■[同人誌]COMITIA152同人誌感想「ありがとうブラックドラゴン 水上悟志同人誌」サークル0丁目
タイトル：ありがとうブラックドラゴン 水上悟志同人誌
サークル：サークル0丁目
電子書籍版：Kindle
水上悟志さんが読み切りネーム本を出すと聞いたらそりゃコミティアに行きますよ。
再婚相手の時田さんのサークルで初参加されてましたが、
胸に研修中のネームプレートをしてて笑いましたｗ
直接お会いするのは10年以上振りだけど、それがコミティア会場になるとは思わなかったです。
ネーム本はさみだれセルフオマージュのを含めて2冊出してましたが、
この「ありがとうブラックドラゴン」は単体で読めるのでオススメです。
公園の池を前に佇む異世界ファンタジー風の衣装をまとった男と、異形のトカゲ。
冒頭1ページだけで世界観が理解できるのは、本当に漫画が上手いですよね。
そこから静かに繰り広げられるのは、ドラゴン並みにブラックなんだよなぁ…
異世界召喚勇者が地元に残していた思い出の数々がブラック…
その思い出はしつこくこびり付いて、決して拭い去れないんだけど、
ブラックドラゴンがメチャクチャやって、全部ぶっ飛ばしちゃうんですよ！
それを読んでるともう、黒い笑いが出てくるんですよねぇ…
読後感は「醒誕祭」（宇宙大帝ギンガサンダーの冒険に収録）が近いかな？
ハッピーエンドのような、メリーバッドエンドのような、そんなお話です。
あと、ラストのオチもわりと好きです。
正常性バイアスよりも直感を信じたギャルすげぇ。
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