本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第五部「女神の化身Ⅻ」 12/9発売!
遂にシリーズ完結!

:: 2008/5/18 日曜日::

■[ラノベ]パンツとおっぱいに定評のある「傷物語」

傷物語 (講談社BOX)
著者/訳者:西尾 維新
出版社:講談社( 2008-05-08 )
定価:¥ 1,365
単行本(ソフトカバー)
ISBN-10 : 4062836637
ISBN-13 : 9784062836630

パンツの描写に数ページを使うだけでなく、
ノーブラおっぱいを揉むことにも全力を尽くす!
120%趣味で書かれたという文言も納得の作品!
あぁ…、西尾維新って変態だったんだなぁ…

阿良々木暦がキスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードと出遭った物語。
瀕死の彼女を助ける為に自らの命を差し出すという度が過ぎる優しさを見せ、
そんな阿良々木を助け、眷属とするキスショット。
キスショットを完全な吸血鬼とする為、自分が人間に戻る為。
三人の吸血鬼狩りのバトル、終盤に判明していく真実、そして阿良々木の決断。
誰にでも優しい阿良々木の性格が色濃く反映され、それ故にバッドエンドな物語。

それにしても羽川翼はヤバイです。
どこまでも献身的で阿良々木を受け入れ、許容する姿は空恐ろしいものがあります。
冒頭のパンチラから始まるエロ要員としてのポジションすらも許容し、
数々のセクハラすらも恥ずかしがりながらもバッチコーイなスタイルには、
何というか素晴らしいモノがありましたが。

しかし「これがエロゲだったらここの選択肢はこっちを選んだのに!」
と読んでてつくづく思わされましたよ。
具体的には306ページでおっぱいを揉む選択肢を実行して羽川ルートに行くね!
選択肢ミスったら即死亡で忍野メメの個人塾コーナーに行きそうですが、
キスショットルートもコンプリートするのは吝かではないというかむしろやる!
多分キスショットは10歳、12歳、17歳、27歳でのイベントCGが用意されていると見た!

真面目な話、凄く面白い作品でしたよ。
そして読み手の空想が具体的な形を持たないだけに凄く同人誌とか読みたい作品です。
誰か作ってくれませんかね。

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 Comments (2)

2 Comments »

  1. ええもう、化物語シリーズはクソ面白いからとっとと読めと俺も周りにあれほど薦めまくってるにもかかわらず……知名度が低いわけですよええもう。

    個人的にはマヨイが攻略と言うよりダチになって一緒に遊びたいヒロインだったり。

    コメント by ボブJr — 2008/5/19 月曜日 @ 18:56:57

  2. このロリコンめ!
    しかしまぁ、ただでさえラノベは絵描きさん界隈では読まれない上に講談社BOXですからね。
    ラノベは流行の最先端を行ってると思うんですけどねー

    >知名度が低いわけですよええもう。
    いや、そこはボブJrさんは何のために絵筆を持っているとお思いですか!
    同人誌出すなりぷよさんみたいに1ページ漫画をWebに上げるなりあるじゃないすか!
    ファイト!

    コメント by フラン — 2008/5/21 水曜日 @ 1:14:03

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