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:: 2024/1/5 金曜日::

■[ラノベ]魔法が生み出す奇跡「理想のヒモ生活」15巻

理想のヒモ生活15巻理想のヒモ生活15巻
出版社:主婦の友社
作者名:渡辺恒彦
作者サイト:渡辺 恒彦
絵師名:文倉十
絵師サイト:ハイノハナ
絵師twitter:文倉十さん(@haino) / Twitter
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14巻の時は1年くらいで出るとか言ってたのに、まさか2年以上待たされるとは…!
まぁ、アニメ化企画進行中らしいので色々と大変だったのでしょう。
とはいえ、待たされるファンとしてはヤキモキしっぱなしなんですけどね!
できれば次の16巻は今年中に出して欲しいものです。

さて、14巻ラストにウトガルズから使いがやってきたことで、
善治郎とユングヴィ王子が招かれることになったんですが、
相変わらず善治郎は警戒心の薄さと洞察力の高さでボロボロと情報を流しちゃいますね。
今回に限っては相手が身内と言って良いユングヴィ王子なので問題ないと思いますけど、
意外なところでやらかしちゃわないかが心配になってきます。

ウトガルズとの交渉内容も時空魔法を使った異世界の巨人との交易方法の確立…
というあたりが面白いけど、何とも遠大なものですね。
善治郎が目にする魔法技術はこれからに期待できるものが多かったり、
今から作りあげるのは地道な土台なものばかりなので派手さと即時性はないけれど、
とても大切なものなのは伝わってきますね。

ウトガルズとの交渉は上首尾に終わったけど、今度はヤン司祭が北大陸で捕縛され、
その情報が手に入らないはずの南大陸のトゥカーレ王国から解得魔法というチートを使って、
アウラの企みを補助する情報を渡されたり、かなり大がかりな事態が動いてますね。
解得魔法でのあり得ない情報収集に、時空魔法による時間遡行で死者蘇生と、
本当に南大陸の血統魔法のチートっぷりが半端ないです。
そういったチート性能な魔法の知識がない北大陸の人間が、
自分たちで理解できる推論に落ち着くのも仕方ないかな、と思いますね。

アウラが時間遡行を使ってヤン司祭を復活させるのも、
北大陸からガラス職人を招いてビー玉を量産させようとするのも、
内紛で教会の勢いを削いで時間を稼いでいる間に魔道具の量産技術を確立して戦力を揃え、
ウップサーラ王国と協同で大陸間航行船を量産化する、という思惑なんでしょうね。
アウラは為政者としてとても正しいことをしているし、
善治郎も子供たちのために戦争に負けないように頑張っているけれど、
タイトルのような安穏としたヒモ生活を満喫できてないのだけは心配ですね…w

続きも気になることですし、マジで16巻は早めに発売して欲しいものです。
お願いします…!

:: 2021/10/3 日曜日::

■[ラノベ]東奔西走な婿生活「理想のヒモ生活」14巻

理想のヒモ生活14巻理想のヒモ生活14巻
出版社:主婦の友社
作者名:渡辺恒彦
作者サイト:渡辺 恒彦
絵師名:文倉十
絵師サイト:ハイノハナ
絵師twitter:文倉十さん(@haino) / Twitter
紙書籍通販:理想のヒモ生活 14
Kindle版まとめ買い:理想のヒモ生活
DMM電子書籍:理想のヒモ生活 14

ウップサーラ王国から帰還しフレアを側室として迎えて始まる14巻です。
今回は1年半ぶりの刊行となり、首を長くして待ってましたよ。
活動報告によると次の15巻はまたちゃんと1年後くらいに読めそうなので、ちょっと安心です。

帰国してのんびり出来るかと言えばそんなこともなく、
ヒモ生活というタイトルに相反した善治郎の多忙っぷりには涙を誘いますね。
もっと善吉を構ってあげたいだろうに今回も双王国やウップサーラ王国へと、
瞬間移動の使い手として飛びまくって大変だなぁ…w

双王国に関しては先王との秘密会談で「白の帝国」の認識合わせをしたり、
北大陸への対外政策の摺り合わせをしたりとアウラも大変ですね。
ただ、大国の女王としては必要なことであり、
それを善治郎に過度な負担とならないようにコントロールしたりとしているあたり、
ちゃんと善治郎のことを慮ってるなぁ、と思います。

フレアは彼女なりに側室としてよくやってますよね。
まだ善治郎を癒すほどにはなってないけれど、アウラとも良いコンビだし、
彼女となら良い後宮生活を送れるんじゃないかな、と思う訳ですよ。
電化製品の魅力にメロメロになってましたけど、
ここで自分たちで作る、という方向にいかないあたりが王族っぽいな、と思いました。
まぁ、善治郎がそこら辺を詳しく話してないだけかと思いますが。

ルクレツィアに関してはフレアの懸念通りになるでしょうね。
彼女が彼女の価値観に沿ってアプローチしているがために、
善治郎にプレッシャーが掛かっているのを見ていると、
ちょっと助言をしてあげたくなるというか…
うーん、やはりボナ王女の方が圧倒的に相性が良いよなぁ…
でも、ここでルクレツィアを放り出すことは善治郎には出来ないだろうなぁ…

ルクレツィアにマルガリータ王女のような結婚以外の情熱があればまた違ったんでしょうけどね。
マルガリータ王女は目的のために手段を周到に準備した上で、
一直線に突き進む姿勢がとても良かったです。
ヴェルンドも困惑しただろうけど、体調が戻って結果オーライというかWin-Winというか。
ヴェルンドとマルガリータ王女は良い師弟になりそうだ。

終盤に出てきたウトガルズの使いですが、
ここへきて中々に意味深長な展開になってきましたね…
しかし、またもや善治郎に負担が掛かりそうだけど…
特に、ユングヴィ王子と一緒に赴くというのが負担が掛かりそうだ…w

:: 2020/4/2 木曜日::

■[ラノベ]嫁取り物語「理想のヒモ生活」13巻

理想のヒモ生活13巻理想のヒモ生活13巻
出版社:主婦の友社
作者名:渡辺恒彦
作者サイト:渡辺 恒彦
絵師名:文倉十
絵師サイト:ハイノハナ
絵師twitter:文倉十 (@haino) | Twitter
紙書籍通販:理想のヒモ生活 13
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DMM電子書籍:理想のヒモ生活 13

理想のヒモ生活、待望の13巻です!
ついにフレア王女の故郷であるウップサーラ王国に到着した善治郎一行は歓迎されるも、
第一王女であるフレアを側室に迎えたいことを進言すると非難轟々になってしまう。
そんな善治郎に対して第一王子エリクが持ち出した条件が「成人の儀」を受けることで…

脳筋戦士たちを相手にヒヤヒヤしながらも上手く立ち回る善治郎が格好良いですね。
筋肉や度胸や根性を信条としてそうな戦士たちを言葉巧みに立ち回り、
時空魔法という反則技を使いこなして熟練の戦士たちの度肝を抜いて、
付与魔法で強力な魔法が施された魔道具で圧倒するとか、
とても爽快感があるというか、スッキリしますね。

まぁ、それだけの力を手にしながら驕らないところが善治郎の一番凄い所なんですけどね。
自分の実力と度胸のなさを一番知っているからこそ、出来ることしかやらないんだけど、
出来ることは精一杯やるところに好感が持てるんですよ。
それによって成し遂げたことには称賛を惜しまない脳筋戦士たちは、
これはこれで気持ちが良いものだな、とも思いますが。

それにしてもフレア王女はかなりお転婆だと思ってましたが、
公衆の面前でのプロポーズみたいなことがここまで大きな出来事だったとは…
あの頑固なエリク王子も簡単に折れ、聡明な双子の弟も完全に想定外とか、
これはお父さんも頭が痛いことでしょうw

惜しむらくはフレア王女がメインの物語だったことで、
ルクレツィアの出番がほぼ皆無になってしまったことでしょうか。
ウップサーラ王が懸念している事実に関しては次巻以降に持ち越しでしょうね…

取りあえず今回で長かった北大陸の話も一段落ですね。
次はまた双王国との話になるのかどうか…
どちらにしろ善治郎に心労が溜まりそうなのが心配ですね。

:: 2019/4/30 火曜日::

■[ラノベ]北大陸の港で「理想のヒモ生活」12巻

理想のヒモ生活12巻理想のヒモ生活12巻
出版社:主婦の友社
作者名:渡辺恒彦
作者サイト:渡辺 恒彦
絵師名:文倉十
絵師サイト:ハイノハナ
絵師twitter:文倉十 (@haino) | Twitter
Kindle版:理想のヒモ生活 12
Kindle版まとめ買い:理想のヒモ生活

帆船での大陸間航行を無事終えて北大陸の国際港ポモージエに停泊することになった善治郎一行。
久しぶりの陸地での休暇ということで船員たちも羽を伸ばす中、
貴人である善治郎はフレア姫とともにポモージエを治めるポモージエ侯の歓待を受けることに。
王族としての仕事だけで終わるかと思いきや、
ポモージエを探索していたマルグレーテが同じ宿を利用するヤン司祭宛の伝言を預かってきて…

相変わらず面白かったです。
作品の特性上、のっぴきならない状況になる前にトラブルの芽を早めに摘み取る形なんですが、
それでも充分に面白いと思わせてくれます。
ぶっちゃけ対処療法の方が盛り上がるしエンタメとしては良いのかもしれませんが、
実生活においては予防が最も優れていますからね。
そう考えるとやはり善治郎は優秀ですよ。

やはり長い航海期間を一緒に過ごすと仲がよくなるみたいで、
ルクレツィアが善治郎との距離を縮めていたのにはちょっと驚きましたね。
アウラの助言も役に立っているんでしょうけど、
良い距離の詰め方だと思いますよ。
これはルクレツィアの側室入りが現実味を帯びてきたかなぁ…

今回、北大陸でも最新鋭の港であるポモージエを訪れることで、
南大陸との技術格差が浮き彫りになっていましたが、
魔法に関してはやはり善治郎たちの時空魔法は反則だなぁ、と思いますね。
また、善治郎の異世界知識のお陰でやり手のアンナ王女も良い感じに勘違いしてくれたのは、
カープァ王国としては時間的な猶予を勝ち取れたのかもしれませんね。

北大陸の教会の爪派と牙派といった新しい知識だけでなく、
白の帝国のことも少しわかったりと世界観設定も練り込まれているので、
とても興味深く続きが楽しみでなりませんね。
まぁ、次の13巻はまた一年後になるんでしょうけど…
安西先生… 早く… 読みたいです…!

:: 2018/8/4 土曜日::

■[ラノベ]天気晴朗なれど波高し「理想のヒモ生活」11巻

理想のヒモ生活11巻理想のヒモ生活11巻
出版社:主婦の友社
作者名:渡辺恒彦
作者サイト:渡辺 恒彦
絵師名:文倉十
絵師サイト:ハイノハナ
絵師twitter:文倉十 (@haino) | Twitter
Kindle版:理想のヒモ生活 11
Kindle版まとめ買い:理想のヒモ生活
DMM電子書籍:理想のヒモ生活 11

女王アウラは第二子懐妊を機に「宰相」と「元帥」の役職を置き、
同時に権力弱体化を防止するために善治郎を公爵に任命した。
それと同時に国益を得るために双王国から帰ったばかりの善治郎に、
フレア姫の帰国に伴い100日間も掛かる大陸間航行に同行することを命じて…

善治郎、もはやヒモでもなんでもないですね。
愛する奥さんのためにこれだけ頑張るのを見てると不憫というか…
愛する我が子とのんびり後宮で過ごすことが最善だろうに、
子供の成長を見守れない長期出張に出かけるとか、
現代日本でもあるあるだけど、悲しすぎる運命…

唯一の救いはアウラがきとんと自分がしでかしていることに自覚があることですね。
大陸間航行の危険性を正しく把握する善治郎の心意気を汲み、
嫌な側室を娶らせることで好感度が下がっているのをきちんと理解しているだけマシというか。
でも、ここから好感度を挽回するのは難しいだろうなぁ…
一度好感度MAXに上げてるから今は何とかなっているけれど、
これが破綻することを考えると薄ら寒くなってきますよ。
できれば夫婦円満になって欲しい…

次の12巻はまた一年後なんでしょうけど、
できればサクっと大陸間航行をやって欲しいけれど色々とフラグが立ってるので、
ちょっと難しいかもしれませんね…
できればアウラの元へ早く戻ってあげて欲しいものです。
まぁ、私はフレア姫も好きなので、彼女との交流も楽しみではあるのですが…

:: 2018/1/7 日曜日::

■[ラノベ]王族たちの思惑「理想のヒモ生活」10巻

理想のヒモ生活10巻理想のヒモ生活10巻
出版社:主婦の友社
作者名:渡辺恒彦
作者サイト:渡辺 恒彦
絵師名:文倉十
絵師サイト:ハイノハナ
絵師twitter:文倉十 (@haino) on Twitter

双王国の交渉でシャロワ王家の奸計が逆鱗に触れた善治郎。
それによって感情優先で方針を定め、画期的な魔道具を作成することに。
それを知ったアウラは妻として女王として善治郎をフォローし、
それとは別にフレア姫は帰国の大航海に向けて魔道具購入を希望して…

今回はフレア姫の出番が多めで嬉しかったです。
善治郎のパートナーであるとアウラから後見を得て、
更に善治郎からも今後の冒険を保証されて喜ぶ様子は、
フレア姫らしさが出ていて魅力的だと思うんですよね。
また、ナチュラルに下ネタが出てきてしまうところも良い味出してると思います。(笑

それにしてもシャロワ王家は中々先見の明を持っていますね。
代々「教会」の脅威を伝えてきたというのもあるのでしょうが、
それだけでなく、現在とこの先をしっかりと見据えていますね。
地球でいうと大航海時代の到来とインドでの収奪直前ってとこでしょうか。
確かに今ならまだ間に合いそうではありますね。
もっとも、それには善治郎の協力が是が非でも必要な訳ですが…

以前アウラも言ってましたけど、善治郎の機嫌を損ねたら和解するの難しいですよねぇ。
シャロワ王家はアウラに直接交渉するのが一番なんでしょうが、
これは先にアウラが手を打っているわけで…
うーむ、ボナ王女の心労が増えそうな予感がしてきたぞ…!

しかし「凪の海」という魔道具は凄いですね。
これは現代科学でも再現は絶対無理ですよ。
科学ではできないことをするのが魔法の利点ですが、
こういった面白いことが出来るなら「教会」を抑えることができるのかもしれません。

それはそうとイザベッラ王女の見た目がコミカライズと違うんですが…
これは… どっちが正しいんでしょうか…
うーん…?

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