その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2009/5/16 土曜日::

■[漫画]バグキャラ参戦でネギ猛特訓!「魔法先生ネギま!」26巻

魔法先生ネギま! 26 (26) (少年マガジンコミックス)
著者/訳者:赤松 健
出版社:講談社( 2009-05-15 )
定価:¥ 440
コミック
ISBN-10 : 4063841359
ISBN-13 : 9784063841350
作者サイト:AI Love Network

ラカンが見せる20年前の大戦ダイジェストな過去編もクライマックスで、
全世界を敵に回したピンチな状態から回天させる「紅き翼」の活躍は大幅に端折り、
ラスボスの一戦を経て、英雄として称えられるまでのエピソードが明かされ、
シリーズ当初からの疑問の多くが解き明かされたものの、
それでもアリカ姫とナギの仲とか重要な謎は残ったままでヤキモキさせられますね。

バトルシーンが面白いのは確かなのですが、この漫画の作者は赤松健です。
少年の夢を具現化させるお色気展開を忘れてはならないとばかりに、
再会した面子で温泉に行っておっぱい天国を繰り広げたり、
楓がネギと仮契約したり古菲がラブでコメりはじめて可愛かったり、
ヘラス帝国第三皇女のテオドラがエロい格好のお姉さんだったりでウハウハです。
いやー、こういったお約束を忘れないでくれるから赤松先生って大好きですよ。

萌え展開が申し分ない状態ですが、今度は燃え展開も加熱してきて、
「闇の魔法」を覚えて格段に強さを高めたネギが大会優勝間違いなしかと思ってたら、
何を思ったのかラカンもエントリーしてきて勝利の可能性が絶望的に!
だけどそんなネギに連合、帝国、騎士団の首脳陣にエヴァの分身までが力を貸し、
魔法球を用いたたった30日間の濃密な特訓を課して成長していくという、
熱い少年漫画の展開にワクワクさせられます。

本誌の方ではもう決着が付いてますが、ホント熱い展開ですよ。
なまじラカンの強さを目の当たりにしてるだけに、その壁の高さに圧倒されるけど、
だからこそ、なればこそ越えていこうとする展開には燃えまくりです。
やっぱりネギまは面白い!

■[漫画]皆で畑君の金の使い道を考えよう「さよなら絶望先生」第十七集

さよなら絶望先生 第17集 (17) (少年マガジンコミックス)
著者/訳者:久米田 康治
出版社:講談社( 2009-05-15 )
定価:¥ 440
コミック
ISBN-10 : 4063841200
ISBN-13 : 9784063841206

草彅くんの公然猥褻罪ニュースをソッコーでネタにしたりと、
鮮度第一なさよなら絶望先生も17冊を数えるまでになり、
しかもアニメの第三期が7月から始まる予定な訳ですが、
みなさん如何お過ごしでしょうか。
黒歴史作ってますかー?

漫画の内容自体はよく言えば安定した、悪く言えば代わり映えのない、
そんな1話完結ギャグコメディで、毎週よく考えるものだと感心する次第です。
しかし女子生徒のほとんどが絶望先生ラブなあたり、
ネギまへの対抗心が若干あるのかとか思ったりも…

で、単行本での楽しみは各話のエピローグにある描き下ろしも良いですけど、
紙ブログですよね! やっぱり!
しかも今回はいつもより畑先生をネタにしまくってて大変なことに。(笑
畑先生のまんが家BACKSTAGEの更新が今から楽しみです!

そして草彅くん全裸ネタも「そこは私が十年以上前に通った道だ」バリのネタで、
久米田先生の偉大さを垣間見ることができましたね!
罪期の家もいたたまれなくて切なくて爆笑しました!
ルートパラダイスもこっそりちゃんと載ってたのがちょっと嬉しかったり。

:: 2009/5/15 金曜日::

■[漫画]子供たちと大人(ヒーロー)「惑星のさみだれ」7巻

惑星のさみだれ 7 (7) (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:水上 悟志
出版社:少年画報社( 2009-04-30 )
定価:¥ 600
コミック
ISBN-10 : 4785931531
ISBN-13 : 9784785931537
作者サイト:続・みずかみ小屋

7巻の物語の中心となるのは表紙になっているように、
お互いを思い合い、固い絆で結ばれている昴とユキと、
家族から疎遠で一人きりな太陽の年少組の三人。
そして三人の身近な大人である夕日と三日月の二人です。

かつて東雲半月がその背中で夕日に大人とは何かを教え、
弟の三日月には目標であり、越えるべき山となっていたように、
夕日と三日月は子供たちには頼りになる大人として、
半月の意思を継ぎ、ピンチを助けるヒーローとして登場する場面は半端なく格好いいぜ。

そして夕日が自分に似ていると感じた孤独な子供の茜太陽。
かつて半月と知り合ったことで夕日の頑なな心が変わったように、
夕日と触れあうことで太陽の心が変化し、行動に移していくのを見ると、
死してなお影響を及ぼす半月の偉大さと、大人とは何かを考えさせられます。

しかし太陽たちには格好いいとこを見せる夕日だけど、
白道さん相手だとヘタレ主人公というか何というか。
白道さんもアニメ雑誌買う所を見られたりと相変わらず地味にダメージ負ってるし、
色々と報われない人ですね…(笑

ちなみに7巻の帯付いている応募券+5,6,7月号のアワーズいずれかの応募券で、
ドラマCDが実費頒布されるとのことなのでファンの人は買うべきだと思います!
水樹奈々がさみだれで白道さんが桑島法子かー…
どんな内容になるのか今から楽しみです。

■[漫画]久々の日本編「王様の仕立て屋」22巻

王様の仕立て屋‾サルト・フィニート‾ 22 (22) (ジャンプコミックスデラックス)
著者/訳者:大河原 遁
出版社:集英社( 2009-05-01 )
定価:¥ 540
コミック
ISBN-10 : 4088597737
ISBN-13 : 9784088597737

渡米したと思ったら仕立て服にとって鬼門の自転車選手のスーツを作ることになり、
一応は出来たけど、満足行くモノでは無かったので技術を求めて児島に行くことになった織部ご一行。
久々の日本編、しかも日本の服飾産業がメインということもあり、
作者と担当二人に監修の片瀬氏の4人でのルポ漫画も兼ねた内容になっています。

児島のジーンズ見学先で偶然バカンス中のペッツオーリ先生に出会い、
実はスランプ中の先生と旅は道連れ世は情け、とばかりに瀬戸内服飾旅行に。
児島のジーンズ、姫路の皮革産業、神戸の靴に和歌山の島精機が誇るホールガーメント。
ルポ漫画も並行して描かれているのでいつにも増して説得力があり、
何より今までとはまた一味違った面白さがあります。

個人的に瀬戸内は身近なだけにいつも以上に興味がそそられましたし、
実際の取材旅行の内容も感じられる分、親近感が湧くモノがありました。
また、最後に収録されている日本人の機微が感じられる内容も収録されており、
今回は紛うことなく日本を舞台にした作品だと思った次第です。

スランプ中だったペッツオーリ先生が日本の技術に触れていき、
最後に再起した流れも秀逸だったし、それを追っていた記者のフォンターナ夫人が綺麗に締めてくれて、
物語全体の構想も相変わらず素晴らしかったです。

で、次回はまさかのロドリーゴ主演のハリウッド撮影な訳ですが…
いやはやどうなることやら。

:: 2009/5/14 木曜日::

■[漫画]二宮さんが可愛い…「純真ミラクル100%」2巻

純真ミラクル100% 2 (まんがタイムKRコミックス エールシリーズ)
著者/訳者:秋★枝
出版社:芳文社( 2009-05-12 )
定価:¥ 650
コミック
ISBN-10 : 4832278053
ISBN-13 : 9784832278059
作者サイト:■□■ロケット燃料★21■□■

ぽっちゃり系シンガーのモクソンがライブツアーが出来るくらいに人気を伸ばして、
モクソンの凹んだ顔が大好きなドSな高杉所長が打った次の一手は、
敏腕だけど性格が悪いと評判のプロデューサーの二宮さんと組ませること。
案の定、モクソンの顔色が悪くなるんだけど、
恋模様も複雑に絡み合ってきて混線模様に…

高杉さんはちょっと歪んでるんだけど色々と可愛いんですよ。
元彼で既婚者の武市さんにしつこくアプローチされて、
昔のことを思い出して揺れちゃったり、
さり気にアプローチしてる部下の工藤くんの気持ちに気付かなかったりとかね。
モクソンのラブラブ光線でたじろぐのも良いなー

モクソンは工藤さんに恋してるんだけど、
工藤さんの気持ちに気付いてるから積極的になれなくて、
むしろ高杉さんをもっと好きになって解決しようとお人好しすぎることを…
しかしお人好しのモクソンだけど、二宮さん相手には罪作りなんだよね。(笑

で、件の二宮さんだけど登場したばかりの頃は金の事しか話さないし、
モクソンに対して辛辣な意見しか言わない嫌な奴、という印象でしたが、
生来の口下手で業界で生き残る為に金の話だけはキッチリ言おうとしての事だった、というのと、
モクソンのことが好きで良かれと思って言って裏目ってたというのが判ってから心象が逆転。
何というか同情と共感を覚えてしまうんですよねぁ…
秋★枝さんの描くラブコメは女の子が可愛いのは勿論だけど、恋する男の子が可愛いんですよ。(笑

掲載誌のエールが残念ながら休載になってしまったけど、
フォワードで連載が続くようなので一安心です。
エールは結構面白い作品が連載してただけに残念でした。
毎号買ってアンケート出してたんだけどなぁ…(プレゼント一度も当たらなかったけど)

■[漫画]GUNPさんの商業初単行本発売!「瞳のフォトグラフ」1巻

瞳のフォトグラフ 1 (Flex Comix)
著者/訳者:GUNP(杜 講一郎×さくら あかみ)
出版社:ソフトバンククリエイティブ( 2009-05-09 )
定価:¥ 588
コミック
ISBN-10 : 4797354461
ISBN-13 : 9784797354461
作者サイト:GUNP.JP

結構前から個人的に交流のあるGUNPの二人が遂に商業誌で初の単行本を出されました。
単行本自体は今まで同人誌で幾つか出してきてましたが、
やはり商業で一般流通に乗ると感慨深さが違いますよね。

掲載誌は「ヒャッコ」や今度アニメ化する「にゃんこい!」でお馴染みのブラッド。
Yahoo!コミックで連載しているWebコミック誌です。
一応ブラッドは少年誌なんだけど、作風はどちらかというと少女漫画のそれに近くて、
ガールミーツガールな展開や心の機微の描き方とかも少女漫画を想起させますね。
今までの同人誌で言うなら「らき☆すた」でのこなたとかがみの百合に近いかな。

とある事情で転校してきた相原ハルカがひょんなことから写真部に入るんだけど、
初対面では仲良くなれそうだった部員の久家イヅミがとある一言で態度が硬化。
イヅミと犬猿の仲である瀬名ユカリとは仲良くなれたんだけど、
ハルカはイヅミとも仲良くなりたくて…

と、1巻ではツンデレのイヅミをハルカが攻略することがメインです。(ぇー
しかし実際、ユカリを簡単に籠絡してるあたりハルカのジゴロっぷりは凄いですよね!
転校の理由はもしかしてハルカを巡る刃傷沙汰があったからとか…(ぉ
まぁ、ハルカの魅力でイヅミのトラウマも払拭されるものだと信じております。

GUNPさんの同人誌で写真部というとマリみての蔦子さんを思い出しますが、
今回はGUNPの杜さんは一眼レフにハマるほどにカメラ道に入ったらしく…
正直カメラは金が掛かる上に一般に理解されにくい修羅の道だけに心配というか…
カメラとレンズに情熱を掛けられるくらいに単行本が売れることを願っております。(笑

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