フラン☆Skin

しいなと修の出会いの過去編が載っている「クプルムの花嫁」4巻です！
ご近所さんにしては赤ん坊の頃の思い出が出てこないのが不思議でしたが、
しいなが小1の頃に修のお隣に引っ越してきたからなんですね。

この頃からしいなは興味津々で行動力があって怖い物知らずで、
修が作る銅製品のことが好きだったんだなぁ…！
っていうのが全力で伝わってきて面白かったです。
寡黙な修の父さんも味があるし、
そんなお父さんにも鬼ババにもめげずに通うしいなは心が強いですね！ｗ

他にも色付けの仕方とかも興味深かったですね。
なんで大根おろし？　という疑問が出るくらいのやり方が目白押しですけど、
そういった試行錯誤の連続の結果に技は生まれていくんでしょうね。
今だと科学的な分析でより効率的な方法ができるはずというか、
実際やってるんだろうけど、どれも馴染みがない知識だけに興味深かったです。

それと今回は佐渡旅行回もあります。

私は佐渡どころか新潟に行ったことすらないので知識でしか知らないので、
本当にどれも知らないことばかりで面白かったですね。
それと、しいなをエスコートしたい修の空回りっぷりが微笑ましかったし、
喜ぶしいなの姿もまた微笑ましかったです。

二人とも本当にお似合いだと思いますから、
末永くお幸せにですよ。

図書館の惨憺たる状況を知ったローゼマインは改善したいんだけど、
今はもう前世の学生の時みたいな気軽さでお手伝いをできる身分や立場ではないので、
リヒャルダに諭され、領主候補生として取るべき行動を模索した結果、
ソランジュ先生と図書館でお茶会をすることになって…

何をするにも身分とそれに見合った言動が要求されて窮屈に感じられますが、
それがこの物語の根幹をなす要素なので、むしろ面白いです。
ローゼマインもまだ完全に身に付いていないので困惑することが多いですが、
リヒャルダがしっかりと教えてくれるのでわかりやすいのは助かるんですよね。
厳しいところもあるけれど、領主候補生にはそれが必要なんだと感じます。
そう考えるとヴィルフリートに仕えるオズヴァルトは完全に失格なんですよね…ｗ

ローゼマインに引っ張られる形で図書館通いをする側近たちだけど、
それを有効活用して講義以外の学習を捗らせていて、どんどん有能になっていきますよね。
それはそれとしてレオノーレの恋心に気付いた描写はとても微笑ましかったです。

これはローゼマインじゃなくても気付きそうな恋する乙女の笑顔ですよ。
まぁ、ローゼマインは特にこういった心の機微に気付くのが上手いんですよね。
自分に向けての恋情には全く気付かないんですけどもｗ

ちなみにレオノーレが写した資料に載っている魔獣ですが、
これは恐らくターニスベファレンですね。
伏線になるけれど、コミカライズ版で回収されるのは3年後くらいになるかな…

ソランジュ先生との交流を深めるためのお茶会は無事に終わったけれど、
音楽の先生に請われたお茶会ではまさかの乱入者が登場して初っ端から大変な事態に！

恋する王子様はエグランティーヌのことが好きすぎて、
誘われてもないのにお茶会に乱入しちゃうの！

まぁ、恋は人を狂わせてしまうから仕方ないとは思うけれど、
とばっちりを受けるローゼマインは大変ですよね。
それでも乗り切ってしまうどころか、想像を超えてきてしまうからローゼマインは凄いのです。

巻末のSSでもロジーナが誇らしそうにしていたけれど、
前世の知識で時代と国を超えた楽曲を知っているローゼマインは、
初めから完成形が頭の中にあるのですよ。

原作ではローゼマイン視点なのでたった数行だった作曲シーンも、
他者の視線から見ると驚愕するべきものなので、見開きも使って描かれるのも納得です。
エーレンフェストの新曲はローゼマイン本人が作曲したことが名実共に知らしめられたので、
ハルトムートは聖女伝説が加速しそうだと興奮していたことでしょう…ｗ

ちなみにローゼマインがエグランティーヌのために作った曲ですが、
元ネタは「アメイジング・グレイス」か「荒野の果てに」かな、と考えています。
何となくエグランティーヌに似合いそうじゃないですか？

後半はシュバルツとヴァイスの採寸をするのですが、
二匹と手を繋いでいるローゼマインはとても可愛らしいものでしたね…！

この頃のローゼマインはとても小さいのでサイズ感がぴったりすぎですよね！
これはリーゼレータじゃなくても悶絶しそうな可愛らしさですよ。

採寸と同時にヒルシュール先生が主導して魔法陣の解析をしている際に、
まだ一年生で能力が足りてないので困惑するばかりで焦るフィリーネを見ていると、
自分が新社会人だった頃を思い出して胃が痛くなりました…
ですが、ローゼマインがきちんとフォローしてくれたお陰で気が楽になりました。
私にも当時ローゼマインのような先輩or上司が居てくれれば…

そして終盤では横暴＆傲慢のダンケルフェルガーの領主候補生、レスティラウトが登場です。
ダンケルフェルガーは欲しいものは暴力で奪い取ることが当たり前な困った領地なんですよね。
ちなみにローゼマインが貴族院で関わる領主候補生には3人の困った人がいます。
教育が足りてないヴィルフリートと、
横暴＆傲慢なレスティラウトと、
横暴＆傲慢＆教育が足りてないディートリンデです。

今回はそのレスティラウトがシュバルツとヴァイスを奪いに来ましたが、
図書館と本を愛するローゼマインが大領地で上位のダンケルフェルガーを相手に黙って従うはずがありません。
もちろん応戦することになるので護衛騎士たちは大変だと思いますが、
本当に大変なのはこれからなんですよね。

その大変な宝盗りディッターが描かれるのは次の7巻になりますけど、
結構作画カロリーが凄いことになりそうで勝木光さんと作画スタッフさんも大変になりそうです。
ただ、戦闘描写の素晴らしさだけは「ベイビーステップ」を愛読していたので大丈夫だと安心出来ます。
手に汗握る興奮が味わえそうで今から楽しみです。

結婚生活2年目だから二人のイチャラブもこなれてますが、
そもそも二人は幼馴染みなので昔からこなれているとも言えます。
二人とも過去の自分に結婚生活を報告するという妄想をしていますが、
お互い当時から好きだったのに、リアクションが真逆なのが面白いのです。

颯斗くんも呆れるというか諦めるレベルの日常でのイチャつきっぷりですけど、
二人のイチャラブを見ていると健康に良いのです。
とても幸せそうな二人を見てると幸せになるのです。
ファーストフードを公園で食べるというだけの日常が良いのです。
あー、私もあんな新婚生活を送ってみたかったなー！（←滲み出た願望

はじめくんはいろはさんの裸婦画を描いたりとかもしているけど、
それもエロくて羨ましいのではなくて、
そんなことが出来るくらいに心を許しているいろはさんが素敵で羨ましいのです！

なにせ、ベッドでゴロゴロしている二人の格好からして素敵ですからね！

いろはさんのおっぱいの感触を顔で堪能できて羨ましいなー！
というか、こんなポジションを許されるとか良いなー！

はじめくんのサイン会の後でも同じ格好でイチャラブしてたけど、
二人のポジションはこれがデフォルトなのかもしれない。
うーむ、羨ましい…
実に素敵で羨ましく、幸せな新婚イチャラブの7巻でござった…

狐少女の雛菊に請われて刀スキルを求めて鬼鳴峠に向かったクリムだが、
そこでマトゥからクエストを受注する。
向かった先で待ち受けていたのは初心者PKギルドだった！
悪質なプレイヤーを相手にクリムは容赦するはずもなく追い詰めるが、
そこに以外な相手が出てきて…

仲間ですらも容赦なく犠牲にするクズを相手に、
クリムちゃんの圧倒的すぎるプレイヤースキルで無双するのは気持ち良いですね！
しかも相手が別のVRMMOでクリムちゃんに会って負けていたというのが美味しいです。
散り際まで美味しかったなぁ…ｗ

それと意外だったのが雛菊ちゃんですね。
まさかバーサーカーだったとは…ｗ

うーん、美味しい。
雛菊ちゃん美味しいよ…！
ピーキーな種族特性も持ってるし、美味しい前衛すぎますよ！

雛菊という新しい仲間を得て、
PKギルドが溜めてたレア鉱石で潤沢な資金を得てやることは…
もちろん、装備の新調ですね！

Excelとかシミュレーターでひたすら最高の装備を考えるのが楽しいんですよ。
そのせいで見た目キメラ装備になってしまうのもあるあるですねｗ
まぁ、今のモンハンみたいに見た目だけ整えられるのもあるあるなんですけどね！

そのお陰でクリムちゃんのファッションショーができたのはグッドでした。

クリムちゃん、横乳はエッチすぎますよ！
フレイヤちゃんは何をやっているんですか！
もっとやれ！

下着までしっかりコーディネートされたクリムちゃんのこれからの活躍にご期待ください！
というわけで次巻も楽しみです！

スポーツドクターを夢見て日々努力している小手指くんは、
エッチなことを妄想しないように煩悩を制御しているのだ！
しかし、認知が歪んでいるエロ教頭先生は、
煩悩を制御していると気付いているのに性欲を満たそうとしていると思い込み、
アルコールを盛った上で慕っている女生徒の身体を利用して小手指くんの理性を破壊しようとしているのだ…！

自分で書いてても小手指くんと同じ感想しか出てこないんですけど、
マジでこの教頭先生は頭がおかしいのです。
まぁ、そのお陰で性欲が刺激されてビンビンになる小手指くんが見られるんですけどね。
とはいえ、それが良いことなのか悪いことなのか微妙ではあるんですが…

性欲が刺激されてある意味開眼してしまった小手指くんは、
教頭先生の魔の手からは響子さんのお陰で逃げられたんだけど、
今度は施術したことがある女性に触れると、
女体を幻視してしまう能力に目覚めてしまったのだ…！
うーん、教頭先生、パンドラの箱開けちゃった感があるな…

そして寮が改修のためホテル暮らしになった小手指くんたちが、
園田さんのお屋敷にお世話になることになるんだけど、
そこで出会ったリサちゃんが小悪魔ちゃんなんですよね。
でも、ある意味、今の小手指くんに必要な子だとは思うのです。

禁欲過ぎて真面目すぎる小手指くんですが、
自慰行為すらもしたことがないというのは不自然すぎるというか。
たとえ自主的だろうと抑圧されたリビドーというのはねー
決壊した時に大変なことになってしまうのはよくあることなので、
学生の内に発散することを学ぶのは良い事だと思うんですよね。

とはいえ、リサちゃんに任せると大変なことになりそうなので、
そこは心配なんですけどね。
次巻がどうなるのか、心配ですけど、楽しみです。

表紙の元会長の大胆ビキニ姿が眩しすぎる7巻ですが、
内容も水着回がたくさんある上に、
ミコちゃんの青春ラブコメ回が凝縮されているので、
別の意味でも眩しすぎるのです…！

水着回ですが、どれも素敵なんですよねぇ…

巨乳JK3人と巨乳JC1人だけで海とか、
ナンパが凄すぎるのでは？
とアイちゃんじゃなくても心配するんですが、
まさかの誘蛾灯が居たお陰で眼福な水着をじっくり堪能できました。

元会長の部屋での水着姿も良かったけれど、
後輩ちゃんと院生ちゃんのサウナ水着姿も良かったですね！
先輩はよく我慢できたと思いますよ。
帰宅したらメチャクチャティッシュを消費しそうです…ｗ

ミコちゃんの青春ラブコメっぷりはもどかしいほどでしたが、
覚悟完了していたミコちゃんを逃した従兄くんは惜しかったね！
でも、まだチャンスが来るから大丈夫だよ！

そして今回のベストコマはアイちゃんのこれですね！

うーん、お兄さんは社会的に死にましたね。
でも、こんな最高のセリフを言って貰えたのなら、
我が生涯に一片の悔いなしですよ。