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夏! 海! 青春!
:: 2023/12/13 水曜日::

■[漫画]魔界大冒険「最果てのソルテ」3巻

最果てのソルテ3巻最果てのソルテ3巻
出版社:マッグガーデン
作者名:水上悟志
作者サイト:続・みずかみ小屋
作者twitter:水上悟志さん(@nekogaeru) / Twitter
連載サイト:最果てのソルテ – 水上悟志
紙書籍通販:最果てのソルテ (3)
Kindle版まとめ買い:最果てのソルテ
DMM電子書籍:最果てのソルテ (3)

魔界で不思議な冒険を繰り広げるソルテ一行。
不思議な状況で不思議な敵を相手にドッタンバッタンしたり、
食糧難で飢え死にしそうになったりと大変なんだけど、
仲間との絆も深まったりするけれど…

ソルテとは別にアルア国の貴族ドロシーとその護衛のルードも魔界に居て、
ドロシーは大人として普通にソルテを保護するつもりなんだけど、
ルードはブラックの元生徒な上に妖精と契約済みの神罰騎士で、
しかもブラック捕縛の任も受けているから面倒な関係ですね。

そして今回問題になってくるのが、
ルードとは別口でトルドーのシダ司教からブラック捕縛を命じられているナプタ隊ですね。
彼らがこの3巻で一番の悲劇の被害者なんですけど、
どれだけ仲間の絆が有って真っ直ぐ頑張ったとしても、
間違った出発点から始まったら正解のルートには進めない、斜めに育っちゃうんだなってことです。

正直、紅一点のシリカちゃんが可哀想というか…
モチーフがどう考えてもドラえもん、のび太、ジャイアン、スネ夫、シズカちゃんですからね。
私の世代だとどうしても重ねて見てしまい心に深い傷を負ってしまうのです。
大長編の大冒険にドラえもんが居ない時点で詰んでるんだよ…

ただ、ソルテはまだ詰んでる状況ではないけれど、
わりと瀬戸際だと思うので、
このピンチを凌いだ後にどうなるのかわからないだけに緊張しますね!

:: 2023/1/3 火曜日::

■[漫画]豪運轟き爆運炸裂あれ「水上悟志のまんが左道」

水上悟志のまんが左道水上悟志のまんが左道
出版社:少年画報社
作者名:水上悟志
作者サイト:続・みずかみ小屋
作者twitter:水上悟志さん(@nekogaeru) / Twitter
紙書籍通販:水上悟志のまんが左道
DMMブックス:水上悟志のまんが左道

アワーズの漫画家志望者向け持ち込み募集ページの、
おまけ漫画的な位置付けだったのにいつの間にか恒例になり、
気が付けば10年経ってて、ついには単行本化しちゃったという特異的な漫画です。
他にこのような単行本はあるだろうか?
いや、ないだろうなぁ…w

そんな特異的な漫画家である水上悟志さんですから、
さぞ特殊な体験をされているかと思いきや、わりと普通というか、
投稿→デビュー→読み切り→連載という、当時は王道なルートを辿ってるんですよね。
しかも持ち込みでケチョンケチョンなことを言われるという、あるある体験もされてますし。

しかし、見る目がない編集っていうのはどこにでもいるものだなぁ。
一番有名なのは「進撃の巨人」を蹴った集英社でしょうけど、
雑誌の色に合わないからといってけんもほろろな対応をするのは、
後々で自分の首を絞めるだけだと思うんだけどね。
有能な編集さんだと作家さんに合う編集部に回してくれるらしいけどね。

まぁ、それはともかく…
短編集がたくさん出ていることからわかるように、水上悟志さんは本当に多作というか。
量産しまくることが出来る熱意、体力、発想力、ネームを諦められる力、
色んなものが有ったんだなぁ、というのがよくわかります。

あと、情報交換が大事というのもよくわかります。

ただ、pixivが出来て以降はノウハウの共有化が加速度的に進み、
画材もクリスタがデファクトスタンダードになりつつある昨今だと、
かなり共有化が容易になったんじゃないかな、と思います。
地方でも容易に知識を得ることができるので、良い時代になったのではないかと。
技術の進歩万歳。

そして水上悟志さんのファンなら誰でも知っているレベルの、
石黒正数さんとの出会いというか、漫画との再会も面白かったですね。

私もアフタヌーンの「ヒーロー」には影響を受けたクチです。
当時私は院生になったばかりだったのですが、
就職というものに色々と不安を持っていたのでクリティカルだったんですよ…
「ヒーロー」の作者が「それ町」の人だと知ったのはかなり後なんですが、
水上悟志さんが衝撃が受けたのも共感できるところが大きいですね。

正直、漫画家志望者がどれだけ参考にできるかはさっぱり分かりませんが、
水上悟志さんの自伝漫画という側面もあるので、
ファンとしては読めて嬉しかったです。

それにしてもあとがきまんがで描かれてるように、
その場で適当にさらさらっと描けてしまうような凄い人がどれだけ新人の参考になるのか…
やっぱり疑問だな…w

:: 2022/9/2 金曜日::

■[漫画]憎しみの向こう側「プラネット・ウィズ」8巻

プラネット・ウィズ8巻プラネット・ウィズ8巻
出版社:少年画報社
作者名:水上悟志
作者サイト:続・みずかみ小屋
作者twitter:水上悟志さん(@nekogaeru) / Twitter
紙書籍通販:プラネット・ウィズ (8)
Kindle版まとめ買い:プラネット・ウィズ
DMM電子書籍:プラネット・ウィズ (8)

「プラネット・ウィズ」もこの8巻で堂々完結です!
アニメ版で既に完結まで見てるし、
配信だけでなくBD版も見ているのですが、
水上悟志ファンとしてはやはり漫画版で読むと感慨深いものがあります。

帯にあるように漫画版オリジナルの場面が追加されているため、
ご褒美的な楽しみはもちろんあるんですが、
大筋ではほぼアニメ版と同じなので、
アニメ版が好きだった人にも満足度が高いと思います。

のぞさんの過去回想でのオカルト研合宿回では、
まだまだ純朴だった頃の宗矢くんが見られてほのぼのしますよね。
まぁ、純朴すぎて色々と発言が危ういために、
のぞさんがモヤモヤしちゃってるのも、今となっては良い思い出だと思います。

龍とのバトルも派手で面白かったけれど、
二人の先輩にしごこれて身に付いた柔道技が決まって嬉しそうな宗矢が可愛かったですね。
戦うのには基本的に先生に乗ったり、他人の手を借りることが多い宗矢だけど、
自分が努力して身に付けた力と技を使って達成感を得るというのは、
あまり多くなかった気がしますしね。
そりゃ泣いちゃうでしょう。

銀子の泣き顔もアニメ版と同じで良かったけれど、
フルカラーで描かれたのぞさんの笑顔も良いモノです。
「プラネット・ウィズ」はアニメ版と漫画版、どちらも良い作品だなぁ、と思いますね。
もしこの漫画版しか知らないようなら是非アニメ版も見て欲しいですし、
アニメ版しか知らない人はこの機会に是非漫画版も読んで欲しいです。
面白いよ!

:: 2022/2/4 金曜日::

■[漫画]焼肉食べ放題には勝てなかったよ…「プラネット・ウィズ」7巻

プラネット・ウィズ7巻プラネット・ウィズ7巻
出版社:少年画報社
作者名:水上悟志
作者サイト:続・みずかみ小屋
作者twitter:水上悟志さん(@nekogaeru) / Twitter
紙書籍通販:プラネット・ウィズ (7)
Kindle版まとめ買い:プラネット・ウィズ
DMM電子書籍:プラネット・ウィズ (7)

うぉおおおお!!!!

ついに! ついにさみだれアニメ化だー!!!

プラネット・ウィズが成功したらこの道が開けるのではないかと思い、
配信サイトで見て、BD買って、友人に布教してとファン活動を頑張ってましたが、
それほどガッツリとした手応えがなかったので半ば諦めてただけに喜びも倍増です!
業界で働いている同士たちよ… ありがとう!!

で、プラネット・ウィズも完結まで残り僅かというところですが、
アニメでは描かれなかった5年間のうち、
宗矢とのぞさんが恋人関係となり大学に進学してからの話もこの7巻には収録されています。

アニメでは少しだけ触れられていた熊代さんと因幡さんの二人に絡まれていた件ですが、
どのようにして宗矢が二人と関わることになったかという理由も明確になっております。

銀子が頑なに食べさせてくれなかった肉を食べ放題…!
大学生になったら先輩が奢ってくれるというのはよくありますが、
それが宗矢には特攻だったというわけですね。

シリウス人は成長期が遅く、宗矢も大学生になってから身長が伸びてますしね。
身体的にも動物性タンパク質を求めているから仕方ないのです。
肉体的にしごかれて、精神的に上下関係を刷り込まれたみたいだけど。
決して寝技で熊代さんのおっぱいに悩殺されたとかではないはずなのです…!
白石さんの時みたいにのぞさんが精神的に引き留めてくれたはずなのです!
おっぱい退散!

あと、根津屋先輩の短編は笑っちゃいましたね。
わりとメタいこと言ってるけど、嫌いじゃないですよ根津屋先輩。
岡さんと良い仲になっても良いと思うけど、
多分、チャンスを逃しまくってるうちに結婚式に呼ばれるタイプだと思うよ根津屋先輩。

龍との決戦はアニメと同じですが、
スケール感が半端なく感じられて圧巻でしたね。
次の8巻がラストになるみたいですが、
アニメになかったエピソードも追加されそうなので楽しみです。

:: 2022/1/21 金曜日::

■[漫画]冒険家になろう!「最果てのソルテ」2巻

最果てのソルテ2巻最果てのソルテ2巻
出版社:マッグガーデン
作者名:水上悟志
作者サイト:続・みずかみ小屋
作者twitter:水上悟志さん(@nekogaeru) / Twitter
連載サイト:最果てのソルテ – 水上悟志
紙書籍通販:最果てのソルテ (2)
Kindle版まとめ買い:最果てのソルテ
DMM電子書籍:最果てのソルテ (2)

果ての果てまで行ってやる…!

そんな志を胸に秘め、魔界への冒険に出かけたソルテ。
サリエラの遺産を継承し、懐も暖まり、一人で旅立つも、
一枚上手の叔父のブラックと剣士のフィロ、
そして相棒の妖精セレンの4人での旅路は序盤から波瀾万丈で、
初っ端から海で大型魔物と出会い、やむを得ず魔法を使ってしまうんだけど…?

ソルテは思い切りが良いし、頭が回りますよね。
サリエラが所属したルイン隊の生き残りから水の霊宝を買い取るのも、
割高だったけど、結果オーライでしたし。
ブラックも保護者らしく、ソルテを見守ってあげてるのは良いと思います。
それだけに兄夫婦が亡くなっていたことを知らなかったのだけがわからないな…

そんなブラックの過去回想もあったんですが、

確かにソルテの父親とよく似ています。
兄弟だなってのがわかるくらいには似てますよね。
まぁ、今はモグラなんだけど。

ブラックが前世持ちで知識チート無双をして図らずも出世するとか、
とてもなろう主人公っぽい王道ルートを歩んでいるんだけど、
この物語では主人公の保護者ポジションなんですね。
とはいえ、この物語の鍵となる情報を握っているような気がします。

しかしブラックが読んだグレン図文書ですが、
まさか過去の読み切りが伏線になっていたとは気付きませんでした…
この2巻の巻末に収録されている読み切りですが、
Web掲載時はなろうリスペクト読み切りだなって思ってたんですよね。
まさか伏線になるとは…
お見それしました。

:: 2021/5/12 水曜日::

■[漫画]漫画版描き下ろし回があるよ1「プラネット・ウィズ」6巻

プラネット・ウィズ6巻プラネット・ウィズ6巻
出版社:少年画報社
作者名:水上悟志
作者サイト:続・みずかみ小屋
作者twitter:水上悟志さん(@nekogaeru) / Twitter
紙書籍通販:プラネット・ウィズ (6)
Kindle版まとめ買い:プラネット・ウィズ
DMM電子書籍:プラネット・ウィズ (6)

封印派の羊谷によって微睡みに沈んだ地球人たち。
しかし、楽園の民の助力と多くの人の田助もあり、その多くを目覚めさせた宗矢。
シリウスという星はもう既にないけれど、
のぞさんや、支えてくれたみんなのために宗矢は封印派に挑むことに…!

この6巻ではアニメ版しか観てない人に読んで欲しい内容になっています。
どういうことかというと、BD BOX収録のアニメ未発表ネームが描かれてるんですよ!
そう、つまり、封印派との決着が付き、龍との決戦までの4年間が描かれているのです!

のぞさんとオープンキャンパスデートをしたら、
グランドパラディンの熊代さんと因幡さんが居て、
体育会系な二人に弄られるんですよ!

アニメで4年後の二人との関係を見てるとそういう過去があったんだろうなぁ、
とは分かってましたけど、やはり詳しく見てみたかったんですよね!
それにしても柔道部でしごかれるとか… エッチだ…
だって、寝技とかもあるし!
はるみ様はとてもおっぱい大きいし!
のぞさん、寝取られるかもだし!!!

その、のぞさんとの青春キラメキ激エモシーンも描かれているので、
そういうのが大好きな人は是非とも!
この6巻を読むべきだと!
思うのです!!!

それとやっぱり封印派とのバトルでは岳蔵じいさんがMVPだな、と思いました。
じいさんがカッコイイ漫画はやはり名作だな!

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