その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2016/2/10 水曜日::

■[漫画]孤高なる少年「絶対ナル孤独者」1巻

絶対ナル孤独者 (1) (電撃コミックスNEXT)
著者/訳者:越水ナオキ
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2016-02-09 )

原作者サイト:WORD GEAR
原作者twitter:川原礫(@kunori)さん | Twitter
作者サイト:15th floor
作者twitter:越水ナオキ(@miz2215th)さん | Twitter
Kindle版:絶対ナル孤独者 (1)

宇宙から飛来した謎の紅い玉と黒い玉。
殺人衝動を起こさせる紅い玉”レッドアイ”
そして”レッドアイ”を抑止する黒い玉”ジェットアイ”
それぞれに寄生された人間同士の能力者バトルがこの「絶対ナル孤独者」です。

主人公の空木ミノルは孤独を望む少年。

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8年前に一家が強盗殺人に遭い一人だけ生き残ってから、
孤独になろう、人の記憶に残らないように生きてきたのに、
ジェットを宿してからどうしようもない運命に巻き込まれて…

この作品はSAOやAWで有名な川原礫さんの同名ライトノベルのコミカライズです。
ですので知っている人も多いとは思いますが、
今までの作品とは少々違った趣向になっているんですよね。
現代日本の異能力バトルという時点で珍しいですが、
主人公の諦観の滲んだ退廃感漂う雰囲気がキリトともハルユキとも違うんですよね。

とはいえ敵のいやらしさというかキモさは変わらず、
レッドアイに寄生された能力者の咀嚼者が中々にキモい。

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既存の食べ物や鉄パイプだけでは飽き足らず、
人間を食べようとする常軌を逸した衝動。
そして狙われたのがミノルと親しくなろうとする箕輪さんなあたり、
運命とかそういうのを感じますね。

メインヒロインである安須ユミコも登場していますが、
結構高圧的で独善的な面が出ているので、
この1巻だけだとその魅力はまだ半分も出ていません。
そういった意味ではまだまだ序盤なのでこれからに期待して欲しいですね。
系統的には「寄生獣」とか「アライブ 最終進化的少年」と一緒なので、
そういった作品が好きな人はどうぞ。

:: 2016/1/18 月曜日::

■[漫画]ファッションビッチの目隠し緊縛プレイ「エロマンガ先生」3巻

エロマンガ先生 (3) (電撃コミックスNEXT)
著者/訳者:rin
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2016-01-08 )
原作者サイト:LUNAR LIGHT BLOG
作者サイト:ROYAL
作者twitter:rin(@rin_ROYAL)さん | Twitter
Kindle版:エロマンガ先生 (3)
Kindle版まとめ買い:エロマンガ先生

原作2巻の内容に入った「エロマンガ先生」コミカライズですが、
面白さは衰えるどころかどんどん加速していきますね!
紗霧が可愛いのは当然としてエルフちゃんも可愛いし、
更に言うとめぐみや智恵まで魅力的なんですよね。
目移りしちゃって困っちゃうわー

前半はずっと紗霧とエルフちゃんのターンでしたね!
エルフは金髪ゴスロリの可愛さはあるけれど、
ネタ枠でも活用できちゃうからズルい。(笑
特に原作を読んだ時に連想した弱ペダの御堂筋のキモキモダンスを再現するのはズルい!(笑

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くそぅ、これは笑ってしまうだろ!
これを紗霧がやったらキャラが破綻しそうだけど、
エルフちゃんだからなぁ。
エルフちゃんならしかたない。

そして後半はめぐみのターン!
やはり一番の見所はなんといっても目隠し緊縛プレイでしょう!

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美少女の目隠し緊縛姿を見た時の紗霧の目の輝き!
そしてめぐみのかわいい縞パンを見た時のご満悦な表情!
紗霧は美少女なのに何故こうも変態なのだろうか…(笑
原作では描ききれないこういった部分を楽しめるから、
コミカライズは楽しいんだよなぁ。

それと後半では智恵も良かったですね。
黒髪ロングでおっぱいが大きいというのは大変によろしいと思いますよ。
マサムネにおっぱいを押し付けたりと割りと良いポジションなんだけどなー
何か色々と惜しいのがもったいないです。
良い武器持ってるんだからもっと活用しないと!

そして次巻からついに千寿ムラマサちゃんが登場ですよ!
既に電撃大王本誌の方では登場しているので、
今から4巻が楽しみでしかたないです!

:: 2015/12/21 月曜日::

■[漫画]ふたりで食べる美味しいごはん「新米姉妹のふたりごはん」1巻

新米姉妹のふたりごはん (1) (電撃コミックスNEXT)
著者/訳者:柊ゆたか
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2015-12-18 )
作者twitter:ゆたか(@yutaka7)さん | Twitter

Kindle版:新米姉妹のふたりごはん (1)

グルメ漫画ブームにまさか電撃大王が乗るだなんて…
と、連載が始まった当初は考えてたんですが、
これが読んでみると予想に反して面白くて驚きましたね。
グルメでありながら義理姉妹の家族モノでJK主人公と、
ある意味で電撃大王らしい要素があるのも良いと思います。

父親の再婚で同い年の妹ができた食欲魔神のサチ。
義妹のあやりさんは目つきが鋭い黒髪ロングの美少女で、
仲良くできるのか不安だったんだけど、
実はあやりさんの目つきも緊張していただけで、
しかもあやりさんの趣味である料理をしている時は目元も柔らかくて…

そんな義理姉妹の料理漫画でありグルメ漫画です。
料理の題材も「ちょっとお金と時間があればできる」というモノなので、
頑張れば自分でやろうと思えばできちゃうんですよね。
とはいえ表紙になっている生ハムの原木は見た目とっつきにくいですけど。

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東京や地方にしかない店でしか食べられないわけではなく、
作中の料理人にしか再現できないスペシャリステでもなく、
ネット通販さえ使えば誰にでもできるというのが新しいと思います。
まぁ、ハモン・セラーノの原木を買うのは覚悟がいると思いますけどね。(笑
でも今ではAmazonで1クリックで買えちゃうから怖い。生ハム怖い。

目新しいジャンルなので料理風景は新鮮なものがありますが、
他のグルメモノと同じで食べる時の表情の至福感は変わりません。

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こんな表情をされたらチーズが食べたくなっちゃうだろー
あぁ… 読んでたら口中でヨダレが大量に…!

また、グルメモノとしてだけではなく、
義理姉妹の緩やかな百合の雰囲気と家族モノの温かさがあるのが良いですね。
頑張ってお姉ちゃんっぽくなろうとがんばるサチは微笑ましいし、
第一話でサチにつけてもらったシュシュを使い続けるあやりさんが可愛いです。
そのシュシュで黒髪ロングのポニテにしているのも個人的にポイントが高いですね!(笑

電撃大王で連載しているということに驚きはありますが、
それほど萌えに寄っているわけでもないし、休載もないので、
偏見をもたずに読んで欲しいですね。
第1話は試し読みできますのでまずはそちらでどうぞ!
ただ、読むとお腹が減るので深夜に読むなら覚悟をもって読んでください。(笑

:: 2015/12/9 水曜日::

■[漫画]彼女たちの才能。彼女たちの努力。「魔法科高校の優等生」6巻

魔法科高校の優等生 (6) (電撃コミックスNEXT)
著者/訳者:森夕
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2015-12-09 )

Kindle版:魔法科高校の優等生 (6)

Kindle版まとめ買い:[まとめ買い] 魔法科高校の優等生

九校戦の新人戦も中盤。
ほのかのバトル・ボードや深雪のアイス・ピラーズ・ブレイクといった、
原作でも語られたエピソードもありますが、
スバルたちのクラウド・ボールといった原作でもアニメでも省かれたエピソードもあり、
スピンオフならではの楽しみがあります。

それにほのかのバトル・ボードのエピソードでも、
彼女が達也に起動式を組んでもらった経緯が描かれてたりと、
原作をうまい具合に補完する話が組み込まれるだけでなく、
三高の四十九院さんとの交流が追加されていたりと、
独自の要素も盛り込んでいるのが中々に面白いです。

独自の要素の中でも一際目立つのはやはり一色愛梨ですね。
スバルの先天的な魔法である認識阻害をねじ伏せる、
努力によって後天的に勝ち取った「稲妻」の魔法は格好良かったですね。
彼女のように努力で頑張る子は結構好きです。
でも、深雪が参戦するミラージ・バット本戦に出ることが決まっているだけに、
あまり明るい未来が見えないのがツラい…

そんな深雪さんですが原作通りアイス・ピラーズ・ブレイクは圧巻でしたね。
一色さんも戦慄するその実力を遺憾なく発揮するだけでなく、
勝ったことそのものより、達也に褒められることにとろける笑顔を見せるのはさすがでした。

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深雪さんは本当に可愛いなぁ。

それとこの6巻では番外編も幾つか収録されています。
原作でも触れられていた中学生時代から九校戦マニアだった雫の番外編も面白かったけど、
ほのかの恋話で渡辺先輩のノロケ話も読んでてニヤニヤしましたね。
うーん、意外と可愛いところがあるじゃないか、渡辺先輩ってば。(笑

:: 2015/11/28 土曜日::

■[漫画]ばーちゃんがやってきた!「よつばと!」13巻

よつばと! (13) (電撃コミックス)
著者/訳者:あずまきよひこ
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2015-11-27 )
作者twitter:あずまきよひこ(@azumakiyohiko)さん | Twitter

出ました! 約2年9ヶ月ぶり!

作者のあずまきよひこさんは長いスランプに入っていたのですが、
今年に入ってから少しずつ復調されてきてここ半年はほぼ毎月載ってたんですよ。(参考:

「ど根性ガエルの娘」を読むと漫画家のスランプの大変さがわかるし、
スランプに陥った漫画家にとって版権収入の大切さも吉沢やすみさんの例からわかるので、
ダンボーの関連商品を増やして収入を増やすことは大切だとも思うのですが、
それでもやっぱり「よつばと!」ファンとしては新刊が出るのが何よりも嬉しいのです。

■第83話 よつばとえだなど
キャンプから帰ってきて翌日の話。

よつばがあさぎにキャンプのおみやげをあげてますが、
なぜかそのおみやげが枝とか石とかその辺に落ちてるものなんですね。
これは10巻収録の第69話「よつばとさいかい」で、
みうらに「じゃあ今度どっか行った時におみやげ拾ってこいよ」
と言われたからその言葉に忠実に従ったからだと思われます。(笑

■第84話 よつばとすなば
よつばが風香を連れて砂場に行って遊ぶだけの話なんだけど、
これもまた良い味出してます。

よつばの無茶苦茶なお誘いに付き合ってくれる風香は良いお姉さんしてるけど、
相変わらず天然っぽいことしたりするのが可愛くて面白いです。
それにしても花屋に行った時のバスといい、
風香はよつばに振り回されて走ってばかりの印象があるなぁ。

ちなみにこの回で恵那やみうら以外のよつばのお友達が登場します。

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この子は髪型と身長から考えて、
8巻の第54話「よつばとおまつり」で山車を引っ張った時に、
よつばの隣りに居た子でしょうね。
もしかしたら3巻の第15話「よつばとおみやげ」で一緒に砂遊びしてた子かもしれない。

■第85話 よつばとよる
大きくなったらどうなるかを考えるのは子供らしいけど、
小さくなったらどうしようと発想してしまうのも子供らしいと思う。(笑

夜中に起き出して家の暗い所を怖がるよつばが可愛かったです。
こうやってくろいおばけを見付けたんだなぁ。

それにしてもなぞなぞの問題と答えは一体なんだったんだろう…
気になるわー

■第86話 よつばとおみやげ
ついによつばのばーちゃんが登場!

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今まではよつばが電話で喋っている相手でしか知らなかったから、
勝手におっとりした雰囲気かと想像してたんですが、
予想以上にアクティブで元気なばーちゃんでしたね!

チャキチャキの江戸っ子タイプと言いましょうか。
まぁ、バリバリの関西弁なんですけども!

おみやげをねだるよつばの清々しい直接な物言いと、
貰った時の直截的すぎる感謝の仕方も面白かったです。

それとよつばが駅前で話しかけてた女子高生はあずまんが大王の制服でしたね。
ちょっとしたクロスオーバーが嬉しかったです。

■第87話 よつばとそうじ
朝から風香の可愛いところが見られて嬉しいけれど、
この回で一番注目すべきところはとーちゃんの下の名前が分かったことだと思う!

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とーちゃんって葉介という名前だったのかー
そう考えると四葉という名前を付けたのも葉っぱ繋がりなんでしょうね。
何となく納得です。

それにしてもよつばの掃除嫌いは清々しいな!
私は掃除が好きなのでばーちゃん派なんですけども!
そしてばーちゃんのよつばの操縦方法は上手いなぁ。
流石とーちゃんを育てたおかんやで。

■第88話 よつばとばーちゃん
恵那とよつばの相手をするばーちゃんんが、
面倒見がよくて本当にばーちゃんって感じでした。

それでいてiPhone持ってたりと案外ハイカラなところもあるのが魅力的というか。
しかしコンピューターとかネットとかの用語はわからないのにiPhoneを持ってるのか…
やっぱりハイカラやな!

■第89話 よつばとくろいおばけ
ばーちゃんが帰っちゃう!

全力で、身体全体でぐずるよつばが可愛かったです。
子供なりの発想であの手この手でぐずるよつばが可愛いなぁ、ホント!

今度ばーちゃんが再登場するのがいつになるのか判らないけれど、
また登場するのを楽しみにしています!
その時はじーちゃんも一緒でお願いしますね!

■第90話 よつばといちにち
とーちゃんは洗い物が苦手すぎると思う。(笑

以前は風香が洗い物してくれたけど、
今度はよつばが洗い物をすることに。
全力で洗い物が嫌なことを表現するとーちゃんの姿を見てると、
よつばの言動はやっぱりとーちゃんを見て学んだんだな、と思いますね。(笑

■カバー
表紙は帯を取ってみればよくわかるんですが、
よつばのジャンプでは水たまりを飛び越すことは明らかに無理ですよね。(笑
この表紙が公開された時からカバー下にはその後の顛末が描かれていると睨んでましたが、
正にその通りになってて思わず笑ってしまいました。(笑

そして裏表紙では掃除ユニフォームを着ているよつばの隣りに、
ばーちゃんが持ってきたキャリーバッグがあるんですが、
この輝きからしてもしかして材質がジュラルミンだったりするのでは…?

色んなところで言葉を覚えるよつばのことだから、
ばーちゃんのキャリーバッグのことを昔聞いていたからジュラルミンという言葉を覚え、
それがテディベアの名前になったという可能性はあるかもですね。

そのジュラルミンですが世界的テディベアメーカーのシュタイフが作ってくれました。
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Steiff x よつばと! 世界一のテディベアメーカーが贈る、「本物」のジュラルミンが出来ました。

う…4万2千円か…キミ…

でも作中によつばがしたように2色のリボンで蝶々結びしてたりと、
漫画に忠実に出来てるし直筆サイン入り記念ミニ色紙もあるんだよね…
ちょっと欲しいかも。

:: 2015/11/27 金曜日::

■[漫画]変態タイツとSFと「森山大輔短編集 魔法医猫といばら姫」

森山大輔短編集 魔法医猫といばら姫 (電撃コミックスNEXT)
著者/訳者:森山大輔
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2015-11-26 )

Kindle版:森山大輔短編集 魔法医猫といばら姫

森山大輔さんの久しぶりの短編集は変態ドタバタから、
ちょっとしたSF短編までバラエティー豊かなものになっています。

表題作の魔法医猫といばら姫は、
伝統ある聖カタリナ女学園に入学した鷺宮みかげは、
友人に起こった事態を解決するために頼ったのは、
入学式でトンデモな挨拶をしたヨネコ先生。

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古い歴史があり、それ故に呪われている学園を守るため、
呪いの事件が起こったら思い出すようになっているんだけど、
なぜかみかげが巻き込まれる事件は、
シリアスなようでいて大変に変態な事件ばかりで…(笑

一作目のいばら姫も大概アレなオチでしたが、
二作目の硝子の靴下は事件の内容自体もクレイジーでしたね。

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変態だー!
もうビジュアル的に伝統ある女子校はどこに行ったんだと言いたい。(笑
この魔法医猫シリーズはコミカルで読んでて滅茶苦茶楽しかったです。

他の短編である「調律師」はちょっとダーク入ってましたが、
「プラネット・ブルー」はSF要素はありましたが、
こちらは「クロノクルセイド」や「ワールドエンブリオ」に近いですね。
二つの作品を好きな人には満足できる内容だと思います。

それにしても魔法医猫シリーズはある意味面白かったなー
森山大輔さんの作品としてはこういった傾向の作品の方が好きかもしれない。(笑

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