その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2010/3/14 日曜日::

■[漫画]このお父さん…良いね「響子と父さん」

響子と父さん (リュウコミックス)
著者/訳者:石黒 正数
出版社:徳間書店( 2010-03-13 )
定価:¥ 620
Amazon価格:¥ 620
コミック ( ページ )
ISBN-10 : 4199501673
ISBN-13 : 9784199501678
作者サイト:おかんの家4

イラストレーターの娘と定年退職した父、そして旅行好きの母と行方不明の末娘。
そんな何処にでも居そうな普通な家族の岩崎家の日常を描いただけの作品なんですが、
石黒正数さんが描くことで絶妙な雰囲気を醸し出して、
他に類を見ない面白い作品へと仕上がってしまうのが不思議です。

実家の隣のマンションで暮らしているイラストレーターの響子さんが、
暴れん坊将軍に影響されて自宅の庭で模造刀を振り回すようなフリーダムな父を相手に、
一緒にデパート行ったり、妹との思い出を語ったり、結婚の挨拶をしたり、
言葉にすれば普通すぎる日常なんだけど、言葉に出来ない面白さを作り出しているんですよね。
これは是非読んで感じて欲しい面白さです。

石黒正数さんはそういった独特の雰囲気の確かな面白さを演出する技量もそうですが、
そういった面白さに直接絡んでくる訳じゃないけど、気付くとほくそ笑んじゃう伏線も仕込む人なんですよね。
一番大きなのは失踪している妹が前作「ネムルバカ」の鯨井ルカその人であること。
他にも細かいものだと響子が寝惚けて描いた「ニャントロ」が後に正式な作品になってたり、
響子が髪を上げたら額に傷痕があったり、切手のシーンの手紙の送り主が回想シーンの人と同一人物だったり、
その他にも諸々の伏線があって探すのが結構楽しかったりします。

しかし独特の価値観を持つ父に大層振り回されている響子さんには申し訳ないですが、
個人的にはこのお父さんにはちょっと憧れてたりします。
娘が結婚相手を連れてきた時の動揺とかも含めて、こういった父になりたいと思ってしまいますね。
私も定年後に「俺が幸せでないワケないだろ!!」と言い放てるようになりたいです。
うーん、その為にはまず筋トレとジョギングでしょうか…?(笑

:: 2010/3/13 土曜日::

■[漫画]十人十おひとり様「おひとり様物語」2巻

おひとり様物語(2) (ワイドKC)
著者/訳者:谷川 史子
出版社:講談社( 2010-03-12 )
定価:¥ 700
Amazon価格:¥ 700
コミック ( 146 ページ )
ISBN-10 : 4063376850
ISBN-13 : 9784063376852

谷川史子さんの新刊はKissで隔月連載している「おひとり様物語」2巻
1巻に引き続き、10代から30代までの幅広いおひとり様の、
それぞれの楽しさ、それぞれの切なさ、それぞれの寂しさ、
そういった十人十色のおひとり様スタイルが綴られています。

1巻から引き続き登場する人たちも居て、
個人的には漫画家の桃井さん再登場が嬉しかったなー
修羅場中に迷惑メールが来てもむしろハイテンションになったりとか、
陰ながら支えてくれるマツノに抱いた気持ちだったりとか、
言葉にしにくいんだけど全部ひっくるめて何か好きです。

勿論新しい人たちも出てきて、様々なおひとり様があります。
一番共感を覚えたのが大学一年になって一人暮らしを始めたばかりの杉下さん。
一人暮らしを始めたばかりに病気になった時に押し寄せてくる不安だとか、
家族一緒に寝てる時に感じる安心感とかそういった諸々が懐かしく、
そしてどこか暖かくて良かったなぁ。

おひとり様が寂しかったり、おひとり様が楽しかったり、
色んなおひとり様が居て、興味深く、また面白かったです。
男女の違いこそあれ私も一人暮らしが10年以上続いてるので、
色々と身につまされたりありましたが面白かったですねー
女性誌ですけど男性でも楽しめる内容だと思いますので是非。

:: 2010/3/12 金曜日::

■[漫画]加奈子のツンデレが可愛すぎて生きてるのが辛い「にゃんこい!」5巻

にゃんこい! 5 (フレックスコミックス)
著者/訳者:藤原 里
出版社:ソフトバンククリエイティブ( 2010-03-15 )
定価:¥ 588
Amazon価格:¥ 588
コミック ( 160 ページ )
ISBN-10 : 479735898X
ISBN-13 : 9784797358988
公式サイト:Yahoo!コミック

ナギー先輩が表紙で実際ナギー先輩メインの話があるし、
先輩が可愛かったりするんだけど、やはり5巻のヒロインは加奈子なんだと思う訳です。
ツンデレで幼なじみという属性を持つ加奈子の魅力がビシバシと伝わってくる、
そんな5巻なのです!

普段みんなの前ではツンツンで、夏祭りで集まった時も水野に見惚れる潤平にツンツン。
でも朱莉の策略で二人きりになったら赤面してドキドキしちゃってて可愛いのです。
ちょっとアクシデントがあって二人が物理的にくっつけば気持ちは止まらなくて、
ついつい離れたくなくて抱きついちゃうのです!
もう! 加奈子ったら可愛すぎるんだから!

でもねー、そんな加奈子も生来の気質がツンデレというのもあるんだけど、
親友の水野を思って一歩引こうとしているのがまた切なくて可愛いんですよ…
しかし個人的にはもっと我を出して水野と潤平を取り合えば良いと思うのですよ!
そして思いっきり潤平を困らせると良い…!(笑

ちなみにナギー先輩ですが女の子らしい格好すれば普通に可愛いですよね…
ウィッグ付けて眼鏡も掛けたら完全に別人の美人がそこに居る、というか…
カバー下のバニー衣装も良いですねー
少々物足りない胸も手の平サイズでこれはこれで有りなんじゃないかな! と。
アニメは終わっちゃったけど漫画のこれからの展開にも期待です。

:: 2010/3/11 木曜日::

■[漫画]浅野りん先生の新作は京都が舞台!「京洛れぎおん」1巻

京洛れぎおん(1) (ブレイドコミックス)
著者/訳者:浅野りん
出版社:マッグガーデン( 2010-03-10 )
定価:¥ 600
Amazon価格:¥ 600
コミック ( ページ )
ISBN-10 : 4861277124
ISBN-13 : 9784861277122
作者サイト:浅野ん家

浅野りん先生の新連載は小学生の女の子と高校生の少年の二人の組み合わせで、
初の長期連載作品「CHOKOビースト!!」を彷彿とさせるものがあります。
今度の作品の舞台は京都市内となっており個人的に知ってる場所も多く、
特に出町柳のあたりは弟が住んでたこともあって何度か訪れていることもあり、
何となく感慨深いものがあります。

高校受験の為に綾部(京都府北部)から京都市内にやってきた神足鉄汰が遭遇したのは、
半透明のスライム状のよく判らない化け物が受験票やらゴミやらを吸い込む事件!
ただ化け物が消えたら人々の記憶からは化け物が消えているのに、
鉄汰からはその記憶が消えず、それで適性アリと判断されて化け物退治の一員になることに。

基本的にいつもの浅野りん先生らしい日常コメディとのんびり非日常のハイブリッド作品で、
関西系らしいハイテンションなボケとツッコミが交わされて初っ端から面白いです。
1巻の時点で仲間の少年少女が出てきたりライバルっぽい人たちも出てくるし、
何より相方の小学生がツンデレだったりとツボを押さえた展開です。

今後の展開も気になる所なのですが、やはり何と言っても注目すべきは…
PSPのMHP2Gにハマってしまった浅野りん先生の今後でしょう!(ぉ
いやー、モンハンはハマってしまいますよね、ええ。
でも未だにG級になってないというのは遅すぎな気がしないでもないです。
私は勲章をコンプリートしてから久しく遠ざかってますけど、
新作が出たらまたプレイするんだろうなぁ。(笑

■[漫画]ハクロウはツンデレ「パンゲア・エゼル」6巻

パンゲア・エゼル(6) (ブレイドコミックス)
著者/訳者:浅野りん
出版社:マッグガーデン( 2010-03-10 )
定価:¥ 600
Amazon価格:¥ 600
コミック ( ページ )
ISBN-10 : 4861277159
ISBN-13 : 9784861277153
作者サイト:浅野ん家

久しぶりの「パンゲア・エゼル」ですが表紙がハクロウだとか、
本編で物語の核心に触れてきたとか、
裏表紙のカバー下のツンデレハクロウだとか注目すべき所は多々ありますが、
一番驚いたのは作者コメントでしょう。

浅野りん先生、結婚なさったんですね…

いや、デビュー19年だからむしろしてないとヤヴァ(省略されました

で、本編ですが相変わらずゆったり進行で、
基本的にはシリアスで、コメディはたまに入る程度です。
特に今回は反目する二つの勢力、
即ちカルパ=タルーの種を守る一族の末裔であるルクレイムと、
カルパ=タルーの杖を守る一族である山村の衝突という事態が起こるだけに、
人と人だったものが多く死ぬことに。

主人公であるライセが割と蚊帳の外な状態なのは相変わらずで、
今回はむしろ表紙にもなっているようにハクロウが主ですね。
見た目も性格も悪役だし、過去のライセに関わるアレコレから見ても、
立派な悪役なんだけど何となく憎くはない不思議な男ですが、
特に裏表紙のカバー下を見てからはその思いが一層強くなった気がします。(笑

かなりスローペースな連載なので完結するまではもうしばらく掛かると思いますが、
のんびりと追いかけていこうと思います。

:: 2010/3/10 水曜日::

■[漫画]天然の男キラー・あきらくんの葛藤「僕と彼女の×××」7巻

僕と彼女のXXX(7) (ブレイドコミックス)
著者/訳者:森永あい
出版社:マッグガーデン( 2010-03-10 )
定価:¥ 600
Amazon価格:¥ 600
コミック ( ページ )
ISBN-10 : 4861277183
ISBN-13 : 9784861277184

精神交換系TS作品の傑作の一つである「僕と彼女の×××」ですが、
今年も奇跡的に1年単位での発行となった次第ですが、
図らずも森永あい最長作品となってしまいました。
まぁ、私も森永あい作品ではこの作品が一番好きなので結果オーライなのですが、
作者的には良いのかちょっと心配だったりします。(笑

スコップこと菜々子パパの来訪で急遽修理されることになった精神入れ替え装置。
お陰で上機嫌な上に生来の気だての良さで菜々子パパを歓待するあきらですが、
お陰で菜々子パパが超絶美少女且つ親孝行なあきらにフニャフニャになって陥落してしまい、
遂には二人の精神の現状維持を提唱し、更にはあきらに言い寄る千本木を追っ払うという、
娘ラブ(ただし娘の中身はあきら)になるという体たらく!
あの厳格な菜々子パパをたらし込むとか、やはりあきらくん@菜々子ボディは凄い萌え力を持っていますよ。

そして判っていたことだけどあきらくんが凄く可愛い。
擬似的に親孝行している姿は「こんな娘欲しい」と父性愛に目覚めてしまいそうだし、
そのせいで千本木とこっ恥ずかしいラブい雰囲気になってたらムカムカするという、
今回は完璧にお父さん視点で眺めてニヤニヤしてしまいました。
いや、ホントこのままずっと菜々子ボディに居れば良いのに。
ただし千本木にはやらん! ずっとお父さんと幸せに暮らすんだ!(ぉ

それにしても今度こそ次巻で終わりになると明言されていますが、
一体どのような終わり方になるのか想像も付きませんね。
森永あい作品のことだから明確なハッピーエンドになるとは思えないし、
楽しみなような不安なような、でも読みたい気持ち満々です。
発行まで1年半ですが気長に待つことにします…

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