その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2009/2/24 火曜日::

■[漫画]おかしな女子高生たちのヘンな日常「はなまるっ!」

はなまるっ! (MFコミックス フラッパーシリーズ) (MFコミックス フラッパーシリーズ)
著者/訳者:荒木 風羽
出版社:メディアファクトリー( 2009-02-23 )
定価:¥ 750
コミック
ISBN-10 : 4840125228
ISBN-13 : 9784840125222
作者サイト:なみなみ爆弾(多分)

フラッパーで過去に4年間連載されて私を含めてファンは割と居たはずなんですが、
何故か一向に単行本化されず、多くのファンがまだかまだかと待つ内に連載が終了…
ずっと単行本化を切望していただけに非常に残念としか言いようがなかったのですが、
先日「そして僕らは家族になる」が発売されたのにメディアファクトリーが尻馬に乗ろうとしたのか、
まさかの単行本化&発売と相成って、今まで諦めていただけに喜びも一入です。

帯に「この女子高生がダメだ2009」とか書かれているように、
ヘンテコな女子高生たちがメインの4コマ+1P漫画なのです。
どんな感じにヘンテコかと言うと、無個性優等生の高野さんは割とまともなんですが、
腹話術で喋る七夕ちゃんに単なるバカのフジャータちゃんに病弱&吐血の須田先生。
そして何故か忍者なノーミソ筋肉の山本さんに極めつけはFカップなのにキグルミな関都先輩と、
一見ヘンな女子高生(+α)ですが、実際ヘンなんです。(笑

「そして僕らは家族になる」とは違い割と全編渡ってギャグコメディで、
文化祭に運動会に身体測定と各種イベントでおかしなことをやってて、
体重計が怖い七夕ちゃんが身体測定で自分の体重で涙するんだけど、
フレディ(腹話術の人形)を持ったままだったりとクスっとする笑いが多いんです。
ちなみに私はこの漫画では七夕ちゃんびいきです。
一番の友達のフジャータちゃんが山本さんと仲が良いのに嫉妬する七夕ちゃんカワユス!

ただ惜しむらくは未収録の作品が多いということでしょうか。
巻頭で描き下ろしカラーがあるので登場人物紹介は何とかなってるんですが、
それでもやっぱり全話しっかり見たいなぁ、と。
この単行本が売れたら続刊されるのではないかと期待してみたり。
という訳でみんな買うと良いよ!

余談ですが、巻末のトコにお手伝いではずみくんが居るのに笑った。
コミトレで
「(一度飲み会で会ったとはいえ)荒木さんに挨拶するなんて緊張して行けませんわー」
とか言ってたのに。(笑

:: 2009/2/22 日曜日::

■[漫画]時代は今 女中萌え「木造迷宮」2巻

木造迷宮2 (リュウコミックス) (リュウコミックス)
著者/訳者:アサミ・マート
出版社:徳間書店( 2009-02-20 )
定価:¥ 590
コミック
ISBN-10 : 4199501142
ISBN-13 : 9784199501142

パッとしない三十路過ぎの三文小説家の柴谷広一が住む木造2階建てには、
何故か住み込みで働く割烹着姿の女中のヤイさんが居て、
昭和50年代のノスタルジックな雰囲気も相まって、
非常にほのぼのとした日常の風景が描かれています。

ダンナさんがスランプで煮詰まっていたら散歩に連れ出して気分転換させてくれ、
それでいて散歩のしすぎで道に迷ったりするドジな所もあって可愛らしいヤイさん。
いつも三歩下がって付いてくる感じで奥ゆかしいけど、
けん玉やベーゴマといった遊びでダンナさんに張り合ったりと、
意外と負けず嫌いなトコを見せてくれるのも良いんだよなぁ。

また、今回はダンナさん行きつけの喫茶店の少女が初登場。
実はダンナさんの小説の数少ないファンなんだけど、
ダンナさんがその作者とは気付かなくて、
更にヤイさんとはそうとは知らず仲良くなってと、
微妙なすれ違い具合がむずむずして面白いのです。

あと今回意外な可愛さを見せてくれたのがサエコさんですね。
可愛いツインテールもそうだけど、あの看病イベント!
幼少期にダンナさんにぞっこんだったサエコさんが可愛いし、
病気で弱ってるトコに変わらぬ優しさに触れて涙ぐむとか最高じゃないですか。
ダンナさんは恵まれてるなぁ。

余談ですが、同人版の木造迷宮はまだ続けてられるようで先日のコミティアでも第5弾が頒布されてました。
これはこれで良いので機会があったら是非読んで頂きたいですねー

:: 2009/2/21 土曜日::

■[漫画]決闘という名のバトルロイヤル「PEACE MAKER」3巻

PEACE MAKER 3 (3) (ヤングジャンプコミックス)
著者/訳者:皆川 亮二
出版社:集英社( 2009-02-19 )
定価:¥ 630
コミック
ISBN-10 : 4088776062
ISBN-13 : 9784088776064

卑怯な手で決闘前に闇討ちしたカシムファミリーをビートの代理で下したホープ。
スカイタルカスまでの道のりをより一層用心しながら進んでいたが、
気配を完全に消せる”深紅の処刑人”の一人、コニー・レヴィンが立ちはだかる。
ニコラたちを人質にされたホープらは否応なく大闘技都市でのバトルロイヤルに参加させられる…

相変わらずいぶし銀な面白さを見せてくれますよ。
生と死の気配が濃厚な場所で仲間のカイルが傷ついたことで覚醒するホープ。
そして好敵手の覚醒に負けてられないと成長するビート。
更に”絶対王者”として圧倒的な実力を誇るコニー・レヴィン。
それらが見開きで描写されており、読んでいて息を呑むほどです。

また、カシムファミリーの陰謀で巻き込まれたミクシーさんとニコラの二人。
その二人を助ける偉丈夫のデス・スリンガーことミーシャ・アンドロフが格好良かった。
治療してくれた二人の女性に返礼として命を賭して脱出の糸口を作ろうとするなんて正に漢。
下手すりゃホープやビートより格好良かったかも知れないなぁ。

生と死が交差する殺伐とした大闘技都市で笑わせてくれたのがミクシーさんで、
割りと頓珍漢で天然なトコで奔走する様が申し訳ないけど楽しくて、
特にラストでのオチの付けっぷりは噴き出してしまいましたよ。
やっぱりこの作品は面白いや。

:: 2009/2/17 火曜日::

■[漫画]ネギの戦い ナギの戦い「魔法先生ネギま!」25巻

魔法先生ネギま! 25 (25) (少年マガジンコミックス)
著者/訳者:赤松 健
出版社:講談社( 2009-02-17 )
定価:¥ 440
コミック
ISBN-10 : 4063840956
ISBN-13 : 9784063840957
作者サイト:AI Love Network

街中に突如現れたフェイトとその一味との戦いが始まるも、
ワンサイドゲームだったゲートポートの時と比べて健闘するネギパーティー
エヴァによる修行の成果と魔法世界での経験が全員に見られており、
パルとのどかの絶妙なコンビネーションとチームワークも抜群。
特にのどかはこの戦いの功労賞を貰ってもおかしくない大健闘。

一応理論的な裏付けも巻末収録の魔術語彙集に長ったらしく書いてますが、
それにしたってラカンの強さは問答無用で意味不明で反則です。(笑
そして同じく何も考えてないバカの明日菜が爽快な行動をしてくれる訳ですよ。
理屈屋のネギにない部分を補完しており、やっぱりパートナーとして明日菜は的確だよなぁ。

戦いが終わった後、勿体付けまくってるラカンから遂に語られる過去の大戦。
今まで全容が全然見えてこなかったナギたち「紅き翼」の戦い。
ラカンが仲間になる話、詠春やアル、ガトウ、タカミチの仕事の立場も垣間見え、
今まで名前は分からなかった少年がジジイ言葉だったりと興味深いです。
結社「完全なる世界」のフェイトの青年バージョンっぽいのにも目が行きますね。

忘れてならないのが傍若無人で無敵なナギの頬を容赦なく叩けるアリカ姫の登場。
ウェスペルタティア王国の王女で超絶クールなアリカ姫が今までにないヒロインで、
アリカ姫とナギのロマンスを考えるだけでもご飯3杯はいけるね!
ダイジェストで過去編を見てしまうのが勿体ないですよ、ホント。
ネギま零とかやってくれないかな。(笑

:: 2009/2/12 木曜日::

■[漫画]長期連載お約束な記憶喪失イベント発生で大ピンチ!「マップス 愛蔵版」4巻

マップス 愛蔵版 4 (Flex Comix)
著者/訳者:長谷川 裕一
出版社:ソフトバンククリエイティブ( 2009-02-10 )
定価:¥ 1,764
コミック
ISBN-10 : 4797352191
ISBN-13 : 9784797352191
作者サイト:スタジオ秘密基地

青き円卓こと地球にて銀河統一を為し、
銀河どころか宇宙全体の運命を背負うことになった勇者ゲン。
人一人の背中に背負うには重すぎるその重圧に思い悩み苦しむんだけど、
ラブコメ的展開を経て、星見のお陰で潰されずに前に進んでいく…
リプミラとは違った戦わないヒロインなんだけど、良いんですよねー、星見。
応援したくなります。

ゲンは遊撃隊として伝承族の本拠地に向かうもニードルコレクションの襲撃を受け、
部隊が分断されてしまうんだけど、リープタイプは逞しいもので全員生存。
ただ、リムは伝承族により再生されたダードに襲われと再生ラドウを連れ去られ、
シアンはヒィと共に光破船団を復活させようとするも、悲しい別れを体験し、
二人とも成長していくんですよね。

そして主人公のゲンとリプミラは銀河系外まで飛ばされてしまい、
成り行きで付いてきてしまったシスター・プテリスの三人で騒がしい帰還への旅路につくも、
銀河系外知的生命体とコンタクトを取ったり、ニードルコレクションに再度襲われたりと、
波瀾万丈が尽きない冒険に。

ゲンがビメイダーの問題を目の当たりにしたり、
肝心のリプミラがニードルコレクションの攻撃で記憶が消去されたりと、
息つく暇もないほどの展開に何度読んでも興奮が尽きませんよ。
いやー、やっぱりマップスは面白い!

:: 2009/2/11 水曜日::

■[漫画]人の強さと人の業「戦国妖狐」2巻

戦国妖狐 2 (2) (BLADE COMICS)
著者/訳者:水上 悟志
出版社:マッグガーデン( 2009-02-10 )
定価:¥ 600
コミック
ISBN-10 : 4861275903
ISBN-13 : 9784861275906
作者サイト:続・みずかみ小屋

若き仙道の迅火と妖狐のたまの世直し姉弟二人旅もいつしか仲間が増え、
人間の武士である真介と霊力改造人間である灼岩を加えた4人に。
4人での生活、たまとの世直しの旅、断怪衆の刺客との戦いなどを経て、
人間嫌いな迅火の人間に対する印象が徐々に変わっていくのが見て取れます。

そして断怪衆の刺客としてやってきたのは魔剣を使う雷堂斬蔵。
魔剣を持つとはいえただの人間相手だからと驕っていたら、
魔剣ではなくただの脇差一本を使った純粋な剣術に敗北する迅火。
リターンマッチでギリギリまで追い詰められながらも何とか勝利するも、
人間の技というものが迅火の脳裏に焼き付いたかと思います。

そして次の刺客というのが雷堂斬蔵の妹である氷乃。
人間が闇を弄んだその結果として霊力改造人間・氷岩となった氷乃。
灼岩のように人間の芍薬と闇の火岩が融合したのではなく、
闇の蒼岩の意識を喰らい、政府要人呪殺という断怪衆の掟すら破り、
最期は粛正され散っていった氷乃の姿には人間の業が感じられます。

ラストに出てきて圧倒的な力を見せつけた龍の霊力改造人間の神雲の登場といい、
この漫画は読んでいると読者を圧倒する迫力を見せつけてくれるんですよね。
雷堂斬蔵とのリターンマッチは短いながらもギリギリの恐怖と、
そこから繰り出される形振り構わぬ一撃は圧巻ものでした。
うーむ、カッコイイなぁ…

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