その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2009/10/24 土曜日::

■[漫画]真面目におっぱい時代劇なつまりは馬鹿漫画「魔乳秘剣帖」4巻

魔乳秘剣帖 (4) (TECHGIAN STYLE)
著者/訳者:山田 秀樹
出版社:エンターブレイン( 2009-10-24 )
定価:¥ 714
Amazon価格:¥ 714
コミック ( ページ )
ISBN-10 : 4047260983
ISBN-13 : 9784047260986
作者サイト:こんちき堂/こんちきblog

本当の時代劇の如く、どこかテンプレ的安心感がある「魔乳秘剣帖」
今日も今日とて乳こそこの世の理な世の中に物申すとばかりに、
魔乳千房がよく考えずにゴーイングマイウェイです。

今回は時代劇の定番とも言える水戸のご老公が出てきたのですが、
これがまた困った人で、権力を笠に着て町娘の乳を揉みまくり。
町民に慕われる同心の鈴木が無理難題を言われて困っていた所に、
先の副将軍だろうとお構いなしに印籠を切るわ、足蹴にするわと、
千房の傍若無人っぷりには惚れ惚れとしますね。(笑

そんな定番ネタもあったかと思ったら、
海辺の町で無銭飲食した為に働いて返そうと思ったら、
海女の仕事の邪魔をする大蛸が現れたので村人と一緒に大蛸退治したりと、
波瀾万丈大爆笑な展開が続いたりとホント面白いです。

巻末では千房の姉と兄が主役という展開ですが、
桜花も絡んできてラブでコメも入ってきて楽しいんですよね。
しかしラストは千房が与する一揆の討伐という不穏な動きが…
うーん、そろそろクライマックス展開ですかねー
果たしてどんな展開になるのかな…

:: 2009/10/23 金曜日::

■[漫画]ちょっぴり変で結構楽しい、片想いの輪!「わ!」1巻

わ! 1 (ガンガンコミックスONLINE)
著者/訳者:小島 あきら
出版社:スクウェア・エニックス( 2009-10-22 )
定価:¥ 500
Amazon価格:¥ 500
コミック ( ページ )
ISBN-10 : 4757527004
ISBN-13 : 9784757527003
作者サイト:BEAT:A-K

小島あきら先生の復帰作が2作品同時発売となりましたが、
取りあえずはガンガンONLINEで発表された「わ!」のご紹介。
Web雑誌ということで紙媒体と違うことを加味したのか、
いつものストーリー形式とはちょっと違って、
1ページを使った4コマ作品の連作となっています。

物語は高天原学園を舞台にした少年少女の片想いの連鎖を描いており、
裏表紙を見れば判るように登場する男女それぞれが片想いが連なり、
輪になっているというのがポイントです。
…実は連載当初、何故「わ!」というタイトルなのか判らなかったのは秘密です。

片想いがテーマとはいえ、そんなに悲壮感や切なさがある訳ではなく、
あくまで小島あきら先生らしい、可愛らしく、それでいてコメディタッチで、
読んでいるとクスッと笑える面白さが散りばめられています。
特に「ザンギュラー!」のトコは意味不明だったけど、
何とも小島あきら先生らしくて笑っちゃいました。(笑

現在ガンガンJOKER連載の「まなびや」でお忙しいみたいで、
こちらの「わ!」の方はガンガンONLINEでの連載が止まっている状態ですが、
いつか続きが読めたらなぁ、と思います。
体調を崩されている噂もあるみたいですが、
昔から好きな作家さんですので是非元気になって欲しいです。

:: 2009/10/22 木曜日::

■[漫画]田丸汁詩が本編「レイモンド」3巻

レイモンド (3) (ドラゴンコミックス 56-7)
著者/訳者:田丸 浩史
出版社:富士見書房( 2009-10-23 )
定価:¥ 1,008
Amazon価格:¥ 1,008
コミック ( ページ )
ISBN-10 : 4049262673
ISBN-13 : 9784049262674

大変バカで笑えて楽しい田丸浩史先生の漫画ですが、
悲しいかな、この作品も短命に終わることに。
とはいえ、未来の世界からタイムマシンで机の引き出しからやってきたという、
何とも危険なネタで4年も続いたし頑張った方なのかなー、と。

で、まぁ、漫画はどちらかというとオマケな感じで、
田丸先生と旧知の担当Tさんとのエッセイという名の馬鹿話である、
田丸汁詩がむしろ本編といった風情でして、
実際の所、これのお陰で読書時間が延びてしまいました。
まぁ、面白いから良いんですけど!

「最近のヒロシ」が好きだった人ならハマること間違いなしで、
割と危険なネタもサクっと載ってたり、
嘘から出た誠的なネタもあったりで面白かったですね。
「おもちゃのさいとう」のさいとうさんが本当に絵が上手かったり、
ジョニーの消息が微妙に判ったりで楽しかったです。

漫画の方ですか、うんことかエロ本とかおっぱいとか、
何というか小学生すぎるネタのオンパレードで、
ある意味少年誌らしかったけど、田丸先生以外描けない少年誌らしさでした。
ラストもいつも通りの感じで終わったけど、この作品はこれで良かったんじゃないかな。

でも田丸汁詩的な作品はやって欲しいかなー
出版社跨いだフェアやってるくらいだから、アフタヌーンで適当に続いてくれないかなー

:: 2009/10/21 水曜日::

■[漫画]何だかとってもダメな覇王巣の人たち「オニデレ」5巻

オニデレ 5 (少年サンデーコミックス)
著者/訳者:クリスタルな 洋介
出版社:小学館( 2009-10-16 )
定価:¥ 420
Amazon価格:¥ 420
コミック ( 192 ページ )
ISBN-10 : 4091217893
ISBN-13 : 9784091217899

恋人として付き合い始めてからのラブラブな日常が楽しいと、
「ラブプラス」が大変な人気ですが、恋人同士のイチャイチャを堪能する、
という意味ではこの「オニデレ」の方が先であるように思えます。
時代の先を行く男、クリスタルな洋介。

んで今回は正とサヤを陰ながら支えるモモが活躍。
鬼頭衆の一人であるモモが実は覇王巣の一人であり、
義理と人情の板挟みとなる話なんですが、
サヤたちのリアクションが何ともステキで心温まりましたね。

そしてモモにそんな仕打ちをさせた覇王巣ですが、
これまた意外とアレな集団で爆笑というか。
異性が苦手な三人による男女共学廃止が目標とか、
発想もバカな上に手段もバカという最高級にバカっぷり。
あぁ、やっぱりこの漫画の基本はギャグなんだなぁ。

ちなみに今回はモモの離反未遂事件の余波で、
サヤさんがショートカットになったんだけど、
これはこれで可愛らしくてステキでしたね。
最後の方で元に戻ったのがちょっと残念だったりも。
うーん、意外とロングに戻せという要望が多かったのかなぁ。
まぁ、私も個人的には女の子の長い髪にはドキリとしちゃう派なのですが。(笑

:: 2009/10/20 火曜日::

■[漫画]ビート・ガブリエルが丸々主役の「PEACE MAKER」4巻

PEACE MAKER 4 (ヤングジャンプコミックス)
著者/訳者:皆川 亮二
出版社:集英社( 2009-10-19 )
定価:¥ 630
Amazon価格:¥ 630
コミック ( 234 ページ )
ISBN-10 : 4088777492
ISBN-13 : 9784088777498

大闘技都市での一件が終わり、マウントタルカスに向かったホープ一行。
久しぶりの休息を満喫しているホープたちに忍び寄る”深紅の処刑人”
マウントタルカスでのチャンプを目指すビートと因縁を持つ相手ということで、
今回のエピソードの主人公はビートになっています。

あのコニー・レヴィンでさえも敗走せざるを得なかった「死の魔術師」ピーター・エンフィールド
盲目のガンマンである彼が使う技は現代風に言い直すとBC兵器に近く、
そういった意味では化学者にして凄腕のガンマンという破格の人間なんですよね。
能力的にもクリムゾンが信頼していたというのも判ります。

そんなピーターと、今は亡き故郷の因縁で対決することになったビート。
決闘の前には動揺することがあったけど、
ライバルであるホープを意識することで銃士としての矜持を持ち直し、
見事勝利を掴み、銃士として更に一皮剥けて成長して格好良かったです。
高い目標に向かって、業を背負ってしっかりと進んでいく姿は男として憧れるものがありますよね。

で、本来の主人公のホープですが、最後の最後で見せ場があったのは流石でしたね。
作品のタイトルと繋がる想いと、美味しいトコを持って行くのは主人公らしくて、
ちゃんと活躍できる機会を作って描ききるのは流石は皆川亮二さんだな、と感心しました。
でも次巻でもしばらくはビートのターンな気がする…(笑

あ、それとコニー・レヴィンですが前回と違ってちょっとコミカル要員になってて面白かったですね。
それにしてもカイルって結構器がデカイよなぁ…
良い奴だぜ。

:: 2009/10/19 月曜日::

■[漫画]奴は、マスケットで俺たちを狩りに来た!「BLACK LAGOON」9巻

ブラック・ラグーン 9 (サンデーGXコミックス)
著者/訳者:広江 礼威
出版社:小学館( 2009-10-19 )
定価:¥ 620
Amazon価格:¥ 620
コミック ( 256 ページ )
ISBN-10 : 4091571891
ISBN-13 : 9784091571892
作者サイト:VIOLENT DOGS DIVISION

当主の仇であるNSA指揮下の特殊部隊を追う殺戮機械と化したロベルタ編も遂に完結。
雑誌掲載時から大幅に加筆された結末が収録されているので、
サンデーGXを読んでいる人も読むべき、というかむしろ読んでいる人こそ読んで欲しい。
そんな完結編です。

今回の主役はロアナプラという街そのもの、と言って良いような気がします。
ホテル・モスクワ、三合会、ラグーン商会といった魑魅魍魎を内包する、
悪徳の街、ロアナプラという手のひらの上でロベルタやキャクストン少佐が踊らされ、
命を天秤に乗せたゲームに参加させられているように思えます。

しかし、そんな賭のコマとも言うべき人たちだからこそなのか魅力的で、
特にまだまだ坊ちゃん然とした甘さが見えたガルシアくんの成長が著しく、
ロックが提案した無謀な賭けに自らの命を預け、ロベルタを取り戻した姿は崇高でした。
茨の道という名のハッピーエンドで、これからの人生は平穏とは真逆でしょうが、
それでも彼なら折れず、高潔に生きてくれそうな気がします。

しかしロックは本当にロアナプラに染まった感がしますね。
本人にその自覚がないのが致命的ですが、どうしようもない程に。
まだ自覚があるなら救いがあるんですけど、善意だと信じてるのが末恐ろしいですね。
彼の行き着く先が心配になってきます。

次回からは新章だけど、どうなるんでしょうか。
変わってしまったロックにフォーカスが移るのかな。

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