ベルセルク 41巻、12月24日発売予定…!
それは惜しいというには、存在が大きすぎた…

:: 2012/9/3 月曜日::

■[漫画]京都でしゅうがくっ!「とめはねっ!鈴里高校書道部」10巻

とめはねっ! 鈴里高校書道部 10 (ヤングサンデーコミックス)
著者/訳者:河合 克敏
出版社:小学館( 2012-08-30 )
コミック ( 197 ページ )

前回、縁のお祖母ちゃんが気持ちも新たに書道部で教えてくれることになり、
今回はお祖母ちゃんの勧めで書道部の面々は「高野山競書大会」に参加することになったんだけど、
縁と望月さんは締め切り直前まで修学旅行で一週間九州と京都に赴くことに。
それでも負けん気が強い望月さんは、京都で本物の名筆を見るというアイディアを閃き…

という訳で今回は縁たちの修学旅行が話のメインになっています。
前半の九州旅行はマキで、後半の京都3日間が書道部的に本番です。
ただ、段取りが頼りにならない影山先生のせいで博物館に行くも改装作業中で、
どうしたもんだかと思っていたら、京都在住の書道日本一高校生な大槻さんと奇跡の再会!

いやはや愛されてますね、大槻さん。
登場初期は嫌味なキャラかと思ってたのに、オープンキャンパスで素が出てきてほんわかしてたら、
今回の修学旅行で愛すべきキャラに化けたという感じがします。(笑
望月相手に土産物屋ではしゃいでる姿は女子高生らしくて可愛らしかったですよ。

そんな大槻さんに大阪と京都の美術館に案内され、
そこで「継色紙」や「高野切」といった有名な「かな」の真筆に触れることになった縁たち。
名筆を前にして、それぞれの着眼点や感性がじっくりと描かれていて、
縁や望月さん、そして大槻さんの書に対する想いがしっかりと伝わって来ましたよ。
それにしても縁…、お得意の帰国子女スキルで活躍はしたものの、
飴を食べさせるだけで割りと満足するとは…、流石草食系男子の代表格だなぁ…(笑

他にも縁のお祖母ちゃんが見せてくれた料紙の薀蓄だったり、
島さんの勧めで書くことになった木簡だったりと書に対する話はいつも通り興味深いです。
また、源氏物語に関する意外なエピソードとかも含めて、
馴染みがない分野でも面白く感じることが出来る「とめはねっ!」という作品はやはり凄いと、
再認識させられました。

「高野山競書大会」を前に己を知りながら前向きな姿勢を見せてくれた望月さんですが、
柔道の強化選手に選ばれて二足のわらじが難しくなってきたけど…
はてさてどうなることやら。
「高野山競書大会」の結果ともども気になりますね。

余談ですが、「書の甲子園」の時に大槻さんたちが大阪-京都間で新幹線を使ったことが不思議でしたが、
どこかでツッコミがあったのか、さり気なく大槻さんが解説してたのにちょっと笑いました。
関西圏に住んでたら京都-大阪間の近さは割りと常識の話ですしね。(笑

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 Comments (1)

1件のコメント »

  1.  私自身は実際の所、かな単体という項目を重視しておらず、というのも、

    「西行の和歌における、宗祇の連歌における、雪舟の絵における、利休が茶における、其の貫道する物は一なり」
     -松尾芭蕉-(『笈の小文』の一節より)

     という、名筆も重視しながらそれ以上に書かれている内容を最重要視している為、加えて私が幼い頃から影響された上記の名言にかなが出てこなかった為、かなに関しては全く存じ上げなかったりします。あくまで私の傾向なのでどうかお許しを。和歌がかなだけで書かれていた時代って(この言い方も語弊がありますが)平安期ぐらいのもので、其処から鎌倉の武家政権に移ってからはやはり漢字が多く用いられる傾向にあるんですよね(但し名著は西で生まれ続ける)。……小野道風生地に住まう私がこんな事をいっていて良いのかというのはあるんですが、まぁ堪忍ですw
     作中に出て来た藤田美術館はしょっちゅう、所蔵作品が引用されますねー。で・す・が! 源氏物語については複製絵巻が徳川美術館に所蔵されているのでコレばかりは譲れませんぞ! 名古屋は古物の収拾で地味ながらかなりの金額をはたいてますからねー。案外と侮れません。……奈良の正倉院展には負けますが……。一度、来訪した折に「すわっ『螺鈿紫檀五弦琵琶』を遂にこの目で見る事が出来る!」と思ったら正倉院展で開示されるのは虫干しのついでで展示物もローテーションという……(涙)。
     実は今度の第64回正倉院展で待ちに待った『螺鈿紫檀五弦琵琶』が展示されるので、時間があれば多少、強行軍でも奈良まで行って来ようと思ってます。

     しかし、十巻も中盤になると大槻さんが普通に縁ちゃんとお話ししていてフラグが地味ーにビンビンと立っていきますなウフフフフw しかも高野山競書大会でまた一つフラグを立てましたし、すっかり影が薄くなった宮田さん大ピンチ?

    コメント by Mya — 2012/9/11 火曜日 @ 5:05:23

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