その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2012/10/4 木曜日::

■[漫画]ワンフェス半実録レポートコメディ「DOLL MASTERぱられる」

DOLLMASTERぱられるコミックレポートで見るワンフェス (電撃コミックス)
著者/訳者:井原 裕士
出版社:アスキー・メディアワークス( 2012-09-27 )
コミック ( 220 ページ )
作者サイト:ぱら・さいと ~井原裕士の小部屋~

かつて電撃大王で連載していた「DOLL MASTER」ですが、
次作品である「超常機動サイレーン」連載中も、
その後連載誌が移ってもワンフェスの時期になるとレポート漫画の形で復活していたんですよね。
それが終には単行本まで出るほどになるとは…

根強い人気があって凄いと見るべきか、そこまで続くワンフェスが凄いと見るべきか…
何はともあれ、漫画のキャラたちの視点で語っているとはいえ、
ワンフェスの内容の変遷(可動モノの流行等)を見ることができますし、
実行委員会からのデータも添えられることで資料的な価値も高いです。
また、作者ご本人がディーラー参加しているので、
目の前で起こったあのエスカレーター事故の顛末が語られてたりしてます。

そして「DOLL MASTER」のキャラはイソノ界(サザエさん時空)に入ったことで、
雛子ちゃんも会社勤めになった時点で加齢は止まっているんだけど、
樂さんは出産して子供が出来たりとキャラと作者に都合の良い時間の進み方に…
葵川くんのキャラはいつまでもブレないのは安心感があって良いんですけどね。(笑
特殊な時空間だし雛子ちゃんもいい加減久具津さんとくっついても良いんじゃないかしら。
そうじゃないと割りと不憫すぎる…

とはいえ、一番不憫なのは霜戸くんですよね!(笑
摩耶に相変わらず振り回されながらの社会人生活とか可哀想すぎる…!
彼もそろそろ報われても良いと思うんだけど… 無理ぽですね…
しかし摩耶のエロフィギュアに掛ける情熱は凄いと思いますけど、
音子ちゃんも言ってたけど二次創作に手を出すなら原作へのリスペクトがあるべきですよね!
そこだけは私も糾弾したいです。(笑

次の巻も読んでみたいけど…
あるとしても8年後かなー…
遠いなー…(笑

:: 2012/9/29 土曜日::

■[漫画]決戦! レベロント!「ユーベルブラット」12巻

ユーベルブラット(12) (ヤングガンガンコミックス)
著者/訳者:塩野 干支郎次
出版社:スクウェア・エニックス( 2012-09-25 )
コミック ( 220 ページ )
作者サイト:塩野干支郎次のサイト ethereal shine
作者twitter:塩野干支郎次 (etoroujishiono) は Twitter を利用しています

3冊同時刊行とか塩野干支郎次さん死ぬんじゃないかと!
まぁ、内一作は今回がラストなんで問題ない…、のか…?

「ユーベルブラット」はこの12巻からがビッグガンガンでの復活した分が収録されています。
初っ端からカラーでエルサリアさんの全裸が見られたりとサービスシーンもありますが、
表紙の黒さから分かるようにダークファンタジーっぷりは相変わらずです。

帰還したケインツェルと城攻め屋”無敗”のベッツェガルムとの再会は熱いよなぁ。
こういった「姿が変わっても一目で分かる」「十年以上前の約束を忘れず違えない」
というシチュエーションが私は凄く好きなのでこの12巻では一番好きな場面です。
例えベッツェガルムがずんぐりむっくりなおっさんだろうと関係ないですよ。
再会を果たせた男泣きの顔は最高に格好いい!

対して選帝侯に攻め寄せるレベロントの息子、グエルードはコンプレックスの塊であるが故に、
ケインツェルを討つという妄執に囚われて自分だけではなく部下もろとも自滅する道に…
レミングの行進の如きグエルードの暴走と死、そしてレベロントにも宿る復讐の炎と、
復讐の連鎖が生み出す暗黒の流れはある意味ダークファンタジーらしいです。

そしてそんなレベロントVSケインツェル&選帝侯の対決の最中、
沈黙を守っていたイシューディーンの参戦とまさかのグレンの参戦。
死んだはずのグレンが何故復活できたのか。
そしてどうやって若返った姿でいるのか。
謎が謎を呼ぶクライマックスが近いと感じさせる物語の臨界点なだけに、
続きも凄く気になります。
うーむ、楽しみだ…

■[漫画]シリーズ完結!「ブロッケンブラッド」9巻

ブロッケンブラッド 9 (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:塩野 干支郎次
出版社:少年画報社( 2012-09-25 )
コミック ( 177 ページ )
作者サイト:塩野干支郎次のサイト ethereal shine
作者twitter:塩野干支郎次 (etoroujishiono) は Twitter を利用しています

遂にシリーズ完結!
…なんですがぶっちゃけ今までと何も変わらないというか、
むしろいつも通りな内容であります。

2話目以降は常にネタ切れの血を吐きながら続ける悲しいマラソン状態だったみたいですが、
常に豪快で見開きを惜しげ無く使うコメディっぷりで完走されてお疲れ様、としか…
何だかんだで結局健一の正体がバレることはないし、
そもそも健一は振り回されるだけというのも終始一貫していましたが、
楽しかったのは事実です。(笑

ラストは意外…、というかいつも通り斜め上のラスボスに、
オールスター競演のフルカラー見開きで豪華で最終回に相応しい絵面だったと思います。
健一のほぼ全裸な姿も見ることができましたしね!

何というか、怪作、という言葉がぴったりな作品だったと思います。(笑

:: 2012/9/28 金曜日::

■[漫画]恋する乙女とバレンタイン「やさしいセカイのつくりかた」3巻

やさしいセカイのつくりかた 3 (電撃コミックス)
著者/訳者:竹葉 久美子
出版社:アスキー・メディアワークス( 2012-09-27 )
コミック ( 180 ページ )

季節は巡ってもう雪模様な冬。
もうすぐ学年末という季節ですが、天才の悠くんはボストンの街で、
恩師の教授の正論に打ちひしがれたクリスマスから、
加山先生に慰められてフラグを立てている訳で…

そんなことを知らないハルカが割りと不憫と言いましょうか…
恋する乙女で奥手ながら、葵の協力もあってデートっぽいことをしながらも、
服屋の店員さんもモロ判りなハルカの気持ちも悠くんはニブチンだから分かる事も無いわけで…
いやー、頑張ってるンだけどねぇ…、ハルカちゃん…
めっちゃ可愛いんだけど、それ故にバレンタインの件はホントいたたまれないですよ…
悠くんってば罪つくりな人だよなぁ。

そしてそんなハルカと違って押せ押せなのが冬子。
小野田先生も狙われた獲物状態で、中々に大変なことになってて不憫なような羨ましいような…
先生たちも人間だから怒ったり喜んだりお酒を飲んだりするんですよね!
とはいえ、そのせいで失敗するのも大人な訳で!
うーん、悠くん食べられちゃったのかしら…

いやはや次巻以降も気になりまくる状態で終わってしまいましたね!
ハルカの恋する乙女っぷりが全開で微笑ましいだけに、
悲恋にならないことを祈るばかりですが、悠くんと同類な葵のことがみんなにバレてなかったり、
今回の加山先生の件とか地雷が埋設されてるからなぁ。
色々と一筋縄ではいかない教師と生徒のラブコメ模様。
次巻も楽しみです。

:: 2012/9/24 月曜日::

■[漫画]となりのお姉さん「彼女のひとりぐらし」3巻

彼女のひとりぐらし (3) (バーズコミックス デラックス)
著者/訳者:玉置 勉強
出版社:幻冬舎( 2012-09-24 )
コミック ( ページ )
作者サイト:PORNOSTAR -TAMAOKI Benkyo’s Website-
作者twitter:玉置勉強 (TamaokiBenkyoo)さんはTwitterを使っています

輿水理香。26歳独身。
しかし作中に誕生日を迎えて遂に27歳に突入した残念美人イラストレーターな彼女は、
無駄にハイスペックなおっぱいを揺らしながら近所をジョギングしたり、
整復師の治療でエロくて豪快な声を出したりと、最終巻だけど今日も今日とて元気です。

リフレッシュの一人旅やおひとり様な初詣で御神酒に舌鼓をうったり、
水族館で目を輝かしてたりと充実した独身ライフを営みながらも、
怪我をしたら見舞う友人に身内や、誕生日には祝ってくれる友人がいたりと、
何だかんだで周囲にも恵まれててちょっと羨ましくも思ったり…

最終回を控えておきながらお隣さんな9歳年下の迫井さん(♀)が新登場してくるんですが、
田舎の純朴で瑞々しい女の子かと思い、理香とのギャップを楽しんでたんですが…
いやー、まさかその中身があんなだったとは…
まぁ、これはこれでアリかな! というかこの子の将来は理香化しそうな気がする!

やろうと思えばいつまでも出来ると思うんだけど、
妹の祐香の結婚式での最終回となります。
正直言って残念でなりませんが、玉置勉強さんの新たなる一面を知ることが出来たので、
今後の玉置勉強さんの作品も楽しみにしていきたいです。

:: 2012/9/23 日曜日::

■[漫画]ユイコさんはマジデレだ!「今日のユイコさん」1巻

今日のユイコさん(1) (アフタヌーンKC)
著者/訳者:秀河 憲伸
出版社:講談社( 2012-09-21 )
コミック ( 144 ページ )
作者サイト:秀河スタジオ~秀河の部屋~

ユイコさんはとてもまじめで強気な女の子なんだけど、
ごく普通な男子のトモヤにベタ惚れで、偶にデレを見せる女の子。
「たぶん付き合っている」という微妙な関係な二人が、
不器用ながら少しずつ恋を育んでいくという青春ラブコメです。

こんな青春純情超特急なラブコメも載せるアフタヌーンは懐が大きいです。
「ラブやん」みたいな変態的でラブコメの定義を間違ってるような漫画の直後に、
こんな「今日のユイコさん」が載っていたりしますからね!
アフタヌーンは本当にカオスな雑誌です。

この作品のキモは何と言ってもユイコさんのキャラクター性です!
ルール厳守が染みついている、頑固で融通の効かないまじめキャラなユイコさん。

一緒にお買い物したいけど融通がきかないユイコさん

でも、そのせいでコミュニケーションが上手く取れなかったりして、
そのことを後悔したりするんだけど、トモヤとか周りのみんながフォローしてくれるんですよね。
うーん、青春だなぁ。

そんなちょっと面倒くさい女の子なユイコさんですけれど、
それを乗り越えた先にあるのは極上のラブでありデレであり萌えなのです!
ユイコさん本人もその性格故に素直にイチャつくことが出来ないけれど、
遠回しにトモヤと二人きりになろうとしたり、甘えようとしたりという、
恋心故の欲求が透けて見えて悶絶モノなんですよね!

間接キス狙いなユイコさん

この萌えっぷりがクセになるんだよなぁ…!

ちなみに作者の秀河憲伸さんは四季賞2010年秋の四季賞受賞者です。

四季賞2010秋

「ONE HAND SHOOT」でも強気系女子がヒロインでしたし、
強気系女子がお好きなのかもしれないですね。(笑

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