その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2013/8/31 土曜日::

■[漫画]ロケットへの愛 宇宙への恋「小惑星に挑む」

小惑星に挑む (書籍扱い楽園コミックス)
著者/訳者:あさり よしとお
出版社:白泉社( 2013-08-30 )
コミック ( ページ )

恋愛作品を取り揃えた「楽園」において異色とも言える小惑星と探査機の漫画。
まぁ、帯に書いてある通りあさりよしとおさんにより、
ロケットと宇宙への愛を描いた作品ですので、一応スジは通ってるのかな、と。
面白いから問題ないよね!

この作中で扱われている作品は明らかに「ハヤブサ」のことなんですが、
実は一度も作中で「ハヤブサ」という名称が使われていません。
まぁ、登場キャラが異星人なので固有の名称を知らないという設定もありますが、
ぶっちゃけ大人の理由が(ry
面白いから問題ないよね!

ハヤブサがいよいよ帰還することになった時に色々なブログや動画で、
如何に変態的にハヤブサの構造が設計されていたかを調べましたが、
この漫画では、漫画ならでは表現のわかりやすさと、
SF畑を歩んできた実績を持つあさりよしとおさんのしっかりとした科学的知見を背景にしているので、
読み物としても非常に興味深い内容となっております。
これは是非とも「ハヤブサ」の生涯を知る為の入門書とするべき。

それにしても本当に波瀾万丈な飛行だったんだなぁ、と感じられますよ。
宇宙兄弟でムッタが「本気でやった失敗には価値がある」と言ってましたが、
本当にそうなんだな、と思いましたね。
今回の成功と失敗が次に繋がるように祈ってますよ。
頑張れ、JAXA!

:: 2013/4/5 金曜日::

■[漫画]甘くて甘くて、ちょっぴりビターな恋の味「あまあま」2巻

あまあま2
著者/訳者:志摩時緒
出版社:白泉社( 2013-03-29 )
コミック ( 134 ページ )
作者サイト:SCARECROW
作者twitter:志摩@あまあま2・7時間目の音符3発売中 (shimaso)さんはTwitterを使っています

「悶死セレクション金賞」を受賞とかセンスが素敵すぎる帯が眩しい「あまあま」2巻!
買ってまずは表紙カバーを取ってみたら表紙だけじゃなく裏表紙までもキスしててその時点で撃沈!
何だよ! 甘いよ! 酸っぱさ控え目のあまあまっぷりだよ!
そりゃ読んでると悶死するのもうなずけるレベルな甘さのラブコメですよ!
はぁ…、良いなぁ…

二組の学生カップルのラブコメが描かれる「あまあま」ですが、
初々しい方のカップルな高梨くんと神崎さんの二人は進級でクラスが別れることに…
それでもめげずに一緒の委員になる高梨くんはちゃんと行動が出来る子!
事故ちゅーして気まずくなった時も積極的にコミュニケーションを取ろうとしたりと、
結構頑張ってる男の子なんだけど、まだまだ女心には疎いみたいでそこが妙に可愛く思えたりも…
しかし神崎さんは可憐だけどちょっぴり積極的で高梨くん以上に最高に可愛いよ! 流石ヒロイン!

もう一組のカップルの片割れである美咲は祐司と同じクラスになったけど、
まだ恥ずかしさが抜けなくてうだうだしたり、
教育実習生の夏美先生が来てからは、祐司に向ける恋心に気付いてしまい、
色々と葛藤を起こしたり…
と、今回は美咲が思い悩む所が多かったですね。
夏美先生ともども、この恋の経験でちょっと成長したのかもしれませんね。

しかし今回は夏美先生が一番ヒロインしてたような気が…
上を向いて思わず涙が溢れてきちゃってるトコなんて凄くキュンキュンしましたよ!
それにしても描き下ろしの美咲が中学時代のエピソードといい、
祐司は気が強い女性にモテる何かがあるのでしょうか。
是非ともその秘密を御教授いただきたいものです…

:: 2012/5/10 木曜日::

■[漫画]まざりあういろんなスキ「すきなひと」2巻

すきなひと 2 (楽園コミックス)
著者/訳者:日坂 水柯
出版社:白泉社( 2012-04-27 )
コミック ( 180 ページ )
作者サイト:日坂水柯(ヒサカミカ)日々ヲ記ス
作者twitter:日坂水柯 (hisaka_mika) on Twitter

1巻で収録されていた「すきなひと」の続編と、
楽園web増刊で掲載されていた百合の連作に加えて、
5年前にフラッパーで掲載されていたちょっとエッチな読み切りでこの2巻は出来ています。
というか全体的にちょっとエッチだよね…(笑

「すきなひと」は1巻の頃から変わらず、学生時代から好きなんだけど、
離婚して近所に住み始めてからセフレみたいになった友人の鏡子とイタしているのを、
鏡子の妹の亜純に目撃されて恋人だと誤解された城田が…
とまぁ、そんな感じですが今回でこのシリーズは完結です。

離婚したばかりの鏡子の事を考えて好きだという気持ちを告げなかった城田が、
図らずも亜純が後押した形で最中に告げてしまうのはビックリしましたけど…
正直一番驚いたのは鏡子の鈍感っぷりですね!
ラノベの男主人公並の鈍感っぷりを見ては、そりゃ城田も苦労したもんだとちょっと同情してしまいました。(笑
まぁ、何はともあれ収まるトコロに収まって良かったですよ。

そう言えば今回のカバー下の絵ですがエロい絵ではないです。
でも裏表紙まで含めて完結巻に相応しく、
本編の結末を補完する内容ですので実際に手にとって見てみることをお勧めします。
いやー、良かった良かった。

:: 2012/4/3 火曜日::

■[漫画]Sな彼女と眼鏡な彼氏「あまあま」

あまあま (書籍扱い楽園コミックス)
著者/訳者:志摩 時緒
出版社:白泉社( 2012-03-30 )
コミック ( 138 ページ )
作者サイト:SCARECROW
作者twitter:しまそ@志摩時緒 (shimaso) は Twitter を利用しています

開始1ページ目が事後。

あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!

『ボーイミーツガールでお付き合いし始める漫画かと
思ったらいつのまにか突き合い終わってて事後になっていた』

な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
おれも何をされたのかわからなかった…

まぁ、そんな訳で初っ端から事後という「ジャブが来たと思ったらKOされてた」展開です。
そんな超特急な展開で読者を翻弄しながらも、その不思議ワールドにがっちりキャッチしちゃうという、
クレイジーに甘いイチャラブ作品がこの「あまあま」です。

ヒロインの原美咲さんはクールビューティーで性にも積極的な女の子。
その彼氏の宮本祐司くんはそんな彼女に翻弄されながらも、
ちゃっかりと決めるトコは決めちゃう男の子なのです。

基本的に美咲はクールなんで事後でも割りと無表情なんだけど、
付き合っているのは周りに秘密にしたりと羞恥心はちゃんとあるんですよね。
でも自分から押し倒しちゃうし思考と嗜好はデフォルトでSです。

月と無慈悲なSな女王

祐司も大変だなぁ…
でもちょっと羨ましい…

また、作中ではそんな学生にしては進んでいる二人だけではなくて、
それぞれの友人である高梨くんと神崎さんの初々しいカップルも描かれてます。
こっちも男の子の方が割りとヘタレだったりするんですけど、
積極的に恋している神崎さんが可愛く描かれてますから赤面度は十二分に高いです。
あけすけというか素直で純朴な神崎さんってば本当に可愛いなぁ…
本当に高梨くんが羨ましすぎる…!

そんな訳でイチャラブ漫画が好きな人にはすっごくオススメしたい一冊です。
巻数表記はないですがちゃんと続きは出るみたいですし、
楽園 web増刊で最新話も公開中なので是非是非読んでみてください。

:: 2011/3/25 金曜日::

■[漫画]たまらない、とまらない「楽園 Le Paradis」第5号

楽園 Le Paradis 第5号
著者/訳者:シギサワ カヤ 中村 明日美子 二宮 ひかる 黒咲 練導 沙村 広明 木尾 士目 あさり よしとお
出版社:白泉社( 2011-02-28 )
コミック ( ページ )

発売から一月近く経って今更ですけど、書籍扱いなのでまだ書店にあるはずなのでモーマンタイ。
年3回刊行というローペースながらその面白さは凝縮されており、
それでいて新しく魅力的な作家が次々と集まってくるという素敵なのがこの「楽園 Le Paradis」
今回はkashimirさんに、同人時代から好きだった志摩時緒さんも参戦とあって、
俄然、興奮してしまうのも致し方ないのです!

で、その志摩時緒さんの「あまあま」なんですが、コレがまた凄いんです!
もうすぐ高校に進学、という時期のカップル、美咲と祐司を描いた4コマなんですが、
クールビューティーでSっ気がある美咲とそれに翻弄される祐司にニヤニヤさせられまくりなんですよ!
エッチなことに積極的で押し倒したりする美咲が稀に見せる赤面顔のギャップが良いんですよねー
何より、好きな女の子に翻弄される、というのもコレはコレでアリだな!
と思い知らされたのが大いなる発見でした。(笑

それと学生の恋ならかずまこをさんの「ディアティア」も良いですね。
こっちはエロいことなく、清純な学生らしい恋ですが、
その青春っぷりが何とももどかしくて良いんですよねー
あー、学生時代にこんなに初々しい恋をしてみたかった…
まぁ、「あまあま」みたいな爛れた関係というのも憧れますが…(笑

他にも珠玉の作品が集まっていて沙村広明さんやあさりよしとおさんやkashimirさんとかは、
恋愛漫画なのかは疑問符が付くけど面白いですし、ホント魅力に溢れる一冊なんですよね。
しかも次号からは大ファンの作家さんである仙石寛子さんが登場ですよ!
いやー、これは今から楽しみですわー

ちなみに現在web楽園が掲載中なので公式サイトも要チェックです!

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