その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2010/12/5 日曜日::

■[漫画]さみだれファン垂涎!「惑星のさみだれ 完結記念特別小冊子」

届いたぞやっほい!

OURs本誌でやってた応募者全員サービスのさみだれ小冊子ですが、
昨日無事届きましたよー
多分今日あたりには応募した人はほぼ行き渡ってるんじゃないかと。

完結記念ということで今までの店舗特典や未収録のカラーページな等、
既存の水上悟志さんのイラストだけでなく、
この小冊子だけに描き下ろされた第64.5話が16ページも!

獣の騎士団で最年少だった太陽の軌跡が描かれてるんですが、
これがまた素晴らしくてですね!
太陽が眼鏡掛けるようになったり受験に失敗したり、
地味にアロハシャツの伏線を回収したりと凄くお得感が高い番外編でした。
こりゃー、読まなきゃ損だよなー

他にも色んな漫画家さんからのイラストや漫画が収録されてるんですが、
やまむらはじめさんは予想通りに白道さんでした。
しかも2枚。
いやー、おっぱい大好きなやまむらはじめさんが白道さんというのは予想できましたが、
まさか2枚も描いてくるとは予想以上でしたよ。(笑

それとおがきちかさんが白道さんと風巻さんの短編を描いてるんですが、
二人が付き合うキッカケを補完しているんですが…
無言で写メる白道さんは何度読んでも笑う。(笑
しかしおがきちかさんと水上悟志さんの繋がりが始め判らなかったけど、
そういえばおがきちかさんもOURsやOURs Liteで連載経験があるんでしたね。
すっかり忘れてたよ…

それにしても頼んでおいて良かったよー
これは読まないとさみだれファンとして涙で枕を濡らすこと間違いなしですね!
OURs本誌を購読しといて良かったー

:: 2010/12/4 土曜日::

■[漫画]え! いきなりトーナメント!?「ロッテのおもちゃ!」5巻

ロッテのおもちゃ! 5 (電撃コミックス)
著者/訳者:葉賀 ユイ
出版社:アスキー・メディアワークス( 2010-11-27 )
コミック ( ページ )
作者サイト:FOX_TALE ENTRANCE
作者twitter:葉賀ユイ (hagapon) on Twitter

ぱんつはいてないのが売りな作品がアニメ化決定!
…大丈夫なのかなぁ。(笑
しかも主人公的立ち位置の直哉は12歳の時に子供出来てるからなぁ。
昨今の都条例の情勢からするとマジで心配になってくるなぁ…

そしてそんな心配もよそに本誌では人気絶好調!
…なはずなのにいきなりトーナメントを始めちゃってるよ!
え? ジャンプじゃないのにもうテコ入れっすか!?
しかもいつもと同じくおっぱいエロ展開だし!

闇妖魔族第一王子の不穏な様子もありながらロッテの周りは平穏で、
闇妖魔族のスヴェイン王の庶子、クリエがロッテの館にやってくるも、
ミイラ取りがミイラになる心温まるエピソードとかは大変良いですね。
その後のロッテのラブコメ嫉妬イベントを含めて。(笑

ほのぼのなコメディやラブコメ成分が多分に含まれながら、
裏では世界を跨ぐ王国間のきな臭さも漂ってくる緊迫感もある展開です。
でもまぁ、この作品の面白さは前者でありエロコメであるので、
今後ともそっち方面には是非とも期待したい所存であります。

あと、引き続き直哉の女装姿にも期待。(笑

:: 2010/12/3 金曜日::

■[漫画]これまでもこれからも私たちは家族「このこここのこ」3巻

このこここのこ 3巻 (IDコミックス REXコミックス)
著者/訳者:藤 こよみ
出版社:一迅社( 2010-11-27 )
コミック ( ページ )
作者サイト:週休七日

もったいない…
この作品が終わるのは本当にもったいないなぁ、と思います。
唐突な最終回の前後にREX編集部のお家騒動があったことから、
外野から見ててもそれに巻き込まれた可能性が高いのは否めないのですが、
それで終わるにしては本当に惜しい、素晴らしい作品でした。

両親の再婚&水入らず海外転勤によって同居することになった5人の兄妹。
母親の経歴の為、いじめられていた過去を持つ千紘がひた隠しにしていた家庭の事情が、
体育祭の応援にきた兄の克也の何気ない一言で友人たちに露見してしまうことに。
トラウマから千々に乱れてしまう千紘の心を遥斗がしっかりと支えて…、
と、ホームドラマとして見所満載で面白いんですよね。

そこからは一気に近付く千紘と遥斗がラブコメとしての面白さを醸し出しており、
正直もっともっと、じっくりと堪能したかったのですが残念ながらそこで完結。
一応末っ子の瑞穂視点から6年後を描き下ろしで22ページあるので、
単行本では少々性急ながらも綺麗に完結しているのが救いです。

本当は遥斗の巨乳遥斗の茉由子やウザい後輩くんが絡んでくるラブコメ展開だとか、
まだまだ読んでいたかったのですが…、本当に残念だなぁ。
ここで終わるのには惜しいですが、面白い作品には違いないので、
是非読んで欲しい作品です。

:: 2010/12/2 木曜日::

■[漫画]嵐山歩鳥は万能じゃない「それでも町は廻っている」8巻

それでも町は廻っている 8 (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:石黒 正数
出版社:少年画報社( 2010-11-30 )
コミック ( 187 ページ )
作者サイト:おかんの家4

「それ町」アニメはOPとEDが凄く中毒性が高いと思うのですが、どうか。

原作ファンの間でも結構評価が分かれると思われる「それ町」アニメですが、
個人的には全体的に見て「アリ」なんじゃないかなー、と思っている次第です。
OPの坂本真綾さんの歌が素晴らしいのはいわずもがなですが、
EDにメイズを持ってきた上に楽器まで揃えてる辺り原作リスペクトで素晴らしいじゃないですか。
あと、エビちゃんが可愛い。(←重要

そしてアニメに負けずに原作も快調に面白いのです。
今回は後書きで石黒正数先生が語っておられるように「歩鳥が通用しない」話が多いです。
「サインはB!」では歩鳥がウルトラCな解決策を見せる訳でもなく、
結局は紺先輩が自力で何とかする時に傍に居てあげただけだったし、
「さよなら麺類」に至っては歩鳥一人の力では何も出来ない切なさがありながら、
それでも日々は続いていく世知辛さとまだ終わらない希望を同時に見せてくれ、
何とも絶妙な読後感を与えてくれます。

その「さよなら麺類」で如実でしたが、歩鳥って商店街で大切にされてるんですよね。
いつもは憎まれ口を叩く三馬鹿オヤジどもにもしっかりと愛されてるのがよく判ります。
また、「踊る大捜査網」では他の商店街の店主たちも出てくるんですけど全員歩鳥と顔なじみ。
ばーちゃんの世代では孫のように可愛がられ、親の世代ではみんなの子供のように大事にされてて、
下町の村社会的日本人の良さというのが滲み出ていて凄く好きです。

それと毎度の如く伏線が多い本作ですが勿論8巻でも多いです。
タケルとユキコ回の「KAPPA QUEST」でユキコが虫除けスプレーを掛ける所は、
4巻「嵐山財宝調査隊」でタケルが歩鳥に虫除けスプレーを掛けるのと全く同じなんですよね。

この仕込みは姉弟で受け継がれてきたものだったんですよ…!

私が結構好きな「大怪獣 尾谷校に現わる」の映研の話で出てくる鈴木も、
2巻「出張メイドサービス」でPC関連に強そうなキャラとして出てきてますからね。

当時から映研としての設定があったとしたら本当に大したモンだと思います。
しかしこの回の歩鳥は探偵志望らしく鋭いけど、自分が絡む恋模様には鈍感ですよね。
そこがまた歩鳥らしくて良いんですけど…
真田も大変な相手に恋しちゃったもんだよなぁ…
頑張れ、真田エロ章。

:: 2010/11/30 火曜日::

■[漫画]終わる物語と続いていく物語「惑星のさみだれ」10巻

惑星のさみだれ 10 (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:水上 悟志
出版社:少年画報社( 2010-11-30 )
コミック ( ページ )
作者サイト:続・みずかみ小屋
作者twitter:水上悟志 (nekogaeru) on Twitter

面白かった…

感想はもうこの一言に尽きます。
多くを語ることが野暮になるくらい、シンプルに面白い。
頭で考えるよりも前に心で面白いと感じてしまう―。
そんな素晴らしい名作中の名作でした。

アニマとアニムスの物語は9巻で終わり、
ラストを飾るのは惑星を砕く者、朝日奈さみだれの物語。
自分でも止められないさみだれの想いを、
獣の騎士団みんなの願いを受けた夕日が受け止める瞬間は、
何度読んでも心が震えてしまいます。

さり気ない伏線が多いので何度読んでも面白いんですよね。
作品のタイトルが最後を飾る伏線だったと知った時には感動すらおぼえました。

エピローグもたっぷり取ってあり、
瞼の内側から熱いモノがこみ上げてくるノイたちとの別れだけでなく、
物語が終わってから10年後、最終決戦前日に呼び出された夕日から語られる、
10年後のみんなのことは本当に感慨深かったです。

「少年から大人になるってのはこういう事だ!!」

そう帯に書いてある通り、東雲半月という大人の背中を見て成長し、
茜太陽という子供に見られることで大人になっていく物語でもありました。

ラストを締めくくるカラーページは本当に素晴らしく、ただただ最高で…
「惑星のさみだれ」を読んでいて本当に良かったと思います。
全10巻という長さで一切の中だるみもなく、全てが読み所でした。
水上悟志先生、こんな面白い漫画を描いてくれて本当にありがとうございました。
文句なしに私の中で殿堂入りの作品です。

:: 2010/11/29 月曜日::

■[漫画]女の子、総天然色!「ヘブンズゲイト GOLD」

ヘブンズゲイト GOLD (GUM COMICS)
著者/訳者:門井 亜矢
出版社:ワニブックス( 2010-11-25 )
コミック ( ページ )

SFだったり、ホラーだったり、ファンタジーだったり、日常だったり。
そんな色々なシチュエーションの中、あくまで明るく楽しく、
たまにちょっぴり切ない失恋も織り交ぜながら女の子たちを可愛く、
そして何より魅力的に描いていた「ヘブンズゲイト」もこれで最終巻になります。

コミックガムの巻末フルカラー4ページ連載だったので、
刊行も遅く、何よりお値段が高めですが好きな作品なんですよね。
短い中にも物語があるだけでなく賑やかさもあり、何より面白さが溢れていて、
読んでいると気分が凄く晴れやかになるんですよ。

中でも私が一番好きなエピソードは年の差カップルと携帯のお話。
7歳下の彼氏を持ち、気にしないようにしてるけど気になる年の差。
とっさに携帯を隠す彼氏を見て浮気かも…、と不安になって思わず泣き出しちゃうんだけど、
彼氏の携帯の待ち受けが実は…、という内容でして。
年上だろうと何だろうと、普通に恋している女の子は可愛いというお話なんですよね。
でもそこが良いんだなぁ。

好きな作品だっただけに終わるのは残念で仕方ありませんが、
ラストの終わり方も晴れやかで綺麗に終わったし、
個人的には納得の完結巻でした。
ちょっとお高いですし、本屋でも見付かりにくいかも知れませんが、
是非読んで欲しい作品です。

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