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夏! 海! 青春!
:: 2018/9/5 水曜日::

■[漫画]北へ…「るろうに剣心 ─明治剣客浪漫譚・北海道編─」1巻

るろ剣と言えばドラゴンボールの連載が終わって落ち目だったジャンプを支えた作品です。
また、作者の和月伸宏さんはアシスタントから尾田栄一郎、武井宏之といった人気作家を排出しており、
二重の意味でジャンプを支えてきた作家だと言えます。

るろ剣の後の「武装錬金」や「エンバーミング」もわりと面白かったけど、
残念ながらるろ剣ほどの長期連載にはならなかったのは悲しかったですね。
でも、昨年からるろ剣の続編である北海道編が始まったのには驚きました。
何しろ本編がとても綺麗な終わり方を迎えていただけに…
実写版が思いのほか良い出来だったのに触発されたとかもあるのでしょうか。

ただ、例の事件で書類送検されてから休載してまして…
今年の初めに略式起訴されてけじめがついたのか、
連載も復帰し、この度単行本が出た次第であります。

るろ剣はハッピーエンドを迎えた良い作品だっただけに、
どうやって続編を作るのかと思いましたが、
まさか、薫の実父が北海道で生きていたという設定を出してくるとは…!

当時読んでいた私もすっかり忘れていた父の死亡設定でしたが、
よく考えれば人誅編でも薫が偽装死していたし、
死んだはずが生きていた、というのは神谷家の血の因縁なのかもしれない…

この北海道編での新キャラはなかなか濃いですね。
志々雄一派の残党であり、無限刃を持つ明日郎。
外国人とのハーフであり自称文明開化の申し子、阿爛。
志々雄一派の生き残りかと思いきや、それだけではなさそうな紅一点の旭。
この3人を交えての北海道行きですが、
彼の地は斎藤一も出張るほどの事態が起こっているようで、
体力が衰えた剣心がどこまで頑張れるのか心配ですね。

左之助も再登場したことだし、続きが楽しみですよ。

:: 2018/9/4 火曜日::

■[漫画]隅から隅まで河合荘「僕らはみんな河合荘 コレクションBOOK 入居の手引き」

大きさが画集サイズなので書店ではそういったものが置いてある棚を探さないと見つからないと思います。
まぁ、内容から考えて画集サイズが最適解だと思うんですけどね。
一応Kindleとかの電子書籍でも出てますが、大きな画面じゃないと魅力を損なうと思います。
とはいえ紙書籍はどこも品切れみたいなので手に入りにくいようですが…

内容は単行本の表紙とそのボツとなったラフや、
今までのアワーズ表紙を飾った数々のカラーイラストといったものだけでなく、
アニメ化の際のイラストやサイン会での特典おまけ漫画といったものまで幅広く収録され、
更にはそれらに一言コメントが付けられており隅から隅まで楽しめる内容になっております。

もちろん描き下ろしの漫画もあります。
とはいえ本編は11巻で完結しているので本当におまけみたいなものなんですが、
そのおまけだけで十二分に面白いのでファンは必見だと思うんですよね。
特に本編終了から数年後を描いた漫画では椎名が可愛すぎてやばいです。
いい大人になってもラブコメヒロインできる椎名は逸材なんだなぁ…
と、改めて思った次第であります。

書店の特典イラストからアニメの特典漫画まで全部収録されているので、
全てを集めているガッチガチのファンではない私には嬉しい内容でした。
それとイラストのラフもボツになった理由とか面白くて、
読み応えがバッチリなんですよね。
3巻表紙の律先輩表情違いが何故ボツになったのかとか、
なるほど、と納得できるものだったし、細かいところまで面白かったです。

それにしてもこれで本当に河合荘は終わったんだなぁ…
「惑星のさみだれ」「それでも町は廻っている」もそうだけど、
アワーズは思い入れが強い作品が綺麗に完結してくれて嬉しいんだけど、
終わった後の淋しさにだけはどうしても慣れませんね。

単行本は末永く本棚の一列を占拠すると思うので、
これからも何度も読み返したいと思います。

:: 2018/9/3 月曜日::

■[漫画]心が痛い…「夜にとろける」3巻

夜にとろける3巻夜にとろける3巻
出版社:白泉社
作者名:志摩時緒
作者サイト:SCARECROW
作者twitter:志摩時緒 (@shimaso) | Twitter
Kindle版:夜にとろける (3)
DMM電子書籍:夜にとろける (3)

いくつかのシリーズの続き物の3巻です。
シリーズごとに単行本にまとめるのではなく、
単行本の中にシリーズが入っている状態で続いているという、
お菓子の詰め合わせ的な単行本の3冊目です。

3巻でのお気に入りは義理の姉弟モノ「ぎりぎりマイシスター」ですね。
同人誌が初出の短編ですが、私は同人誌版もきちんと持ってます。
義理の姉がアイドルで両思いとか最高かよ…
それにしても思春期のリビドーがよく耐えられるな、と感心してしまいます。

「こいはやみ」と「夜にとろける」はシリーズ最終話になります。

「こいはやみ」はスクールカースト上位のリア充たちの話なので、
青春非モテ街道を突き進んできた私には眩しいですね、やっぱり。
同性が好きだからこその悩み?
いやいや、非モテよりマシやん?
とか思ってしまう自分がちょっぴり悲しい…

純香ちゃんがヒロインの「夜にとろける」シリーズは寝取られですよ。
これは1巻のクラスメイト男子視点で読んでしまったからそうなっているのです。
作者の志摩時緒さんにも「なんで?」と言われましたけど、
こればっかりは私がそう思ってしまったから仕方ないのです。

それだけに純香ちゃんが口説かれてほだされて初体験のプロローグとか、
なかなかに心をえぐられましたよ…
えぐい終わり方だわ…(個人の感想です

:: 2018/9/2 日曜日::

■[漫画]事件もなんなもない「ゆるめいつ」7巻

ゆるめいつ7巻ゆるめいつ7巻
出版社:竹書房
作者名:saxyun
作者サイト:かたまでつかれ
作者twitter:saxyun (@saxyun) | Twitter
Kindle版:ゆるめいつ (7)
Kindle版まとめ買い:ゆるめいつ
DMM電子書籍:ゆるめいつ (7)

毎年うさだの誕生日が来てsaxyunさんがお祝いするように、
連綿と続く日常がこの漫画にはあるのです。
まぁ、つまりはゆるっと7巻も出ました。
内容はいつもどおりです。

大きなドラマも事件も起こらず、節分とかクリスマスとか正月とか、
そういったイベントでゆるっと阿呆なことを見せてくれるだけの、
そんな日常がこの7巻でも続いております。

将来の不安はあるけれど、それを解決するためのやる気はない。
今日も今日とて酒を飲むだけの日々。
金はないからカビがはえたパンも食べる。
そんなわりと底辺な日常が、ここにはあるのです。

しかし相変わらず何も起こらないし、
正直記憶にも残りにくいような漫画ですね。
あんまり飽きはこないし、面白いんだけど、
読んだ後には何を読んだか思い出しにくいというか。
まぁ、内容が内容だしね…

強くオススメするタイプの漫画ではないですので、
好きな人は買って読めば良いんじゃないかな?
ただまぁ、最新刊が出たことだけはみんな知っておいて欲しいですね。
間違って6巻買って読んでもあまり違和感ないかもしれませんが。

:: 2018/8/31 金曜日::

■[漫画]大臣にアッパーカット「響 〜小説家になる方法〜」10巻

響 〜小説家になる方法〜10巻響 〜小説家になる方法〜10巻
出版社:小学館
作者名:柳本光晴
作者サイト:TTT
Kindle版:響~小説家になる方法~ (10)
Kindle版まとめ買い:響~小説家になる方法~

文芸部の活動で応募した全国高校文芸コンクールで大賞を受賞した響。
当然選考の人たちは芥川賞、直木賞同時受賞の響だと気付くが、
何故今更高校生のコンクールに応募してきたのか困惑することに。
そして授賞式に出席する大臣は総裁選を睨み響を利用しようとするが…

もうすぐ実写映画が上映開始ですね。
私は今までの人生で実写映画は片手で数えるほどしか劇場で観てないんですけど、
流石にこの映画は観に行こうと思います。
あの同人作家だったミハルさんがここまでビッグになるとは…
ちょっと感慨深いですね…

それはそうとこの10巻ですが、流石は大臣ですね。
今までの相手も中々に曲者揃いですが、
響を相手に喧嘩して、ちょっとだけでも手柄を取っていくとか驚きですよ。
響もきちんと作品を読んで感想を言ってくれる人相手にはまともに対応するというのもあるかもですが。

それはそうと花代子ちゃんには笑わせられましたね!
響の正体を知っても割とフツーにしているのもそうですが、
タカヤに手をちょっと触れられただけで赤面しちゃうとか、
純情にもほどがあるというかね。
うん、普通の女の子してて可愛い。

それと新キャラの新入生の二人ですが、
安達くんが中々に面白いキャラでしたね。
これはリョータくんに互換性があるキャラなんだろうけど、
無自覚な分だけ罪つくりなイケメンですよ…
頑張れ望唯ちゃん。
惚れるないようにな…?

:: 2018/8/30 木曜日::

■[漫画]三つ巴の戦い「弱虫ペダル」57巻

弱虫ペダル57巻弱虫ペダル57巻
出版社:秋田書店
作者名:渡辺航
作者サイト:「弱虫ペダル」と「まじもじるるも」の制服ブログ箱
Kindle版:弱虫ペダル (57)
Kindle版まとめ買い:弱虫ペダル
DMM電子書籍:弱虫ペダル (57)

インターハイ3日目、ラスト10kmで飛び出した今泉と坂道。
箱学も追おうとするも京伏の御堂筋が先頭集団に合流し、
今年も三つ巴の戦いになろうとする中で、
箱学vs京伏という意外な対戦カードが組まれて…

新開悠人。
彼が1年だということを私もすっかり忘れていましたた。
黒田に言っているこのセリフもフリなんじゃないかとすら思いました。

でも、その後を読む限り本気で限界のようで…
去年の坂道を見てるから疑問に思わなかったけど、
普通は1年がここまで粘ることが既に偉業なんですよね。
それに気付かせないあたり、悠人はこれから伸びると思います。

そんな一年に支えられて総北に追いつくために加速する山岳と黒田。
それを迎え撃つのがまさかの鳴子で驚きましたね。
更に山岳相手に登りで勝負とか無謀かと思ったけど…、
まさか仲間への信頼があるからこそ勝算を見込んでいたとは…
鳴子も完全に総北チームの一員だなぁ。

そしてゴールまでラスト7kmで果たされる約束には熱いモノがありますね。
本当に長い伏線でしたよ。
でも、まだゴールじゃないんだよなぁ。
鳴子がもう危ない上に後ろから迫る箱学と不気味な御堂筋がいるし…
はたしてどうなるのか。
ゴールはもうすぐそこだ…!

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