その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2025/8/28 木曜日::

■[漫画]ねっちゅうしょうにきをつけて「微熱空間」6巻

微熱空間6巻微熱空間6巻
出版社:白泉社
作者名:蒼樹うめ
作者twitter:蒼樹うめさん(@umeaoki) / Twitter
紙書籍通販:微熱空間 (6)
Kindle版まとめ買い:微熱空間
DMM電子書籍:微熱空間 (6)

亜麻音ちゃんへの重すぎる愛が暴走した結果、
直耶くんに下着姿で馬乗りになってしまった郁乃ちゃん。
稔くんが間に入ってくれたお陰で、
間一髪なところはあるんだけど…

直耶くんにとっては巻き込まれ事故なんだけど、
郁乃ちゃんにとっては真剣なところはあるんですよね。
本人も自分の気持ちを理解しきれてなさそうなんだけど、
稔くんがわかりやすく、核心に触れないように言語化していたのは、
とても上手いと思いました。

しかしまぁ、郁乃ちゃんはある意味ではピュアすぎですよね…

いやいや、男の性欲っていうのはそんな単純じゃないんですよ。
でも郁乃ちゃんに理解するのは難しいだろうなぁ…
稔くんが窘めてくれたのはありがたいことですよ。
というか稔くんが良い人すぎるな…

そして肝心の亜麻音ちゃんと直耶くんの二人ですが…
微熱というには熱すぎる感じになってきましたよ…!

自宅で並んで映画鑑賞しながら手を繋ぐとか、
とても可愛らしいので、ここまでは微熱と言って良いと思うんですよ。
手の繋ぎ方を変えるあたり、とてもニヤニヤできるものでしたし。

でも、直耶くんが日々想いを滾らせてるせいで、
何度もキスするようになってしまったのはねぇ…
これはもう、歯止めが効かなくなってきてるのではないでしょうか?
郁乃ちゃん相手にはその気にならなかったけれど、
好きな女の子である亜麻音ちゃんには我慢が効かないのが男の子だねぇ…

問題は二人のラブっぷりが盛り上がりすぎて、
自宅で亜麻音ちゃんが恋する乙女の顔をしちゃったことですね…

あぁ、これはお母さんにはバレそうですね…
同じ女性だもの、すぐに気付いちゃうでしょうよ。
はたして二人の空間は維持できるのか…
ちょっと心配です。

:: 2025/8/3 日曜日::

■[漫画]青春の多様性「日々是平坦」6巻

日々是平坦6巻日々是平坦6巻
出版社:白泉社
作者名:迂闊
作者サイト:ただただうかつ
作者twitter:迂闊さん(@ukkariukatu) / Twitter
紙書籍通販:日々是平坦 (6)
Kindle版まとめ買い:日々是平坦
DMM電子書籍:日々是平坦 (6)

遂に一線を越えたお付き合いをしちゃった山下さんと村野くんの「純粋男女交際」
いつも通り、全くの平常運転な「日々是平坦」
同じ高校生だけど、全く違った、それでいて青春という意味では同じ日々。
そんな物語はこの6巻で完結であります!

山下さん、帰宅してもさり気なく過ごしていましたが、
身体は正直なので、筋肉痛が来ちゃいましたね…

でもまぁ、その痛みも幸せってなもんですよ。
そして一度してしまったら頭の中がそればかり考えるようになるとか、
とても若さが感じられて良いですね…!

若さが感じられるという意味では「日々是平坦」もそうなんですが…
こちらの若さは愚かさと紙一重というか、
安達の場合はほぼ間違いなく愚かさなので、
読んでて「こいつは本当にバカだな!?」と思わされてゲラゲラ笑っちゃいますね!
考えが浅すぎて、親の苦労が偲ばれますよ…w

あと篠田! 篠田姉弟が実に良かったですね!
田井母が迷える篠田姉弟を救助したことで、
田井がラッキー(?)スケベな目に遭ったりもしてたけど、
全くラブコメの空気にならないあたりが、とても篠田でした。

でも、それでも篠田は女の子だから、
田井母のテンションが上がってたのは…、何か、わかりますね…
子供のが男しかいない母親っていうのは、年頃の女の子を可愛がりたいものなのであるなぁ…

最終回はいつも通り安達がバカやったり、薫さんが愚痴言ったりのプール掃除回でしたね!

劇的なドラマがあるわけでもない、
ありきたりな高校生の日常って感じで楽しかったです。

安達がどこまでもバカでしたし。
意外だったのが篠田の母が女子校出身だったことかなぁ…
こういっちゃなんだけど、篠田の言動を見ていると、
それを教育した遺伝子上の母親が女子校出身という発想が湧かないというか…
いや、私が女子校に幻想を抱きすぎなだけだとは思うんですけどね…!w

こいつらはこのまんまの日常が続いていくんだろうな、という感が強いだけに、
あまり終わったという感覚は非常に薄いのですが…
楽園の次号に載っていないのを確認して、改めて終わったことを感じることになると思います。
面白い作品をありがとうございました。
次回作にも期待しております。

:: 2025/1/31 金曜日::

■[漫画]秘密は誰しもが持つもの「友人の妹」4巻

友人の妹4巻友人の妹4巻
出版社:白泉社
作者名:志摩時緒
作者サイト:SCARECROW/志摩時緒 個人サイト
作者twitter:志摩時緒さん(@shimaso) / Twitter
紙書籍通販:友人の妹 (4)
Kindle版まとめ買い:友人の妹
DMM電子書籍:友人の妹 (4)

太一くんと麻衣ちゃんの秘密のお付き合いがバレちゃった!?
バレたというか、麻衣ちゃんが自らバラしたんですが、
その話の流れから麻衣ちゃんの兄、康輔の恋愛事情(?)に話が及び、
康輔が話さなかった遙さんの事情を知ることになったんだけど…

自分が納得するために他人の秘密をズケズケと聞くとか、
マナーができてないけど、まぁ、まだ子供だからねぇ…
麻衣ちゃんの場合は自分に実害が出ているからという理由もあるんだけど、
他人の過去の傷に触れるかもしれない、という懸念を持てないあたりはやっぱり子供ですよね。

そういった未熟な部分があるからこそ、
康輔お兄ちゃんは心配だったのではないかなぁ?

まぁ、康輔も意固地になっている秘密主義ではあるんだけど、
律儀と言えば律儀で、誠実とも言えるかも…?
言葉足らずであることは間違いないんですけどね。
でも、こういう男の人って多いですから。
結婚してお父さんになったら、子供が苦労しそうなタイプですね。

そして太一くんはこの先、一生このネタが使い回されるんでしょうねw
でもまぁ、自業自得と言えば自業自得なので仕方ないかな!
だって最終巻だからって学校で初体験なんかしちゃってるし…
うーん、やっぱり自制心とかもうちょっと身に付けるべきだと思うんだよなぁ…
大学生の頃にできちゃった婚とかしそうw

もう一人、秘密を抱えている友人がいたわけですが…

こちらの秘密は毛色が違うというか…
普通に考えて秘密にしていたのは正解だったとしか思えないんですよね。
友達が告ってきそうだしねぇ…

秘密の関係とはいえ、想い人と良い関係になりたいから協力して欲しいと言ってくる男キャラとか、
私にとってはストレスでしかなかったので、
もうちょっと早く決着して欲しかったというのが正直なところですが、
ギリギリ及第点といったところですね!
義理のお姉ちゃんの心を大切にしなさいよ!

:: 2024/10/2 水曜日::

■[漫画]美味しい所は想像で「イマジナリー」3巻

イマジナリー3巻イマジナリー3巻
出版社:白泉社
作者名:幾花にいろ
作者twitter:幾花にいろさん(@ikuhananiro) / Twitter
紙書籍通販:イマジナリー (3)
Kindle版まとめ買い:イマジナリー
DMM電子書籍:イマジナリー (3)

【朗報!】真依香と佑に大きな進展あり!【快挙!】

一巻の感想で「出来れば3巻くらいで少しくらいの進展を見せてくれると嬉しい」と書きましたが、
まさかそれが実現されるとは思いもしませんでしたよ。
とはいえ楽園なので3年半掛かってるんで、充分ヤキモキしましたけどね。
あとがきを読む限り、編集さんと先輩作家さんの後押しが有ってこそみたいです、
これはもう、グッジョブとしか言えませんな!

佑は夏休みに帰省した真依香と地元のショッピングモールにお出掛けしてましたが、
誰かしら知り合いに会うというのはあるあるですよ。
私も松山に帰ったら「えみふるに行けば誰かしら知り合いに会う」とかよく聞きますし。
ただその場合高確率で家族連れだったりするので、独身の私はあまり遭遇したくないのですが…!

そういった前提知識が理解できるからこそ、
二人の会話の解像度の高さには感心しちゃうんですよね。
二人の中二時代の先生とか全く知らないけど、めっちゃ想像できちゃいますし。

真依香と佑の場合は田舎の幼馴染みデートなので、これは大正解ですよ。
少なくとも心霊スポットなんかよりは全然OKなデートだったよ!

だからこそ、この後にちゃんと正式な手順を踏んだみたいなのですが…
その美味しい所を見せてくれないのにはちょっとヤキモキしちゃったかな!
でも、それを想像させるだけの材料は充分に提示されている訳で、
これはこれで正解だと思うのですよ。

そしてねー
一歩進んだ二人が、更にその先に進むためにアルコールの助けを借りるというのも、
まぁ、その…、わかる!
二人とも二十歳になったことだしね!

めっちゃ良い雰囲気になってるのが凄く伝わってくるんですよ!
これはもう、流れでヤレちゃうな! ってのがわかるんですよ!
1巻の時のお家訪問とは全く違う雰囲気が醸し出されているんですよ!!!

ただ、そういった時に邪魔をしちゃうのが善佳ちゃんだよなぁ…
いや、悪気がないのはわかってるし、本人もヤバイと思って遠慮しようとしてるんだけども!
真依香と佑は面倒なカップルな上に、アルコールが入っているのでね…
でも、お陰で佑がどうやって真依香と付き合えることになったのかはわかったので、
そこはグッジョブだったと言えましょう。

このまま二人が気まずくなってヤレたかも委員会案件になるのかと心配になりましたが、
ちゃんと出来たのには安心しましたよ。
驚いたのが、エロ漫画出身の幾花にいろさんがガッツリ描かずに、
むしろ事後で見せてきたことですね!

二人の心の声を読者に見せることで、
どんな感じだったのかが想像を掻き立てられるし…
何より、お互いを気遣い合っている二人を眺めていると、
これがもう、最高にニヤニヤ出来てしまうんですよねー!

しかしまぁ、告白の件もそうだけど、
佑は惚れた弱みというか、幼い頃のやらかしの清算というか…、
自分から心を詳らかにすることによって、
真依香はとてもニヨニヨできちゃうんですよ。
今後も佑が折れることによって二人は続いていくんだろうなぁ…
続いて欲しいなぁ、と思いました。

:: 2024/2/13 火曜日::

■[漫画]おっぱいネタもいっぱい「いっていっぱいいって」

いっていっぱいいっていっていっぱいいって
出版社:白泉社
作者名:位置原光Z
作者twitter:位置原光Zさん(@ichiharz) / Twitter
紙書籍通販:いっていっぱいいって
DMM電子書籍:いっていっぱいいって

いつもの位置原光Zさんの漫画です。
主に楽園で描かれた作品が収録されているのですが、
基本的に位置原光Zさんらしさ100%の漫画です。
だから面白い。

タイトルは収録作から取られているんですが、
まぁ、イク時はイクって言って欲しい、的なネタですね。

それを全部平仮名で書いてるからわかりにくいんですけど、
そのわかりにくさが面白さの一つなので、
日本語って複雑だなって思います。

日本語の複雑さをネタにしていると言えば「連想ゲーム」もそうですね。

これ、すぐにはわからなかったんですけど、
サトイモは球茎だから、それに掛けているんですね。
球形よりもかなり難易度が高いですが、
むしろよく宮刑が伝わったな、と思いますよ。
とてもインテリジェンスな下ネタだなぁ…w

そして位置原光Zさんらしいネタだと思ったのが「母性の星」ですね。

一番左のエアインテークがある三つ編み女子…
どう見ても秋子さんです、本当にありがとうございました。

:: 2023/9/3 日曜日::

■[漫画]清く正しい男女交際「友人の妹」3巻

友人の妹3巻友人の妹3巻
出版社:白泉社
作者名:志摩時緒
作者サイト:SCARECROW
作者twitter:志摩時緒さん(@shimaso) / Twitter
紙書籍通販:友人の妹 (3)
Kindle版まとめ買い:友人の妹
DMM電子書籍:友人の妹 (3)

幼馴染みから妹に変な虫が付かないように頼まれたら、
自分が変な虫になっていた太一くんと、
そんな太一のことが子供の頃から好きだった麻衣ちゃんが、
秘密のお付き合いをするラブコメ3巻です。

作中が梅雨の時期なので、二人で置き傘やら相合い傘やらをやっているのが、
とても清純なラブコメって感じで良いですよね。
そう言えば志摩時緒さんの楽園の作品はわりとエロ方面が多かったからなぁ。
これだけピュアッピュアなのは久しぶりに見たかも。

特にピュアだなぁ、と思ったのが図書館での試験勉強デートですね。

先輩と後輩という関係上、一緒のクラスで勉強はしないのだけど、
試験勉強だったらこういうイベントが発生するんですね。
しかし、こんな些細なことでトキメいてしまうとか、
麻衣ちゃんは可愛すぎではないでしょうか?

しかし、そんな麻衣ちゃんも終盤でやらかしてますからね。
まぁ、色々とフラストレーションとか溜まってたんでしょうけど…
太一は康輔に責められると良いと思います。
まぁ、康輔はそれどころじゃないんだろうけど。

それはそうと太一たちの友人の拓実くんですが…

義理の姉にしてアイドルの梨子ちゃんとの関係を「墓まで持ってく」とは、
公表するつもりはない=将来結婚するつもりはない… ってこと…!?
と憤懣やるかたない気持ちになったんですけど、
これは単に、この時期から既に肉体関係だった、
という事実を隠蔽するつもりでしかなかった、とかなのでしょうか?

拓実くんはちゃんと責任を取ってくれる男だと、私は信じてますよ…!

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