■[漫画]鎬を削る将棋中毒者たち「バンオウ-盤王-」6巻
バンオウ-盤王-6巻
出版社:集英社
原作者名:綿引智也
作者名:春夏冬画楽
作者twitter:春夏冬画楽さん(@garaku_akinai) / Twitter
連載サイト:バンオウ-盤王- – 綿引智也/春夏冬画楽 | 少年ジャンプ+
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月山さんが竜王戦を勝ち進むことで先生がやる気を奮起した結果、残ることになった将棋教室。
だけど、月山さんはそれによって賞金稼ぎというモチベーションを失うことになってしまった…
はたして月山さんは竜王戦で人間を相手に将棋を指すことができるのか…?
まぁ、我慢できるはずがないんですけどね…!
吸血鬼が一度人間の血を吸ってしまったら我慢できないというネタはよく見ますが、
月山さんの場合は将棋中毒者な吸血鬼が一度本気の試合をしてしまったら我慢できない、
ということなのでしょう。
そんな月山さんにアホ要員だったアンナさんがハンターとして襲い掛かったのには驚きましたが、
将棋を通して人と関わることを覚えてしまったアンナさんも、
かつてのように機械的に吸血鬼を狩るハンターには戻れないんですね。
人だろうと吸血鬼だろうと、人生を変えてしまう将棋ってのは凄い遊びだぜ…!
そして月山さんの次の対局相手は竜王と並ぶ将棋界のトップ、名人。
一度は調子を崩したけれど、そこから立ち直った七島名人は強い!
挫折しても諦めず、一から鍛え直して再び頂上へと駆け上がった男!
外面は良いけれど、内面はわりと拗らせてるところも逆に良い感じですよ!
二人の戦いは将棋に詳しくない私にはその局面への理解が及びませんが、
伊津先生たちが解説してくれるので盛り上がることができます。
かつて月山さんと対峙した棋士たちだからこそわかることを、
その一手から読み取っていく棋士のリアクションが面白いんだよね…!
とても良い所で終わっているので単行本派の方々は固唾を呑んでお待ちください。
ここからの決着まではマジで面白いよ!
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