その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2010/9/29 水曜日::

■[漫画]君は繋がった?「ふおんコネクト!」4巻

ふおんコネクト! (4) (まんがタイムKRコミックス)
著者/訳者:ざら
出版社:芳文社( 2010-09-27 )
コミック ( 120 ページ )
作者サイト:コランダム
作者twitter:zarabu (zarabu01) on Twitter

同日発売の「けいおん!」4巻の陰に隠れちゃったけど、
「ふおんコネクト!」も主人公の交流たちの卒業を機に4巻で最終回を迎えました。
最後まで手を抜かない、印刷精度限界に挑むかの如くネタを仕込みようで、
さすがは「ふおんコネクト!」だなぁ、と感心させられました。
懲りすぎて後書きがカバー下に移動したのには笑ったけど。(笑

卒業ということでしんみりするかと言えばそれほどでもなく、
ふおんや夕ちゃんのせいで最後までドタバタしたギャグを見せられ、
飽きることなく楽しませてくれる展開でしたよ。

特に好きだったのは交流が裏からみんなの進学先の手を回したトコですね。
面と向かって「折角仲良くなったんだから一緒の大学に行きたい」と言えない交流がいじらしい。
また、手を回してもその通りに動いてくれるとは限らない友人たちに、
交流も何かしら得るモノがあったんじゃないかなー、と思えて良かったです。

後、通果と交流の相部屋のお話。
いつもクールな表情の交流だけど、妹の通果をホントに可愛がってるんだなー
と今更ながらに実感しましたね。
それとペンギン交流可愛い。(笑

しばらくは現在持ってる他の連載のペースを上げて完結に持って行ってから、
次回作に入る予定みたいですけど、早めのお戻りに期待したい所ですね。
そして次回作こそアニメ化して親戚ご両親一同に漫画家であることをカミングアウトして欲しいです。(笑

:: 2010/9/28 火曜日::

■[漫画]相変わらず眼鏡率が高い「すきなひと」

すきなひと 1
著者/訳者:日坂 水柯
出版社:白泉社( 2010-08-31 )
コミック ( ページ )
作者サイト:日坂水柯(ヒサカミカ)日々ヲ記ス
作者twitter:日坂水柯 (hisaka_mika) on Twitter

表題作になっている3話構成の「すきなひと」を含む、
中編と短編で構成された作品集がこの「すきなひと」です。
日坂水柯さんと言えば眼鏡の女の子が印象的ですが、
今回もやはりというか何というか眼鏡っ娘が出まくりで、
やっぱり眼鏡っ娘が好きなんだなぁ、と感じ入りました。

この作品は基本的に白泉社の楽園と楽園web増刊掲載なので、
一応全部読んでいる話なんですけど、やはり単行本一冊に纏まるとまた違った趣がありますね。
具体的に言うと単行本の表紙なんですが、
カバーを捲ると下着姿というのが何ともエロチックで良いというか、
でも裏表紙までそうしなくてもと思わなくもないというか…(笑

私は「すきなひと」と「まなざしを気にして」がお気に入りかな。
「すきなひと」の学生時代から気になってた相手が離婚して近所に住んで、
友達なんだけどセックスして、それが常態化するというぐだぐだ具合が何とも言えない気持ちに…
あと、姉のおっぱいを毎晩吸う妹って何か良いよね!(笑

「まなざしを気にして」は今は亡きコミックエール掲載作なんですが、
何はともあれまずはちゃんとコミックスに収録されて良かったなぁ、と。
一応エールは個人的に電子書籍化してるので読むことは出来てたんですが、
やはり一冊の単行本になってこそってのはありますしね。
お話としては割りとオーソドックスなんだけど眼鏡を絡めるあたりは流石だと思いました。(笑

:: 2010/9/27 月曜日::

■[漫画]私たちはいつまでも…、いつまでも放課後です!「けいおん!」4巻

けいおん! (4) (まんがタイムKRコミックス)
著者/訳者:かきふらい
出版社:芳文社( 2010-09-27 )
コミック ( 120 ページ )
作者サイト:海の幸定食

ついに終わっちゃったなぁ…
叶うことなら、いつまでもけいおん!の雰囲気に触れていたかったけど、
終わりがあるからこその面白さもある訳で…
本誌で最終回を読んだ時も涙腺が刺激されまくりだったけど、
1冊通して読むと見事に涙腺が決壊しちゃいましたよ。
ホント良い作品でした…

アニメの面白さが先行してしまいがちですが、原作も本当に面白いんですよね。
映像化されたエピソードは勿論のこと、そうでないエピソードも素晴らしく、
特に巻頭描き下ろしカラーなんてその最たるモノ。
特に髪の毛を弄られておもちゃにされるりっちゃんが可愛くて、
しかもそれで照れちゃうりっちゃんが相乗効果でテラ可愛いのです。

アニメしか知らない人は勿体ないと思うのが受験までのエピソード群で、
中でも唯が和ちゃんと一緒に勉強する話が個人的に凄くお気に入りなんですよね。
幼馴染みの和ちゃんだからこそ判る唯の変わらない所と成長した所が描かれている上に、
普段は落ち着いている憂が地を出して和ちゃんに抱きつんですよ! もう! 超好き!
平沢姉妹と和ちゃんという組み合わせは素晴らしいと思うんですよねー

そしてもう一つの幼馴染みである澪と律で見逃せないのがりっちゃん彼氏疑惑回!
もうねー、これは本誌で出た時はホント食い入るように読み耽っちゃいましたよ!
おでこに凸マーク書かれながらも照れたりっちゃんの可愛さとか、
りっちゃんに彼氏が出来たと思い込んで右往左往する澪の愛らしさとか超最高!
正直この回は番外編なりOVAなりで映像化して欲しいんですよねー
うーん、無理なのかなー?

そういったキャラクター萌えだけでなく、4コマ漫画としてのテンポも好きで、
飽きがこない適度な起伏さが読んでいて気持ちいいんですよね。
特に平沢家ご両親が3年目にして登場した時の4コマ目は凄く良かったです。

放課後ティータイムは5人が居てこその面白さだったと思うし、
そういった意味では人気があるのにここで綺麗に終了したのは英断だったと思います。
あずまんが大王もそうでしたが、寂しいけどだからこその良さってのもありますよね。
正直ラストのあずにゃんの号泣には感極まって一緒に泣いちゃいましたけど、
それも良い経験、良き思い出として心の糧にしていきたいです。

かきふらいさん、本当にお疲れ様でした!
そして素晴らしい作品をありがとうございました!
すっごく面白かったです!!!

:: 2010/9/26 日曜日::

■[漫画]科学とは何か。それはこの本に載ってないことさ…「空想科学X」Lesson3

空想科学X Lesson3 (電撃コミックス EX 108-3 THE NONSENSE OF WO)
著者/訳者:saxyun
出版社:アスキー・メディアワークス( 2010-09-27 )
コミック ( ページ )
作者サイト:かたまでつかれ
作者twitter:saxyun (saxyun) on Twitter

saxyunさんの漫画の魅力を具体的に文字だけで表現するのは難行というか不可能なのです。
かつてピカソが「単一焦点による遠近法」を放棄してキュビスムを生み出したように、
この作品の抽象的な面白さを文字というメディアで伝達するには、
かつてない数学的、科学的なアプローチが必要になるに違いないのです。

すんません、今適当言いました。
という訳で内容があるはずもなく、すばらしく適当なストーリー
というかストーリー性なんざ皆無のシュールそうでシュールでない少しシュールな4コマ。
それが空想科学Xなのであります。

時系列や前回のオチなんか知った事じゃない。
オチがあるようでないような、時には枠外に飛び出すオチな4コマ。
果たして漫画とは何なのか、萌えとは何なのか。
そんな哲学的な命題が見えてきそうで見えてこない少し哲学的でない4コマなのです。

と、適当な感想とも紹介ともつかぬ文をこねくり回してきた訳ですが、
一つ言えることは巻末に載ってた若かりし頃のコトちゃんの話の掲載誌である、
電撃黒マ王が本誌であるマ王と合併して無くなっちゃったという事実です。
さぁどうなるどうなるー
どうにかなるー?

まぁ、そこら辺も適当にゆるゆると見ていけば良いのではないでしょうか。
何事も適当に自堕落に生きてれば何とかなると良いんじゃないかなー?

:: 2010/9/25 土曜日::

■[漫画]求められる覚悟「FORTUNE ARTERIAL」4巻

FORTUNE ARTERIAL (4) (角川コミックス・エース 135-13)
著者/訳者:児玉 樹
出版社:角川書店(角川グループパブリッシング)( 2010-09-25 )
コミック ( ページ )
作者サイト:きつねのてぶくろ

孝平の心からの言葉で人間を信じてみようと決心した瑛里華が、
陽菜に施したのは記憶の封印ではなく、全く逆の記憶の封印の解除。
封じられていた記憶を思い出したことにより、
陽菜だけじゃなく、瑛里華も一歩前進して孝平も一安心だけど…

吸血鬼と人間が織り成す複雑な人間関係は更に複雑になってきて、
眷属だったことが判った推定250歳の紅瀬さんの主が瑛里華たちの母親の伽耶だったり、
その伽耶さんがロリな見た目とは裏腹に根本的な女王様体質で、
中々にこの先大変そうで…

自分が何故こんなに瑛里華に対して色々と心を配ってしまうのか、
自分の中の恋心を自覚しちゃった孝平で恋模様もまた動きそうです。
ですが、相手の瑛里華がまだ吸血鬼としての懊悩を抱えていて、
それでも真摯な孝平に応えるように少しずつ前向きになっていくのはほっとしますね。

いやしかし児玉樹さんの手によるエロゲコミカライズはやはり良いですね。
綺麗に整った絵柄といい、安定した面白さがあって安心します。
続刊も早めに出るみたいだし5巻以降にも期待です。

:: 2010/9/24 金曜日::

■[漫画]天然お姉さん登場!「EIGHTH」3巻

EIGHTH(3) (ガンガンコミックスJOKER)
著者/訳者:河内 和泉
出版社:スクウェア・エニックス( 2010-09-22 )
コミック ( ページ )
作者サイト:お知らせなどなど – Yahoo!ブログ
作者twitter:河内和泉 (k_izumi99) on Twitter

早くも3巻ということでダブルヒロインが表紙ですが、
ツンデレなヒカルが色々な意味で大変な3巻になっております。
大人な真理さんに翻弄されたと思ったらツンデレなヒカルの相手になって、
更に天然お姉さんのお守りを任されるナオヤが一番大変かも知れませんが…(笑

いやー、ヒカルってば可愛いですね。
ファザコンだったヒカルが初めての無自覚な恋心で訳判らなくなって、
癇癪起こしまくりで、自分でもそれが判ってるんだけど、
それがナオヤへの恋心に起因する嫉妬やその他諸々から引き起こされるのが判らず、
パニクっちゃってるのが何とも微笑ましく可愛いです。

しかし事態はそんなヒカルを待ってくれない緊急事態へ。
改変インフルエンザウイルス盗難騒ぎに端を発したトラブルは、
セルシアを探す一派の犯行が明らかになって、
何も知らないCDCの天然お姉さんのトリニティを巻き込んで、
更にナオヤが巻き込まれてバイオハザード一歩手前の状況に…!
矢継ぎ早に事態が動いて色んな事を知る羽目になって、
落ち着いて考えることもできないヒカルってば可哀想です。

いやー、それはそれとして巻末の4コマが…(笑
ドトールでファンに作者だと看破されてサインするとか凄いなー
私も即売会で作者にたまたま会うってのは今まで何度かありましたけど、
近所の喫茶店で見かけるなんて聞いたことすらないですよ。
うーん、事実は小説より奇なりとはホントですね…(笑

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