観も広がっているみたいですね。
楽しみなんだけど… Kindle版の刊行が遅すぎるのだけが残念ですね…
ダッシュエックス文庫は何故こうも遅いのか…

:: 2019/10/9 水曜日::

■[ラノベ]黒騎士との共闘「魔弾の王と凍漣の雪姫」3巻

魔弾の王と凍漣の雪姫3巻魔弾の王と凍漣の雪姫3巻
出版社:集英社
作者名:川口士
作者サイト:一〇八(仮)
作者twitter:川口士 (@kawaguchi_tsu) | Twitter
絵師名:美弥月いつか
絵師サイト:COLOR GIMMICK – 美弥月いつかの公式サイトです
Kindle版:魔弾の王と凍漣の雪姫 3
DMM電子書籍:魔弾の王と凍漣の雪姫 3

ライトメリッツを侵略したアスヴァールのエリオット王子を捕縛し、
ジスタート王はエリオットを利用してアスヴァールの内乱に介入することを決める。
ソフィーとミラ、二人の戦姫を大将にして軍が派遣されることになったため、
ティグルは客将として迎えられて一緒に海を越えることになるんだけど…

前シリーズと少しずつ変わっている本作ですが、
前シリーズで私が心残りだったところが叶えられているのが嬉しいです。
具体的に言うと黒騎士ロランとティグルが協力して化け物と戦う、
というのは読んでみたかった展開なのです。

今シリーズでは1巻の時点でロランとティグルが知り合いになり、
ティグルの実力を認めてくれていたので予感はしていましたが、
アスヴァールという異国の地で共に戦ってくれるとは…
敵にすると恐ろしいけれど、味方にするととても頼りになるよなぁ、ロランは…
デュランダルも本来の武器として活躍できて本望でしょう。

それと前シリーズと違って野心溢れるタラードがいないみたいなので、
ギネヴィアが女王になったとしても王配がどうなるのかはわからないですね。
最初はエリオットとどう争うのか興味があったのですけど、
エリオットが自業自得といか因果応報の結果になったからなぁ…

ロランとのフラグがあり得るのかな? とも思いましたけど、
案外ティグルとフラグを立てる可能性が出てきそうな気がしないでもないですね。
ここでもティグルの父ウルスが存命なのが意外と効いてきてて驚きました。
ただ、今シリーズではミラに一途のままになりそうな気がするので、
ギネヴィアもハーレム要員に追加されるかどうかは微妙かもしれないですね。

ミラとの仲は相変わらずなのですが、
ソフィーのフラグが立ちまくりなので、今回もハーレム展開になる予感もあります。
まぁ、私はそれで一向に構わないんですけどね!

それにしてもKindle版出るの本当に遅いですよね…
紙で5巻出るまでKindle版は4巻読めないっぽいのがツラい…

:: 2019/6/10 月曜日::

■[ラノベ]森の魔物と白銀の戦姫「魔弾の王と凍漣の雪姫」2巻

魔弾の王と凍漣の雪姫2巻魔弾の王と凍漣の雪姫2巻
出版社:集英社
作者名:川口士
作者サイト:一〇八(仮)
作者twitter:川口士 (@kawaguchi_tsu) | Twitter
絵師名:美弥月いつか
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Kindle版:魔弾の王と凍漣の雪姫 2
DMM電子書籍:魔弾の王と凍漣の雪姫 2

ムオジネルへの内通者を探すという名目で、
国王の密命で愛しのミラがいるオリュミッツへ派遣されたティグル。
そこで出会ったのはミラと犬猿の仲であるライトメリッツの戦姫エレン。
どうやらエレンはオリュミッツとライトメリッツにまたがる森の調査に行くとのことで…

Kindle版が何故か全然出なくて紙版を買おうか迷ってましたが、
3巻が出たタイミングあたりでやっと出たので、ようやく読むことが出来ました。
ダッシュエックス文庫の電子書籍化の事情がイマイチよくわかんないな…

今回はジスタートが舞台でしたが、またもや魔物との戦いでしたね。
人対人の戦いもありますが、それはどちらかというとオマケみたいなもので、
メインは森に巣くう魔物レーシーとの戦いでした。
相手が森そのものとも言える魔物だったのでかなり苦戦してましたが、
ティグルがエレンと力を合わせて戦うという、
前作を思い出させる展開で乗り越えたのは面白かったです。
まぁ、今回のティグルはミラ一筋なのでエレンとの仲が深まるということはないんですけどね。
しかし、ミラ一筋すぎてティッタが愛妾になる未来があるのか心配になりますね…

それにしても意外だったが、ザイアンが頑張っていることでしょうか。
横暴な性格は全然治ってないけれど、ロランに認められたティグルに触発されて、
飛竜を乗りこなすために努力を重ねるとか驚かされましたね。
前作では雑魚中の雑魚で、読者がスカッとするためだけの悪役でしたけど、
今回は案外、良い役をやってくれるのかもしれません。

エレンは何度も裸体を晒してサービスシーン的な活躍をしてくれましたが、
ミラはラブコメヒロインとして最高のシーンを何度も見せてくれましたね。
エレンにティグルの一途さを告げられて赤面するところも可愛かったし、
嫉妬から公私混同するところもミラの理性がバグってて可愛かったです。
3巻も楽しみなんだけど… Kindle版がいつ出るのかだけが心配です…

:: 2018/11/11 日曜日::

■[ラノベ]ツンデレ系クールロリ枠の下剋上「魔弾の王と凍漣の雪姫」1巻

魔弾の王と凍漣の雪姫1巻魔弾の王と凍漣の雪姫1巻
出版社:集英社
作者名:川口士
作者サイト:一〇八(仮)
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絵師名:美弥月いつか
絵師サイト:COLOR GIMMICK – 美弥月いつかの公式サイトです
Kindle版:魔弾の王と凍漣の雪姫 1
DMM電子書籍:魔弾の王と凍漣の雪姫 1

MF文庫Jで出て、アニメ化もされ、綺麗に完結した「魔弾の王と戦姫」シリーズ。
それのヒロインを代えたifというかパラレル的な作品がこの「魔弾の王と凍漣の雪姫」です。
ただ、何故か出版社がダッシュエックス文庫になってるあたり、
ラノベ業界のめんどくささを察することができるような気がします…

「魔弾の王と戦姫」ではツンデレ系クールロリ枠サブヒロインだったリュドミラ。
それが本作ではメインヒロインとなっており、主人公のティグルとはこの1巻の時点で相思相愛です。
ただ、お互いに戦姫と隣国の田舎伯爵嫡男と立場の違いがあるので、
ティグルがミラに相応しくなるために頑張るストーリーになるみたいです。

登場人物は「魔弾の王と戦姫」をほぼ踏襲していますが、
ティグルの父・ウルスとミラの母・スヴェトラーナが健在ですね。
また、ティグルとミラが過去に出会って想いを育んでたり、
何よりブリューヌとムオジネルの戦争から始まったりと、
ストーリーは大幅に変わってますね。
既視感はあるけれど、新鮮さもある内容になっています。

ツンデレのデレ期オンリーなミラが可愛かったり、
誠実だけど性欲もあるティグルに親近感が湧いたり、
ヴァレンティナが王族と結婚して幸せそうにしているのに驚いたり、
「エザンディス」後任のミリッツァが後輩キャラで面白かったり、
キャラクターの魅力も驚きと新鮮さが満ちていますね。

恐らく純然たる新シリーズとしても面白く感じるでしょうけど、
前シリーズを知っているとより面白く感じると思います。
2巻の発売も決まっているみたいですし、続きが楽しみです。
今度は流石に前シリーズと同じ全18巻の長編ではないと思いますが、
ミラが夢に見たように前シリーズと同じハーレムエンドになる可能性は、
捨てきれないというか、アリなんじゃないかな、と愚行する次第であります。

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