フラン☆Skin

校内一の美少女、友谷蒼は校内一のバイオレンス少女でもあったのだ！
というのが初連載1ページ目からアピールされるポイントであり、
この漫画のコンセプトそのものであります。
どれだけバイオレンスかは裏表紙の描き下ろしカラー４コマが全てを物語っているかと。

この友谷が人畜無害で真面目な教師、弾馬剣二に恋していることが原因で、
コミカルでリリカルでバイオレンスな４コマ作品に仕上がっています。
隔週雑誌で3or4ページ連載という超スローペースなので展開は遅いですが、
そのクレイジーで前代未聞な内容は笑いを誘います。

そして友谷だけでなく、類は友を呼んだのか周りも濃い人ばかりで。
初期メンバーのチャーちゃんは友人のエロコラで小銭を稼ぐフケ専で、
ケイちゃんは長身で男運が悪いだけでなく女難の相だったり。
そして途中から参戦する伊勢谷緋華がこれまた友谷に負けず劣らずのキャラで…
チャーちゃんによって流された弾馬の淫行教師疑惑を信じて疑わない牝犬志願。
この面子の濃さは群雄割拠のスーパージャンプの中でも異彩を放ちます。（笑

終盤で参加するロリ年上でセクハラな名倉橙果も濃いし、
何というかアグレッシブな作品です。
上述したように非常にスローペースなので2巻の発売がいつになるのか、
そもそも発売してくれるのか謎ですが、何とか頑張って欲しい所です。

作者のももせたまみさんの双子の女児出産ということで、
1年半という長いブランクを経てやっと新刊が発売。
面白さはブランクに関係なく以前のままで楽しませてくれます。

夏に山、秋に文化祭、冬にスキーと生徒達と非常に仲睦まじく、
というかからかわれたり（主に北川に）してるみか先生。
年齢に反するその丸っこさと可愛さが良いんですよねー
気のせいかどんどん子供っぽくなってるような気がします。（笑

サザエさん時空なんですが、松本先生が結婚することになったり、
一応物語が進んだりはしますが、基本的に安定しています。
どのキャラもゲイだったり同人作家だったり女装趣味だったり、
濃ゆいキャラばかりですが、クラスのみんなは受け入れてるんですよね。
ある種のパラダイスがここにあるんだと思います。

ちなみにキャラの中では小林がお気に入りだったりします。
アホだけどこういった楽しいキャラは好きなんですよねー
8巻はストックがあった為か今度は今年の秋に出るらしいので、
それほど待つことなく読むことができるみたいなので楽しみにしたいと思います。

昨年話題を攫ったエロ漫画に「思春期クレイジーズ」というものがありました。（当時の感想）
帯に「お尻にかける青春♥」と書いている通りアナルセックスの漫画です。
どんな漫画か端的に説明すると、冒頭で主人公の友達が告白されるんですが、
家が神社で巫女の仕事の為に処女じゃないといけなくて断るとですね…

こんな感じになる漫画です。
もうステキに変態で、表情もエロく、女の子が可愛いという素晴らしいエロ漫画。
同人誌の方でもアナルセックスばかりでして、ゼロの使い魔のエロ漫画が出た時も、
「姫様とエッチしたい→操を守らないといけないのでアナルセックスなら」
という話の展開でして、その頑ななアナルセックスへのコダワリに脱帽した次第です。

そんな私の大好きなエロ漫画家の紺野あずれ先生が一般誌に進出しました！
ファンとしては嬉しいのですが、エロ漫画読みとしては複雑な気持ち。
ですが載るのはコミックガムという電撃大王以上ヴァルキリー未満のエロ度を有する雑誌。
紺野あずれ先生なら変態っぷりを押さえることなくきっとやってくれるさ…！

ホントにやっちゃったー！
新連載1ページ目からエロゲのエロシーンだよ！　スタート直後からニトロONですよ！
ひゃっほう、流石はアナルセックスで名を馳せた紺野あずれ先生だぜ！

ストーリーとしてはタイトル通り声優ネタなんですが、RECとは毛色が違います。
主人公が16才の誕生日に姉からお願いされる仕事が○ロ○ーの声優！
話の持っていき方とか多少強引なんだけど、そこが笑いのツボにもなるのが紺野あずれ先生ですよ。
アナルセックスは常識と断言する人はひと味違います。

そして声優の練習の第一歩として腹筋でも発生練習でもなく「エロ単語の発音」
恥じらう表情とそこから思い切っての発声へ至る場面ではこちらの腹筋が鍛えられそうでした。
初連載の第一話から見開きを使うとか凄く贅沢だと思いますけど、
インパクトは十分すぎるほどありましたね。（笑
これは是非実際に雑誌で読んで欲しいです。

いやー、一般誌に移ってどうなるのか心配でしたが…
やっぱり紺野あずれ先生は変態でした。
いちエロ漫画ファンとしてはこれからも変態であることをお願いしたい所存です。

週刊アスキーというPC雑誌での連載という異色作。
しかしその中身はニヤニヤが止まらない極上のファミレスラブコメ！
週刊とはいえ一話あたりの4ページと少ない為、単行本化が待たれましたよ。
漫画雑誌は読んでてもPC雑誌は読まない人は居るみたいなので、
割と盲点になっている作品ではないでしょうか。

家の都合で叔父のファミレス「Honey Comb」を手伝うことになった主人公　御手洗勉。
実はこのファミレスというのがくせ者で店員が個性が豊かすぎな人ばかり。
シャア大好きなオタク少女なんだけど、可愛いからおｋな湧水萌。
貧乏性なのに「他人からほどこしなんて…！」とツンデレな鐘成律子。
ロリ巨乳でツインテールなのにデブ専な音節舞に謎の敏腕ホール長の妙子さん。
男キャラの米斗王理も基本Sで話を上手くかき回してくれて良いんですよねー

御手洗は基本的に萌ちゃんの可愛さ（と彼女の二次元への愛）に参ってて、
確かにその天然な仕草と表情の可愛さは一級品だし、
何より少しずつだけと萌ちゃんとのフラグも育ってきているのですが、
やはりここは貧乳だけど貧乏だけど、ツンデレな鐘成さんを推したい！
捨てられる料理に対する物欲しそうな涙目を浮かべる表情。
何というか餌付けから始まる恋心というか、
貧乳コンプレックスな鐘成さんの心を知らぬ間に鷲掴みにする御手洗も罪な男です。
そして鐘成さんも素直に手編みの手袋を渡せなかったり、
手作りチョコに義理と書いてしまう不器用さとかがたまらなく可愛い訳ですよ！
御手洗が期待通りの鈍感野郎な為、鐘成さんの片思いが募っていくのがもう最高！
あぁもう、ホント鐘成さん可愛いなぁ！

他にも舞ちゃんと米斗さんの関係も地味に良い感じだし、これは本当に良いラブコメ漫画ですよ。
既にファミレスラブコメとしてはWORKING!!がありますが、
それとはまた違った形の面白さがあります。
作者の桂明日香さんはダークな雰囲気の作品が多いのですが、
これは気楽に読めて、それでいて面白い作品です。
お勧めの作品なので是非読んで欲しいです。

アニマ、スカート履いてない！（hollowのカレン的な意味で

獣の騎士団の個別エピソードが一通り終わり、
これから泥人形とのバトルが本格化するか！？
と思ったら初っ端からカラーの水着回。
季節感は無視されてるけど、純粋にサービス回をありがたがる私。

そんな団欒というかほのぼのとした中、さみだれの真意を知ってしまう白道さん。
夕日への恋心を持っていただけに心中複雑だと思います。
そしてそこへ畳み掛けるように七つ眼の泥人形の戦闘に突入。
ぶっちゃけ死亡フラグかと思ってたので戦々恐々でした。

そして最後に残っていた個別エピソード、魔王さみだれの回。
朝日奈家の家庭の事情に悩むさみだれの姿は年相応の女の子で、
そんなさみだれを支える夕日は今までの経験から成長して大人のようでしたね。
さみだれも夕日を男の子として意識しだしたからちょっとそっち方面にも期待。

アニムスも予想だにしてなかったさみだれの行動とアニマの動向。
朝日奈家の問題が解決して覚醒したアニマですが超マイペースというか。
独特の瞳とか結構好みなんですけどね。
しかしマイペースなアニマに被害を受ける白道さんは悲惨。（コスプレ的な意味で
ちなみに裏表紙のカバー下でさみだれを圧倒する戦力を白道さんは見せてくれます。（おっぱい的な意味で

ロンドン、サヴィル・ロウで起こったお家騒動と、
パリのリヴァル家の家庭の事情でごった返すロンドン界隈。
今回はそのどちらも綺麗に解決する完結編です。

食えないヒューイットの若旦那は予想以上の策士で、
ロンドンの貴族の人間を軽く手玉に取った策略で舌を巻く思いでしたが、
悠はそんなヒューイットに仕立てで一杯食わせる訳で、
すっきりするものがあります。

また、今まで悪役だったベーコン氏も最後でその思惑が判り、
恩あるギルレーズ・ハウスの為に敢えて悪役を買って出た役者っぷりに感服。
いやー、男ですねぇ。
クラリッサに辛く当たってたけど、その理由が僅かに見えてニヤリ。
いやー、男ですねぇ。（笑

そして最後はオリエント急行での一発仕事。
揺れる車内での一発裁断とか、悠の人間離れした職人技と、
文字通り超特急の仕事は凄いの一言。
これで名実共に悠の仕事は特急であることが証明されましたね。（笑

しかしラウラのツンデレはグッジョブと言えよう。