その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2008/7/27 日曜日::

■[漫画]里見英樹さんのデザインセンスが光る「日常」3巻

日常 (3) (角川コミックス・エース 181-3)
著者/訳者:あらゐ けいいち
出版社:角川グループパブリッシング( 2008-07-26 )
定価:¥ 567
コミック
ISBN-10 : 4047150894
ISBN-13 : 9784047150898
作者サイト:kumomadori

帯に書いてある「√日常」というキャッチコピーが凄いです。
これは2乗すれば日常になる、つまり2回読んだら漫画の本質が判る、
ということを言っているのか、概念的に2乗すれば現実の日常に追いつくのか。
それともルート日常を読み、日常へと至る道というメッセージが込められているのか。
いやー、流石はよつばスタジオの里見社長が考えただけに中々に深いキャッチコピーだなぁ。
単に語呂だけで選んだのかも知れないけど。(ぉ

という訳で少年エースとその他諸々で展開している「日常」も3巻目。
何度読んでもよく判らない漫画ですが、よく判らないトコで見かけます。
エースアサルトとかならまだ判るんですが、「VirtualWalker」とか何の雑誌やねん!
とツッコミ入れたくなるようなトコにも載ってるので油断できません。
ちなみに「VirtualWalker」にはゲームセンターあらしも載ってました。
ホントによく判らない。

漫画の内容もよく判らないんですが、よく判らない面白さがあります。
ゆっことかみおちゃんとか、女子高生の日常を描いた作品なんだけど、
みおちゃんが腐女子原稿を警察に見られてチョップをかまして撃沈させたり、
その原稿を見てゆっこが小宇宙を感じたのを関節技を極めて轟沈させたり、
みおちゃんの焼きそば買ってきてというお願いを聞き間違えて、
焼き鯖買ってきて喧嘩が始まったりと、よく判らない展開です。
自分でも書いててこれが本当に漫画なのかと思うような内容です。

ちなみに私が好きなのはロボットのなのちゃんとはかせです。
はかせが可愛いんですよねー、無邪気というか何というか。
いや、ロリ的な意味ではなくてですね?

それと表紙ですが、カバーを取ったら当然のようにオマケがあります。
しかし一番の見所は帯を取ったらタケノコが大繁殖してる所と、
裏表紙折り返しに表紙の数瞬後が描かれている所です。
ちなみにタケノコ自体は本編でもチョロっと書かれている内容なんですよね。
芸が細かいというか何というか。
帯の太さも丁度タケノコが隠れるくらいだし、ホント芸が細かいぜ…

:: 2008/7/26 土曜日::

■[漫画]ラブコメ分急速チャージ中!「てるてる天神通り」2巻

てるてる天神通り (2) (角川コミックス・エース 135-7)
著者/訳者:児玉 樹
出版社:角川グループパブリッシング( 2008-07-26 )
定価:¥ 567
コミック
ISBN-10 : 4047150800
ISBN-13 : 9784047150805
作者サイト:きつねのてぶくろ

コミカライズで有名な児玉樹さんのオリジナル作「てるてる天神通り」ですが、
2巻に入ってラブコメとしての面白さが鰻登りで、
ラブコメ大好きな私としては非常にウハウハだったりします。
相対的におフクの出番が減ってるのは…
まぁ、我慢して貰うということで。

落雷被害通算12回という不運極まりないメイドの八雲さんを拾ったことで、
天志の周りも僅かだけど、確かな変化が起こりはじめ、
天然ポワワな御菓子が初めて可愛らしい嫉妬を覚えるというイベントに至り、
ラブコメスキーとしては狂喜乱舞する次第であります。

更に八雲の雇い主のお嬢様で高飛車でツンデレでバカという五十鈴が出てきたことで、
女性関係が急速に賑やかになってきて楽しい限りですよ。
八雲とは同じ「神に近しい者」としての共通項もあるし、
御菓子も幼馴染みだからとうかうかしてられないのではないのでしょうか。
でも五十鈴と天志のツンデレという共通項が一番重要だと思う。(笑

ちなみに今回もカバー下のおまけ漫画があるのですが、
和服美人の御菓子が下着を着けているかどうかというのは確かに気になりますね!
普通なら着ているだろうけど、御菓子は天然だからなぁ…
「え? 和服って着けないものですよ?」とかあり得そうで予想できないぜ。(←バカ

:: 2008/7/25 金曜日::

■[漫画]稀代のエロゲコミカライズ作家が送る「FORTUNE ARTERIAL」1巻

FORTUNE ARTERIAL (1) (角川コミックス・エース 135-8)
著者/訳者:児玉 樹 オーガスト
出版社:角川グループパブリッシング( 2008-07-26 )
定価:¥ 567
コミック
ISBN-10 : 4047150819
ISBN-13 : 9784047150812
作者サイト:きつねのてぶくろ

「Canvas2」で原作を超える魅力を内包したコミカライズを成し遂げた児玉樹さんですが、
その実力を買われたのかオーガストの新作エロゲ「FORTUNE ARTERIAL」コミカライズ担当に抜擢。
期待に違わず漫画版の面白さは十全で、コンプティークという漫画雑誌としてはマイナーなのに大人気。
そしてこの度、待望の1巻発売となりました。

父の仕事の都合で転校を繰り返す主人公、支倉孝平は7年前に去った珠津島に戻り、、
幼馴染みの悠木姉妹との再会や級友の八幡平と知り合う機会に恵まれるんですが、
一番印象的な出会いを果たしたのは最初に歓迎してくれた千堂瑛里華との邂逅。

さい先良いのか悪いのか、兎に角面白い出会いになったのは間違いありません。

エロゲからエロを抜いた後に残るラブコメという魅力を120%発揮し、
そのすっきりとした読みやすい絵柄で読者に幸せな想いを伝えていきます。
勿論18禁にならない程度にはサービスシーンは用意されております。
具体的にはヒロイン瑛里華の入浴シーンに居合わせるトコとか。
ちなみにここでの一番の見所は全裸ではなく、見られて恥ずかしがる瑛里華です。
そして会長のイタズラだと判り瑛里華の為に食ってかかる孝平の事をを知って、
孝平に対する心象が変化するトコとかはラブコメとして非常に美味しいです。

1巻終盤で普通の学園モノだけではないことが判明する訳ですが、
やはりこの作品の見所はラブコメで間違いないので、
この設定をどう使ってそういった展開に持って行くのか楽しみです。
原作既読の人にもそうでない人にもお勧めしたい漫画です。
これからの極上のラブコメ展開に期待。

:: 2008/7/23 水曜日::

■[漫画]前人未踏の聖人コメディ「聖☆おにいさん」2巻

聖☆おにいさん 2 (2) (モーニングKC)
著者/訳者:中村 光
出版社:講談社( 2008-07-23 )
定価:¥ 580
コミック
ISBN-10 : 4063727203
ISBN-13 : 9784063727203

東京は立川で共同生活を営む下界に降りてきたイエスとブッダ。
聖人様お二人が織り成す下界でのコメディに読者は悶絶です。
今回はクリスマスにお正月といった定番の季節ネタから、
ブッダの風邪やダイエットといったイベントまで盛り沢山です。

聖人なのにやけに庶民的というか、親しみやすいというか…
毎日ブログ更新をするイエスにお金に厳しいブッダと、
どこにでも居そうな二人が聖人というとこが面白いんですよね。
そしてイエスがお風呂ではしゃいでたらお湯がワインに変わったり、
医者に天啓を下して風邪の症状を訴えたりと聖人の奇跡ネタが兎に角最高です。

しかし二人の聖人が聖地秋葉原に舞い降りたりとやりたい放題です。
コスプレショップで魔法のステッキで遊んでたら本気で聖人の衣装に変身しちゃったり、
格ゲーやってれば「上段を殴られたら中段をも差し出しなさい」とか、
イエスの教えを体現という名の弱い言い訳したりと笑いが止まりません。

どうも現在モーニングツーで一番の売り上げを見せているようで、
ちょっとページ数が薄いですが約半年のスパンでの2巻の発売と営業熱心な講談社らしいです。
敬虔なキリスト教徒と仏教徒には流石に勧めることが出来ませんが、
無神論国の日本なら大多数が楽しめる作品だと思います。

:: 2008/7/20 日曜日::

■[漫画]地獄の蓋は開き、悪夢は加速する「BLACK LAGOON」8巻

ブラック・ラグーン 8 (8) (サンデーGXコミックス)
著者/訳者:広江 礼威
出版社:小学館( 2008-07-19 )
定価:¥ 560
コミック
ISBN-10 : 4091571409
ISBN-13 : 9784091571403
作者サイト:Welcome.

ラブレス家の当主を爆殺し、今は麻薬畑を統括する将軍拿捕の任務に就いている、
 NSA特殊部隊”グレイフォックス”
元コロンビア革命軍に所属し、ラブレス家当主の仇を討つ為に自らを解き放った、
 ”フローレンシアの猟犬”ロベルタ
猟犬を狩る為に派遣され、合衆国もついでにやれれば万々歳、
 コロンビア革命軍”FARC”
ロアナプラの存続を第一に考え、米国を巻き込んだ闘争はご遠慮願いたい、
 香港マフィア”三合会”の張
自国を多頭獣に喩え、身内のはずのNSAの計画を頓挫させることを願う、
 三合会すら顎でつき動かすCIA
相応しい敵と見えるため、動き出した元ソ連の軍隊、
 ”ホテルモスクワ”率いるバラライカ
そして、ラブレス家当主としてロベルタに帰ってきて欲しいガルシアに協力する、
 ”ラグーン商会”のロック

各人各団体の思惑が複雑に絡まり合う中、ついに戦端が切り開かれ、
その闘争は止めることはできず、加速していくだけ。
そんな中、ガルシアはロベルタに辿り着くもその思いに反し、お互いは壊れ、
悲しい結末しか予感できないまま、ロックはまだ希望を捨てずに先を見据える…

血と硝煙の臭いが立ちこめ、地獄の蓋が開いている場所にホテルモスクワまで乗り込んできたら、
一体どんなことが起こるのか戦々恐々として9巻に続くというのが何とも恐ろしいものがあります。

しかし、どういった結末を迎えるのか検討がつきません。
双子の時といい、必ずハッピーエンドになるとは限らないし、そうなる可能性は低いと思います。
それでも読み続けてしまう魅力がこの作品にあると思いますし、だからこそアニメ第3期がある訳で。
でもできるならば、丸く収まれば、と願います。

:: 2008/7/19 土曜日::

■[漫画]これが八神健の全力全壊!「どきどき魔女神判!」2巻

どきどき魔女神判! 2 (2) (チャンピオンREDコミックス)
著者/訳者:八神 健
出版社:秋田書店( 2008-07-18 )
定価:¥ 580
コミック
ISBN-10 : 4253232132
ISBN-13 : 9784253232135
作者サイト:8th GOD’s room

漫画にアニメにエロゲにとパロディ三昧、
少年誌でのギリギリエロス表現と、
あまりのはっちゃけぶりに作者とSNKの正気を疑った「どき魔女」コミカライズですが、
結局そのノリのまま突き進み2巻で目出度く完結する運びとなりました。
何と言いましょうか、全力で突き抜けていったという感じがします。

しかし八神健先生、結構ベテランなのに容赦が全くと言って良いほどありません。
古巣のジャンプネタをドラゴンボールからキユまで、
チャンピオンネタもタイムリーなバキのネタからシグルイまで。
アニメもVガンダムからターンAまでと多岐に渡り、
オタクであればあるほど、そのパロの多さに抱腹絶倒することでしょう。

個人的に特に気に入ったのは「いけないルナ先生」のパロでしょうか。
読んでた子供時代のドキドキ感をちょっと思い出しました。(笑
それと結構さり気ない演出にも凝ってて、電プッシーロールをくらったマリアの足下が、
ちょっと水っぽいことになってたりするんですよね。
多分プッシー的な何かがあったんだと思います。
ヒント:ぢたま某、トノイケダイスケ

そんなまるでロケットで突き抜けたかのような2巻での完結ですが、
「どき魔女2」の発売に併せてそちらのコミカライズ新連載も開始です。
いやー、次はどこまで狂った内容になるのか楽しみですね!
そろそろ魔法少女らしくリリカルなパロがないかな! と期待したり。

しかし巻末おまけの製作秘話面白いなぁ。
担当編集さんもSNKも良い関係築けてますね。(笑

HTML convert time: 0.174 sec. Powered by WordPress